- 住所:
- Krišjāņa Valdemāra iela 10a, Rīga
- 営業時間:
- 11:00~17:00
- ※金曜日は11:
- 00-20:00、火曜日定休日
- 電話番号:
- +371 67 325 051
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北ヨーロッパのラトビアでは年に一晩だけ美術館や博物館が無料で開放される夜があります。それが「ミュージアムナイト」!夜中の美術館に入れるなんて、ちょっと素敵じゃないですか?
5月の半ば、ラトビアでは「ミュージアムナイト」というイベントが行われます。リガとその周辺のミュージアムが夜中まで開放されるワクワクする一日!このイベントはヨーロッパ各地で行われるのですが、ラトビアでは文化遺産の普及を目的としており、美術館・博物館のみならず各公共機関や劇場も参加しているのが面白いポイントです。
何と、このイベントでは各施設の入場料が無料!リガっ子は皆この夜を楽しみにしていて、事前にどこを回ろうかウェブサイトをチェックしています。一番人気は「ラトビア国立美術館」。2016年の春に新装オープンしたばかりで、ディズニーランドもびっくりの長蛇の列が!
ミュージアムナイトで人気なのが、①入場料の高い施設 ②普段は開放されていない施設 です。前述の「ラトビア国立美術館」はもちろん、いつもは一般開放されていない「リガ市庁舎」などは沢山の人!逆に、穴場は旧市街の小さい小さいミュージアム。リガの旧市街には小規模のミュージアムが点在しているので、一晩でいくつも回ることが可能です。
ジャンルごとにいくつかピックアップしてみました☆
大通りに面した広くて美しい美術館。2016年の改装により、ラトビア美術の展示スペースが広くなりました。本館は1903年~1905年にかけて建てられたもので、バロック様式とアールヌーヴォー様式が取り入れられています。
リガの旧市街に位置するアートとデザインに特化した美術館。聖ゲオルギ教会跡の建物をギャラリーのように使っています。テキスタイルや陶器、木工や琥珀。ラトビアの手仕事や民俗に興味のある方は必見!大きなタペストリーの展示もありますよ。1階がエキシビジョン、2階が常設展示。
普段は一般開放されていない市庁舎も見る事ができます!有名な「ブラックヘッドの会館」と同じリガ市庁舎広場に位置しており、リガ市議会や表敬の部屋、市長の部屋も開放されています。運がよければ市長が飼っている猫たちに会えるかも?
旧市街から大きな橋を渡ったところにあるダウガヴァ川対岸に新しくできた図書館です。見上げると天井の高い吹き抜けになっていて、「民族の棚」という圧巻の寄贈書が目を引きます。
ラトビアの民謡「ダイナ」を全土から収集したバロンス氏のコレクションが「民謡の棚」という特注のキャビネットに収められているのを見ることができます。
http://muzeju-nakts.lv/lv/programma/museum-night-programme-in-english
2016年のミュージアムナイト公式サイトです。ラトビア語のウェブサイトなのですが、プログラムのみ英語でも公開されているのでここで対象施設や時間をチェックしましょう!
施設によってミュージアムナイトの営業時間が異なるので必ず事前に確認し、効率よく回れるようにスケジューリングしてみて下さい。深夜1時まで開いているところもあります。
この時期のラトビアは夜まで明るく、人々がミュージアムナイトのために街中へ繰り出しているので治安も悪くありません。深夜のミュージアム巡り、非日常的イベントをぜひ楽しんでください!
ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。
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