ラトビア全土で祝われる夏至祭"Ligo"(リーゴ)は年に一度の特別な日。自然と共に生きるラトビア人の感性に触れるチャンスです!! 北国ならではの太陽への思いを感じられるLigoについてご紹介します。
Ligoはラトビアで最も大切なお祭りです。夏至は1年の中で日が最も長く夜が短い日。長く厳しい冬を過ごさなければならないラトビア人にとって太陽は特別な存在なのです。
毎年6月23日から24日にかけてを祝うLigoでは一晩眠らずに歌ったり踊ったり、飲んだり食べたり。たき火を囲んで家族や友人と過ごす大切な時間を皆とても楽しみにしています。郊外のサマーハウスに出かけたり海辺に行ったりと自然の中で過ごすのが一般的です。
ラトビアでは365日それぞれに「名前の日」があります。この「名前の日」はラトビア人にとって第二の誕生日。夏至祭のある6月23日はリーガさんの日、24日はヤーニスさんの日と決まっているので、夏至祭を別名「リーゴ・ヤーニ」とも呼びます。
そのため、ラトビアではヤーニスという名前が大人気。自己紹介をしてみればあの人もヤーニス、この人もヤーニス!と言った感じで最もポピュラーな名前の一つです。
昔から自然を大切にして生きてきたラトビア人にとってハーブや草花は切っても切り離せないもの。Ligoでもハーブが大切な役目を果たします。
例えば、"Pīlādzis"(ピラーディス)というナナカマドの枝は魔除けとして扉の前に立てかけます。"Kalmes"(カールメス)という菖蒲の葉は刻んで床に撒けば良い匂いを放ち、悪いものを部屋から追い出してくれます。
夏至祭に必須の食べ物が"Jāņu siers"(ヤーニュ スィエルス)。ヤーニスのチーズ、という意味で黄色く丸い形は太陽に見立ててあります。クミン、カッテージチーズ、卵、バターで出来ていてラトビアの夏には欠かせないもの。市場でもスーパーでも、どこでも見かけます!
夏至祭の夜は一晩中たき火を焚いて過ごします。海辺にやぐらを組んで火をつけたり、たき火の上を飛び越えたり…火を囲んで歌って踊って!夏至祭の夜、ラトビアの郊外では至るところで空に上る煙を見ることができるでしょう。
この日にかぶった花かんむりを一年間保存して翌年のLigoのたき火に投げ込むと、一年の悪いものを祓うことができるという言い伝えもあります!
手仕事の国ラトビアの民族衣装はとっても素敵!愛国心の強いラトビアの人々にとって民族衣装は誇り高いもの。地方によって形や柄が違います。夏至祭や謝肉祭など特別な日に着ることが多く、Ligoでは民族衣装を見るチャンスが沢山あります。
夏至の日にリガにいるなら、夜に川沿いを歩いてみて。ダウガワ川(Daugava)に沿って出店が並び、歌や踊りも見ることができます。屋台ではラトビアのドリンクや食べ物が買えるので、食べ歩きしながら散策を。日没はだいたい22:30頃。それを過ぎても白夜の影響でうっすら明るく、治安も悪くないので思う存分夏至祭の雰囲気を味わってみましょう!
クリスマスよりも、収穫祭よりも大切なラトビアの夏至祭"Ligo"。お祭りの行われる6月はラトビア旅行のベストシーズン♪温かく、緑がきれいで国中が明るい雰囲気に包まれています。Ligoの前日には準備のためのマーケットも開かれるので、6月22日~24日にお休みが取れたならぜひラトビアへ!!
ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。
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