ラトビア語…と言われても、ひとつも思い浮かびませんよね。日本から遠い北ヨーロッパの小さな国、ラトビアではどんな言葉が使われているのでしょうか?一緒に予習しましょう☆
ラトビアの公用語はラトビア語。旧ソ連の国で、当時はロシア語教育も行われていた為年配者は大抵ロシア語が話せます。愛国心から、ロシア語が話せてもラトビア語しか使わないという方も中にはいます。首都のリガはロシア人の割合がとても多いので(一説では半分がロシア人とも言われます)、ロシア語はほぼ問題なく通じます。
店の看板や飲食店のメニュー、公共交通機関、スーパーの商品などはラトビア語表記。中心地の飲食店ではロシア語や英語のメニューも用意してある場合が多いでしょう。
若者を中心に英語を話せる人も増えています。観光地の旧市街では、英語だけでも困る事はあまりないでしょう。お店の人がラトビア語しか話せない場合にも、周りの英語が分かるラトビア人が助けてくれたりしますよ!
ラトビア語でしか表記がない場合、Google翻訳アプリがとても便利です。スマートフォンにアプリをダウンロードして、オフラインで使えるように必要言語をインストールしてください。ラトビア語から日本語に翻訳したい場合、ラトビア語と日本語の辞書をそれぞれダウンロードする必要があります。また、ラトビア語と英語を選択すると日本語に比べて翻訳の精度が向上します!
これを使えばインターネット接続がないところでも簡単にラトビア語の翻訳ができますよ☆
愛国心の強いラトビア人は、ちょっとした挨拶だけでもラトビア語でできるととても喜びます!少し事前に予習して、驚かせましょう♪
*こんにちは Labdien! (ラブディエン)
お店に入る時などに"Labdien"と声をかけると好印象です!
*やあ čau (チャウ)
出会いがしらの軽い挨拶、別れ際にも使える便利な言葉。イタリアの"Ciao"にそっくり。
*ありがとう Paldies (パルディエス)
"L"の発音は英語と同じで巻き舌ではない方です。良く使うのでぜひ覚えましょう。
*さようなら Vislabu (ヴィスラーブー)
別れ際にこれが言えたらきっと笑顔になってもらえます。
*またね! Atā! (アター)
これなら簡単に覚えられそう!"Atā atā!"と2回連続で言ってもOK。
会話に必要な簡単な言葉をピックアップしました。
*はい Jā (ヤー)
*いいえ Nē (ネー)
*分かりません(理解できません) Es nesaprotu. (エス ネサプロトゥ)
*すみません Atvainojiet (アヴァイノイェット)
*どうぞ/どういたしまして Lūdzu (ルーズ)
字で書くと"ルーズ"ですが、実際聞くと完全に日本語の「どうぞ」に聞こえます!
とっても面白いので、ぜひ耳を澄ましてみて下さい!
覚えるのが難しい数字ですが、市場や蚤の市などで使えたら素敵です!
*0 nulle (ヌーレ)
*1 viens (ヴィエンス)
*2 divi (ディーヴィ)
*3 trīs (トリース)
*4 četri (チェートリ)
*5 pieci (ピエーツィ)
*6 seši (セーシュィ)
*7 septiņi (セープティニュィ)
*8 astoņi (アストーニュィ)
*9 deviņi (デーヴィニュィ)
*10 desmit (デスミット)
旅に出る時に、少しだけでも言葉を覚えて行くとその土地にぐっと近づくことができます。現地の人とのふれあいのきっかけ作りとして、ラトビア語を声に出してみましょう!
遠い日本から来たあなたをラトビア人はきっと喜んで歓迎してくれるはずです☆
ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。
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