仙台でおすすめの暇つぶしスポット20選！時間を効率よく使ってリフレッシュしよう

仙台は伊達政宗を祖とする仙台藩があった城下町。杜の都との異名を持ち、東北最大の町として日本三景の松島など観光スポットも数多くあります。また仙台牛タンや笹かまぼこなどと言ったグルメお土産も豊富。そして「暇つぶし」ということをテーマにしても、仙台には駅前の周辺を中心にあらゆるジャンルの暇つぶしスポットがあります。今回は特に人気でおすすめの場所を厳選し、ひとつずつ紹介していきます。

仙台朝市は仙台の暇つぶしには最適なスポット。場所は仙台駅から徒歩圏内、西側に歩いたところにあります。「朝市」と銘打っていますが、別に朝だけ営業しているわけでなく、夕方まで営業しているお店がほとんど。とはいえ朝市らしく海産物を扱っているお店が数多くあります。海鮮丼が美味しく味わえる店から仙台名物の笹かまぼこに新鮮な魚介類と、見ているだけで高揚しそうなものばかり。行列のできるラーメン屋もあります。ちなみに仙台朝市は屋外での店が並んだストリートで、歩くだけなら無料で楽しめます。ちょっとした暇つぶしに顔を出すのも良いでしょう。

仙台朝市には海鮮系のお店だけではありません。名物のずんだ餅を扱っているお店や全国の雑穀ばかりを集めているお店、またスーパーとは臨場感からして違う青果店、仙台市民ならだれもが知っている高級果物のいたがきなど、ストリートを歩いているだけでもあっという間に時間が過ぎるでしょう。街中にいながらどこか地方の旅先の朝市に顔を出したような気分になります。1個100円未満で販売しているコロッケ屋さんもあるので、コロッケを食べながら見学するのも楽しいところ。時間に余裕があったらレストランで美味しいグルメもおすすめです。

SS30（エスエスサーティ）は、仙台の暇つぶしスポットとしておすすめ。場所は仙台駅から見て南西の位置にあるビルディングで正式名称は住友生命仙台中央ビルといいます。このビルは地上31階建てで1989年の完成当時は東北一高いビルでした。30階には憩いの場市民プラザという名の展望フロアがあります。1階から専用のエレベータ「スカイシャトル」を使って1分で到達。室内の展望台から仙台市街を眺めてください。そして、うれしいことにこの展望台は無料開放。高いところが好きで、かつ暇つぶしに余計なお金を掛けたくない人には、またとないスポットと言えるでしょう。

SS30（エスエスサーティ）の展望フロアは7時から23時まで開放していますから、夜景を楽しむのに最適。暇つぶしに加えて、デートスポットとして夜は若いカップルから絶大な評価を受けています。そして、28階から30階にかけてはレストランフロア。素敵な夜景を満喫した後は美味しい料理に舌鼓を打てます。ちなみに展望台があるのはオフィス棟で、そのほかホテル棟には仙台国政ホテルがあり、両者の建物を結ぶ場所にはセントラルフィットネスクラブ仙台があります。ここには一年通して使える温水プールがあるので、暇つぶしに泳いでみるのも良さそうです。

S-PAL（エスパル）仙台は、仙台の暇つぶしスポットでのおすすめです。場所は仙台駅に直結しています。エスパルのSはステーション、PALは友達を合わせた造語。駅の友達として駅周辺で暇つぶしをする必要があるときに大変便利です。1982年の東北新幹線開業に合わせて作られた新駅舎ができた翌年に完成。S-PALは仙台のほか、山形、福島、郡山の駅ビルにもこの名前がついています。地下一階地上六階の本館に加えて別館のS-PAL2があります。いずれも商業施設なので、室内でかつ店を利用しなければ無料で利用可能です。

2016年には新たにS-PAL仙台東館が完成し、ますます賑やかになった仙台駅前。全てのS-PALを見に行くだけでも相当な時間がかかり、ちょうど良い暇つぶしになります。入居しているテナントは専門店がメインですが、最上階にはエスパル保育園、5階にはTBCカルチャーセンターがあります。また地下に目を移せば、駅地下お土産通りとなっており、仙台の名産が目白押し。暇つぶしのついでに牛タン焼きや笹かまぼこなどの名産をお土産にするのも良いでしょう。東急ハンズ、無印良品、成城石井といった有名店やおしゃれなカフェも入居しています。

