東京の人気観光スポットおすすめ30選！ここだけは絶対に訪れたい！

迎賓館赤坂離宮は、外国の国家元首や政府のトップ、王族など国の賓客をお迎えした時に、宿泊・晩餐会・お食事会などの接遇・おもてなしを行う国の施設です。2016年4月から、建物の内部や庭などを見学できる一般公開が行われています。可能な限り通年で迎賓館の公開が行われるとのことですが、事前予約が必要となります。赤坂迎賓館の前庭は申し込み不要で見学することができます。

迎賓館の建物は、東宮御所として1909年（明治42年）に作られたものです。豪華な内部はまるでヨーロッパのお城のよう。東京を観光する際はぜひ訪れてみてください。

内部の見学は限られていますが、順路に従って２階の部屋を見ることができます。おもに晩餐会の控室として使われる「彩鸞（さいらん）の間」、晩餐会の会場として使われる「花鳥の間」、かつては「舞踏室」として使われた「羽衣の間」など、豪華絢爛な装飾には目を見張ります。ここが日本であることを忘れてしまいそうな、豪華なヨーロッパ調の内装となっています。

外に出て本館の裏に回ると主庭となります。館内は撮影禁止ですが、主庭と前庭は撮影ができます。噴水や手入れのされた庭もじっくりと見学してくださいね。

恩賜上野動物園（上野動物公園）は、上野駅前にある上野恩賜公園内にある都立動物園です。1882年の開園と古い歴史を持つ公園で、昔から多くの人に親しまれてきました。日本一の入園者数を誇る動物園で、たくさんの動物が飼育されています。最近ではパンダの赤ちゃん「シャンシャン」が生れて話題になっていますね。

上野動物園は西園と東園に分かれていて、2つの園をモノレールが結んでいます。歩いて渡れる距離なのですが、このモノレールは日本で初めてのモノレール！ぜひ乗ってみてください。

ジャイアントパンダはオスのリーリー、メスのシンシン、そして赤ちゃんのシャンシャンと３頭。そのほか、東園には、ゴリラ・トラの住む森、ゾウのすむ森、クマたちの丘、ホッキョクグマとアザラシの海などがあります。

西園は不忍池の北側にあり、キリン、カバ、サイ、ハシビロコウ、アイアイなどアフリカ産の動物、小獣館、両生爬虫類館などがあります。また、子供達が小動物に触れ合える子ども動物園もありますよ！園内にはカフェもあり、家族で東京観光にきても楽しむことができます。

東京国立博物館（東博）は、明治5年（1872）に日本で最初の博物館として誕生しました。明治15年に上野公園に移り、現在にいたっています。絵画、書跡、彫刻、工芸、考古など様々な分野で膨大な量のコレクションがあり、国宝も多くたいへん見ごたえのある博物館です。「運慶」や「フランス人間国宝展」「仁和寺と御室派のみほとけ 」などの特別展なども開催されていて、観光だけではなく東京都民にもとても人気があります。

ボランティアによるガイドツアー、ワークショップ、作品解説なども行われているので、ぜひ参加してみてください。

東京国立博物館の敷地には「黒田記念館」があります。これは、洋画家黒田清輝の遺言によって建てられたもので、黒田清輝の初期から晩年までの作品を展示しています。「表慶館」は、皇太子（後の大正天皇）のご成婚を記念して作られた日本初の本格的な美術館です。展覧会が定期的に開催されていますが、趣のある重厚な外観や内装もすばらしいので、じっくりと見学してください。

東洋館別棟1階には「ホテルオークラレストラン ゆりの木」、黒田記念館店には「上島珈琲店」などのレストランやカフェもあり、ゆったりと過ごすこともできます。

国立科学博物館は1877年に設立された歴史のある博物館です。国立では唯一の総合科学博物館で、約452万点に及ぶ貴重なコレクションがあります。日本館と地球館に分かれていて、それぞれ自然や生き物の歩みなどについて詳しく展示されています。子供から大人まで楽しく学べる博物館として、とても人気があります。

特に特別展は人気があり、夏休みには長蛇の列になることも。これまれに「深海」「大英自然史博物館展」「海のハンター展」「恐竜博」などが開催され、どれも大好評でした。これからも自然に関する特別展がたくさん予定されているので、東京観光に来た際はぜひ訪れてみてください。

「地球館」の常設展では、科学と技術の歩みや地球上の生物について迫力のある展示がなされています。映像を使ったり、実際に動かしたりと体験をしながら楽しく学べる展示が多く、子供達にもわかりやすいものとなっています。「日本館」では日本列島の成り立ちから、日本に生息する生物まで幅広い展示となっていて、とても興味深いものです。

夏休みには子供向けのイベントが開催され、楽しく自然や科学に触れることができます。とても人気のあるイベントなのでかなり混み合いますが、ぜひ親子で参加してみてください。

東京の上野公園には、博物館や美術館がたくさんあるのですが、国立西洋美術館もその一つ。フランス人建築家で近代建築の巨匠ル・コルビュジエ（1887～1965年）の建築作品17件のひとつとして、世界遺産に登録されています。自然光を効果的に取り入れた、洗練されたデザインの建物です。建物を見るために観光に来る方もいるほどです。

