京都の有名なコーヒー店20選！人気店からおすすめな豆までご紹介

京都は人気の観光スポットが多く、年間を通して地元の人だけではなく世界中から老若男女、たくさんの観光客が訪れます。寺院や神社が多く、日本を代表する歴史ある古都だからこそ「和」のイメージが強いですよね。そのイメージから、京都で一息つきたい時には抹茶や抹茶スイーツを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし実は、京都はコーヒーの消費量が日本一なんです！それだけ京都には美味しいコーヒーを求めて訪れる人が多いのですね。

昔から喫茶店文化が根付いている京都。それぞれの目的やシーン、気分に応じて利用できる喫茶店やコーヒースタンドがバラエティ豊富にあります。今、コーヒー・カフェブームはサードウェーブの時代ですが、一杯一杯丁寧に心を込めて淹れられるコーヒーはまさに日本の、京都の“古き良き喫茶文化の表れ”なのです。

さあ、これまでとは一味違う京都の楽しみ方、コーヒーを堪能する京都の旅へ出かけてみましょう。

最初にご紹介するのは、コーヒースタンドのKurasuKyotoです。オーストラリアで日本の家庭用品とライフスタイルを紹介する店「Kurasu」を立ち上げ、その後、世界中に「Kurasu」を広めていったオーナー夫妻。日本語でも英語でも呼びやすい「暮らす」という言葉をそのまま店名にされたそうです。コーヒーサブスクリプションサービスも手掛け、日本のコーヒー文化やコーヒーの素晴らしさを伝える存在になることを目指し、2016年、ついに京都に実店舗をオープンしました。

日本各地のコーヒーロースターとの繋がりを深めてきたオーナー。消費者が美味しいと評価し、満足するコーヒーであることを定義としている「スペシャルティコーヒー」を、ハンドドリップで一杯一杯丁寧に。こだわり深い最上級のコーヒーが提供できるのは、その経験と人との繋がりがあってこそ。コーヒーは月替りで提供してもらえるので、新しい味を求めに通うという方もいるようです。

白と木目を基調とした和モダンで清潔感のある明るい店内。壁沿いにカウンターがあり、一人でも背伸びせず立ち寄りやすいのもこちらの魅力です。カフェで実際に使用しているコーヒー器具も幅広く取りそろえられていて、店内でもオンラインストアでも購入可能です。自宅でもKurasuKyotoを楽しむことができますね。

海外からの観光客も多いだけあって、スタッフ皆さん英語対応ができます。海外の方にも安心です。コーヒー豆のことなど、とても丁寧かつフレンドリーに応じてくれますよ。メニュー豊富で何でも相談できる、コーヒーのことなら全てお任せ！なKurasuで、お気に入りのコーヒーを見つけませんか？

次にご紹介するのは、イノダコーヒ本店です。創業1940年という古い歴史を持つ老舗で、言わずと知れた京都の名店です。京都の様々な老舗コーヒー店と京都コーヒー界を牽引してきた大きな存在でもあり、京都内外に数多くの店舗をもっています。町家造りの外観、重厚かつアンティークで歴史を感じる店内は、ゆったりとくつろげる大人の空間が素敵。こちらはイノダコーヒーではなく「イノダコーヒ」と店名も特徴的。本来はコーヒーではなく、「コーヒ」が正しいのだそうです。

創業当初から続く看板メニュー「アラビアの真珠」のブレンドは深煎り。ネルドリップで抽出してくれます。濃厚でコクがあるのでミルクと砂糖を入れて深みを引き立たせるのがおすすめの飲み方。想像するだけで、匂いが漂ってきそうですね♪。

さらに「京都の朝はイノダから」といわれるほどモーニングが人気で、朝は7時から営業。コーヒーにミニジュース、生野菜とハムとスクランブルエッグクロワッサンがセットになった「京の朝食」がおすすめです！ボリューム満点なので、朝からリッチな気分になれます。人気なので、開店前から並ぶ方も多いそうですよ。

オンラインストアでは、自宅用のコーヒー豆だけでなくギフトセットも購入できます。お気に入りのコーヒーを大切な方へ贈れるのもうれしいですね。京都に来たら、ぜひイノダコーヒへタイムスリップしに行ってみましょう♪。

