シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)完全ガイド!市内へのアクセスと空港での過ごし方まとめ!

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チャンギ国際空港はシンガポールの空の玄関口で、乗り継ぎに利用する旅客者も多いためにラウンジやレストラン、マッサージなどの空港施設が充実しています。世界のベストエアポートとして名をはせるチャンギ国際空港の基本情報や市内へのアクセス方法、空港での快適な過ごし方をご紹介します。

シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)は世界のベストエアポート

チャンギ国際空港は、シンガポールの空の玄関口で、世界で7番目に発着便が多い空港です。2017年には利用者数が6,000万人を突破し、過去最高を記録しました。4つのターミナルがあり、毎日85秒に1便が離着陸をしています。チャンギ国際空港利用者の満足度は高く、航空業界の調査会社が、空港サービスの品質を評価する「ワールド・エアポート・アワード」では6年連続で首位を獲得するほど!

日本からは直行便で7時間。世界のベストエアポートと呼ばれるシンガポール・チャンギ国際空港の基本情報や市内へのアクセス方法、便利で魅力的なサービスを使った空港での過ごし方をみていきましょう。

チャンギ空港のターミナル移動はスカイトレインやシャトルバスで!

チャンギ空港では、午前5時から深夜2時30分まで、「スカイトレイン」という無料シャトルトレインが数分間隔で運行しています。ターミナル1から3の間を行き来しており、1区間の乗車時間は1分から3分ほど。ただし、2017年10月にオープンしたターミナル4は、他ターミナルと直結していないので、ターミナル2から無料シャトルバスを利用する必要があります。

この無料シャトルバスは24時間運行。午前5時30分から深夜0時までは10分ごと、それ以外は20分ごとのダイヤなので深夜着の便を利用の人でも安心です。乗り継ぎでターミナル間を移動したい人も、広いチャンギ空港を散策したい人も、スカイトレインや無料シャトルバスに乗れば、ストレスフリーな旅を楽しめますね。

チャンギ空港から市内へのアクセス方法は?

MRT

チャンギ空港から市内へのアクセス方法は、いくつかありますが、一番気軽に利用できるのはMRTという鉄道です。鉄道路線が充実しているシンガポールには、主要な観光名所のそばに必ずといっても良いほどMRTの駅があります。

チャンギ空港では、期間中に何度でもMRTと普通路線バスの乗り降りができるお得なチケット(シンガポール・ツーリスト・パス)の販売も行っているので、シンガポールをMRTやバスで移動する予定の人にはおススメです。シンガポール・ツーリスト・パスの料金は、1日利用券が10SGD、2日利用券が16SGD、3日利用券が20SGD。日本円に換算すると1日利用券は820円ほどです。

チャンギ空港のMRT最寄り駅は、ターミナル2とターミナル3の地下にあるチャンギ・エアポート駅(Changhi Airport)です。始発と終電はそれぞれ午前5時31分と、午後23時18分。市内中心部へ向かうにはタマン・メラ駅(Tanah Merah)で東西線(East West MRT Line)に乗り変えましょう。MRTはチャンギ空港から、12分間隔で運行しており、市内へは30分ほどで到着します。

例えばベイフロントの有名ホテル・マリーナベイサンズへMRTで行きたい時は、チャンギ・エアポート駅で乗車しベイフロント駅(Bayfront)で下車してください。所要時間は45分。料金は2.2SGD(180円程度)です。

空港シャトルバス

リーズナブルでお財布にも優しいMRTですが、24時間運行していないという難点があります。深夜にチャンギ空港へ到着して市内へ出たい時はどうしたら良いのでしょうか?そんな時は空港シャトルバス(エアポートシャトルバス)の利用がオススメです。各ターミナルの到着フロアには、このようなグランド・トランスポート・デスク(Ground Transport Desk)が設置されており、24時間配車サービスを行っています。

デスクのスタッフに行き先を伝えるだけと、手続きはとても簡単。15分から30分間隔で運行しており、料金も9SGD、12歳以下の子ども6SGDと安いのが特徴です。支払いもデスクで行ってくださいね。

料金が安い空港シャトルバスでは、6人から8人ほどが乗れるミニバンで乗り合い乗車をすることになります。同じ方向へ向かう乗客が集まると、その時点で発車するので目的地への到着時刻が読めないというデメリットがあります。また、市内中心部の主要ホテルをカバーしていますが、朝夕のラッシュアワー時には混雑も予想されるので、通常なら30分ほどの道のりもより時間がかかる可能性があります。

