エジプトおすすめ観光スポット13選!ピラミッドで撮れる面白い写真も!

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歴史、文化、風景、食事、全てにおいて独特で、謎が多く神秘的な国エジプト。ピラミッドやスフィンクス等の有名な文化遺産を始め、ラクダや馬にのって砂漠を散歩してみたり、街中のカフェで本場の水タバコを吸ったり、伝統衣装を着てモスクに入ったり、日本では味わえない体験が可能。そんな神秘的な国、エジプトで必ず行くべき観光スポットを紹介します。

憧れのエジプトへ!

灼熱の砂漠地帯、エジプト。
アフリカ大陸に位置する同国はなかなか日本からだと距離的にも遠く行き辛いのが現実。

それでも、やっぱりピラミッドやスフィンクス、砂漠にいるラクダなどの光景は人生で一度は見ておきたいと思う人も多いはず。

街のいたるところに歴史を感じることのできるスポットがいっぱい!
そんなエジプトで絶対行くべき定番観光地を私も巡ってきました♪

エジプトへ行きたい貴方!日本から催行されているツアーでは最短5日間からエジプト旅行が出来ますよ!日本からエジプトへの直行便はないので、アジアの他国を経由して行くことになります。定番は8日前後のコースで、世界遺産を巡りながらナイル川クルーズをするものなどが人気のようです。個人で行く方は治安などに留意して、是非現地発着ツアーなども上手く取り入れてみてくださいね。現地に精通したガイドさん同行のもと、街々を巡れば、遺跡への理解も深まりますし、立ち入り禁止スポットや絶好の写真スポットなども教えてもらえます。予算やお休みのスケジュールなどを鑑みて是非最適プランをチョイスしてみてください!

1.ギザのピラミッド群

エジプトと言えば誰もが思い浮かべるのがピラミッドですよね。
大人の男性くらいの高さの石が無数に積み上げられていて、想像よりも大きかったと感じる人が多いようです。

定番かもしれませんがここでは、是非面白い写真を撮ってみましょう。

遠近法を使って。

全力でジャンプ。

このショットが意外に難しい!

私は数日にかけてこの地に訪れ、ラクダや馬に乗って周囲を探索しました。
ラクダも想像よりも大きくて、乗るのに一苦労しましたが一度乗ってしまえば快適でした。

ラクダの上から撮った写真がこれです。

ラクダと馬の両方に乗ってみましたが、おすすめなのは断然ラクダさん。

なぜならば、私の乗っていた馬が突然暴走したからです。乗馬に慣れていない方は気をつけた方がいいと思います。笑

こちらが予想外に暴れん坊だったお馬さん。笑

卒業旅行やサークル・仕事先の仲間同士など、グループでピラミッドに行く方はインスタグラムやツイッターに投稿されている世界中の旅行者からの投稿を参考に、是非事前打ち合わせの上、大作にもチャレンジしてみてください。ピラミッドの手前で組体操をするグループやみんなで一斉にジャンプ!等間隔で並んでエジプトの壁画風ポーズを撮ってみたり、よりバラエティ豊かな面白写真が撮れるハズです!
なお、噂には聞いているかもしれませんが、ピラミッド周辺は強引な客引きがわんさか!ピラミッドに着いた瞬間からラクダに乗れだのこれを買えだのウンザリする程猛攻撃されるので覚悟してくださいね。最近ではテロの影響で観光客が減っている為、客引きもがぜん必死で、気合がはいっているようです。

ギザの大ピラミッド(Pyramids of Giza)
住所:
Al Haram, Giza Governorate,Egypt
営業時間:
6:00~22:00
強引な客引きが多いエリアなので要注意。ラクダに乗って観光をする際は、事前に料金の確認を行うこと。写真に強引に写りこみお金を請求したり、勝手にガイドを始めてお金を請求されたりすることもある。
アクセス:
カイロ市街からタクシーで30分。カイロのタフリール広場から市内バス(355番または357番)もあり。
料金:
60E£(ピラミッド内部の見学は別料金)

2.ガームムハマンドアリ

外見、内装共に美しい事で知られる世界遺産でもあるエジプトを代表するモスクです。
天井から円状に吊るされている無数のライトの中心部には豪華なシャンデリアがあります。

光があたると、そのライトに反射してさらにキラキラと美しい幻想のような世界を作り出します。

普段はこのライトは消えていて、金曜のお祈りの後はまだついています。

なので金曜日をねらって行くことをお勧めします。

モスク内の内装はうっとりするほど繊細で美しい造りになっています。

モスクに行くと肌を露出しない貸衣装があるので、ローカル体験ができるのもお得!