続いてご紹介するのは、京都屈指の観光地、嵐山にあるアラビカ京都嵐山です。2015年にオープンしました。国内では嵐山店以外に、2014年に国内第一号店を京都・東山、2016年には百貨店・藤井大丸に、2019年には北海道・ニセコ町にオープンさせている、勢いのあるコーヒースタンドです。

観光客で賑わう通りから一本路地に入った桂川沿いに、白を基調としたガラス張りのスタイリッシュな建物があります。周辺にはコーヒーのいい香り。店内に入ると、重厚感のある焙煎機が置いてあり、おしゃれなエスプレッソマシン越しの大きな窓ガラスからは嵐山の綺麗な景色を見渡すことができます。テイクアウトしてコーヒーを片手に、目の前に広がる桂川を眺めながらのブレイクタイムは最高に贅沢です！コーヒーの美味しさを引き立たせる絶好のロケーションといって間違いないでしょう。

ハワイにある自社農園や世界各地から仕入れた豆を、店内で焙煎し、日本に数台しかない希少なスレイヤー製のエスプレッソマシンで一杯ずつ淹れてくれます。このマシンの特徴は、コーヒーの苦味を抑え甘さを増すことができるので、コクが深く甘いエスプレッソに仕上がるのです。

コーヒーはもちろんですが、香り豊かなエスプレッソで作られるカフェラテも格別なんです。たっぷりのミルクとコクのあるエスプレッソとの相性は抜群で、コーヒーが苦手な方でも甘みなしで味わえます。ラテアートも可愛く、味だけでなく見た目でも癒される素敵なカフェラテです。

嵐山の景色を眺めながら、最高の“癒しの一杯”を楽しんでみてはいかがでしょうか。嵐山を訪れた際にはぜひ、目的地に加えて欲しい場所のひとつです。

この青いボトルマーク、コーヒー好きには身近なマークとなっていますよね。続いてのお店は、ブルーボトルコーヒー京都カフェです。日本では関東で13店舗、関西で3店舗を運営する今やサードウェーブコーヒーを代表する人気のコーヒー店です。関西では初となるこちらのお店は蹴上駅より徒歩6分、観光名所である南禅寺エリアに誕生しました。

築100年を超える京町家をリノベーションし、古風で趣のある外観にトレードマークの青いボトルが映えた、非常に落ち着いた空間に。建物は2棟に分かれていて、手前がグッズが購入できるスペース、奥にカフェスペースと続いています。カフェスペースだけでなく、厨房も広く、中庭もあるので開放感があります。中庭ではペット同伴も可能なのだとか。

丁寧にドリップされるフレッシュで温かいコーヒーは、こだわりを感じられる一杯。暑い時期には水出しコーヒーの「コールドブリュー」「ニューオリンズ」などが人気です。また、外はカリッと中はフワッと感触も美味しい焼き立てのワッフルもおすすめです。グッズコーナーではコーヒー豆だけでなく、オリジナルグッズなども販売されているので、京都土産にピッタリですよ♪。

春には入口付近でちょっとした桜を眺めることもできます。これは風情あるおもてなしですね。南禅寺が近いのでその行き帰りの日中に訪れる方が多いのですが、少し陽が落ちてきた頃に訪れるのも味わい深く、オススメのタイミングです。混み合っている時にはテイクアウトにして、蹴上インクラインをぶらり散歩してみるのもいいかもしれません。晴れた日は中庭に出て、スタンディングで楽しむのも気持ちが良さそうですね。

次のお店は京阪祇園四条駅から徒歩約12分、八坂通沿いに佇むコーヒースタンド「アラビカ京都東山」です。先ほどご紹介したアラビカ京都嵐山の国内1号店。八坂の塔を背に坂を下ると突如現れる、ガラス張りの近代的な外観の建物がインパクト大！京都の古風な街並みに洋風ながらも、うまく溶け込んでいる落ち着いた雰囲気のコーヒースタンドです。