勾当台公園（こうとうだいこうえん）は、仙台で暇つぶしをするのに最適なスポットのひとつです。場所は仙台駅から見て北西の方角、地下鉄南北線勾当台公園駅の駅前にあります。周辺には宮城県庁や仙台市役所あるいは国の出先機関など、仙台・宮城県の行政の中枢がそろう場所。その真ん中にオアシスのように緑が広がっています。屋外の無料公園で24時間利用可能。都会のオアシスでゆったりと暇つぶしができます。もともとこの場所は伊達政宗が寵愛したという盲目の狂歌師・花村勾当（はなむらこうとう）の住居がありました。

1761年には藩校「明倫養賢堂（めいりんようけんどう）が設置され、時代を追うごとに学問の中心となりました。明治以降に公的施設の密集地となりましたが、空襲によりほぼ消失。戦後この地に公園が整備されるようになりました。1956年に開園後1989年にリニューアルされています。こんな園内は、志賀潔胸像などがある「憩いのゾーン」、かつて明倫養賢堂で後の初代宮城県庁舎があった「歴史のゾーン」、地下駐車場とイベント会場として利用される「にぎわいのゾーン」に分かれています。また仙台出身の4代横綱谷風の銅像が園内にあります。

青葉通りは、仙台の暇つぶしで最適なスポットのひとつ。仙台駅から西に延びており、仙台のメインストリートです。欅（けやき）の街路樹が中央分離帯と両側歩道に植えられているので、暇つぶしにゆったりストリートを歩いてみるのに最適。一般の公道なので、屋外で24時間無料で利用できます。並行している定禅寺通とともに杜の都との異名を持つ仙台の象徴。仙台駅西口から仙台城に向かって歩いていれば、おしゃれなカフェやレストラン、商業施設などが並んでおり、中には、今まで気づかなかったスポットなど、新しい発見があるかもしれません。

青葉通りは、江戸時代より仙台城の大手門から東に延びる藩の主要道路。当時は仙台駅を越えてさらに東に道が続き、そのまま多賀城、塩竈、松島、最終的に石巻方面まで続いていました。芭蕉の辻とよばれるところで奥州街道とも接続していました。明治以降は仙台駅ができて商店街が増えて横丁が中心となりましたが、空襲で焼失したために終戦後の復興計画で青葉通りが作られました。直線では無く途中10度に曲がっているのが特徴。現在は主要道路として青葉祭、仙台七夕まつり、SENDAI光のページェントのメイン会場として市民に親しまれています。

せんだいメディアテークは、仙台の暇つぶしスポットとしておすすめです。場所は仙台駅から見て北西方向、勾当台公園から続く定禅寺通り沿いにあります。これは図書館をはじめギャラリー、スタジオ、イベントスペースなどで構成されている公共施設。2001年に完成した屋内施設です。カフェやショップなどを除いて無料で利用できるのがうれしいところ。1階部分にはオープンスクエアがあり、ここではイベントが定期的に行われます。運よくイベント開催時に暇つぶしに来れば、イベントを眺めているだけであっという間に時間がつぶれるでしょう。

せんだいメディアテークのメイン施設は2階から4階にある仙台市民図書館。自由に好きな本が読めますから、いくら暇があっても大いにつぶすことができ、また読書に親しむことで新しい知識が身に付きます。2階は映像ライブラリーで13000点の映像作品が自由に閲覧可能。児童書もこのフロア内にあります。ちなみに図書館の総資料数は50万冊。5・6階にはギャラリースペースとなっていて、気になる展示物があれば覗いてみたいところ。最上階の7階にはスタジオがあります。知的好奇心を大いにくすぐられるこの施設で、時間の無駄遣いをせずに暇をつぶしましょう。

AER（アエル）展望テラスは、仙台の暇つぶしに最適なスポットです。場所は仙台駅西口のすぐ目の前にあります。145.5メートルの高さを持つ複合ビルで31階建てとなっており、最上階に室内の展望テラスが用意されています。営業時間は10時から20時までで無料で利用できるのがうれしいところ。東西2カ所にテラスが用意しています。そして、ここは仙台の北部の絶景が見られるところとしては唯一の場所。夜になれば若いカップルが集まり至高の夜景を臨みます。駅近くで暇をつぶしたいときには、ぜひ利用してみましょう。

