北海道には、世界自然遺産や開拓の歴史を感じる街の風景、めんこい(かわいい)動物など女子の心をひきつけるスポットがたくさん。人が押し寄せているホットな世界自然遺産のほかにも、まだまだおすすめの場所があります。ひとりでふらりとまた、女子会のメンバーと女子旅をして素敵な思い出を作りましょう。
1.女子旅で北海道へ:ロマンチック散策におすすめ「トラピスチヌ修道院」
トラピスチヌ修道院は、日本で初の女子修道院。
北海道の函館市郊外にあり、トラピスト会(厳律シトー会)系の歴史ある女子修道院です。
通称「天使の聖母トラピスチヌ修道院」、または「天使園」と呼ばれ、現在も厳格な戒律を守って、修道女たちが祈りと労働を中心とした自給自足の生活を送っています。
一般公開されているのは前庭部分。
祈りの場と生活の場の建物の内部は(残念ですが)公開されていません。
男子禁制です。
修道女たちの日課は「祈り、働き、聖なる読書」。
世俗を離れ、午前3時半の起床にはじまり19時45分の就寝までに「7回祈る」という生活。
(ここは観光地ではないのですが)お土産物として売られている小さなケーキのマダレナやクッキーが有名。
特に、修道女たちが作っているマダレナは、しっとりして素朴な手作りの味が絶品です。
クッキーは空港や土産物ショップで出回っていますが、マダレナはここでしか買えないのでぜひ味わってみてはいかがでしょう。
トラピスチヌ修道院
- 住所:
- 北海道函館市上湯川町346
- 電話番号:
- 0138-57-3331
- 公開日程:
- 【4月21日~10月31日】08:10~17:00(休)水・ 4月21日~10月31日【11月1日~4月20日】08:20~16:30(休)日 ・11月1日~4月20日、12月30日~1月2日【その他】08:00~17:10【その他冬季】08:00~16:30
- アクセス:
- 「トラピスチヌ入口」バス停から 徒歩10分
2.女子旅で北海道へ:ロマンチック散策と季節の花めぐりがおすすめ「北海道庁旧本庁舎」
「東京駅?」と、一瞬びっくりしそうなほどよく似ているレンガの建物があります。
北海道庁旧本庁舎、レンガ造りの建物は風格がありますね。
赤レンガの建物というと、東大工学部一期生の辰野金吾氏が設計した東京駅舎が有名です。
ここ「北海道庁旧本庁舎」は、東大工学部が出来る前。
海外留学をして本場の西洋建築を学んだ平井清二郎氏が設計しました。
東京駅舎より、北海道庁旧本庁舎のほうが古くて歴史があります。
ふらっと立ち寄るのにおすすめポイントは、無料で公開されていることと立地。
札幌駅から近く、ホテルを拠点にお散歩感覚で見学もできるからです。
団体のツアーなどでは、建物の外観だけを見て素通りすることも多いので、中の見学はしたことがない人も結構いるかもしれませんね。
レンガ造りの建物の中は、まず正面にある2階に上がる階段が西洋のお城のようでとても素敵。
階段を昇るとさすが元県庁の本庁舎、正面の部屋に歴代の北海道知事の肖像画があります。
他には、赤れんが北方領土館や樺太関係資料館があり歴史の再確認をしましょう。
お土産の下調べに、北海道の物産の展示や観光情報のコーナーも利用できます。
北海道庁旧本庁舎
- 住所:
- 北海道札幌市中央区北3条西6
- 営業時間:
- 08:45~18:00
- 電話番号:
- 011-231-4111
- 休館日:
- 年末年始(12/29~1/3)
3.女子旅で北海道へ:ロマンチック散策におすすめな函館の坂道「 八幡坂」・「基坂」
まるで外国の港町と、丘の上にある高級住宅街のような石畳の道とその坂の向こうに見える港。
でもここは間違いなく日本の北海道の町なのです。
八幡坂は、よく映画やCMでも撮影されていることで有名な場所で観光客に人気があります。
急な坂を下った先に見えるのが函館港、そして浮かんでいる船は青函連絡船の摩周丸です。
カメラ女子ではなくても、写真を撮りたくなる風景。
思わずインスタ用の撮影に夢中になって、道の真ん中で長時間立ち止まったりしないでくださいね。
一般道ですので、車が通行しています。
基坂(もといざか)もまるで海外の住宅街を思わせる風景です。
ゆったりした石畳の道と街路樹、建物の前に横付けした車、海外ドラマのワンシーンに見えませんか?