国立西洋美術館は西洋の絵画を中心に展示しています。あまり知られていないのですが、ヨハネス・フェルメールの作品がここにあります。フェルメールの作品は世界中に約35点しか存在しないと言われていて、その一点「聖プラクセディス」が2015年から常設展に展示されています。

国立西洋美術館の特徴は、所蔵品をカメラで撮影できることです。海外の美術館では自由に撮影できるところが多いのですが、日本ではまだまだ少なく、国立西洋美術館はその先駆けとして注目を浴びています。フラッシュ撮影禁止など、マナーを守って楽しく撮影してください。

また国立西洋美術館ではボランティアスタッフによる建築ツアーや、作品について説明してくれる「ギャラリートーク」が行われていて、大変好評です。どちらも無料なので、気軽に参加してみてください。

浅草寺（せんそうじ）は推古天皇の時代、628年に建立された東京都内で最も古い寺院です。海外にも知られていて、東京でもっとも人気のある観光スポットのひとつ。赤い大きな提灯が掲げられた「雷門」の前には、写真を撮る人でいっぱいです。浅草寺は江戸の下町文化の中心として長く親しまれてきました。現在でも、ほおずき市や羽子板市など多くの行事が行われています。

「雷門」をくぐると浅草寺の本殿まで仲見世通りが続きます。ここには、有名な食べ歩きのお店も多く並んでいるので、参拝の後に訪れてみるのもいいでしょう。

浅草寺周辺には、見どころがいくつかあります。「浅草花やしき」は1853年にオープンした歴史ある遊園地です。レトロな雰囲気たっぷりの遊園地には、お化け屋敷やジェットコースターなどがあります。童心に返って遊んでみてください。また、仲見世通りから少し入ったところには、「浅草演芸ホール」があります。都内に4軒ある落語定席の一つで、落語のほか、漫才、手品などの芸が毎日披露されています。浅草寺に参拝に来たら、ぜひこちらも訪れてみてください。

浅草名物には、雷おこし、人形焼き、きびだんご、くずもちなど昔から伝わるお菓子がたくさんあります。老舗の飲食店も多く、グルメも楽しみです。

「東京スカイツリー」は高さ634m、世界一高い電波塔です。2012年にオープンし、2017年で開業5周年を迎えました。「東京スカイツリー」はいつも混んでいるので、予めネットで時間を指定してチケットを買うとスムーズに上ることができます。エレベーターは春夏秋冬の四季４種類。江戸切り子の内装はとてもきれいなので、じっくりとご覧ください。

地上350mの『東京スカイツリー天望デッキ』からは、東京の街並みを眼下にみることができます。隅田川の両岸にぎっしりと住宅が立ち並ぶ様子が見えますよ。また、100m上った地上450mの『東京スカイツリー天望回廊』では、ガラス張りの回廊が続き空中散歩を楽しめます。

東京スカイツリー展望台では、ハロウィンやクリスマス、花火展望などいろいろなイベントが行われているのでホームページでチェックしてくださいね。

東京スカイツリーに隣接して、ショッピングモール「ソラマチ」があり、限定グッズのショッピングやここならではのグルメを楽しむことができます。水族館やプラネタリウムもあり、展望台以外にもいろいろな楽しみ方ができます。浅草寺からも近いので、浅草観光の後に一緒に訪れてみるのもおすすめですよ。

一度は見てみたい大相撲。年6回ある本場所のうち、1・5・9月は東京の両国国技館で本場所が開催されています。期間はそれぞれ15日間。自由席、イス席、マス席とありますが、自由席（当日券のみ）は2,200円、イス席は1人3800円～なので気軽に見ることができます。

これまで本場所を観戦に訪れた人でなくては売店に入ることができませんでしたが、本場所開催以外の期間でも大相撲グッズのご購入が出来るようになりました。大相撲グッズがいろいろ販売されているので、観光のお土産にもおすすめです。

館内には「大相撲博物館」があります。錦絵や番付、化粧廻しなど相撲に関する資料が展示されていて、大相撲ファンでなくても楽しむことができますよ。展示内容は2ヶ月に1度、テーマに合わせて変わるので、いつ訪れても楽しめますね。日本の国技である大相撲、その歴史や文化をじっくりと学んでみてください。

両国付近には「ちゃんこ鍋」のお店も多くあります。「両国国技館」を訪れた後は、ぜひ名物「ちゃんこ鍋」も味わってみてください！

葛西臨海水族園は、上野動物園開園100周年の際に東京湾岸地区の整備事業の一環として作られました。1989（平成元）年にオープンし、世界ではじめて外洋性の魚の群泳を実現したクロマグロの大水槽が作られました。1999年には世界初の水槽内でのマグロの産卵に成功し、注目を浴びました。

クロマグロの群泳のほか、100羽を超えるペンギン、世界各地から集められた多種多様な生き物、東京湾の生物などを展示しています。水族館でよく見られるアシカやイルカなどのパフォーマンスはありませんが、工夫が凝らされた展示はとても興味深く、多くの人が訪れています。