AER展望テラスはウッドデッキになっており、観葉植物などが置かれているため、無機質なコンクリートジャングルの中にいるような閉塞感もなく、ゆったりとしたひとときが過ごせます。そして上の部分に僅かな隙間があるので、そこから心地よい風が吹き付けます。ベンチやトイレもあるので、ついつい長居してしまうところ。同じフロアには1日1組の貸切ウエディングレストランがあります。またビルの1階から4階にかけて、専門店街が入居しており、展望台に上がらずともこのストリートだけでも十分に暇つぶしができます。

三瀧山不動院は、仙台で暇つぶしに最適なスポット。場所は仙台駅から見て西北の方角、地下鉄あおば通駅の近くにあります。真言宗智山派の仏教寺院で、本尊が大日大聖不動明王です。クリスロード商店街沿いにあり、室内のような立地にあるので雨の日も安心です。御朱印や縁起物の授与を受けなければ無料で立ち寄れます。正確な創建は不明ですが、一説では1865年ごろに眼病平癒の祈祷をおこなったときに水を汲むと四寸の不動尊が現れました。それを床の間に安置すると神がかり状態で口走った内容が的中。そんなきっかけで仏像をこの地に安置するようになったとあります。

三瀧山不動院は、もうひとつ仙台四郎と呼ばれる福の神を祀っていることでも知られています。境内には四郎の像が安置され、見た目はどこにでもいる人に見えます。実は明治時代に実在し、知的障害があり会話もおぼつかない人でしたが、この人が選んで行く店は後に繁盛するという噂が広がりました。そのため、こぞって四郎の気を引く飲食店が現れたほど。四郎の死後もその写真を飾ることで、店が繁盛するなど神格化されました。境内には像と四郎の写真が掲げられています。暇つぶしにここで福の神と対面すると良いことが起こるかもしれません。

仙台城跡は、仙台で暇つぶしを行うのに最適なスポットのひとつ。場所は仙台駅から青葉通りを突き進んだ先。地下鉄大町西公園駅で下車すると近いです。ここは言わずと知れた伊達藩の藩庁が置かれた城。伊達政宗が慶長年間に築城後、廃藩置県まで利用されました。当時は2万坪もの敷地を持っていました。明治以降建物自体は次々と取り壊されます。現在はそのうち、本丸の一部と三の丸にあたる部分を、青葉山公園として仙台市が所有しています。現在は石垣と市民の寄付で復元された大手門脇櫓が当時の面影を残しています。暇つぶしに政宗をはじめとする歴代伊達藩主の面影を追いかけるのも良いでしょう。

仙台城跡の本丸は青葉山の上に造られており、現在伊達政宗の騎馬像が安置している場所の近くに展望台があります、ここからは仙台市の中心部が見渡せるようになっていて、ビルの展望台とは違った景観が満喫。また本丸には現在宮城県護国神社が安置されています。なお城に関する資料は、本丸にある青葉城資料展示館があり、ここだけ室内で有料エリア。大人700円かかります。内部では伊達藩に関する資料が展示してあり、バーチャルの再現映像も。大広間落成400年を記念して製作された、本丸御殿大広間をCGで再現した様子は圧巻です。

カメイ美術館は、仙台で暇をつぶすのに最適なスポット。場所は仙台駅の南側五橋公園の隣にあります。これは仙台を拠点とした創業商社「カメイ」が作ったミュージアムで、創業90周年を記念して1994年に完成しました。カメイ五橋ビルの6階と7階部分に開館。屋内の有料施設で、一般料金は300円となっています。ここはカメイの経営陣が所有していた美術品の寄贈がメインで、前カメイ会長の蝶コレクションや、前カメイ社長のこけしコレクションの一部を展示しています。非常に希少価値の高いものが多いので、暇つぶしにぜひ鑑賞しましょう。

カメイ美術館は、7階部分が入口、最初に絵画のコーナーがあります。かつてカメイの社長室などに展示していた絵画や彫刻作品がこの美術館に寄贈・帰宅されて展示。日本の近現代の具象絵画、浅井忠（あさいちゅう）、安井曾太郎（やすいそうたろう）、藤田嗣治（ふじたつぐはる）の作品を中心に展示しています。6階のエリアに降りると蝶のエリア。4000種14000もの蝶のコレクションを展示しています。その中には世界で3つしかない貴重なアロッティトリバネアゲハが日本で唯一見られます。また甲虫類の標本も。そして最後にあるのがこけしです。ここでは展示のほか絵付け体験もできます。