基坂は、明治になって開拓が盛んになった頃、函館から札幌へ向かう函館本道の基点だった場所。
坂の下に里数を測る基点となる「里程元標」があったことから「基坂」の名前がつきました。
基坂を昇りきったところに、元町公園や旧函館区公会堂など函館でも有数の観光スポットがあります。
西洋風の町並みと、石畳が敷かれた広い通り、通りの両側には像が立ち並んでいる基坂。
旧イギリス領事館がこの通りにあったことも、外国の雰囲気に影響しているのかもしれませんね。
4.女子旅で北海道へ:ほっこりかわいい動物とのふれあい「旭川市旭山動物園」
旭川市旭山動物園といえば、全国でも有名な動物園ですね。
不景気の影響で閉園の危機にあった動物園を、知恵と努力で見事に再生したことで注目されています。
動物の展示方法の工夫が特徴的で、全国の動物園から見学に来たというほど。
今では、「動物たちの本来の野生の動きが観察できるように」展示を工夫した動物園が多くなってきました。
大きな動物の展示方法の改革は、ここ旭川市旭山動物園から始まったと言っても過言ではありません。
ペンギンは人気の動物、動物園のメイン的な存在といってもいいでしょう。
かつての動物園では、檻やプールの外でペンギンが行進するなど想像もしていませんでした。
よちよち歩く姿を間近で観察、激写!もできます。
思い思いに歩いたり、雪まみれになってお腹で滑ったりする姿は個性があってほっこり&苦笑。
行進は冬場だけですが、水中をまるで空を飛ぶように泳ぐ姿も感動ものです。
ペンギンのほかにも、シロクマの水中ダイブやアシカが水柱の中を上昇していく様子など、それぞれの特質を存分に披露してくれています。
旭川市旭山動物園
- 住所:
- 北海道旭川市東旭川町倉沼
- 電話番号:
- 0166-36-1104
- 営業時間:
- 09:30~17:15(季節によって変動あり)
- アクセス:
- 旭川駅東口からバス旭川電気軌道(旭山動物園線41・42・47番)で40分(運行は30分間隔)
5.女子旅で北海道へ:手作り感満載の動物園「ノースサファリサッポロ」
小さな規模の動物園で、手作り感が楽しめるのがノースサファリサッポロです。
2005年7月に開園した北海道で初のサファリパークで、雪国のサファリ(野生動物の観察)はいかがでしょう。
また雪遊びのエリアでは、雪上バナナボートや雪上ブッバ、スノーモービルのアクティビティも充実。
北海道ならではの犬ぞりの体験はおすすめです。
犬ぞりを引くハスキー犬のフレンドリーさには、圧倒されるくらい。
怖い顔のハスキー犬。実はとってもフレンドリーで、物怖じしない犬たちと冬のプレミアム体験ではお散歩もできます。
ここには動物園の定番の動物から、北海道のエゾシカまでいます。
そして、ここでしか見られないのが「トラと犬が同居している」檻。
目を疑い、びっくり仰天です。
なんと、ベンガルトラのティガーとMIX犬のエルサが一緒の檻に。
小さな時から、ずっと一緒ということでとても仲がいいというのですが、やっぱりハラハラします。
奇跡の友情とも言われている光景は、なかなかお目にかかれませんね。
また園内を移動していると犬が寄ってきたり、珍しい動物を抱っこする体験ができたり動物達との距離も近い動物園です。
ノースサファリサッポロ
- 住所:
- 札幌市南区豊滝469-1
- 営業時間:
- 10:00~16:00(最終入園:閉園30分前)
- 開園日は月によって違います。
- アクセス:
- JR「札幌駅」からじょうてつバス(定山渓温泉行)で「豊滝小学校」そこから無料シャトルバスでノースサファリサッポロ
6.女子旅で北海道へ:ロマンチック散策もお姫様コスプレもできる「旧函館区公会堂」
旧函館区公会堂は、明治43年(1910年)に建てられたコロニアルスタイルの建築で、函館港を見下ろす高台に建っています。
コロニアルスタイルのシンメトリー(左右対象)な西洋館で、壁面のブルーグレーと柱や梁、窓枠にイエローの色を配置した美しい建物です。
建築された当時は、最もモダンな建物だった旧函館公会堂。
基坂の下から見上げる華麗な姿が、元町のランドマークといわれています。
現在、国の重要文化財に指定されています。
おとぎの国のような素敵な西洋館に来たのですから、思い出にドレスアップして写真を残しませんか?
