絵画と映画「アメリ」の世界へ!モンマルトルの丘でパリ市街を一望
パリ北部の小高い丘、モンマルトル。洗練されたパリ中心部とはまた趣が変わりますが、ここもまたフランスらしさが詰まっています。たくさんの巨匠達が描いた絵画の景色とゆかりの地の巡りに出かけましょう。また、2001年公開の映画「アメリ」の舞台としても有名になりました。愛くるしいアメリの登場する世界観そのままが味わえます。
①モンマルトルはどんなところ?
その歴史と現在


モンマルトルはパリ北部の、サクレクレール寺院が鎮座するこんもりとした丘のある地域を指します。パリ市街を一望できる地区として、多くの人々が訪れる外せない観光スポットです。また、大ヒット映画『アメリ』の舞台となったことから、登場するカフェや駅なども観光名所となっています。

石畳の坂道や路地、長い階段がどこも絵になるセピア色の風情ある地域なので、カメラ片手に散策も楽しいでしょう。
19世紀には、まだ雑木林やブドウ園、風車のある風景の残る丘でしたが、キャバレーやダンスホールが多く作られ歓楽街となりました。また、多くの画家たちが安いアパートやその景色を求めてアトリエを構えるようになり、芸術の町へと変貌を遂げたのです。ゴッホ、トゥールーズ=ロートレック、ユトリロなどが本拠地としてここで画家活動し、ゆかりの地もたくさん残っています。
地域の南側は今でも歓楽街として有名で、アラブやアフリカの物が安く買える移民地区もあります。パリの違う顔が見られますが、治安の不安な場所でもあるので、訪れる時間にはご注意下さい。

モンマルトル(Montmartre)
- アクセス:
- M2号線アンヴェール(Anvers)駅
- 2号線ブランシュ(Blanche)駅、
- 12号線ラマルク コランクール( Lamarck Caulaincourt)駅
- 12番線 アベス(Abbesses) 駅下車
- ※散策の起点にはアンヴェールがおすすめ。
②厳選!見逃せない5つの観光スポット
サクレ クール寺院

丘の上に建つ、一際目立つ白亜の寺院が、サクレ クール寺院です。大きなドームの内部にはキリストの天井画があります。ロマネスク、ビザンティン様式のバジリカ教会です。

入り口正面までは急な階段か、ケーブルカーを利用します。

寺院の目の前はテラス式庭園になっていて、一番上からは素晴らしいパリの眺望が楽しめます。

下に降りていくと、可愛らしい絵本に出てくるようなメリーゴーランドに出会えます。

サクレ クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)
- 住所:
- 35 Rue du Chevalier de la Barre, 75018 Paris
- 営業時間:
- 6:00~22:30
- アクセス:
- M2号線アンヴェール(Anvers)駅
- もしくは12番線 アベス(Abbesses) 駅 徒歩10分
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 33 1 53 41 89 00
- 料金:
- 無料 ドーム見学有料
サン・ピエール教会

サクレ クール寺院の隣にひっそりとたたずむ、パリ最古の教会の一つです。画家ユトリロの絵画にも描かれ、彼の葬儀が執り行われた場所でもあります。

サン ピエール教会 (Eglise St-Pierre)
- 住所:
- 2 Rue Mont-Cenis Paris 75018
- 営業時間:
- 8:45~19:00
- アクセス:
- M12号線 Abbesses(アベス)駅 徒歩10分
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 46 06 57 63
- 料金:
- 無料
コルト通り

なだらかな坂の石畳がつづく、ノスタルジックな情緒漂う通りです。
6番地には、作曲家エリック サティの住居があります。

コルト通り(Rue Cortot)
- 住所:
- Rue Cortot 75018
- アクセス:
- M12号線 Lamarck Caulaincourt(ラマルク・コーランクール)駅
モンマルトル博物館

また、12番地はかつてユトリロやルノワールの居住地やアトリエであった場所で、今ではモンマルトル博物館になっています。

モンマルトル博物館(Musee de Montmartre)
- 住所:
- 12 Rue Cortot 75018 Paris
- 営業時間:
- 11:00~18:00
- アクセス:
- M12号線 Lamarck Caulaincourt(ラマルク・コーランクール)駅 徒歩10分
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 49 25 89 39
- 料金:
- 一般9€
テルトル広場(アベス地区)

メトロ開通当時、パリ万博の時に、アベス駅はアールヌーヴォー様式で建築されました。モンマルトルの中心となる駅で、映画『アメリ』の舞台になった場所でもあります。近くには、ピカソをはじめ若き天才の集まったアトリエ跡(ピカソの洗濯船)ありますし、テアトル広場も近くです。