オリジナルブレンドやハワイコナ、ディカフェなど様々なタイプの豆が取りそろえられています。妊娠中・授乳中の方でも安心して利用できますね。豆の販売もしていて、オーダーを受けてから生豆をその場で焙煎してくれるので、フレッシュで香り高い豆を持ち帰ることができますよ。焙煎度もお好みに合わせてオーダーが可能です。

こちらの「%」が付いたコーヒーカップ、見たことある人も多いのではないでしょうか？InstagramなどのSNSに投稿されることが多いので、より注目を集めています。京都観光のプランに取り入れる方も多いようですよ。店内は白を基調とした近未来的な内装にウッドの温かさを感じられます。

さらにこちらには、ラテアートの世界チャンピオンとなったバリスタさんが！その方が淹れるカフェラテはエスプレッソメニューの中で人気No.1。繊細すぎる綺麗なラテアートは目と舌で楽しむことができます。SNS映えすること間違いなしのお店とラテアート。

外のベンチに座って八坂の塔を望んだり、テイクアウトして京都散策のお供にしたり。気分によって使い分けられるコーヒースタンドで、京都の思い出の一枚を撮ってみるのもいいですね。

次のお店はコーヒースタンド、WEEKENDERS COFFEE 富小路です。阪急烏丸駅から徒歩約6分。駐車場の奥にあり、地図を見ながらでないとなかなか辿りつけない隠れ家的な場所にあります。そのような立地でもコーヒーを求めて訪れる人々が多いお店です。店内に席はなく、スタンディングもしくはテイクアウトで。

また、入口付近にあるスペースは日本庭園のような和の雰囲気が凛とした雰囲気で、なんとも京都らしい茶室のような一面を街中で垣間見ることができます。このスペースでもコーヒーを味わうことができるので、ほっこりできそうですね。

メニューはドリップ、水出し、エスプレッソ系のコーヒーと実にシンプル。オーナーが厳選したコーヒー豆を自家焙煎しており、レジ横にずらりと並んだ豆の購入もできます。こちらでは浅めの焙煎がメインで、爽やかな酸味のあるさっぱりとしたコーヒーが味わえます。1日何杯もコーヒーを飲む北欧では浅煎り系のコーヒーが主流なのだとか。ゆっくりと丁寧にドリップしてくれるので、香りも豊かです。

朝は7時30分から開いているので、観光やショッピング、仕事の前などに立ち寄ることもできます。下京区には販売専門の焙煎所もあり、土日のみやっています。京都の街を散策する途中に足を運んでみてください。

続いてご紹介するのは、市川屋珈琲。京都らしい町並みが続く五条通りの南エリア、清水寺からも近い場所にあります。オーナー祖父が清水焼工房としていた京都町家を改装した、趣深いカフェです。落ち着いた佇まいで、外観からもモダンにアレンジされた内装からも雰囲気が溢れ出ています。

外からは想像できないほど広い店内。坪庭を眺められる席、井戸を眺められる席など、座る席によって様々な景色を味わえます。吹き抜けになっている席もあるので開放感があって、とても気持ち良くくつろげますよ。店内には存在感たっぷりの焙煎機が。タイミングがいいと焙煎する様子が見られることもあります。

オリジナルのブレンドは「市川屋ブレンド」、「青磁ブレンド」、「馬町ブレンド」と3種類。お店で焙煎された新鮮な豆で提供されるコーヒーは、ネルドリップで抽出されます。それぞれ香りはもちろん、雑味のない品のある味わいに仕上がっています。ご家族が作られたこだわりのカップは「和の暖かさが伝わる食器」との口コミもあり好評です。店内販売もされているので、コーヒー豆と一緒にぜひお土産に。

そしてここに来たら外せないのは、フルーツたっぷりのフルーツサンド。あっさりとした生クリームと一緒に毎月替わるカラフルなフルーツがサンドされています。友人や恋人とそれぞれ違う種類を頼んでシェアするのも楽しいですね。

四条河原町の大きな交差点の裏側にある昭和9年創業の老舗喫茶店、フランソア喫茶室。西欧風な街灯が目印のこちらのお店は、創業当初より受け継ぐ店構えとクラシカルな雰囲気が魅力です。80年以上続く京都の老舗喫茶店として、観光客だけでなく地元の方から愛されています。