時間に余裕のある人や、タクシーの夜間料金を払いたくないという人、また深夜に空港に到着した人はチャンギ空港から空港シャトルバスでの移動も検討してみてください。

タクシー

空港シャトルバスよりお値段ははるものの、実はシンガポールのタクシーは日本と比べると、とてもリーズナブル。メーター料金制が採用されていて、チャンギ空港から市内までスムーズに到着すれば所要時間は30分ほど、料金は20から30SGDですみます。ただし、ピークアワーチャージ、深夜割増料金という料金が加算されることもあるので注意してください。

ピークアワーチャージとは平日6時から9時30分までと、月曜日から日曜日の午後6時から深夜に加算される25パーセントの料金のこと。また、深夜割増料金では50パーセントが加算されます。

さらに空港利用料という料金が、利用時間によって3SGDまたは5SGDかかります。少し複雑ですが、タクシー乗り場はチャンギ空港の各ターミナル1階にあり、利用しやすいので、手っ取り早く市内へ到着したいという人には一番おすすめしたい交通手段です。シンガポールはクレジットカード社会なので、タクシーの支払いにも使えますが10パーセント手数料が加算されるので、現金払いがお得です。

4人乗りのリムジンタクシーや、7人乗りの大型タクシーは通常のタクシーよりも料金が高いですが、大人数での利用では割り勘ができるので、利用してみるのもいいですね。ちなみにチップは必要ありません。

路線バス

ローカルな雰囲気を感じたいという人にオススメの交通手段は、路線バスの利用です。運賃は先払いで、お釣りなしの現金を用意しておかなければならないので、少し上級者向けかもしれません。ですが、先にご紹介した旅行者向けのお得なシンガポール・ツーリスト・パスも利用OKなので事前に準備しておけば、不安なことはありません!

チャンギ空港の路線バス乗り場は、各ターミナルの地下にあります。スタンフォード通りやオーチャード通り方面のバスは36番乗り場、タナ・メラ駅方面のバスは24番乗り場、ビシャン方面のバスは53番乗り場を利用してください。市内への所要時間は30分ほど、また料金は2.5SGD~です。地元住民の方も多く利用するので、荷物がたくさんある場合は、他の移動方法を検討した方が良いかもしれません。

日本の交通ICカードSuicaやICOCAのように、必要額をあらかじめチャージして使用できるEZ-Link(イージー・リンク)も便利です。EZ-Linkは路線バスの支払いの他にもMRT、スーパーで利用可能。チャンギ空港のサービスカウンターなどで販売しているので利用してみてください。

空港送迎サービスを事前予約

事前に日本からチャンギ空港から市内ホテルまでの送迎サービスを予約するというのも一つの手段です。初めての一人旅や、女性だけの旅、深夜に空港に到着する人などにオススメです。スムーズかつ安全、そして確実に市内へアクセスできるのはうれしいですよね。事前に明確な料金が分かっており、乗る車の予約が確定しているという点でも安心感がありますね。

チャンギ空港でのオススメの過ごし方・乗り継ぎの時間つぶしにも!

チャンギ空港では乗り継ぎの時間つぶしもエンターテインメント

チャンギ空港が6年連続で「ワールド・エアポート・アワード」を獲得した理由は、なんといってもそのサービスの質の高さにあると言っても過言ではありません。一日中いても飽きない施設と、混雑を防ぐための効率的で合理的な最新技術が、チャンギ空港のあちらこちらに散りばめられています。
チャンギ空港では、乗り継ぎの時間つぶしも楽しいエンターテインメント!オススメの過ごし方をご紹介します。


チャンギ空港の荷物預かりを利用しよう

チャンギ空港を遊びつくす前にまずは、この重い荷物を手荷物預かり所に預けることにしましょう。チャンギ空港に手荷物預かり所は8カ所。ターミナル1から4のトランジットエリアのそれぞれに4つ、そして入国審査後に入れるパブリックエリアに4つあります。シンガポールへ弾丸旅行に来た人も、手荷物を預けて手ぶらで街へ出掛けられるので便利ですね。

空港の案内板には、手荷物預かり所(Baggage storage)という英語表記とともに、かばんのマークの絵が描かれています。24時間営業なので、預け・引き取りともに、何時でも可能です。

