埼玉観光の人気スポット21選！ここに行けば間違い無しの鉄板観光スポットまとめ

調神社は鳥居のない珍しい神社です。参拝客を迎えるのは、狛犬ではなく狛うさぎ。入口でうさぎにごあいさつしたあとは境内へ。境内にも可愛らしいうさぎ像がたくさん置かれているのですよ。

調神社に伝わる「調宮縁起」では、調神社の創建は2000年前。第10代崇神天皇が勅命したと伝わっています。当時武蔵野一帯から伊勢神宮へ納めていた初穂の倉庫が並んでいた中に造られました。

そのため荷物の運搬に邪魔にならないよう鳥居がないといわれています。文献に登場するのはさらに後年、平安時代中期に編纂された「延喜式神名帳」の法典に、「武藏國四十四座」のうちの一社として残されています。

貢（調）物（みつぎもの）の調（つき）から、月と同じ音読みだったことで月のうさぎが神様の使いとなったとか。月への信仰は中世時代に広がり、江戸時代になると天照大神の弟で夜の神、月読尊から「月読社」とも呼ばれていました。

狛兎の石像や、手水の流れる水口にも兎、社殿にも兎の彫物が施され、絵馬も兎と徹底して兎がいます。

地元では「つきのみやさま」の相性で親しまれています。パワースポットとしても有名で、勝運、金運のご利益があるのだとか。

春になると600本もの桜が咲き誇る桜の名所として有名な岩槻城址公園。春には桜まつりが開催され、大勢の観光客で賑わいます。春だけでなく、春夏秋冬と四季を通してさまざまイベントが開催されています。

岩槻城址公園は、戦国時代に築城された平山城でした。築城の時期が最近になって変わったお城でもあります。それまでは上杉家が、古河城にいた足利氏に対抗するために家臣の太田道灌と道灌の父が築城したとされていました。岩槻城は江戸城や川越城と同じ時期に建てられたというものでした。

江戸時代には岩槻藩の藩庁になり、「岩付城」「岩附城」または「浮城」「白鶴城」などと呼ばれていました。城址は県の指定史跡に指定され、周囲に残されている大構（おおがまえ）は市の指定史跡になっています。

歴史的な見どころは、「黒門」と「空堀跡」。その他に人形塚やロマンスカーきぬ号もあります。黒門は、明治維新後に県庁の表門として移築されましたが、戦後城跡に戻されました。本来黒門があった場所が不明で、一説には三の丸の藩主居宅の長屋門だったとも。空堀跡は、曲輪の深い空堀で今でも遊歩道として散策コースになっています。

夏には岩槻まつり、秋には人形供養祭などが開催されます。子供が遊ぶことができる「わんぱく広場」や引退した特急きぬの屋外展示があるなど、イベント期間外でも賑わっている公園です。

秩父ミューズパークは音楽堂やちびっこ広場、さまざまなスポーツ施設を有する施設です。レストランも併設されているので、お腹がすいたときは自然に囲まれた澄んだ空気の中で食事を楽しむことができます。

埼玉って結構コスパのいい遊びができる穴場のスポットが多いんです。秩父ミューズパークも入場料は「ただ」お財布にやさしいスポットです。秩父ミューズパークという名前にあるミューズは、ギリシャ神話で学問と芸術を司る女神の名前から。ミューズは全能の神ゼウスと記憶の神ムネモニュネの娘。美の女神としても有名です。

ミューズたちは、文学では叙事詩を司るカリオペ、学問では歴史を司るクレイオと天文のウラニア。音楽では笛をエウテルペが、舞楽をテルプシコレ、声楽では歌謡はエラト、賛歌をポリュヒュムニア。劇は喜劇がタレイア、悲劇をメルポメネが司っています。

英語の音楽＝ミュージック、博物館＝ミュージアム、娯楽＝アミューズメントの語源もミューズから。秩父ミューズパークは、3つのテーマのある公園です。

また、秩父ミューズパークはゲンジボタル、ヘイケボタルの観賞スポットとしても有名。ホタルが見られるのは、大体6月下旬から7月上旬頃なので、その時期を狙って訪れるのもいいかもしれませんね。

関東屈指の梅林の一つである、「越生梅林」。九州太宰府から天満宮を分祀した際に、梅の木を植えたのが起源とされているのだとか。樹齢650年の古木を含め、1000本以上の梅が咲き並んでいます。毎年2月から3月にかけて、「越生梅まつり」が開催され、多くの地元民や観光客たちで賑わいます。ちなみに越生町の特産品は梅で、駅前にある土産店では、梅を使ったお酒やドレッシングなどを買うことができます。

越生梅林の読み方がわかる方はかなりの埼玉通ですね。越生は「おごせ」と読みます。埼玉県入間郡にある越生町の地名からとった名で、越辺川（おっぺかわ）沿いに広がる梅林です。関東屈指といわれるのは、「水戸の偕楽園」や「熱海の梅園」と並ぶ「関東三大梅林」の1つとされているからなのです。

南北朝時代に当時の武蔵国小杉村に大宰府から天満宮を分祀して、植えた梅が2万本程の梅の起源です。「越生梅まつり」の会場はおよそ2ha、その中に越生梅林はあります。明治の文士たちがこの地にやってきて、多くの歌が詠まれました。文士の中には有名な佐佐木信綱や田山花袋、野口雨情もいます。

