ワイルドすぎ！アフリカで動物がホテルに来ちゃうサファリホテル３選

南部アフリカのナミビア北端に位置するエトーシャ国立公園。ここにはいくつか宿泊施設があり、その中でも比較的人気のあるのがオカウクエジョ・キャンプ。エトーシャは自分で車を運転してサファリを楽しめることで有名な国立公園ですが、ここ、オカウクエジョの魅力はそれだけではありません。どういうことかと言うと…

敷地内には水場があり、そこにはさまざまな種類の動物がやってくるんです！こちらはゾウとキリンが仲良く現れた場面。建物のすぐ裏手にある水場で大型動物を見ることができるなんて、さすが大自然・アフリカ！

続いてはガゼル（かもしか）と、奥にいるのはシマウマ。エトーシャ内をドライブしているとよく見かけますが、オカウクエジョにもよく現れます。

こちらはなんと、クロサイ。ビッグ5の一つにも数えられるサイは（そのほかの4種類はゾウ、ライオン、ヒョウ、バッファロー）、アフリカでも見るのが難しい動物の一つですが、エトーシャ国立公園では遭遇率が高いのもポイント。しかもオカウクエジョでは、敷地内にも登場するという、太っ腹！

なお、「オカウクエジョ・キャンプ」となっていますが、キャンプ場だけでなくコテージなど、普通の宿泊施設もありますので、ご安心を。

続いては同じくアフリカ南部のザンビア、南ルアングア国立公園にあるムフウェ・ロッジ。こちらの公園には60種類の動物、400種類を超える鳥類が生息しているといわれており、中でもこの地域にのみ生息しているトーニークロフトキリンが人気の、ザンビアでも有数の観光スポット。ですが魅力はそれだけではなく、ムフウェ・ロッジにはなんとゾウが訪れるんです！

ゾウがやってくるのはマンゴーの実がなる10月中旬～11月中旬にかけて。ムフウェ・ロッジがあったところは、もともとマンゴーを求めるゾウの通り道だったそう。後からムフウェ・ロッジが出来たものの、未だにゾウはロッジを通過してマンゴーの木のもとに通っているのです。

ロビーに行ったらスタッフではなくゾウがいた、なんてことがあるかもしれません。

この辺りでは人による事件に巻き込まれるより、ゾウに踏まれないように気を付ける方が大事かもしれませんね！

最後は、タンザニアのセレンゲティ国立公園内にプライベート保護区を持つFour Seasonsが経営する、シンギータ・グルメティ・リザーブス。保護区内には3つの宿泊施設があり、いずれもラグジュアリーな設備の整った超一流ホテルです。

プールのすぐ向こう側にはゾウがやってきていますが、ここは他にもいろいろな動物が入れ替わりやってくる、そんなワイルドなホテルなんです。

Four Seasonsの経営ということで、上記の2つに比べても高級感が漂う宿泊施設になっています。 欧米で人気の高級旅行情報専門誌「Condé Nast Traveler」では何度も上位に選出されており、世界でも大人気のホテルです。

サバンナでのティータイムという、まるで映画のようなシチュエーション！

もちろん値段はそれなりに張ります。ですが、セレンゲティ国立公園は、今では滅多に見かけることがないという木登りライオンが、比較的目撃しやすい場所だとも言われます。運が良ければ写真のような不思議な光景を見ることができるかもしれません。

動物が近くまでやってくる3つのホテル、いかがでしたか？日本から遠く離れたアフリカでは、日本では想像できないような体験をすることができる場所です。

特にその雄大な自然、美しい夕焼け、そして野生動物の息吹といったものは、きっと一生心に残る、感動的な体験になることでしょう。せっかくアフリカを訪れるのであれば、間近で野生動物を観察することができるホテルに泊まってみるのはいかがでしょうか？