イスラム教にとって金曜日は聖なる日。イスラムの聖典コーランの教えに従ってこの日は朝のうちに身を清め、正装をして正午頃にモスクに集まって集団礼拝をします。1日5回のお祈りは簡略化する人も金曜日は絶対で、特に成人男性は参加が義務だそうです。
…ということで、モスクの見学は午後に行ってくださいね!靴を脱いであがるのですが、靴袋が無かったのでこちらもビニール袋などを持って行くのをお忘れなく!ガーマムハマンドアリでは貸衣装がありましたが、数が足りなかったり貸し出しが無い施設もあるみたいなのでご注意ください。また、最近は治安が悪化していることもあって、街中でもあまりに露出度の高い格好は浮いてしまうので、避けた方が良さそう。ビビっとくるものがあれば旅の記念にローカル衣装を買って着るのもアリかもしれません。

ガーマ・ムハンマド・アリ (Mohammad Ali Mosque)
住所:
Citadel、Cairo
営業時間:
8:00~17:00
入場料:
大人 50エジプトポンド、子供 25エジプトポンド
アクセス:
タハリール(Tahrir)広場から車で約30分

3.エジプト考古学博物館

ピンクの外装が可愛らしい、あの有名なツタンカーメンが眠る博物館。
12万点以上の展示物があるそうです。
この周辺は観光客が多いからか、ボッタクリを目的とした客引きのような少年たちがたくさんいます。
しつこく話しかけてきて、おみやげやさんに誘導しようとしてきますが、気にせずシカトしましょう。

博物館の中は、仕切りが明確になっていないので、間近で展示物を見ることができます。
ミイラをこんなに間近で観察できるのはここだけなのでは⁉

ツタンカーメンは有料ですが、是非一生に一度の記念に覗いてみましょう。
ちなみに、館内は写真撮影禁止でした。

写真撮影は2015年までは完全NGだったそうなのですが、観光客誘致の為になんと10年ぶりに年末年始限定でOKにしたところ大好評だった為、その後も有料で一部OKにしたりする動きなどが出ているそう。行く時期によっても状況が異なると思いますので、チケット売り場などで必ず確認してくださいね!
ちなみに先ほどのガーマムハマンドアリは撮影OKで多くの人が豪華絢爛なシャンデリアをたくさんカメラに収めていました!エジプトでは撮影禁止の場所がちょこちょこあり、場合によってはマーケットの食べ物を取ろうとしたり、街の風景を取ろうとしたりするだけで「今、私の事撮ったでしょ!怒」なんて注意を受けることもあります。写真を撮るときは一声かけてから撮ると安心です。

エジプト考古学博物館 (Egyptian Museum)
住所:
Tahrir Square, Meret Basha, Qasr an Nile, Cairo Governorate 11516 エジプト
アクセス:
地下鉄サダト(Sadat)駅から徒歩約3分
営業時間:
月~木・土・日曜日/9:00~19:00(最終入場18:00まで)、金曜日/9:00~11:00、13:30~19:00(最終入場18:00まで)
入館料:
大人:40エジプトポンド、小人:20エジプトポンド、ミイラ室/大人:70エジプトポンド、小人:35エジプトポンド

4.ハーン・ハリーリ

現地の格安グルメや、お土産を安く手に入れたい方はここがおすすめです。

いくつもの裏路地のような細い通りにびっしりとお店が立ち並んでいて、たくさんの人が密集しており、活気があふれています。

ここでは値段交渉も楽しみの一つ。
必ず言い値の半分以下にしましょう。

シーシャのお店もたくさんあるので、調整してみるのもいいかもしれません。

シーシャとは水タバコのこと。「シーシャ」と聞いても「水タバコ」と聞いてもピンと来なかった方は、吸い方や吸う時の姿勢等にコツが要るので経験者と一緒の時に試した方が楽しめるかもしれません。もちろん、歴としたタバコですので未成年の皆さんや妊娠子育て中の方はお控えくださいね!
愛煙家の皆さま!エジプトではリンゴ味や蜂蜜味が定番だそう。他にも高地ではミントやレモンなんてものもありどれも美味しくてエジプトらしさ満点なので是非お試しください。
ちなみにハーン・ハリーリも客引きのメッカで、どこで覚えたのか、日本語で話しかけてくるエジプト人店員も沢山います。用がないときは「ノー!ノー!」といって頑張ってかわしてくださいね。

ハン・ハリーリ・バザール (Khan El Khalili)
住所:
al-Azhar Street, Cairo, Egypt
営業時間:
9:00~23:00頃
アクセス:
アズハル広場前バス停から徒歩5分
電話番号:
20225897443
定休日:
日曜日

5.シタデル

中世カイロでの政治の中心地だった跡地で、現在はモスクや展望台、軍事博物館、警察博物館など、数多くの建物があります。

色々な種類のヘリコプターの展示をみかけました。

展望台からはカイロの街を一望することが出来ます。
この綺麗な背景とともに最高の写真を収めてください!

