- 住所:
- Rātslaukums 7, Rīga
- 電話番号:
- +371 67 181 800
ラトビアの首都、リガの旧市街の街並みは世界遺産に登録され、"バルトの真珠"と呼ばれています。どこを切り取っても絵になるリガの旧市街おすすめ観光スポットをご紹介します!
リガはハンザ同盟に加入する港町として栄え、商人たちから「バルトの真珠」と称えられた美しい町です。旧市街は一歩足を踏み入れればまるで中世の世界。歴史のある石畳を踏みしめながら、観光を楽しみましょう。
リガはアップダウンの少ない街としても知られていて、旧市街も例外ではありませんのでお年寄りでも歩きやすいと人気です。
パンフレット等でもおなじみのメルヘンな建物、ブラックヘッド会館はリガ市庁舎のある市庁舎広場に建っています。15世紀から1941年までの歴史ある建物がドイツ軍の空爆にあい、1999年にリガ創設800周年を記念して忠実に再建されました。
市庁舎広場は中世には市が立って栄え、貿易港としてのにぎわいを見せていました。お祭りや条例の布告はもちろん、何と魔女裁判で有罪判決を受けた者の刑執行にも使われていたとか。
ブラックヘッド会館の隣にはインフォメーションセンターがあり、広場にはベンチもあるので景色を眺めながら旅のプランをぼんやり考えるのにおすすめのスポットです。
1211年に建設が始まって以降18世紀後半まで増改築が繰り返されたため、ロマネスクやバロックなど様々なスタイルが混じった不思議な教会。
ここでの見どころはパイプオルガン!6718本ものパイプを持つオルガンは1883年に造られ、当時は世界最大のパイプオルガンでした。
夏季は日曜を除き毎日12:00からショートコンサートが行われているので、音色に包まれるチャンスです。お見逃しなく!
旧市街に来たらぜひ会いたいのが、塔の上の猫ちゃん。ガイドブックには一匹の写真が載っている事が多いので気づかない方も多いのですが、実は猫ちゃん、二匹いるんです!
建物から少し離れて全体を見てみると、左右の上にいる猫を見ることができます。
裕福なラトビア人の商人とドイツ人が権力を持っていたハンザ同盟を巡るいざこざがきっかけで屋根の上に取り付けられた猫。時代が変わり、猫の向きも変わったというストーリーがあります。
ぴたっと肩を寄せるようにくっついた3つの建物。中世の住宅で、それぞれ当時の外観をほぼ保っています。
一番右が長男、15世紀に建てられた現存するリガ最古の石宅。家の前に石だたみの庭があり、リガの住宅事情にゆとりがあった頃の面影を残しています。真ん中の次男は17世紀生まれ。兄弟の中でも可愛らしく個性的な姿をしています。一番左の末っ子は他の2軒に比べて幅が狭く、窮屈そうに立って、リガの人口が増え土地が貴重になったことが見て取れます。
旧市街の中でもひと際高い塔が目を引く聖ペテロ教会は、13世紀の初めに建てられ、18世紀に現在の形に改築されました。塔の高さは123.25mで、72m地点まではリフトで上る事ができます。塔の色が大分錆びついていたので最近補修工事が行われ、現在は美しい姿に!
リガの旧市街は古い建物が密集しているので、ぜひこの教会から見降ろしてみて下さい。赤いレンガの屋根や、眼下に小さく見える可愛い家屋がまるで童話の世界です。
こじんまりとした旧市街ですが、道は狭く路地が入り組んでいて迷ってしまうかもしれません。そんなときは、目線を上げて教会の尖塔を目印に歩いてみて。きっと目的地にたどり着けます。
リガは不安定な天気に見舞われる事も多く、折角来たのに雨…という事もあるかもしれません。でも、大丈夫。雨の旧市街は特別です。特に夜、オレンジ色の街灯に反射する石畳は見事です。雨が降ったら、ラッキーかも!
ヨーロッパ在住です。
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