仙台で楽しめる公園TOP10！自然を感じてリフレッシュしよう

仙台は年間を通して多くの観光客で賑わい、戦国大名の伊達政宗公のお膝元としても有名ですよね。馬にまたがった銅像は街のシンボルのようで、遺跡巡りをする歴史ファンが後を絶ちません。さらにグルメも楽しめるのが仙台の魅力。牛タンはもちろんのこと、笹かまぼこやずんだ餅、三角油揚げといったB級グルメも豊富。ついつい食べすぎちゃうこと間違いなしです！
そんな仙台ですが、「杜の都」という別称があるのはご存知ですか？市内には緑がいっぱいで、ケヤキ並木はその代表ともいえます。カメラマンやインスタグラマーがこぞって写真を撮る理由も分かります。それくらい綺麗ですよ。
しかし、自然を満喫できるのはここだけではありません！たくさんの素晴らしい公園が、ここ仙台にはあるんです。観光客から地元民、大人から子供まで大満足の公園をご紹介！

最初にご紹介するのは「海岸公園」です。こちらは広大な土地を使って、子供たちが伸び伸び遊べる公園になっています。公園は３つのエリアに分かれており、「プレーパーク」では、プレリーダーというスタッフが常駐し、子供たちの遊びのお手伝いをしてくれます。ここでは一風変わったモットーがあり、「子供たちが子供たち自身の責任で遊ぶ」というものです。木片や金づち、ドロドロの砂場に川といった“材料”と子供のアイデアで楽しむ公園なんです。普段は危ないから…汚れるから…といって敬遠されることもここではお構いなし。都会でこんな公園見たことないですよね！

さらに4月から11月に利用できる「デイキャンプ場」も完備されています。1区画14人の定員で利用料はたったの500円というから驚きです。かまどに加え、シンクと調理台のある共用の炊事棟を使うことができます。予約は電話で受け付けていますが、当日空きがある場合は当日利用も可能だそうです。
さらに「遊具広場」には幼児用の遊具や、トランポリンのような全身で楽しめるものや大人と一緒に遊べそうなローラースライダーがあります。また展望台もあり、1日過ごしても飽きない公園です。家族水入らずもいいですが、複数の家族で一緒に楽しむ休日はいかかでしょうか。

第2位は「七北田公園」。泉中央駅から歩いてすぐ、町の中心にある総合公園です。仙台を代表するJリーグチーム「ベガルタ仙台」のホームスタジアムでもある2万人を収容できるユアテックスタジアムも、ここ七北田公園にあります。ほかにも体育館、テニスコート、野球場といった設備が充実していて、スポーツをすることも、観戦することもできます。体育館は団体で貸し切ることもできるので、社会人チームの練習にもピッタリです。またトレーニングルームは一回の利用が240円なので、ジム通いができない人も手軽に始めることができます。

また運動だけでなく、「都市緑化ホール」では園芸講習会が開かれ勉強をすることもできます。公園内の植物はよく手入れがされていて、色とりどりの季節の花を楽しむことができます。泉ヶ池のほとりに腰掛けて、ゆっくりとした時間を過ごすのもいいですね。さらに大きな芝生広場や大型遊具があるわんぱく大地では、子供たちも思いっきりはしゃぎ回ることができます。駐車場もあるので、レジャーシートやお弁当、バトミントンなどアウトドアアイテムを持っていくのもいいかもしれません。

第3位は「貝ヶ森中央公園」。住宅街の中にある公園です。四季折々の自然が楽しめるのが魅力です。春はさくらやつつじ、ふじの花が咲き、お花見に訪れる人も多いです。また秋には赤や黄色、オレンジに色づいた紅葉がとても綺麗で、1年を通してさまざまな姿を見せてくれます。また場所柄にぎやかな公園なのかなと思いますが、どちらかというとゆったりとした静かな公園です。スケッチや写真が好きな人は心ゆくまで作品を作ることができますよ。ぜひマイ・チェアを持っていってくださいね！