店内は静かに流れるクラシックが心地よく、カラフルなステンドグラスや白い壁と赤いソファのコントラストは歴史を感じさせます。フランソアには昔から作家や画家、芸能関係者などの多くの文化人が集い、小説にも描かれたことがあるのだとか。そして2003年には喫茶店としては初めて、国の登録有形文化財に指定されました。

コーヒーはもちろん、洋酒やスイーツも充実していてメニューのバランスが取れています。中でも「濃厚なレアチーズが美味しい」と評判の、レアチーズケーキセットが人気です。ブルーベリーソースがアクセントになっていて、ほのかに香るレモンの風味とマッチしています。また、ボリューム満点の卵サンドは味だけでなく「インスタ映えする」と、その写真を撮りに訪れる人も多いのだそうですよ。

次の目的地までの一休みとして、自分とゆっくり向き合う時間として、非日常的な空気が流れるお店で、特別な時間をすごしてみてください。

続いてのお店は、創業1950年の京都を代表する老舗喫茶店の六曜社です。こちらのお店は1階と地下にあり、この地下店は夜はバーになります。夜でもカフェとして利用可能です。グリーンがかった清水焼のタイルはインパクトがありますが、落ち着いた、何ともレトロな趣を醸し出しています。

1階ではネルドリップ、地下ではペーパーフィルターと異なる方法で抽出したコーヒーを味わうことができます。取り扱う豆の種類も違うようです。カウンター席もありますので、マスターが淹れてくれる姿をじっくり眺めながら出来上がるコーヒーを待つのもいいですね。

コーヒーは産地別に分けられた豆を自家焙煎して提供しています。深煎り、中深煎り、中煎りから選べるそう。丁寧に淹れられたコーヒーは香り高く、名物の手作りドーナツとの相性も最高です。生地がみっちりと詰まっており、外側はカリッと揚げられていて甘さ控えめなシンプルなドーナツ。12時よりオーダーできますが、すぐに売り切れてしまうので早めに行くことをオススメします！

存在感は確実にあるのに、主張しすぎないお店の雰囲気が虜となり、多くのファンを持つ六曜社の魅力が伝わります。ここでホッと一息ついて旅の疲れを癒していってください。

次にご紹介するお店は、京都河原町駅より徒歩3分のエレファントファクトリーコーヒーです。店名は村上春樹氏の小説「象工場のハッピーエンド」から名付けられたのだそう。駅からは近いですが、細い路地に入った建物の2階にあるので隠れ家的なお店です。村上氏の描く難解な物語のように見つけにくいところにあるので、象の看板を目印に楽しみながら探してください。

深夜1時まで営業しているお店の雰囲気は、静かで落ち着いています。じっくりとコーヒーを楽しみたい時や夜一人でリラックスしたい時、静かに読書したい時など、そんな心地よい時間と空間を楽しめるお店です。

北海道の豆を自家焙煎し、ハンドドリップで時間をかけて淹れたガツンとくる深煎りブレンド。苦味が強くコク深い、飲みごたえ十分なコーヒーです。淹れ方は選べますし、フレーバーティも美味しいのでコーヒーが苦手な方も安心です。オリジナルのカップは象がモチーフ。

自家製のケーキも人気でしっとりしたチーズケーキは絶品です。売り切れていなければコーヒーのお供にぜひ。旅に疲れた日も、仕事に疲れた日も、ここで美味しいコーヒーが飲めたなら、その日はハッピーエンドですね♪。

次にご紹介するお店は、WIFE&HUSBAND。その名の通り「妻と夫」、古い一軒家で夫婦で営んでいるカフェです。お店は地下鉄北大路駅より徒歩4分、鴨川から歩いてちょうど100歩。古民家を改装し、所狭しとアンティーク雑貨などのインテリアが置いてある店内は、独特な空間で無駄のない完璧な世界観に仕上がっています。コーヒーの香りにもうっとり♡。