荷物の預け方は、簡単。まずは受付でどんな荷物を預けたいのかと、受け取りにくる時間を申告します。続いてパスポートを提示して前金でお支払い。最後にレシートと引換券を受け取れば完了です。

支払いには、現金やクレジットカードの他にアメリカドルや日本円も使用できます。手荷物預かりの基本料金は24時間が1単位です。A4サイズより小さいジャケットや靴は24時間で4.28SGD。10キロ以下のスーツケースやショッピングバッグは24時間で8.56SGD。10キロ以上のスーツケースなどは24時間で12.84SGDです。


12時間以内に荷物を引き取ると申告した場合は上記料金の半額になります。また、24時間以降は追加料金がかかります。荷物受取時には、引換券とパスポートを再度提示してください。前払いを超過した場合の支払いの請求はこの時にされます。さあ、これで身軽になりました。チャンギ空港とシンガポールの街へ繰り出しましょう!

ちなみに、チャンギ空港には安全上の理由からコインロッカーがありません。街に出てからも、コインロッカーにお目にかかれることはまれです。10キロ以下のスーツケースも12時間以内の受け取りなら日本円にして320円と安いので、やはりチャンギ空港での手荷物預かり所の利用が便利でオススメです。

チャンギ空港の免税店でお土産を買おう

チャンギ空港のパブリックエリアには、コンビニエンスストアやスーパーがあるので、マーライオンクッキーやタイガーバームなど定番のバラマキ土産を買うのに持ってこい!さらに出国者・到着者ともに利用できる免税店で買えるコスメブランドの数は50以上。ハイブランドの化粧品が多数取り扱われています。悔いのないように、お買い物を思う存分楽しんでくださいね。

チャンギ空港のレストランやフードコートで舌鼓をうつ!秘密の社員食堂にも潜入

チャンギ空港はレストランも充実しています。帰国前におなかいっぱいシンガポールフードの食べ納めをしたい人には、2017年10月にターミナル4にオープンしたフードコート「フード・エンポリウム」がオススメ。シンガポールの国民食チキンライスを堪能できます。また、ターミナル3のトランジットエリアにある「シンガポール・フード・ストリート」でも、シンガポールの味を楽しめますよ。

もし、日本食が食べたくなったら、ターミナル2の日本食フードコート「SORA」で天丼やラーメン、お好み焼きはいかがですか?きっと日本が恋しくなってしまいますね。

皆がしていることには興味がないから、ちょっと変わったことがしたい、という人には「チャンギ空港の秘密の社員食堂」をご紹介。基本的にはチャンギ空港で働いている職員のための食堂なのですが、一般の人たちの利用もOK。実はこの社員食堂が安くておいしいとジワリジワリと人気上昇中なんです。スタッフ食堂は英語で「Staff Canteen」。ターミナル1の地下1階に位置しています。

13番カウンターを目指して歩くと赤い壁とエレベーターが見えてきました。これに乗りいざ地下1階へ。広い食堂には30店舗ほどのテナントが入っており、ほとんどが3SGDから4SGDという価格設定です。CAさんなどもテーブルで食事をしており、気分はさながら潜入捜査!チャンギ空港のこんな過し方はいかがですか?

チャンギ空港のマッサージで癒やされる

長いフライトの疲れを癒やすには、スパでマッサージを受けるのもオススメです。チャンギ空港にも、数店舗入店しており、ターミナル3には「be relax」があります。アメリカのJFK空港や、ドバイの国際空港など世界中の空港に支店があり、椅子に座ったまま受けられる足や背中のマッサージが充実しています。

ホットストーンを使った本格的な全身マッサージや、フェイシャルエステ、マニキュアのメニュー、シャワーもあります。営業時間は毎日午前6時から深夜1時です。

ターミナル1の有料ラウンジ「SATS プレミア・ラウンジ」内には、ドクターフィッシュに足の角質を取り除いてもらいながら、マッサージを受けられるスパ・Airport Wellness Oasisがあります。空港内とは思えない施術内容で、驚きですよね。24時間営業のこちらのラウンジは、JAL グローバルクラブ会員やダイナースカード所有者が対象です。

ラウンジなどを利用しない気軽な癒やしが欲しいという人は、空港内に点在しているマッサージチェアを使用してみて。フットマッサージチェアや全身マッサージチェアがいたるところに設置されており、無料で使えるのでお手軽です。こちらの全身マッサージ機はターミナル3の仮眠エリアのそばにあります。

トランジット旅客も多い、東南アジア有数のハブ空港・チャンギ空港ならではの心づかいですね。これなら乗り継ぎの時間つぶしも快適に過ごせそうです。

チャンギ空港の滑り台で遊ぶ!?