池をぐるっと回るように歩道が作られているので、犬の散歩やウォーキング、ランニングにも最適なコースです！マイナスイオンの力で、いつものルーティーンの質を高めることができますね。
また東屋からは池の噴水や周りの自然を観賞することができたり、ふじ棚の下で座って休憩したりすることもできます。仕事や考えごとで行き詰まった時に、一呼吸入れるのに丁度いいですよ。
さらに自由広場ではボールを使ったアクティビティもできます。親子でキャッチボール、友達同士でバレーボール…たくさんの使い方ができますね。

第4位は「青葉山公園」。こちらは知名度も高く、年間を通して多くの人でにぎわう観光地のひとつです。広大な敷地には青葉山の頂上にある「仙台城跡」や歴史に関する「展示場」、「五色沼」など注目のスポットがたくさんです！五色沼はなんとフィギュアスケート発祥の地。明治時代にアメリカ人によって伝えられたとされています。近くにはスケーターの銅像が建っています。
また仙台城跡にある天守台には「独眼竜」の異名でも知られる「伊達政宗騎馬像」があり、人気の写真スポットとなっています。山頂からは市街を見下ろすことができ、夜にはロマンチックな夜景を望むことができるんです！戦国時代の歴史を感じながらも現代的な街並みを楽しめる、なんとも面白い場所ですよね。

公園はとても広いので、たくさんの場所を周りたいときは「るーぷる仙台」を使うのをおすすめします！これは仙台駅始発の市内を中心に回る観光循環バスで、平日は20分間隔、土・日・祝日は15分間隔で運行しています。何回でも乗り降りできる「一日乗車券」（630円）を買えば、歩き疲れる心配もないですし時間も節約できちゃいます。地下鉄との共通券（920円）も販売しており、効率よく、そしておトクに観光したい人は要チェックです。
また現在「青葉山公園整備計画」が進行中のようで、広場の横にはカフェなどが併設されたビジターセンターが建設される予定です。和を基調としながらもモダンな作りで、国内だけでなく国外からの訪問客も増えそうな予感です。完成予定日は未定ですが、今から楽しみですね。

第5位は「榴岡公園（つつじがおかこうえん」。この公園は桜で有名ですが、シーズンを除けば比較的静かで落ち着いています。仙台駅から徒歩で行けるという立地で都心にあるオアシスのような存在です。オフィスワーカーやビジネスマンが一息つくのにぴったりですね。子供が遊べる遊具やドラマや映画で見るような噴水彫刻、さらに歴史民俗資料館もあり、幅広い層の利用客がいることが分かります。民族資料館は市の指定文化財にも指定されている旧陸軍の兵舎を使い、明治時代以降の当時の暮らしや第四連隊の資料を見ることができます。企画展といって季節によって変わる特別展示があるのも、魅力です（入場料240円）。

桜で有名とご紹介しましたが、本当に春になるとイベントが行われたり屋台が出たりと、とってもにぎやかになるんですよ。ここは昔、仙台藩四代藩主綱村公により1000本の桜が植えられたという言い伝えがあるそうです。戦争で焼けてしまいましたが、当時の活気を取り戻そうと植樹を行い、現在では19種類もの桜がここ榴岡公園にはあります。しだれ桜や八重ベニシダレ、ソメイヨシノなど、見る人を飽きさせることがありません。そのようなこともあり、なんと日本の都市公園100選に選ばれています！桜のシーズンにぜひ訪れたい公園です。

第6位は「台原森林公園（だいのはらしんりんこうえん）」。名前の通り、とても緑豊かです。仙台市民に親しまれている緑や隠れた緑のスポットを公募した「杜の都　緑の名所100選 」にも選ばれている、地元民も認める公園です。どこを見渡しても緑の園内には様々な種類の樹木が並び、季節ごとに異なる姿を見せてくれます。広場だけでなく、野外音楽堂や日本庭園、アスレチックなどがあり、音楽ライブやマラソン大会といったイベントが開催されることもあるそうです。園内の遊歩道は数種類のコースからなり、綺麗に舗装された道では園内の植物や花を眺めながらゆっくりと、森の中ではアクティブに森林浴ができます。