よく観光地では、着物や貸衣装を借りて写真を撮ったり街の中を散策できたりするサービスがありますね。
女子旅で旧函館区公会堂のドレスや着物や袴などの貸衣装を、気兼ねなく、気に入ったドレスが見つかるまで選んでみませんか?
旧函館区公会堂にあるハイカラ衣裳館では、女性用ドレスが合計59着。
そのうえ、ドレスに合わせたヘアメイクのサービスもあるので、豪華なドレスなのに、ヘアやメイクは普通というアンバランスな状態にはなりません。
ヘアメイクまでサービスが充実しているのは珍しいですよね。
メイクやヘアアレンジもして、美しいドレス姿で素敵な思い出づくりができます。
ドレスに合うティアラやネックレス・イヤリングなどのアクセサリーもレンタル可能です。
専属のカメラマンはいないのですが、自分で好きな場所を選んで撮影することができます。
撮影NGが多い文化遺産が多い中、撮影OK!は嬉しいです。
大広間や階段、テラスや廊下など撮影スポットがたくさんあります。
旧函館区公会堂
- 住所:
- 函館市元町11-13
- 電話番号:
- 0138-22-1001
- 営業時間:
- 【4月~10月】09:00~19:00【11月~3月】09:00~17:00
- E-MAIL:
- koukaido@zaidan-hakodate.com
- アクセス:
- JR「函館駅」徒歩約25分
ハイカラ衣裳館
- 住所:
- 函館市元町11-13
- 電話番号:
- 0138-22-1001
- 営業時間:
- 【3月1日〜3月31日】09:00〜16:30【4月1日〜10月31日】09:00〜17:00【11月1日〜12月25日】09:00〜16:30
-
- 定休日:
- 「旧函館区公会堂」の整理休館日、12月31日から1月3日まで
-
- 衣裳代:
- 1着/1,000円(20分間)
- ヘアメイク代:
- 1,000円(1回:約5分間)
7.女子旅で北海道へ:ロマンチックな散策とショッピングにおすすめ「金森赤レンガ倉庫」
明治に建てられた赤レンガ倉庫群がおしゃれな観光スポットに。
この倉庫は、かつて大分県出身の実業家、初代渡邉熊四郎という人が明治時代に開業した「金森洋物店」が所有していたもの。
今や金森赤レンガ倉庫は、倉庫の役割から函館観光の人気スポットとしてベイエリアを代表する商業施設に生まれ変わっています。
目の前の海を背景にフォトスポットとしても人気です。
倉庫や海をバックに記念写真はいかが?