チャンギ空港には、大人から子どもまで楽しめるスポットが充実していますが、そのひとつがこの巨大な滑り台。高さ12メートルで、最大秒速は6メートル!空港内に設置されている滑り台としては世界一の高さで、ビルの4階に匹敵します。2回転する大きな滑り台と1回転の小さな滑り台の2種類があり、小さい方は無料で利用できます。

ターミナル3の1階到着フロアに設置されており、空港内で10SGD以上のお買い物をすれば、インフォメーションにてレシートと4回分のチケットを交換してもらえます。


チャンギ空港のバタフライガーデン&サンフラワー・ガーデンで癒やされる

マッサージと並ぶ人気の癒やしスポットとなっているのが、ターミナル3にあるバタフライ・ガーデン(Butterfly Garden)です。広い温室では30種類1,000羽以上のカラフルなチョウが、優雅に飛び回っており、正に都会のオアシスといった感じ。サナギがチョウに羽化する様子を観察できる学習コーナーもあるので、お子さんの勉強にもなりますよ。

空港内にバタフライ・ガーデンを作ったのはチャンギ空港が初めて。初づくしが多いチャンギ空港は、利用者の心のゆとり作りにも配慮しているんですね。入場は無料です。

さらなる自然の癒やしをチャンギ空港で味わいたいという人は、ターミナル2の屋上にあるサンフラワー・ガーデン(Sunflower Garden)へ遊びに行ってみてください。500本のヒマワリが咲き乱れる景色は圧巻。滑走路を間近に眺めることもできるので、疲れから開放されて一気に爽快な気分になれること間違いありません。

希少な品種のランの花が咲き、コイがおよぐ池がある室内庭園(Orchid Garden)も同じくターミナル2にあるので同時に散策してみてください。

チャンギ空港には映画館まである

乗り継ぎまで、まだまだ待ち時間がたくさんある…という人は、24時間無料の映画館へ行ってみるのはいかがですか?チャンギ空港には、ターミナル2サンフラワー・ガーデンそばと、ターミナル3アンバサダー・トランジットラウンジそばの2カ所に最新の映画を放映している映画館があります。特に受付などする必要もなく出入りも自由で、気軽に利用できます。

ターミナル2の座席数は10席ほど。ターミナル3の座席数は40席ほどあります。映画のスケジュールは、ターミナルごとに違い、ホームページで確認できます。現在は「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」や「リメンバー・ミー」が上映されていますよ。ソファも映画館仕様で、映画好きにはたまらないサービスです。

チャンギ空港でプールに入ろう

ターミナル1には朝7時から深夜0時まで営業しているプールがあります。利用料金はタオルとドリンク1杯がついて14SGD。早朝は特にすいているので、のびのびとした時間を過ごせますよ。是非お気に入りの水着を持参してシンガポールでひと泳ぎを楽しんでください。チャンギスイミングプール(Changi Swimming Pool)の場所はアンバサダー・トランジットホテルの目の前です。

チャンギ空港のラウンジで仮眠や軽食をとる

チャンギ空港には、複数のラウンジがあるので、ゆったりと誰にも邪魔されず仮眠をとることもできます。事前にプライオリティパスへ入会することで利用できる「SATS Rainforest Lounge」や「Ambassador Transit Lounge」の他に、JAL グローバルメンバーが利用できる「SATS Premier Club Lounge」、ANAが加入するスターアライアンスのゴールドメンバー向けの「KrisFlyer Gold Lounge」などがあります。

ラウンジごとに異なりますが、仮眠スペースや個人スペースでリラックスしたり、軽食をとったりシャワーを浴びたりすることも可能です。興味のある人は是非利用してみてくださいね。