大きなドーナツ型のガラスドームは高さが30ｍもあります。ここは「アクアシアター」と言われ、2,200トンの水槽を群泳する迫力あるマグロ類を間近に見ることができます。また、アカシュモクザメやマイワシの群れ、ウシバナトビエイや色とりどりの熱帯魚が住む水槽、カリフォルニアの海にくらす生き物、小笠原から伊豆七島、そして東京湾に住む生き物などの展示があります。

ガイドツアーも毎日行われています。週末は一般の人が入ることができない「水槽の裏側」を案内してくれる観光ツアーがあり、人気を呼んでいます。

清澄庭園（きよすみていえん）は東京都江東区清澄にある都立庭園です。泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」で、東京都指定名勝に指定されています。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものですが、この清澄庭園によって完成されたと言われています。

清澄庭園がある下町清澄白河は、レトロとモダンが融合する町として最近、注目を浴びているエリアです。近くに東京都現代美術館もあり、東京の観光地としても人気があります。

園内には、備中御影石、讃岐御影石など全国の産地から集めた無数の名石が配置されていて、まるで石庭のよう！庭園の中心には広い池があり、周囲の建物や木々が水面に映る姿は格別です。この庭園ができた当時は、海から水を引いていて、潮の満ち引きによって風景の変化が見られたそうですが、現在は海水は引かれていません。

また、園内には芭蕉の句碑、大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築した「大正記念館」、数寄屋造りの「涼亭」などの見所があります。清澄庭園は川にも海にも近いことから野鳥も多く飛来し、バードウォッチングも楽しめます。

六義園（りくぎえん）は駒込駅からほど近いところにあります。小石川後楽園とともに江戸の二大庭園の一つで、回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園として知られています。特に東京の紅葉スポットとして有名。
園内にはイロハカエデ約400本の他、ハゼノキやイチョウなど計約560本が植えられていて、例年11月下旬になると庭園を鮮やかに彩ります。夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に。東京の観光スポットの一つとして、この時期には連日多くの人が訪れます。

紅葉だけではなく、春の桜も有名です。庭園の中心部に大きなしだれ桜の木があり、毎年3月下旬に枝いっぱいに花を咲かせます。

園内にある「吹上茶屋」では池を眺めながら、ゆっくりと抹茶と和菓子を楽しむことができます。特に季節の花をかたどった上生菓子が人気！六義園オリジナルのお土産も揃っているので、庭園を鑑賞した後はぜひ訪れてみてください。六義園オリジナル手ぬぐいは、ここでしか販売されていないものでお土産に喜ばれているそうです。

日本科学未来館は、東京・お台場にある国立の科学博物館です。科学技術の最先端を展示するほか、ユニークな企画展もあり、東京都で人気の科学博物館で、人気の観光スポットです。館長は宇宙飛行士の毛利衛（もうり　まもる）氏です。

日本科学未来館は体験できるアクティビティがたくさんあり、楽しみながら科学に親しみが持てるようになっています。子供だけではなく大人も楽しめる展示が多く、家族揃ってさまざまな体験をすることができます。ヒューマノイドロボット「ASIMO（アシモ）」のデモンストレーションや、人間そっくりのロボット「オトナロイド」のデモンストレーションも人気。

館内には「ドームシアター」というプラネタリウムがあります。ドーム型の臨場感あふれる映像を楽しめる人気のシアターです。現在、『9次元からきた男』という映像を上映しています。小さな子どもたちには少し難しいかもしれませんが、科学の入口としてぜひ見て欲しいプログラムです。

レストランやカフェでは、ユニークなネーミングの料理やスイーツがあります。科学館ならではの色や形、味などをお楽しみください。ショップでは科学館らしいお土産も並んでいます。

高尾山は、東京都八王子市にある標高599mの山です。都心からアクセスもよく、一年を通じて観光やハイキング、登山など多くの人が訪れます。特に東京の紅葉スポットとして有名です。

高尾山にはたくさんの見所があり、ハイキングを楽しみながら観光スポットを巡るといいでしょう。山の麓からケーブルカーに乗ると、高尾山の展望台まで行くことができ、ここから東京のパノラマビューを満喫することができます。またそこからいくつものコースがあり、本格的な登山をすることもできます。

高尾山はパワースポットとしても有名です。高尾山に登ると、富士山に登ったのと同種の火のパワーが得られると言われています。

高尾山にある薬王院 有喜寺は、成田山新勝寺・川崎大師と並ぶ真言宗智山派の関東三大本山の一つです。山の中腹にあり、昔から修験道の霊場として知られています。この薬王院は天狗のお寺として知られ、天狗の力で人々の願いを叶えてくれると信じられています。

そのほか、高尾山ビアマウントのビアガーデン、さる園、野草園、タコ杉など人気観光スポットがいくつもあります。

東京の観光スポットを紹介しましたが、いかがでしたか？　東京にはまだまだたくさんの見所があります。都内に訪れた際には、いろいろな観光スポットを巡って、楽しく過ごしてくださいね！