仙台市博物館は、仙台で暇つぶしをするおすすめのエリア。場所は仙台駅の西。地下鉄大町にし公園あるいは国際センター駅下車で、仙台城跡青葉山公園に隣接しています。市立のミュージアムで伊達家が仙台市に寄贈した文化財を保管しています。完成したのは1961年。所蔵している資料・文化財・工芸品は9万7000点に及びます。開館当初よりも2.7倍に拡張され、現在の建物は1986年に建てられたものです。展示物の中には国宝に指定されたものも多く、その中には支倉常長がローマから持ち帰ったローマ市公民権証書、ロザリオなどの聖画類などが含まれています。

またここにはある面白いエピソードがあります。伊達政宗が所有していた当世具足の黒漆五枚胴具足を展示しているのですが、この具足が映画「スター・ウォーズ」のダースベイダーの衣装デザインのモチーフになりました。有名な映画の元となる展示物を暇つぶしにしっかりと見ておきたいところ。幅が8メートルもある奥州仙台領絵図は圧巻の見ごたえがあります。そのほかにも伊達氏・慶長遣欧使節に関する貴重な物や目を見張るものばかりなので、時間はあっという間に過ぎるでしょう。ちなみに室内の有料施設となっており、料金は一般460円です。

榴岡公園（つつじがおかこうえん）は、仙台で暇つぶしをするのに最適なスポット。場所は仙台駅の東側宮城野区にあり、仙石線榴ヶ岡駅のすぐ目の前にあります。ここは平安時代。藤原仲平（ふじわらの なかひら）らに歌枕として詠まれた場所。また平安末期の奥州合戦の戦場でもありました。江戸時代になると三代藩主伊達綱村（だて つなむら）が桜を植樹し、民衆に開放しました。それ以来現在に至るまで桜の名所として有名です。暇つぶしに江戸以来の桜の名所でピンクのじゅうたんを愛でるのも最高なひととき。風が吹くときに舞う桜吹雪も風情を感じます。

公園の敷地面積は11.2281ヘクタール。江戸時代には桜の馬場と呼ばれ、明治35年に公園になりました。ちなみに榴岡公園の桜は約370本。シダレザクラが中心です。開放的な屋外空間で入場は無料。時間がある限り思う存分暇をつぶしてください。桜の時期以外もゆったりとしていておすすめです。また歴史民俗資料館や市民センター、軽体育館などの施設が園内にあります。このほか噴水や彫像、四阿（あずまや）やベンチなどが設置。ジャングルジムなどがある子供の広場、スケートボード用施設などがある自由広場など、世代を超えて楽しめます。

八木山ベニーランドは、仙台で暇をつぶすのにおすすめのスポットです。場所は仙台の西、青葉山に隣接する八木山にあります。最寄駅は地下鉄東西線の終着駅八木山動物公園。ここは遊園地で子連れのファミリーが暇をつぶすのには最適な場所です。園内には定番の絶叫マシーン八木山サイクロンをはじめメリーゴーランド、コーヒーカップ、トランポリン、観覧車といった遊園地の遊具が一通りそろっています。丸1日暇を持て余しても、ここならあっという間に時間が過ぎて行くでしょう。特に子供たちの元気な姿が見られ、大人も楽しみながら癒されます。

ここには1930年に八木山遊園地として開園後、1968年にリニューアルオープン。2018年には開園50周年記念で様々な企画が行われました。デートや暇つぶしで最適なのは観覧車。これは2代目で7分かけて一周します。観覧車自体は仙台空港との絡みがあり35メートルの高さしかありませんが、元々山の上にあるため海抜の標高は180メートル。そのため仙台市街はもちろんのこと、仙台湾、牡鹿半島、蔵王連峰などが一望できます。また夜になるとイタリア製の1万個のイルミネーションが光り輝き暗闇を幻想的な雰囲気にしてくれます。屋外の有料施設で入園料は大人1000円で、乗り物は100円から500円。フリーパスもあります。

杜のガーデンテラスは、仙台で時間をつぶすのに最適な場所。ここは仙台駅の西口のすぐ近くにあります。これはショッピングモール「イービーンズ仙台」の4階にあるスポット。250坪の敷地には緑と花に包まれた空間を用意しました。商業施設の屋外空間となっており料金は無料。駅近くというコンクリートジャングルの中にある立体的なオアシスは、心落ち着ける気持になりながら暇がつぶせます。10時から夜20時まで開放しており、夜になればイルミネーションが灯され、夢のような世界が広がっています。