チャンギ空港直結ホテル・トランジットホテルに泊まる

クラウンプラザホテル・チャンギ エアポート

チャンギ空港に深夜に到着した、または早朝の便に搭乗したいのでアクセスの良いホテルに泊まりたい…そんな時にオススメなのが、チャンギ空港ターミナル3に直結したクラウンプラザホテル・チャンギ エアポート(Crowne Plaza Changi Airport )です。制限エリア外にあるので、到着時にはいったん出国しなければなりませんが、清潔でホスピタリティ意識の高いスタッフが出迎えてくれるので気持ちよく滞在できますよ。

チェックインは15時、チェックアウトは12時。禁煙のビジネスキングルームを日本の宿泊サイトから予約した場合、1泊16,000円ほどです。スマホ無料貸し出しなどのサービスも充実しています。

アンバサダー・トランジットホテル

空港内にあるトランジットホテルは、入国手続きなしで利用できるので大変便利です。チャンギ空港のターミナル2と3にはアンバサダー・トランジットホテル(Ambassador Transit Hotel)があり、宿泊費を安くおさえたい弾丸トラベラーに好評です。深夜にチェックインし早朝の便に乗る人におすすめの「6時間コース」なら、日本円で5,000円ほどのリーズナブルさです。

ターミナル1にはアエロテル・トランジットホテル(Aerotel Transit Hotel)が、あります。宿泊費は同じく6時間の利用で4,000円ほど。ご都合に合わせて利用してみてください。

チャンギ空港の便利なサービス・施設まとめ

Wi-Fiを無料で使う

チャンギ空港では、Wi-Fiのパスワードを取得することで、無料でインターネット接続を利用することができます。Wi-Fiの取得方法は3通り。まず1つ目は、空港内に点在するインフォメーションカウンターでパスポートを提示し5ケタの数字が記入されたレシートを受け取る方法です。スタッフには「Free Wi-Fi」と言えば通じますよ。

そして、2つ目が空港内のKiosk(キオスク)と呼ばれる機械にパスポートを読み込ませ、パスワードを表示させる方法です。キオスクでは、レシートが発行されないので、数字をメモするのを忘れないでくださいね。

最後に3つ目がSMSを使う方法です。デバイスをWi-Fi設定にし、ネットワークから「#WiFi@Changi」を選択。更にカントリーコード「日本81」を入力しモバイルナンバーに「0」と入力してください。数分後にパスワードがSMSで届きます。

パスワードを取得したらWi-Fiへ接続しましょう。設定画面から「#WiFi@Changi」というネットワークにすすみ「3Hours Free Wifi Access」を選択。先ほど取得した5ケタのパスワードを入力し「Start Surfing」をクリックすれば完了です。3時間という時間制限つきの無料Wi-Fiですが、再度申請すれば再びパスワードを入手することが可能です。また、1デバイスにつき1つのパスワードが必要ですので、複数人の場合はひとりひとり申請を行ってください。

24時間無料でWi-Fiを使いたいという人にはiOS、Android向けのアプリ「iChangi」をダウンロードするという方法もありますが、ちょっとした時間つぶしならば3時間で充分だという声も多く聞かれます。

充電スポット

スマホやタブレットなど、電子機器を使っていて気になるのが電池の残量。その心配もチャンギ空港ではする必要はありません。なんと800カ所以上に無料の充電スポットが完備されているんです!ターミナルの搭乗ゲート付近には、このように「Charging Station」と書かれた緑色の看板がついた椅子が用意されています。

USBまたはアダプターでの充電が可能です。シンガポールは三ツ口のBFタイプが主流なので、アダプターを使う時は変換プラグがあると、とても便利ですよ。


またスマートフォンに特化した「Free Charging」という充電器も設置されています。ご自分のスマートフォンの機種に対応したボックスの充電口へ差し込めば充電ができます。ボックスの鍵をなくさないように気を付けて!アイフォン、ノキア、ブラックベリー、モトローラー、サムスンなどさまざまなデバイスに対応しています。

両替・銀行・ATM

チャンギ空港にはすべてのターミナルの到着口に大手銀行UOBやRHB BANKなどが運営している両替所が設置されています。24時間営業しているので早朝や深夜の到着でも安心です。手数料も安く街中の両替商とのレートともさほど変わらないので、現金派の人は、チャンギ空港での両替がオススメです。パスポートを提示する必要はありません。

またATMも、4ターミナルすべての随所に設置されています。海外銀行のATMに対応したキャッシュカードをお持ちであれば、ご自分の日本の口座から現地の通貨を引き出すことも可能です。

AoiMakoto

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