現在金森赤レンガ倉庫は、約50もの店舗が営業している複合施設になっています。
敷地は大きく4エリアに分かれ、一つめのエリアに様々なショップがある「金森洋物館」。
二つめのエリアには、食事やスイーツ、パーティなどもできるカフェやチャペルが配置された「BAYはこだて」。
三つめのエリアには、ビヤホールや函館らしさを感じるお土産を扱う店舗がある「函館ヒストリープラザ」。
四つめのエリアでは、コンサートなどを催す「金森ホール」があります。
倉庫の内部は、贅沢な空間の使い方をしていてゆったりと商品陳列がされるなど鑑賞して歩くのもおすすめです。
悪天候のときも広々とした倉庫の中は快適な空間。
女子旅でもぜひルートに入れてみたいスポットです。
金森赤レンガ倉庫
- 住所:
- 北海道函館市末広町14-16
- 電話番号:
- 0138-27-5530
- 営業時間:
- 09:30~19:00(季節により変動)
- 定休日:
- なし
- アクセス:
- JR「函館駅」徒歩15分
8.女子旅で北海道へ:ロマンチックな夜の散策もおすすめ「小樽運河」
小樽運河は、小樽の観光の象徴ともいえる存在です。
北海道の開拓の玄関口として発展した「小樽港」に続いています。
開拓当時、小樽港には大きな船舶は港へ接岸できず沖に泊めていました。
沖に停泊中の船と、港の間を荷物を運搬して荷揚げするために、「はしけ(台船)」という小さな船を使っていたのです。
荷物の運搬料が増えると、はしけがたくさん必要なり荷揚げする場所も足りなくなって小樽運河が造られました。
長い間小樽の運輸を担った小樽運河は、やがて大きな船舶が停泊できるように港を整備したことで役割を終えたのです。
小樽運河は、海岸の沖合いを埋立てて造られたため、陸地を掘って造る直線の運河ではなく緩やかなカーブを描いているのが特徴です。
荷揚げする先の倉庫も効率よく運河沿いに建てられました。
運河に沿って建てられた石造りの倉庫や、歴史的建造物など現在も残されています。
特に人気があるのは、夕暮れ時のガス燈の火が灯りはじめ空が夕陽に染まる頃。
小樽運河を63基ものガス燈が、穏やかな明かりで運河を灯します。
なんともいえないロマンチックな趣があります。
石造りの倉庫は改築されて、レトロなレストランなどに使われているものも多く、ディナータイムを過ごすおすすめスポットです。
小樽運河
- 住所:
- 北海道小樽市港町
- 電話番号:
- 0134-32-4111(産業港湾部観光振興室)
- アクセス:
- JR「小樽駅」徒歩8分
-
9.女子旅で北海道へ:ミシュラン三つ星絶品の夜景!昼間は美しい四季を見せてくれる「函館山」
様々な観光地で夜景が注目されているところは結構あります。
高い場所から眼下に都市がある地の利がある場所は、夜景が定番のスポットと言えるでしょう。
函館山の夜景は、夜景を多くみている人にも新鮮な感動を与えてくれます。
なんと言っても、海岸線と函館の街の明かりのコントラストを実際に間近で見ると圧巻です。
本当に北海道の地図通りの稜線がくっきり浮かんでいます。
ミシュランガイドブックに、三つ星と掲載された「極上の眺望」をお見逃しなく。
函館山は、600種の植物が分布し渡り鳥の休息地でもあります。
みどころは、市街地の夜景だけではありません。
ロープウェイで125人乗りのゴンドラを利用して3分、頂上に着きます。
頂上までの四季折々の山の景色もぜひ楽しみたいスポット。
夜景が人気ですので、日没後の前後は駐車場もロープーウェイも混雑しがちです。
4月中旬~11月初旬は、函館駅から山頂、ベイエリアなどは乗り換えなしで行ける観光路線バスが運行。
上手に混雑を避けてアクセスしましょう。
函館山
- 住所:
- 北海道函館市函館山
- 営業時間:
- 10:00~22:00
- 電話番号:
- 0138-27-3130(函館山山頂展望台)
- アクセス:
- メインルートは、ロープウェイで山麓駅から3分で山頂に到着。
函館山ロープーウェイ
- 住所:
- 北海道函館市元町19-7(函館山ロープウェイ株式会社)