杜のガーデンテラスは、あることがきっかけで誕生しました。それは東日本大震災。震災後にイービーンズ仙台を改装することになったのですが、そこで庭園のデザインを取り入れることになりました。防水や排水自動灌漑設備などを吟味して作られた庭園は、木々が十分に育っています。園内を回遊できる通路からは四季折々にさまざまな種類の花が咲き誇り、歩いている人の目を楽しませてくれます。昼間は子連れのファミリーがショッピングの合間に訪れ、また夏の夜になるとビアガーデンを実施。美しい花々を愛でながら豪快にビールが味わえます。

文化・壱弐参（いろは）横丁は、仙台で暇つぶしをするのにおすすめスポットのひとつ。場所は仙台駅の西、青葉通一番町駅の近くにあります。これは仙台に残る昔ながらの横丁。仙台二大横丁として昭和レトロの雰囲気が色濃く残っています。いずれもアーケードのサンモール一番町通りと交差していて、両者の距離は徒歩30秒程度ということもあり、事実上一体化しています。セットで暇つぶしとして巡回しやすいです。ここには大正時代に活動写真館（映画館）の文化キネマがあった場所でもあります。直接のルーツは1924年に誕生した東百軒店街が文化横丁の原形とされます。

壱弐参横丁は、戦後に誕生した中央公設市場がその源です。文化横丁は屋外で壱弐参横丁はアーケードで屋内。いずれも通りを巡回する分には無料で回れます。昼間も雰囲気がありますが、やはり立寄るなら横丁のお店が営業している夜。昭和の仙台がそこにあります。また横丁にはおすすめで個性的なお店もあるので、暇を持て余す時間によっては立寄って軽く飲んでみたいところ。もちろん巡回するだけでもノスタルジックな気分を存分に味わえます。そのほか最近はおしゃれな店舗も入居するようになったので、若い女性にも人気があります。

東北大学川内キャンパスは、仙台で暇つぶしに面白いスポットのひとつです、場所は仙台駅から見て西側青葉山にあり地下鉄川内駅の目の前にあります。大学のキャンバスは本来学生が学んだり研究したりするところですが、持て余した暇をつぶすのにも向いています。敷地は屋外で昼の間なら自由に無料で出入りが可能。ここは仙台城跡で、敷地内にある三太郎の小径は、哲学者・阿部次郎著の「三太郎の日記」から名づけられました。ここはちょうど仙台城二の丸跡に該当し、二の丸広場や支倉常長像など、穴場的な見どころもあり、有意義な時間つぶしが可能です。

東北大学川内キャンパスは、終戦直後にはアメリカ軍の駐屯地だった歴史があります。しかしその面影は現在全くありません。そのひとつの理由としてキャンパス内には様々な樹木が生い茂っています。メタセコイヤの並木が特に見ごたえあり、初夏の新緑や晩秋の紅葉、可憐なハギの花なども見ごたえ十分。そして春は桜の花がキャンパス全体に咲き誇ります。卒業や入学と言った大学らしい風景がキャンパス内に広がります。自らの学生時代を想いながら、咲き誇る桜また散りゆく桜を眺めてみるのもいいでしょう。

仙台アンパンマンこどもミュージアム＆モールは、仙台で暇つぶしをするのにおすすめ。場所は仙台駅から北東の方角にあり、徒歩圏内にあります。ここはまさしくアンパンマンのミュージアム。特に子連れで時間があるなら、ぜひ行ってみましょう。ミュージアムは2階建ての室内で有料。料金は1600円で1歳以上は同一料金です。ちなみに同じ施設内にあるショッピングモールは無料。また再入場ができるシステムとなっており、手にスタンプを押せば可能です。そのため子どもの都合でいったん外に出たとしても戻れますから、親御さんとしても大変ありがたいです。

ミュージアムの1階には次のような場所があります。「バイキンひみつ基地エントランス」「だだんだんコックピット」「ドキンちゃんのへや」など。2階に上がると「パンこうじょうのおか」「わんぱくランド」「たんけんランド」「みんなのまち」「SLマン広場」「やなせたかし劇場」「ミュージアムショップ」といったものがあります。帰りにはショッピングモールでショッピングも楽しいところ。また館内ではいろんなイベントが行われています。ここはアンパンマンが好きな子供たちにはまたとない場所と言えます。