越生では昔から江戸に梅干しを出荷していた歴史があります。関東は梅の産地が多かったのですが、その中でも特に生産量が多かったという記述が「新編武蔵風土記稿」の津久根村の部分に残っています。現在では生越梅林を中心に2万5千本の梅が農家によって栽培されています。

氷川神社は全国にありますが、御祭神は須佐之男命。天照大御神と月読命の兄弟神で末っ子です。伊弉諾命から生まれた三貴子の一神で、やんちゃぶりが過ぎて姉の天照大神に天野が原を追放されてしまいます。日本全国を放浪し、八俣大蛇退治などで有名です。ちなみに八岐大蛇から救った美女が妻の稲田姫命。古代のラブストーリーなんですね。

2000年以上の歴史をもつ氷川神社は、大いなる宮居という意味で「大宮」の地名にもなっており、大変歴史のある古社。東京都や埼玉県の近辺にある約200社の総本山となっていて初詣には多くの参拝客でにぎわっています。

御祭神には二神の息子の大己貴命もいます。大己貴命は、国土をおさめ後にあっさり天孫瓊々杵命（ににぎのみこと）に譲ってしまう国土経営の神様。親子の御三神を祀って国土経営、民福安昌祈願をしています。日本各地に大和朝廷の勢力が広がっていくに従い、氷川神社も各地にでき一ノ宮の地位にある武蔵一ノ宮氷川神社は繁栄してきました。

江戸時代、交通の要所として栄えた大宮。江戸への玄関口として、また参拝客などで賑わいました。

こちらは「日本一長い」という氷川参道です。意外と知られていませんが、全長2kmある氷川神社の参道は日本一の長さを誇ります。両サイドには見事なケヤキ並木が並んでいて、美しく厳かな雰囲気を醸し出しています。じっくり歩いてみるのがおススメです。

アウトドアと言えば長瀞！テレビなどでもよく紹介されていて秩父の人気スポットです。長瀞岩畳は、一面に畳を敷き詰めたような景観が美しいと話題の場所。長瀞は大小さまざまな形や大きさの岩畳、岩壁が地殻変動により出来上がっており、まさに自然が作り出した美しさがそこにはあります。

長瀞は夏場は川下りで、冬は岸壁にできる氷柱が鑑賞できるスポットがあります。氷柱は自然にできるものと、人口的に水をかけて作るものとあり広い範囲で見事な氷の芸術が楽しめます。ライトアップも企画され見事な氷柱をインスタに投稿する観光客がたくさん訪れています。

長瀞観光の定番と言えばライン下りです！3キロのコースを約15分～20分で下ります。欲張りさんには全長6キロコースもあり！急流スポットは想像以上にスリル満点で楽しいですよ♪旅の思い出にぜひ乗りたいですね！営業期間は3月10日～11月最終日曜日です。

月の石もみじ公園では秋の紅葉シーズンに合わせて夜間はライトアップされます。美しい紅葉にうっとり。見ごろは11月中旬～下旬。ライトアップは17時～21時半までです。

急流の長瀞川の南部に埼玉県立自然の博物館があります。長瀞で恐竜の骨が発見されたことはご存知でしょうか？発見された恐竜の骨の展示があります。また、宝登山には、豪華絢爛な宝登山神社があり山の山頂には一面に広がる梅林、長瀞宝登山ロウバイ園があります。ハイキングコースも多彩でコースごとに長瀞を堪能できます。

主なコースは。長瀞アルプスコースとハイキングコースなどマップの配布やアプリも提供されています。
長瀞アルプス・万福寺コースは万福寺から宝登山山頂へのルート。長瀞アルプス・神まわりコースは野上駅から宝登山の山頂を目指すルートです。長瀞遊々ハイキングでは、金ケ嶽コースと野土山・権田山コースがあります。

埼玉県を代表する景勝地である嵐山渓谷。槻川の清流と山々が絶妙なコントラストでとても美しい風景です。紅葉の季節は特におススメ！

嵐山渓谷を流れる槻川は、外秩父山地の堂平山から流れています。槻川は、堂平山から東秩父の山間を流れ、小川町から嵐山町の遠山地区へ流れています。景勝地として見ごたえのある嵐山町の岩場を流れる光景は、流れを狭められたまま都幾川と合流する渓流は見ごたえがあります。峡谷を流れる槻川は大きくくねり180度湾曲してここでしか見られない地形をしています。

地元の人々の自慢の嵐山渓谷は、複雑な地形から先ほどご紹介した秩父の長瀞岩畳にたとえられていた時期もありました。新長瀞という名で観光の宣伝があったこともありました。しかし1928年に林学博士の本多静六博士が嵐山渓谷へ来たときに、京都の嵐山に似ていると感じ「武蔵国の嵐山（あらしやま）」と名付けました。

嵐山渓谷の最下流に掛かっている槻川橋から眺める渓谷と、紅葉した木々の様子は絶景です。この時名前が付いた嵐山（あらしやま）は、町の名前にも使われることに。読み方は「らんざん」となりました。女流歌人の与謝野晶子が秋の光景を詠んだ歌があり、その歌碑への道も遊歩道が整備されています。歌碑はかつて一平荘があった場所に建てられています。

バーベキュー場設備もあり、夏場は家族連れや若者でにぎわいます。営業期間は3月下旬～11月30日。季節ごとに楽しみのある嵐山渓谷、良いところですね♪

埼玉県の観光スポットご紹介しましたが、いかがでしたか？どこも魅力的で行きたくなるような場所ばかりですよね。是非休日を利用して、自然あふれる埼玉県を訪れてみてください。