- 電話番号:
- 0138-23-3105
- 営業時間:
- 通常10分間隔(混雑時は5分間隔)【4/25~10/15 】10:00~22:00(上り最終21:50)【10/16~4/24】 10:00~21:00(上り最終20:50)
- 料金:
- (普通運賃)
- 大人(中学生以上) 往復1280円、片道780円
- 小人 往復640円、片道390円
10.女子旅で北海道へ:新選組の最後の砦を望む「五稜郭タワー」
高さ107mの五稜郭タワーは、特別史跡の「五稜郭跡」と函館市街が一望できる観光スポットです。
2006年にオープンしました。
五稜郭タワーから眼下に一望できる「五稜郭公園」。
星形の城郭跡で知られる公園で、約1600本のソメイヨシノやヤエザクラなどが植えられています。
堀のほとりや郭内に植えられた木々、真冬の雪化粧は星型をした姿を四季折々の彩りで浮かび上がらせ見事です。
五稜郭タワーの1階には、この地にゆかりの深い土方歳三の像があります。
新選組の副長・土方歳三のブロンズ像は大人気のフォトスポットです。
土方歳三のファンでなくても、イケメンぶりにはうっとりしそう。
五稜郭タワーの展望階は有料ですが、1階と2階は入場料無料で入ることができます。
1階のエントランスホールにある売店では、函館の定番の土産から五稜郭タワーでしか手に入らないレアなものも。
2階の食事コーナーでは、函館の老舗レストラン「五島軒」があり「ミルキッシモ」では地元の函館産の素材を使用したジェラートが楽しめます。
五稜郭タワー
- 住所:
- 北海道函館市五稜郭町43-9
- 電話番号:
- 0138-51-4785
- 営業時間:
- 08:00~19:00(季節により変動あり)
- アクセス:
- JR「函館駅」から函館バスで「五稜郭」下車、徒歩約15分。
11.女子旅で北海道へ:超有名なお菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」
まるでおとぎの国のようなテーマパーク、白い恋人パーク。
超有名な北海道銘菓イシヤの「白い恋人」の工場見学や、オリジナルスイーツが味わえるテーマパークです。
お菓子の体験工房では、オリジナルの白い恋人を自作することもできます。
自分へのお土産にしてもいいですね。
お菓子の会社が「テーマパークか~工場見学系?」と軽い気持ちで覗いてみると、いきなり西洋風の建物が本格的で嬉しい誤算。
お菓子を見る・食べる・楽しむテーマパークです。
園内のガーデニングも見事で、散策も楽しいです。
散策した後で館内にあるカフェで一休みもおすすめ。
白い恋人に関するメニューが揃っていて、白い恋人のチョコレートドリンクは甘すぎず人気メニューです。
チョコレートを入れていたアンティークの器のコレクションや、おもちゃコレクションなども展示。
ジュエリーボックスにしか見えないような豪華な装飾、チョコレートは宝石に匹敵する価値があった時代の名残でしょうか。
12.女子旅で北海道へ:自然をテーマにしたショッピングロード「ニングルテラス」
自然をテーマにしたクラフトショップが15棟あるニングルテラス。
作家・倉本聰氏のプロデュースしたショピングロードです。
遊歩道に沿って、ログハウスのショップやコーヒーハウスを散策できます。
ニングルテラス で扱うものは、富良野にしかない、富良野だからある商品がコンセプト。
クラフト工房では、自然をテーマにした温かみのある作品を中心に個性的なクラフト製品を販売しています。
その他にも銀細工や木工おもちゃの楽器、ロウソクやガラス細工のアクセサリー、万華鏡など、どれも素敵な作品です。
「ニングル」のネーミングは、倉本聰氏の著書「ニングル」の作品で登場する妖精のこと。
昔から北海道の森に住んでいる、身長15cmくらいの「森の知恵者」といわれる妖精からとった名前です。
夜にはライトアップがされ、より一層幻想的な雰囲気になります。
本当に森の妖精に出会ってしまうかも、そんな素晴らしい空間です。
しばしの間、森の住人の気分を味わってみてはいかがでしょう?
