世界中に熱気球はあるけれど、リーズナブルな価格で世界遺産を満喫できるのはエジプトのルクソールが一番！ 古代エジプトのお墓や神殿、現代人の家の中も丸ごとのぞける気球ツアーで、地平線から昇ってくる太陽を上から眺めてみませんか？飛行証明書ももらえます！
ホテルまで迎えがきて、気球ポイントまでドライブ。
だんだん空が明るくなってくるころ、ポイントに到着。
熱気球の会社がたくさんあるのにもびっくり！熱をはらんですこしずつ膨らんでいく姿を見るのも楽しいです。ムクムク立ち上がってくると、飛び立ちたくてたまらないバルーンに、乗り込む私たちもワクワク。
熱気球が飛ぶまでには、大勢の人の手が必要。人海戦術を見るのも面白いです。
いざ乗り込もうとすると、これまたバスケットが高くて大変！馬になって踏み台になってくれたり、支えてくれたりするスタッフもいます。
乗る時はバスケットをまたがなくてならないので、スカートはおススメできません。
ごうごうと燃える炎が、日差しよりも強く、熱いうちに出発！熱気球の命。
バルーンがパンパンになってくると、バスケットもじっとはしていません。
お客さんが全員しっかり乗り込むまで、体重かけて押さえてくれるスタッフたちの顔も見どころの一つ。
綱引きみたいに体重かけて押さえていたロープをスタッフが離すと、熱気球はふわっと浮き上がっていきます。
農村の人々は早起き。畑に出かける人々やロバ車、農作業する人々に手を振りながら、どんどん空へと昇っていきます。
熱気球とともに、太陽も昇ってきます。
薄明りの中で白っぽく見えていた砂漠と緑地帯が、だんだんとイキイキして見えてくるから不思議！
急上昇して見下ろす景色はサイコー！砂漠の皮射た感じと緑地のイキイキした緑。
古代エジプト人が緑地は生者の町、砂漠は死者の町と呼んだのもなるほど納得です。ナツメヤシが防風林の役割も果たしているのが、上空からだとよくわかります。
熱気球は多いと10機以上飛んでいます。
そうなると誰もが思うのは「自分の熱気球が一番高くまで飛んでほしい!」
他の熱気球を見下ろすのはなんとも優越感に浸ります。
そして高さを実感！
高く昇ったあとは、ふわ～と下降。
そうすると…びっくりするのが、家の中が丸見え！
「リカちゃんハウスじゃないんだから」と思わずツッコみたくなるぐらい、人々の生活がまるわかりです。
実はエジプト、家を完成させないで建築途中だと税金が安いのでわざと完成させない家が多いです。雨もあんまり降らないし、全然問題ないらしい…
人の家の中が丸見えなら、家畜は見放題。普段は「ヒヒ～ン」とか、「コケコッコ―！」という鳴き声しか聞こえないことも多いけど、動物たちがどうやって飼われているかもまるわかり。
カイロ博物館にある古代の模型が動いているみたい！
現代の生活を楽しんだら、古代人の世界へ。
ファラオたちがピラミッドに見立てた山を見下ろしながら、いろんな神殿へ向かってフワフワ。
冬に旅するなら、熱気球のあとは空の旅を思い出しつつ、山を歩くのも楽しいです。
夏に行くと、日影がなくてへばってしまう印象も強いハトシェプスト女王葬祭殿。エジプト初の女王の葬祭殿は、王家の墓にある女王の墓とつながっていると言われているのも、空から見ると王家の谷が真裏に見えて、なるほど納得。
絶壁を背にする神殿の大きさに圧倒されます。
熱気球の運行状況は、その日の天候次第。
風向きがよいとナイルを渡ってカルナック神殿まで行くのも、熱気球の会社によってはあります。
天候がよくないと一番フワフワしているポイントが、ここ！セティ1世葬祭殿。
古代エジプト新王国時代に建てられはじめ、アブシンベル大神殿などで有名なラムセス2世によって完成。素晴らしいレリーフが残っているけど、空から見えるのは整然とした様子だけ。
線路はつづくよ～どこまでも～♪と思わず口ずさんでしまうかも。線路の上を飛んでくれることもあります。
鉄道好きにはたまりませんね。ルクソールへは、寝台車やVIP列車、在来線で半日かけてカイロやアレクサンドリアからも行かれます。在来線で朝カイロを出て、翌日夕方ルクソールについて体はバリバリだったと言う人にこの眺めは感無量⁉
飛行時間は1時間弱。飛行ルートは天候だけでなく運行会社によっても若干異なります。
着陸後には、飛行証明書がもらえます。運行会社によっては、熱気球Tシャツがプレゼントされることも！
証明書をもらったら、またホテルへと送ってもらえます。
ホテルに戻らないで観光したい場合は、予約の時にリクエストしておけばOK！
日の出前の暗いうちにホテルを出発。最後はナイル川に輝く太陽を見ながらホテルに戻る熱気球のショートトリップは夜明け前の大体4時から5時(季節によって変動）に出発して、7時頃ホテルに戻ってきます。
「熱気球ね～乗ってもいいけど結構高いよね」と言う人には、エジプトがおススメ！リーズナブルな価格で世界遺産を満喫。時差ボケで早く起きちゃう人にもおすすめです。
考古学の勉強しつつエジプトに通うこと20数年…とうとう住んでしまって早5年。
エジプトベースに、世界のあちらこちらへ旅に出るのが楽しみな気ままな人生。
友人へのお土産って、何を選んだら良いのか迷うものですが、そんな悩める時間も最大限楽しめるのが、エジプトです。テレビで観るより、実際に、その目で見つめるファラオやスフィンクスの思い出は、旅人経験値アップ！異国情緒溢れるバザールでは、他の国にはない掘り出し物が、安く、たっくさん揃っていますよ！
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西岸観光の重要ポイント、遺跡のチケットオフィスに近いホテル。メムノンの巨像周辺の発掘隊御用達。長期滞在者にはフラットや一軒家のレンタルも可能。ルクソール西岸を満喫する拠点には最高のローケーションです。 フラットはハブ神殿の正面!ホテルも朝から夜のライトアップまで神殿ビューが楽しめます。
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カイロはアフリカ最大の都市でありエジプトの首都。東洋の魅力と中東の側面両方の印象を持つ場所として観光の要所となっています。特にイスラーム地区は宗教色が色濃くあるので、神秘的であり静寂さが伺えます。世界遺産にもなったこの町の散策スポットを紹介します。
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ファラオの時代約2000年の間エジプトの都として栄えたテーベ(ルクソール）は「古代都市テーベとその墓地遺跡 」として世界遺産に登録されています。古代からの熱いエネルギーは今も人々にパワーを与えているようです。現在は一角がモスクになり多くの人の憩いの場になっています。
古代の遺跡で有名なルクソール西岸には、現代の有名建造物もあります。泥棒村の異名を持つ、遺跡の上に立っていたクルナ村の移転先の現状は？ エジプト生まれの中東を代表する建築家ハッサン・ファトヒーのつくった村と日干し煉瓦のお宅拝見！
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歴史、文化、風景、食事、全てにおいて独特で、謎が多く神秘的な国エジプト。ピラミッドやスフィンクス等の有名な文化遺産を始め、ラクダや馬にのって砂漠を散歩してみたり、街中のカフェで本場の水タバコを吸ったり、伝統衣装を着てモスクに入ったり、日本では味わえない体験が可能。そんな神秘的な国、エジプトで必ず行くべき観光スポットを紹介します。
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