仙台の奥座敷・作並温泉周辺のおすすめ人気観光スポット15選！

ラサンタは2008年、作並温泉の中心部にオープンした観光交流施設。作並温泉の中心街にあり、源泉かけ流しの足湯は観光客も無料で利用可能。直売所やレストランも併設されているほか、作並温泉郷の観光・交流の拠点として様々な情報を発信しています。

美女づくりの湯として有名な作並温泉の湯を引いた足湯は、とても気持ちがいいと好評です。観光シーズンや週末を中心に様々なお店が出店したりイベント開催しているので、観光やドライブの途中にぜひお立ち寄りください。

ラサンタでは、ジャズや吹奏楽など様々なミニコンサートが開催され、地元の人や観光客の交流の場にもなっています。そして、産地直送の直売所はいつも大人気！その日の朝に収穫した新鮮な野菜がずらりと並び、地元の人も多く訪れます。観光シーズンは混み合うので、新鮮な野菜が欲しいときは早目に訪れてくださいね。

施設内にある軽食コーナーではスイーツ、ラーメンや丼物も販売しています。中でも仙台名産「ずんだ」を使った「ずんだアイス」が大人気！ソフトクリ－ムの上に温泉名物の温泉卵がトッピングされている「温玉ソフト」も、味わってみてくださいね！

「日帰り天然温泉 竜泉寺の湯」は、地下2,000ｍから湧き出る良質な天然温泉をはじめ、15種類のお風呂やサウナがあります。朝6時から深夜3時まで営業しているので、観光の途中や帰路に着く前などに利用できます。

高濃度炭酸泉は、高濃度の炭酸ガスを溶け込ませた竜泉寺の湯自慢のお風呂です。特に高血圧や冷え性、体の痛みなどによく効き、また血糖値を下げる働きもあります。たった5分の入浴で血流量が5倍になるという結果も出ているそうです。ぜひこの「竜泉寺の湯」でその効果を確かめてくださいね。

満天の星を眺めながら入ることができる露天風呂、少しぬるめで壁にキャラクターの絵が描かれているキッズ風呂、からだにやさしい低周波の電気が流れている電気風呂など、いろいろな湯を試してみてはいかがでしょうか。さらに、竜泉寺の湯には広い岩盤浴の施設があります。13種類の天然鉱石や岩塩などを使った最新設備が整えられた岩盤浴で、心も体も癒すことができます。

広い館内はお風呂だけではなく、あかすりエステ、ボディケア、タイ式マッサージ、フットケアなども。また食事処やゲームコーナーなどもあり、ゆったりとくつろぐことができます。

夢実の国は、宮城県黒川郡にある隠れ家的日帰り天然温泉。全国的にも珍しい階段式露天風呂で、「源泉の湯」「夢実の湯」「打たせの湯」「白地の湯」「トルマリンの湯」の5つのお風呂が楽しめます。それぞれの湯は階段を流れる温泉でつながれていて、今までにない新しい楽しみ方ができると好評を得ています。

最上段の「源泉の湯」には地下1400ｍから湧き出た源泉が流れ込む露天風呂。静かな雰囲気の中、ゆったりとくつろぐことができます。その下に３つの露天風呂が続き、最後は内風呂の「トルマリンの湯」。これはお肌ツルツル美肌美人の湯で、女性にも人気を呼んでいます。

温泉でくつろいだ後はお食事も楽しめます。食事処には地ビール・松島ビールに合うお料理がたくさん揃っていますよ！スパイシーな『スペアリブ』をはじめ、 そば、うどん、定食、ラーメン、ハンバーグと子供から大人まで家族揃っておいしいお料理に舌鼓を打ってください。

館内にはエステコーナーがあり、女性限定のあかすり、整体、足つぼ、タイ式マッサージなどを受けることができます。また男性にはヘアカットのコーナーも。歌謡ショーなどのイベントも開催されることがあります。日頃の疲れをここでゆっくりと癒してください！

作並温泉は古くから栄えた温泉郷で、現在は広瀬川・国道48号線沿いに、温泉旅館が数件あります。中でも作並ホテルは「神の湯」という温泉で知られています。日帰り温泉としても利用でき、観光の途中に温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

作並ホテルは小さなホテルですがその歴史は古く、創業は江戸時代、安政末期ごろになります。温泉に浸かり病気が癒えたことから、いつの間にか「神様より授かりし湯」という意味で「神の湯」と呼ばれるようになったそうです。昭和30年に火災で創業以来の建物は焼失してしまいましたが、神の湯は変わらずこんこんと湧き出ています。