晴れていれば、ギザのプラミッドを遠くに見渡すことが出来るので、是非訪れてみてください。

現地の小学生たちが来ているようで、観光客はあまりいませんでした。

それもあってか若いアジア人女性が1人でいるのが珍しいようで、写真を要求されるわ、握手させられるわで、まるで芸能人のような扱いをされました。笑

現地の子供達を触れ合えるという意味ではとても良い思い出になりました。

エジプトで芸能人気分を味わいたい方には必見のスポットですよ。笑

シタデルは「要塞」という意味。先ほどご紹介したモスク「ガーマムハマンドアリ」もこの一角にあり、シタデル自体も世界遺産です!シタデルの丘の上の展望台から見る街並みも格別ですが、麓から見るガーマムハンマドアリも最高なので是非写真に収めてくださいね。ただ、麓は下町でかなりごみごみしていて道もわかりにくいので、地図に夢中になっているウチにいつの間にか人気のない所に迷いこんでしまって怖い思いをする方も少なくないそう。無理せずタクシーやバスなども上手く利用して行ってみて下さい。なお、軍事博物館や警察博物館などの施設も撮影NGでしたので、行った際は最新の館内の案内版などを忘れずご確認ください。

シタデル(Citadel)
住所:
AL QALAA SQUARE, CAIRO, EGYPT
営業時間:
08:00~17:00
アクセス:
地下鉄 ムハンマド ナギーブ駅から、約1.0KM。タハリール広場から車で約20分
料金:
50£E
定休日:
無し(金曜はお祈りの時間だけすべての施設が入場不可)

6.ルクソール神殿

ルクソール神殿は名前の通りエジプトのルクソール(Luxor)という都市にある神殿のことです。現在日本からルクソールまでの飛行機の直行便は無いですが、世界遺産のメッカとだけあって、首都カイロ等から足を伸ばす方も多いのではないでしょうか?
カイロからルクソールまでの移動手段はバス(約10時間)・飛行機(約1時間)・電車(約10時間半)と選り取り見取り!せっかくエジプトまで来たのであればぜひ行かなくちゃ損ですよ!
ルクソールは元々はテーベ(Thēbai)と呼ばれており、一時はエジプトの首都でもありました。故に、市内にはいにしえの栄華を想わせる史跡の数々が現在も多く残されています。

日が出る東の方向にはルクソール神殿やカルナック神殿(後程詳しくご紹介します)が、日が沈む西の方向には王家の谷(ツタンカーメン王の墓がある場所・こちらも後程ご紹介します)や王妃の谷など、上陸階級の墓地・葬祭殿群が置かれています。これらは東側が「生」を、西側が「死」を象徴しており、それぞれに違った趣や独特の風情がありますので是非じっくりその違いをご堪能ください。
これらの史跡はすべて合わせて「古代都市テーベとその墓地遺跡 」として1979年より世界遺産に登録されています。加え、ルクソール神殿は、カルナック神殿の副神殿として造られたものである為(かつてはカルナック神殿とスフィンクス参道で結ばれていたそうです)セットで見学可能です。

ルクソール神殿(Luxor temple)
住所:
East Bank Of Luxor
アクセス:
ルクソール駅から1.0km,カルナック神殿から約2.5㎞
入場料:
100EGP
営業時間:
6:00~21:00
定休日:
なし

7.アブシンベル大神殿

ご覧ください!名前の通り「大」きなこちらの遺跡がアブシンベル大神殿です。アブシンベル大神殿は実は大小2つの神殿から構成されており「アブシンベル小神殿」もあるのでセットで「アブシンベル神殿(Abu Simbel temples)」とガイドブックに載っていることも。また周辺の遺跡群とセットで「ヌビア遺跡群(Nubian Monuments)」と呼ばれることもあります。
アブシンベル大神殿があるのはエジプト南部、もうあと少しで隣国スーダンに入ってしまうような国境付近の都市アブシンベルです。アブシンベルは観光客に人気の首都カイロやルクソールとはだいぶ離れた場所にありますが、アクセスは比較的良く、アブシンベル空港(Abu Simbel Airport)から車で10分ほどで到着しますので是非興味のある方は行ってみてください。
アブシンベル大神殿の魅力は挙げればキリがありませんが、最も良く知られているのが「世界遺産という概念をつくり出した遺跡である」という事。実はこちらの遺跡は1960年代に興ったナイル川流域でのアスワン・ハイ・ダム建設計画の際、一度消滅(水没)の危機にさらされたのですが、世界中からの援助によって一命をとりとめました。
その後、ヌビア水没遺跡救済キャンペーンを経て1979年より世界遺産に登録されています。