フィールドアスレチックは子供に大人気。もちろん大人の方でも遊べますよ！ローラースライダーやマルタ渡りなど普通の公園にはない遊具が楽しめます。自然の中にあるので、もしかすると野生の動物たちに会えるかもしれません。泥は気にせず思いっきり遊んでください。お子さんをお連れの方は着替えを持っていくといいですよ。
敷地内には仙台市科学館（入館料は大人550円、小中学生210円）や仙台文学館（大人460円、小中学生110円）も隣接しています。夏休みの自由学習もこれではかどりそうですね。駐車場もあるので、車でも行くことができます。

第7位は「天守閣自然公園」。市内からのアクセスは少し難しいですが、車があれば大丈夫です。こちらの公園は日本庭園、日帰り温泉、オートキャンプ場、そしてレストランからなるアミューズメントパークのような大きな公園です。なんといっても24万平方メートルの広さを誇る回遊式の庭園は、訪れる人たちの心を癒してくれます。竹林、梅林、稲田など、それぞれの景色をじっくりと楽しむことができます。秋には綺麗に色づく500本ものモミジが園内を彩ります。ライトアップもあるようで、木々だけでなく池に映るモミジまで堪能できますよ。

日帰り温泉「市太郎の湯」は10時から17時までの営業です。料金は大人800円で、こちらの利用で庭園やキャンプ場が無料で散策できるそうです。天然温泉の露天風呂からは庭園の風景を眺めることができ、季節ごとに違った景色が見えるのが魅力です。ヒノキの木の香りもたまりません。また「鹿乙の湯」という貸し切り専用の露天風呂もあります。家族やカップルでリラックスもいいですね。ぜひ温泉で日々の疲れを癒してください。
思いっきり遊びたい人にはキャンプもおすすめです。1泊3,500円で利用でき、別途有料ですがピザ窯や炊事場も使うことができます。

第8位は「紫山公園」です。土地柄丘陵になっている住宅街の中にあり、比較的大きい公園です。近くにはアウトレットモールもあり、休日を過ごすのにぴったりのエリアです。芝生が広いので、レジャーシートを敷いてのんびりしたり、キャッチボールやバドミントンなどアクティビティをしたりしてのびのび楽しめます。公園は縦長の形になっていて、芝生や遊具のある広場で遊ぶのもいいですし、林を散策するのもいいですよ。

子供の年齢に合わせて遊べる遊具もあります。滑り台でも幼児向けから年長向けまで数種類あるので、親御さんは安心ですね。見通しもいいので、子供の姿が見えなくなる心配もありません。また敷地が広いので犬連れの人も多く、絶好のお散歩コースです。
駐車場もあるので、ぜひ一度ピクニックがてら訪れてみてくださいね！

第9位は「三神峯公園（みかみねこうえん）」です。こちらは仙台市の公園の中でも一番桜の木が多いことで有名です。春になると500本を超える様々な種類の桜が咲き誇り、お花見を楽しむ人でにぎわいます。桜によって咲く時期が違うので何回訪れても飽きません。ほかにも綺麗な花がたくさんあるので一年を通して楽しむことができます。

公園からは街を見下ろすこともできます。映画やドラマのワンシーンのように、ぼんやりと物思いにふけってみたくなりますね！1つだけ注意したいのが交通手段。桜の季節は道路が混み合う上に、駐車場も満車になってしまうので電車やバスといった公共の交通機関を使うことをおすすめします。

ランキング最後の第10位は「北六番丁公園　六幽庵庭園（りくゆうあんていえん）」です。公園というより庭園といったほうが良いかもしれません。昔は武家屋敷が立ち並ぶエリアだったそうで、園内には「六幽庵」という趣のある茶室があります。利用するには事前予約が必要です。生け花や茶会、俳句の集い、期間限定の展示が開かれることもあるようです。

市内の公園とは思えないくらいとても静かで、どこか神秘的にも見えます。一人で瞑想をしたり、日頃のストレスをリフレッシュさせたりするのにぴったりな公園です。

普段公園に行かない人も行ってみたくなったのではないでしょうか。
これを機に運動をはじめるのもいいですよね！
歴史的な面に触れることもできるので観光客の人にもおすすめですよ。
仙台の綺麗な空気と緑で心も体も綺麗になっちゃいましょう！