バルト三国の真ん中、ラトビアはヨーロッパ大陸の北の国。とっても寒いイメージがありませんか? これさえ読めば怖くない、ラトビア旅行のための服装講座をお届けします!
北欧の国・ラトビアは何だかとても寒そう...実は、そうでもないんです。
ラトビアはバルト海に面しているため比較的温暖な土地。積雪も少なめです。
ただし、気温は安定せずジェットコースターのように乱高下。
冬なのに暖かかったり、夏なのにダウンが必要な事も!
首都リガの月別平均気温です。ピンクが最高気温、ブルーが最低気温。
一番寒い1月でも、マイナス10℃以下になる事はあまり多くありません。
ただし、毎年冬の様子は異なっていて去年は豪雪だったのに今年は全く降らないね、という事もしばしば。だいたい3~4年ごとに寒波が訪れる傾向にあるようです。
日照時間が増え、明るい雰囲気ですが急激に気温が変化しやすい時期でもあります。
長袖は必須!フリースや薄手のダウンなどで防寒できる用意をして下さい。
重ね着で対応できるような工夫が必要です。
ウールの物もまだまだ活躍します!
ラトビアの夏は短いので、人々は深夜まで思う存分屋外で楽しみます。
白夜の影響で22:00頃まで明るく、日中は日差しが強いのでサングラスの用意を。
現地の人たちは露出度の高い服装を好みますが、朝晩の冷え込みに加えて
急激に寒くなる日もあるのでカーディガンや薄手のダウン(!!)をくるくるまるめて
鞄に常備しておくと安心です。
黄金色に色づく木々が美しいラトビアの秋。天候が不安定で雨が多いのが特徴です。
折り畳み傘は必携。寒暖の差には春と同じように長袖と上着で対応しましょう。
ラトビア人は男女ともに革ジャン率が高い!薄手のウールコートがあってもいいかも。
生足はそろそろ寒いので、タイツの用意を。
きちんと防寒すれば、ラトビアの冬も怖くありません。
ヒートテックなど肌着選びが肝心です。外はとっても寒くても、室内は暑いくらい温度が
保たれているので、脱ぎ着しやすい服で重ね着を楽しんで下さい。
マイナス10℃以下の場合ウールコートでは太刀打ちできません!
腰まである長さのあるダウンがおすすめ。
帽子、マフラー、手袋も忘れずに。石畳は凍りやすいので、滑りにくい靴が安心です。
ラトビアは雨が多い国です。ちょっとくらいならフードで我慢できますが、
軽量の折り畳み傘を持っていると安心です。
どの季節でも必ず鞄に入れておきたいのが巻きもの!薄手のショールがあれば、
あらゆるシーンに役立ちます。夏でも冷えるラトビアなので、必ず出番があるでしょう。
乾燥も大敵!一晩でドライフラワーができてしまうような乾燥っぷりなので、
自分に合った保湿グッズは必携です。
ラトビアは石畳の多い街。また、歩道の整備が行き届いていないところもあるので
歩き慣れた靴は街歩きを楽しくする必須アイテムです!
いかがでしたか?
ポイントはお伝えしましたが、ラトビア人は基本的に自由。
タンクトップを着ている人とダウンを着ている人が腕を組んで歩くほど、誰が何を着ているかに偏見はありません。「この格好じゃ浮くかも...」という心配は無用。
自分らしい服装で、快適な旅を!
ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。
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