アブシンベル大神殿 (Temple of Abu Simbel)
住所:
Abu Simbel
アクセス:
アブ シンベル空港から神殿行バスで10分
入場料:
160EGP

8.カルナック神殿

上の写真はカルナック神殿の入り口付近で、スフィンクスの参道から第1塔門を撮影したものです。これをみて「アレ!?」と思った貴方!そう。カルナック神殿とルクソール神殿は先述の通り非常に密接な関わり合いがあるが故に非常によく似た形をしています。
カルナック神殿は「アモン神」という空気の神様まつった神殿だと言われており、その大きさは東西に540メートル、南北に600メートルととてつもなく壮大です。言わずもがな世界最大の神殿のひとつとも言われておりますので是非じっくり時間を取ってご覧ください。ちなみにこの神殿から南に2.5キロ離れたところにあるのがルクソール神殿で、こちらは第1塔門の入口両脇に巨大な大理石の彫刻と、高さ25メートルの巨大なオベリスクがあるのがポイントです。

第1塔門を抜けると第1中庭があり、そこから第2塔門、大列柱室へと道は続きます。歩くにつれて上の写真に写ってるような神官の巨像や石柱が次から次へと眼前に迫ってくるのでスリル満点ですよ!特に大列柱室へと足を進めると、まるで並木道のように道の両側に立派な石柱が連なっているので、写真撮影マスト!なんと柱は高さ約15メートル、太さも大人が10人以上手を繋がないと一周出来ないほどの太さで、全体を撮影するのはなかなか苦戦を強いられてしまうほど。目に入るもの全てから当時の栄華を感じることが出来るでしょう。ちなみにアモン神(Ammon)は古代エジプトに置いて非常に大切な位置づけにある神様なので観光中しょっちゅう関連する史跡を目にするハズ。興味のある方は是非注意深くチェックしてみてください。

カルナック神殿 (Temples of Karnak)
住所:
East Bank Of Luxor
アクセス:
ルクソール駅から1.5km
入場料:
120EGP
営業時間:
6:00~16:30
定休日:
なし

9.聖ジョージ教会

エジプトで「教会」というワードを耳にするとやや違和感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、意外にもエジプトには歴史上重要な教会がたくさん残されています。というのも、イエス様とマリア様、その夫であるヨセフ様は新約聖書ではヘロデ大王から逃れる為にエジプトに渡ったと伝承されているからです。
特に首都カイロのコプト地区(Coptic Cairo)には多くの教会が残されており、その街並みはまるでヨーロッパのよう。その中で聖ジョージ教会は特に有名で、地元では祀られている聖人「聖ジョージ」別名を使った「聖ゲオルギオス教会」や、地名に由来する「聖マリ・ギルギス・ギリシャ正教会」といった名でも親しまれています。

こちらは聖ジョージ教会の内部の様子です。聖ジョージ教会はエジプトで唯一の円形教会である為、外観も非常にユニークで、一年を通じて訪れる観光客を魅了していますが、豪華絢爛な内部も見逃せません。教会は10世紀以前に建てられたと言われており、中に入るとさっそく円形の天井にイエス様の絵が見てとれます。すぐ近くにはイエス様一行が避難した場所とされる場所に建つ聖セルジウス教会(別名Abu Serga,アブサルガ)や、マリア様に捧げられたエル・ムアッラカ教会(El Muallaqa,別名ハンギングチャーチ)もあり、それぞれ違った趣がありますので是非その違いを堪能してみてはいかがでしょうか?

聖ジョージ教会(Greek Orthodox of St.George )
住所:
Mari Girgis Street、Cairo
アクセス:
マリギルギス(Mari Girgis)駅すぐ
料金:
無料
営業時間:
9~16時
定休日:
なし
Romi

東京都港区在住の26歳。
国内外問わず旅行が大好き。1人で5ヶ月かけて25都市とまわる世界旅行にでた経験も。
実際に自分が行った場所で体験した内容を、自分の写真を使いつつ記事にしていきます。

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