神の湯は湯量が豊富で、毎分110Lも湧き出ています。そのため大小５つある湯船はすべて源泉かけ流し。露天風呂からは広瀬川の風景を眺めることができ、ゆったりとくつろぐことができます。伝統の岩風呂、山を木々を美しく眺める姫湯、鳥の声や山の息吹を味わう福の湯など、どれも個性あふれる名湯です。ぜひゆったりと温泉に浸かり、日頃の疲れを癒してください。

作並ホテルは古い旅館ですが、落ち着く宿として親しまれています。静かな山間にあり、心からくつろげますよ。時間に余裕がありましたら、ぜひ宿泊もしてみてください。

鎌倉山は仙台市の作並にある山で、標高520ｍ。作並街道（国道48号線）沿いにそびえ、南面は安山岩からなる約100ｍの絶壁になっています。その特徴的な岩肌はゴリラの顔に似ていることから、ゴリラ山とも呼ばれているそうです。断崖の頂上を目指して登るロッククライミングが盛んで、多くのクライマーが訪れます。

鎌倉山には2つの伝説が残っています。1つは後三年の役のとき、源義家に従った鎌倉景正がこの山に陣を敷いて戦ったというもので、もう１つは源頼朝（鎌倉殿）が奥州藤原氏を征討するときに通ったと言われています。

一時岩石が崩れてロッククライミングが禁止されましたが、最近復活して県内外の愛好者達が岩登りを楽しんでいます。ハイキングや登山よりロッククライミングが盛んですが、自然を楽しみながらトレッキングをすることも。初心者でも気軽に半日で往復できるので、時間に余裕があったらぜひチャレンジしてください。

登山道沿いには山草が多く見られます。春から夏にかけて可憐は花を咲かせ、山を歩く人の目を楽しませてくれますよ。また野鳥も多く見られ、バードウォッチングも。山頂からは作並温泉や遠くに山並みを一望することができます。

ニッカウヰスキー仙台工場はNHKの朝ドラ・「まっさん」のモデルとなったウィスキー蒸溜所です。このドラマは、創業者の故竹鶴政孝氏とスコットランド出身の夫人リタさんをモデルにし たもので、夫婦の奮闘記を描いたもの。人気の朝ドラだったので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

ニッカウヰスキー仙台工場では、無料で工場見学をすることができます。ガイドがウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史について丁寧に説明をしてくるので、ウィスキーに興味のある人はぜひ参加してください。

工場内には、蒸溜棟やキルン塔、赤煉瓦の貯蔵庫、ゲストホールなどがあり、どれもたいへん興味深いものです。見学の所要時間や約70分で、ホームページから予約可能。見学後にはウィスキーの試飲もできます。

また毎週土・日・祝日には、有料のテイスティングセミナー付き見学も行っています。この見学では、通常の工場見学に加え、ここで作られるさまざまなウイスキーのテイスティングを行うことができますよ。こちらは先着順の申込みになるので、予定が決まっている方は早目に予約をしてください。

奥新川ライン・新川ラインは、宮城県立自然公園二口峡谷の散策ルートです。仙山線の奥新川駅をスタートし、西の清水滝方面へ行くのが奥新川ラインで、反対に東側へ続くのが新川ラインと呼ばれています。

新川ラインは3.6kmあり、約2時間ほどで歩くことができます。渓谷をつり橋や険しい道を進み、変化に富んだ山歩きを楽しめます。新川ラインは、グレートストーン・三条大滝・布引大滝を通ってニッカウヰスキー工場まで、約4.5kmの道のりです。

春から秋まで散策を楽しむことができますが。新緑のシーズンや紅葉のシーズンは特に人気。じっくり楽しむには奥新川駅前の「奥新川キャンプ場」もおすすめで、夏には多くのファミリーがキャンプを楽しんでいます。近くでは渓流釣りや水遊びが楽しめ、また周辺には遊園地などの施設も。

新川ラインには約1200種の植物が群生しており、植物や昆虫を探しながら散策をするのもおすすめ。途中、「鳳鳴四十八滝」と呼ばれる大小さまざまな滝を見ることができ、多くの人に親しまれています。山歩きの後は作並温泉で疲れを癒してくださいね。

鳳鳴四十八滝は広瀬川上流にかかる滝で、大小無数の滝が清らかな音を出す様子が鳳凰の鳴き声を想像させることから、この名前が付けられたそうです。高台から広瀬川の上流を眺めると、鬱蒼とした樹林の間を階段状のいくつもの滝が白い泡をたてて流れて行く様子を見ることができます。その背景には鎌倉山を望むことができ、仙台の隠れた名所です。

