タイ基本情報 【交通手段編】

アジアで人気急上昇中の都市のひとつ、バンコク。
2006年9月に開港したスワンナプーム国際空港は空の玄関口。
バンコクの中心部からは約35km離れてるため、移動手段が必要です。
さて、どのような手段があるのかご紹介していきましょう。

2010年8月23日に正式開業し、最高時速160kmで空港からバンコク市内までなんと最短約15分。
市内の渋滞に巻き込まれずスイスイ行くことが出来るのがとっても魅力。

SA EXPRESSとSA CITY LINEの2種類の運行経路がありますが、残念ながら2016年1月現在SA EXPRESSは運休中。

SA EXPRESSは、空港駅とマッカサン駅の2区間(A1からA6)をノンストップでたったの15分、空港駅とパヤータイ駅のまでの2区間(A1からA8)をノンストップで約18分で結ぶ急行列車。
ゆったりとした座席で荷物置き場もあるので、大きな荷物を持った旅行者にも安心。

SA CITY LINEは、スワンナプーム国際空港とBTSパヤタイ駅の8駅区間(A1からA8)を各駅停車で30分で結ぶ各駅列車で、通勤や通学等一般市民にも日常的に利用されています。

SA CITY LINEに乗車した場合は、A2のラートクラバン駅では、タイ国有鉄道の東本線へ。
A6のマッカサン駅は、バンコク・メトロMRTブルーラインのペッチャブリー駅へとタイ国有鉄道の東本線アソーク駅へ乗り換えが可能です。

【運賃と運行間隔】
Express Line：片道90バーツ　往復150バーツ　
マッカサン駅行きは30分〜40分間隔　パヤタイ駅行きは1時間間隔　祝休日　30分間隔

City Line： 片道15～45バーツ　
10分〜20分間隔　祝休日　12分〜20分間隔

【運行時間】
毎日運行：06.00 - 24.00

到着ロビーを出ると、24時間のタクシーカウンターサービスがあります。
多くの人が列をなしているので、すぐに分かるはずです。
ここでは、安全性を保つため係員が車のナンバーと行き先を控えてくれるので、トラブル防止のためにもカウンターでタクシーを選びましょう。
行き先を伝え割り当てられたタクシーに乗車すれば大丈夫。

空港のタクシーであっても、メーターが動いているかどうかを必ず確認しましょう。

空港からバンコク市内まで行く場合は、道路状況と行き先によって変わりますが約250バーツから350バーツが目安となります。
渋滞や天候にもよりますが、1時間から2時間程かかりますが、携帯電話に没頭する事なくしっかりと周りの景色もみておきましょう。

その他、空港の手数料として50バーツ加算されます。また、途中高速道路に乗るので、高速料金はその場で支払いをする事になりますので、メーターに表示されていなくてもこちらは支払いをしなければいけません。

空港から市内まで、公営バスと私営バスの二つがあります。
慣れると一番安くバンコク市内までいけます。

バスターミナルが空港から少し離れていますが、無料シャトルバスが出ているため便利。
所要時間は約10分で約10分置きに24時間運行されており、バス内は広々としているので旅行者にも安心。

公営バスの運賃は、行き先やバスの種類によって異なりますが24バーツ～35バーツ。
約20分から30分間隔で24時間営業というのも便利。

私営バスの運賃は、行き先やバスの種類によって異なります。
運行時間は05:40AM-09:00PMの営業。

バンコク市内を観光するならBTSがとっても便利。
現在も延伸工事が進んでおり、これからもっともっと便利になっていくでしょう。

シーロム線とスクムビット線の2路線があり、市内の主要なショッピングスポットなどへはほとんどカバーできてしまいます。
サイアム駅にて両線とも相互乗換えも可能。

シーロム線
ナショナル・スタジアム駅とウォンウェン・ヤイ駅を結び、6時から24時まで約4～8分の間隔で運行しています。運賃は15～42バーツ。

スクンビット線
モーチット駅～ベーリン駅を結び、6時から24時まで約4～8分の間隔で運行しており、運賃は15～42バーツ。

バンコクのメトロ地下鉄MRTは、北はバン スー駅から南はフアラポーン駅へまで全駅30分で走行しています。
スカイトレインの路線がないエリアへ行く際は、こちらが便利。

とてもカラフルな色のタクシーが多いタイ。
観光客にとってはとても便利で、日本より断然リーズナブル。
でも、どうしてもトラブルは避けたい。

お勧めは、黄色のALL THAI TAXI。
個人経営ではなくバス会社が設立したタクシー会社で、クレジットカードの使用ができたり監視カメラがついています。

また、その他の国でも使用されている、Uber, Grab Taxi等々も参入してきています。

メリットとして、乗車番号が事前に分かる事、金額も事前に分かる事、またどこを走っているのか現在地を地図で確かめる事が出来る事、第三者にも自身が乗車している詳細をメールで送る事ができるなどがあげられます。

街中で良くみかけるトゥクトゥクやバイクタクシー。
こちらは安さは魅力的ですが、交渉制になり少々難易度も上がります。
また、渋滞の激しい町中をヘルメットなしで走るバイクは、もちろん危険も伴ってきますので十分に注意した方がいいでしょう。
バイクタクシーは、ジャケットを着用しているバイクタクシーを利用しましょう。

発展が著しいバンコク。あなたが出発する頃には、また新たなルートが出来上がっているかも。事前に下調べをして出かけて損はありません。せっかくなのでタクシーばかりでなく、現地の人たちが利用している交通機関も上手に乗りこなしてみましょう。