ニングルテラスの奥には、ドラマの「優しい時間」の中で、豆を自分で挽くという珈琲店「森の時計」の舞台となった喫茶店もあります。
ニングルテラス
- 住所:
- 北海道富良野市中御料
- 営業時間:
- 12:00〜20:45【7月1日〜8月31日】10:00〜20:45
13.女子旅で北海道へ:圧倒される大自然!吸い込まれそうな青い海「神威岬」
岬の先端まで行くのは、「徒歩」しかありません。
岬の先端はかつて女人禁制、岬の入り口には女人禁制の門もあります。
細い歩道、急な坂を歩いて行くため、途中で「ここから見た海もきれいだし」「ここで、もういっか~」と諦めたくなることも。
でもこの先にさらに絶景が待っています!すぐ目の前です。
日本海側で最大の難所といわれ、80mの海蝕崖と青い大パノラマ、そして海の上には「神威岩」が立っています。
風が強い時は飛ばされそうになることもありますが、20分ほど歩き切った先には素晴らしいご褒美の光景が。
視界の先、300度の水平線は見事に丸みを帯び海の紺碧が目に飛び込んできます。
神威岬の先端から眼下に見る神威岩が、さらにその先にも飛び石のように岩が連なっています。
神威岩は、チャレンカという乙女が身を投げて岩になったという伝承も。
チャレンカは嫉妬深いため、女性の乗る船を転覆させると岬一帯が「女人禁制」になったそうです。
強風や濃霧などの悪天候の時は、遊歩道が閉鎖されることがあります。
閉門時間にはご注意くださいね。
天候や季節で違う開閉時間を確認してから行くことをおすすめします。
神威岬
- 住所:
- 北海道積丹郡積丹町神岬
- 電話番号:
- 0135-44-2111
- 開閉時間:
- 【4月~7月】08:00~18:00【8月~10月】08:00~18:30【11月】08:00~17:00【12月~3月】 10:00~15:30
14.女子旅で北海道へ:海外の観光客も押し寄せる秘境の神秘的な「青い池」
青い池は、美瑛の白金温泉から車で約5分のところにあります。
神秘的な池で、テレビや本で話題になり観光客が増加。
きっかけは、2012年にApple社の「Moutain Lion」というOSが、画像を壁紙に採用したことから爆発的な人気に。
世界中で販売された「Moutain Lion」により、その美しさはいきなり日本国内ばかりか世界で話題になったのです。
それまでは地元の人しか来ないような、ひっそりとしたまさに秘境といった場所でした。
青い池の名前に恥じることのない青さは、綺麗を通り越して異様で怖いくらいです。
水の青さとさらに立ち枯れの木々が自然への畏怖を感じさせます。
静かに池の辺りで風を感じていると、自然との一体感を体験でき日々の疲れを癒やしてくれます。
青さの原因は、池に注ぐ美瑛川の水。
美瑛川の水には温泉の成分が混ざっていることにより、コバルトブルーの怪しい美しさをたたえています。
下流の透明な水と青い池が混ざり合ったところも、神秘的で見入ってしまいます。
「青い池」
- 住所:
- 北海道上川郡美瑛町白金
- 電話番号:
- 0166-94-3355(白金インフォメーションセンター )
- 営業時間:
- 日の出から日没まで。夜のライトアップ期間中は21時まで見学可能。
15.女子旅で北海道へ:ほとんど凍らない湖でアクティビティも楽しめる「支笏湖」
素晴らしい大自然を間近に感じたい!そんな女子旅を選んだものの、ガッツと体力に自信がない。
そんなか弱い女子向きなのが、支笏湖(しこつこ)です。
観光地化している湖ですが、その分安心して遊べるスポット。
アクティビティな貸出ボートや遊具も揃っていて、自然の中で戯れたいスポーツ派に、ゆる~く自然を満喫したい派にもおすすめです。
トイレや駐車場も完備されています。
支笏湖は、支笏洞爺国立公園の中にある噴火によってできたカルデラ湖です。
シコツはアイヌ語で「大きな窪地」という意味。
最大深度は約360mで国内では2番目に深い湖。
深いため水の対流が起きやすく、北海道にありながら真冬でも湖水はほとんど凍りません。
水質の良さと透明度の高さで、環境省が発表する「湖沼の水質ランキング」では過去何度も日本一になっています。
透明度の高い湖底を、観光水中遊覧船の船内から観察できるのでぜひお試しください。
支笏湖
- 住所:
- 北海道千歳市幌美内番外地
- 電話番号:
- 0123-25-2041(支笏湖観光センター)
- アクセス:
- JR「札幌駅」駅前ターミナルより直行バスで約1時間30分(6月中旬~10月中旬)
女子旅は、自由自在にプランできる気楽な旅。
友達同士、行きたいところをチョイスしてその周辺を回ったり、食べたいお店をポイントにプランを練ったり計画のときからワクワクして楽しいです。
目当ての観光スポットが、万が一天候やトラブルなどでだめになっても次のプランを用意しておく。
そんな楽しむことによくばりな女子旅はいかがでしょう。
みたいもの、やりたいことが満載な北海道で充実した旅をどうぞ。