国道48号からほんの少し入った所にあり、作並温泉からもアクセスがいいのでぜひ訪れてみてください。鎌倉山をバックに階段状に滝が落ちる姿は、撮影スポットとしても人気があります。

鳳鳴四十八滝は落差が25m、幅が10mあり、大小の滝が連なって流れ落ちています。四十八滝は江戸時代から呼ばれていて、上流の滝を全部あわせると48あるからだとも言われているそうです。

かつて棒目木（ぼうめき）の滝とも呼ばれていました。また、かつて天女が舞い降りて舞いをしたという伝説も残っているほど、美しい姿を見せる滝です。周辺には遊歩道があり、散策を楽しむことができます。特に新緑や紅葉のシーズンは格別で、自然の美しさをたっぷりと味わうことができますよ。

作並こけしは、150年以上の歴史を持つ伝統的な工芸品です。江戸時代の末期、南條徳右衛門によって作り始められたといわれ、作並に湯治に来た人が子供へのお土産として買い求めていました。当時のこけしは小さな子供でも握って遊べるよう細いものが多かったのですが、今日では大人の観賞用としてやや太い形のものが作られています。

かつては町のあちらこちらにあったこけし店ですが、今ではこの平賀こけし店一軒のみになってしまいました。８代目・平賀輝幸さんは日本こけしコンクールで最高賞を受賞した経験もあり、芸術性の高さが評価されています。

シンプルな人の形をしたこけしだけではなく、福神・フラフープこけし・サンタこけし・常長こけしなど季節に合わせたユニークなこけしも創作されています。平賀こけし店では、それらのこけしを制作する様子を見学できるので、興味のある人はぜひ訪れてみてください。

店内にはさまざまなこけしが並んでいるので、じっくりと見学してください。また旅行の記念として絵付け体験も行っていて、1時間ほどでオリジナルのこけしを作ることができます。かわいいこけしを作ってお土産にするのもおすすめです。

作並温泉郷は、宮城県では初めて「恋人の聖地」に認定されました。「湯神が守る恋」としてテレビや雑誌にも多く紹介され、デートスポットやプロポーズにふさわしい観光地としてカップルが多く訪れています。

湯神神社はそんな作並温泉の守護神として地元の人々から親しまれています。良縁をもたらすとされる白蛇を祀っていて、縁結び、子宝安産、商売繁盛、無病息災の御利益があるとされているそうです。毎年１月には「どんと祭」、旧暦の６月には祭礼が行われ、地域の信仰を集めています。

2014年8月には、この縁結びの神「湯神神社」を総本山とし「作並温泉 恋のお湯かけ地蔵」が設置されました。作並湯の駅ラサンタと5つの旅館に1体ずつ、合計7つの地蔵が置かれ、このお地蔵さまに「恋のお湯かけ小瓶」のお湯をかけると、恋が実るのだそうです。

「恋のお湯かけ小瓶」は各旅館で入手できます。小瓶には異なるキーワードがが書いてあり、全て集めるとあるメッセージになるそうです。どんなメッセージになるか、確かめてみてくださいね！そのほかにも、いろいろなイベントが行われています。

西方寺は仙台市青葉区にある浄土宗の寺院です。平安時代の貴族、平清盛の家臣・平貞能ゆかりの寺院として知られていて、地元では親しみを込めて「定義山」とか「定義さん」などと呼ばれています。

ご本尊は、平重盛が中国径山寺に黄金を寄進した際に送られた阿弥陀如来宝軸です。重盛の家臣である平貞能公が源氏からの追討から逃れるためこの地に隠れ住み、その際に「定義」と改名したことから「定義如来」とも呼ばれています。この如来は、「一生に一度の大願を叶えてくれる」と言われていて、参拝に訪れる人が絶えません。

また、定義如来本尊は縁結び、子授けに御利益があると言われ、女性の参拝者が多く訪れます。境内には、安徳天皇の遺品が眠る天皇塚や昭和61年に建立された五重塔などの見どころがあります。また、平清盛の家臣・平貞能に関する史跡が多く残されていて、歴史が好きな人にはたいへん興味深いスポットです。

また、五重塔を眺めながらお茶をいただける茶室があります。作法を気にすることなく、気楽に抹茶を楽しむことができますよ。ここではおみやげ用として、オリジナル茶菓子も販売されています。

大崎八幡宮は、仙台市青葉区八幡にある国宝に指定された社殿を持つ神社です。 1607年に伊達正宗によって創建されました。権現造（石の間造）という、本殿・石の間・拝殿が一体となった造りの建物としては、日本最古のもの。豊臣家に仕えていた当代随一の工匠によって造営された社殿は、荘厳で華麗な桃山時代の建築物の特徴をよく表しています。今もなお伊達家の威風が感じられる建物として、観光名所にもなっているのです。