ご夫婦が試行錯誤の末に辿り着いたドリップ法で、一杯一杯丁寧に供される"DAUGHTER"と名付けたオリジナルブレンドは、とても美味しいと評判です。マグカップにたっぷり淹れてくれます。香りがやわらかくすっきりと、酸味が苦手な方にもおすすめ。オレンジジュースのオーダーもできるので、お子様連れでも安心して訪れることができますよ。

そしてこちらのお店最大の魅力は、鴨川でピクニック体験ができるピクニックセットの貸し出しサービス。ポットにたっぷり入ったコーヒーとマグカップなどの器具、小さなお菓子をバスケットに入れてレンタルしてくれます。川の流れを見つめながら自然の中で味わうコーヒーは格別です。何とも贅沢な時間の過ごし方。心地よいひとときになるはずです。

素敵なパッケージに詰められたコーヒー豆は、テイクアウトのほかWEB SHOPでも購入できます。お土産にもいいですね♪。気持ちがふわっと軽くなるような、愛情たっぷりのコーヒーを飲みに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

古い民家をリノベーションして作られた秘密基地のような“小屋”。二条城から少し南、細い路地の奥にあるお店、その名も二条小屋。オーナー1人でリノベーションされた味のあるコーヒースタンドです。

コーヒーは種類豊富な豆を好みに合わせて深煎りから浅煎り、ミルクの種類までも自分好みにオーダーでき、目の前でドリップしてくれます。ハンドドリップで丁寧に淹れてくれるコーヒー豆が、ドリッパー内でぷくーっと膨らむ様子を見るだけでも癒されますよね。ちなみにビールやワイン、ジュースもありますよ！

二条小屋の魅力は、隠れ家のようだけれど小屋の持つ雰囲気や質の高いコーヒーを小屋で飲むことで得られる非日常感、そんな体験そのもの。音楽とともに流れるコーヒーの香りも、もちろん味も最高です。

スタンドカフェですが、裸電球にレトロで可愛いマグカップなどの演出で、山小屋にいるような穏やかな時間を過ごせそうです。テイクアウトも可能なので、旅の途中に利用してみるのもいいのではないでしょうか？

京阪出町柳駅から徒歩約5分、地元で人気の自家焙煎コーヒー店コーヒーハウスマキをご紹介します。80年以上も続く歴史の長いお店です。木を基調とした店内は縦に長く奥行きがあります。天井が高く明るいので開放感がありますが、どこか懐かしい昭和感漂う、落ち着いた空気が流れています。ついつい長居しちゃいそう。

創業当時から続く抽出方法はネルドリップで、コーヒーの深みを出すためにこだわっています。香り高い酸味の抑えられたマイルドなコーヒーを楽しめます。温めて提供される自家製パウンドケーキは種類が多く、コーヒーとよく合うと評判です。

食パンをくり抜いた耳が器となり、花型にカットされたゆで卵とポテトサラダ、キャベツにレタス、キュウリ、さらにはハムが盛り付けられ見るからにボリューム満点！彩り豊かで見た目も美しく、一度見たら忘れられません。食事を目でも楽しむ、日本料理の素敵な要素が詰まったモーニング。栄養満点なのもうれしいポイントです。このモーニングを求めに、朝から並ぶ方も多いようです。

京都旅行2日目の朝は、コーヒーハウスマキでゆっくりモーニングを楽しんでみてください。

続いてご紹介する生きている珈琲は、四条の大丸京都店とタカシマヤ京都店の間にあります。四条エリアでゆっくりと過ごしたい時に利用して欲しいコーヒー専門店です。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと読書を楽しむことができます。

こちらは、熱風低温焙煎機で優しく焙煎したコーヒーを淹れているのが特徴的なお店です。この方法を利用することで、豆の細胞を壊すことがなく豆本来の甘みを引き出すことができます。胃にもたれにくく、身体に優しいコーヒーは何杯でも飲みたくなっちゃいそうですね。

こちらのお店はコーヒーの種類が多いので、その種類や特徴がわかるように、選びやすく風味のチャートがメニューに表記されています。コーヒーに詳しくない人も、初めて訪れた人もこれを見れば好みのコーヒーを選べる、お客様思いの素敵な気遣いです。

温度計付きのケトルを使ってペーパードリップで抽出しており、温度管理も徹底されています。こだわり抜いたコーヒーは豆として、お店でもオンラインストアでも購入可能です。京都にはなかなか行けない…そんな人でも美味しいコーヒーを飲むチャンスがあります。ぜひお試しください！

次のお店は、1981年に創業という老舗の前田珈琲 室町本店。いかにも老舗という佇まいの店内は広く、元々呉服屋さんだった建物を改装し老舗純喫茶らしいレトロ感が溢れています。朝7時からの営業で、開店と同時に何席も埋まるほど、常連さんに愛されているお店です。

入口には大きなショーケースがあり、自家製のケーキがずらり。あり過ぎて選べない！というほどの種類豊富なモーニングメニュー。野菜がたっぷり、ボリュームたっぷりのスペシャルモーニングは、コーヒーもたっぷりなのが人気の理由です♪。

定番メニューとして不動の人気を誇る、ナポリタン。地元では「前田のナポリタン」と呼ばれ、親しまれています。中太麺でボリュームが多く、ケチャップは濃厚でありながらさっぱり。昔ながらの懐かしい味わいです。

店内には焙煎機もあり、煎りたての豆も販売。開店以来変わらず、ネルドリップでコーヒーを抽出しています。こだわりのコーヒーは雑味がなくコクがあり、苦みは少なくスッキリとした適度な酸味がある、バランスの良い飲みやすい味ようです。焙煎室から漂う芳香を楽しみながら、レトロな気分を満喫しつつ、お腹も心も満腹にしていってください。

続いてのお店は、三条通りと木屋町通りの角、京阪三条駅よりすぐと好立地にある小川珈琲京都三条店です。1階はカウンターもありシックな感じで、2階は大きな窓がありとても明るいです。ビターなエスプレッソに描かれるラテアートがとても秀逸で愛らしく、きめ細かいミルクフォームとのコントラストがなんとも美しいです。

そしてこちらで使われているカップは、色とりどりで可愛らしい清水焼。どれでサーブされるかを考えるのも、待ち時間の楽しみの一つになります。

コーヒーのお供として人気なのはお米のロールケーキ。米粉100％で作られたふんわり生地に、ミルク感がしっかりある生クリームと一緒に丹波の黒豆が巻かれています。甘さが控えめで、しっとりしていて上品な味わいです。

最近では、気軽に自宅でコーヒーを楽しんでもらえるようにと、コーヒー以外にもサンドイッチなどのスナック類やスイーツなどもテイクアウト、デリバリーできるサービスが始められました。電話での注文も可能だとか。また、美味しいコーヒーの淹れ方がSNSで配信されています。自宅で本格的なおうちカフェタイムを楽しみませんか？

お天気の良い日には少しお散歩をして、テイクアウトしたコーヒーを鴨川沿いでゆっくり味わうのもいいですね。

地下鉄今出川駅より徒歩約10分。京都の住宅街に静かに佇むカフェ デ コラソンは、老若男女に愛されている地域に密着したコーヒー店です。おしゃれで清潔感のある店構え。お店に入ると、東京の老舗コーヒー店で修行をし、コーヒーマイスターを取得したオーナーが温かく迎えてくれます。カウンター席もあるので一人でも入りやすく、初めてでもリラックスできます。

スペイン語で“こころ”や“熱意”といった意味を持つコラソン。熱意をもって良質なコーヒー作りに励み、コーヒーで心を満たしたいという気持ちから、店名を名付けたそうです。実際にこちらのお店には「味・雰囲気・接客すべて良し」という口コミが多くあります。

厳選したコーヒー豆を使用し、一杯ずつハンドドリップで愛情を持って丁寧に抽出されます。美しいカップに注がれたブレンドは、雑味がなくまろやかで、優しく深い味わい。浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りと4種類の煎り方からお好みのコーヒーを選ぶことができます。

名物のトースト、自家製パンや奥様お手製のスイーツも抜群に美味い大変評判です。こちらのピスタチオのシュークリームは毎日お昼頃からオーダーできるそうですよ。こだわり抜いた質の高いコーヒー豆や焼菓子はテイクアウト用にも販売されています。ぜひこちらも覗いてみてくださいね！