大崎八幡宮は厄除け、除災招福、必勝、安産などの御利益があります。仙台に本拠地を置くプロスポーツチームは毎年、シーズン開幕前に必勝祈願に訪れるそうです。

宮城県では、仙台を中心に小正月（１月15日）前後に神社で正月飾りを炊き上げる「どんと祭り」が行われます。大崎八幡宮のどんと祭りは「松焚祭（まつたきまつり）」と呼ばれ、全国的にも有名で毎年10万人以上の人出があるそうです。

この松焚祭は300年の歴史があり、仙台市の無形民俗文化財にも指定されています。祭りの際には、御神火に裸であたる「裸参り」も。3,500人以上の人がさらしを巻いた姿で火にあたる光景は圧巻。最近は女性や外国人の参加者も増え、この場合は裸装束の上から羽織物を1枚着ることが認められるそうです。

仙台城は仙台市青葉区（陸奥国宮城郡）の青葉山に位置し、青葉城とも呼ばれていました。伊達政宗が築いた大規模な連郭式平山城で、将軍家康の警戒を避けるために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。代わりに城の中心に「千畳敷」ともいわれる広い大広間が設けられていました。

青葉山の標高は約131ｍ。東と南が断崖になっていて、天然の要塞となっていました。本丸には、京都の清水寺の舞台に似た「懸造り(かけつくり)」をはじめ、5つの櫓が造られていました。残念ながら、現在は石垣と再建された脇櫓を残すのみとなっています。

青葉城には現在、資料館があり、伊達家や城の歴史に関する資料が展示されています。また、伊達政宗の公文書や自筆書状、政宗公の具足、政宗愛用の刀などの展示も。歴史が好きな人にはぜひ訪れてほしい観光スポットです。

青葉城跡は市街を一望するビュースポット。特に新緑の季節は街路並木が見頃を迎え、清々しい光景を見ることができます。隣接して桜や紅葉の名所として知られる瑞宝殿があり、合せて訪れてみるといいでしょう。

瑞鳳殿は伊達政宗を祀る霊廟です。1636年、70歳で亡くなった伊達政宗の遺言によって造られました。瑞鳳殿は、本殿、拝殿、御供所、涅槃門からなり、桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として国宝に指定されました。しかし、1945年の戦火によって焼失してしまい、現在あるのは1979年に再築されたものです。2001年には大改修工事が行われ、当時の建物が復元されました。

感仙殿は2代藩主伊達忠宗の霊廟です。瑞鳳殿と同じく豪華なものでしたが、やはり戦火で焼失していまいました。現在あるのは後に再建されたものです。

そのほか、3代藩主伊達綱宗の霊廟である善応殿、9代藩主周宗公、11代藩主斉義公夫妻の墓所である妙雲界廟、5代藩主吉村公以後、歴代藩主 公子公女の墓所である御子様御廟などがあります。

資料館には発掘調査で発見された副葬品、遺骨調査資料、遺骨のレプリカをなどが展示されています。また、発掘調査の記録映画も上映されているので、興味のある人はぜひ見学してください。瑞鳳殿は桜や紅葉の名所としても知られています。季節ごとのイベントも行われているので、ホームページでチェックしてください。

仙台市天文台は1955年に西公園に設置され、2008年に錦ケ丘に移転されました。2015年には開台60周年を迎え、宇宙を身近に感じられるスポットとして人気です。展示室は天文分野の博物館としては日本有数の大きさを誇り、宇宙や星空に関するさまざまな展示が行われています。

プラネタリウムはドーム直径25mの水平型で、美しい星空と迫力のある映像が魅力。星空解説のほか、子供向けのプログラムも上映されています。

口径1.3mの「ひとみ望遠鏡」は公開天文台としては国内屈指の大きさ。肉眼では観ることができない遠くの暗い星まで観察することができます。毎週土曜日にはひとみ望遠鏡を使用した天体観望会が開催されていて、夜空を観察することができますよ。

そのほかにも企画展やプラネタリウムコンサートなど、一年を通じてさまざまなイベントが催されています。仙台に来たらぜひ澄んだ夜空を見上げて楽しんでください。なお、時期によって休映中のプログラムもあるので、内容・開催日時などはお問合せくださいね。

作並温泉には歴史ある旅館が並んでいます。ゆっくりと温泉に浸かって日ごろの疲れを癒してくださいね。また、周辺には観光スポットがいくつもあります。温泉と共に観光もお楽しみください！