テアトル広場はかつてモンマルトルの村役場などのあった中心地で、今ではパリの芸術家たちが腕を磨いて絵を描く姿が多く見られます。観光客の似顔絵を描いている人たちや、パフォーマンスをする大道芸人でも見られ、いつでも賑わっています。この一帯は坂も多く道も入り組んでいますが、小さなショップやカフェが多い観光スポットです。

テアトル広場(Place du Tertre)
- 住所:
- Place du Tertre, 75018 Paris
- アクセス:
- M2号線アベス(Abbesses)駅から徒歩4分
マルティール通り

サクレ クール寺院から南下していくと、旬の可愛いお店や美味しいスウィーツ店の並ぶ通りがあります。そこが、マルティール通りです。 かつては、パリ市民で賑わう昔ながらの商店街でした。どこか親しみやすく懐かしい雰囲気で、住んでみたい場所の一つによく名前の上がる、そんな人気の通りに新たな「スウィーツ通り」という風が舞い込み、活気づいています。

マルティール通り(Rue de Martyrs)
- アクセス:
- M12号線ノートルダム・ド・ロレット(Notre Dame de Loretto)駅
③観光スポットにもなっている巡るべきカフェ
レ ドゥ ムーラン


2001年の大ヒット映画、『アメリ』に登場したカフェです。ランチもできますが、なんといっても有名なのは、アメリが愛らしく食べていたお気に入りのクリームブリュレです。実は、お店は2009年に改装し、様変わりしてしまいましたが、映画の雰囲気を楽しめるようカーブを描いたカウンターなどはそのままにしてあります。

レ・ドゥ・ムーラン(Les Deux Moulins)
- 住所:
- 15 Rue Lepic 75018 Paris
- アクセス:
- M2号線ブランシュ(Blanche)駅より徒歩4分
- 営業時間:
- 7時~翌1時(食事は11時30分~23時)
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 42 54 90 50
ムーラン ドゥ ラ ガレット

オルセー美術館にある、ルノワールの 『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』(Bal du Moulin de la Galette)に描かれていたその場所です。

『ギャレット風車のダンスホール』という意味で、その名の通り昔はダンスホールでした。
今はその風車のみが当時を物語るように存在しており、現在はレストランになっています。

ムーラン・ドゥ・ラ・ガレット(Bal du Moulin de la Galette)
- 住所:
- 1 Rue Norvins, 75018 Paris
- 営業時間:
- 12:00~23:00
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 46 06 84 77
ル コンシュラ

モネやゴッホも通ったという400年以上の歴史を持つ老舗カフェです。今でも観光客だけでなく、地元の人にも愛されています。

ル コンシュラ(le consulat)
- 住所:
- 18 Rue Norvins 75018 Paris
- アクセス:
- M12号線アベス(Abbesses)駅から徒歩6分
- 営業時間:
- 10時30分~24時(2・11月の火・水・木曜は~19時)
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 46 06 50 63
ラ メゾン ローズ

モンマルトルのブドウ畑のそばにある、ピンク色の壁が愛らしいレストランです。ユトリロの絵に描かれていますが、その当時、壁はもっと白かったようです。絵は、 オランジュリーで見ることができます。

ラ メゾン ローズ(La Maison Rose)
- 住所:
- 2 Rue De L'abreuvoir, Paris
- アクセス:
- M12号線ラマルク・コーランクール(Lamarck Caulaincourt)駅から徒歩5分
- 営業時間:
- 12~20時(土曜は~22時) ※季節により異なる
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 42 57 66 75
④新しいモンマルトルの顔 お土産店をのぞく
ソフ・キ・プー

出典:www.sofkipeut-paris.com

パリジェンヌデザイナー ソフィーさんの創り出すおしゃれなカバンやポーチがずらりと並びます。
小花柄や人気のリバティプリントも豊富で、お手頃価格なのも嬉しいお店です。

ソフ・キ・プー (Sofkipeut)
- 住所:
- 29, rue Véron - 75018 Paris
- アクセス:
- Mアベス駅
- 営業時間:
- 12:30-19:30(日15:00-19:00)
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 06 47 00 97 06
プチ パン

出典:sayurimusik.blog130.fc2.com
フレンチシノワ(シノワ=中国風)のテイストで独特の世界観をカラフルに描く、人気のテキスタイルインテリア雑貨と手芸のお店です。

出典:sayurimusik.blog130.fc2.com
デザイナーさんはベルギーと中国人で、とにかく柄×柄のカラフルデザインがたまらなく可愛い!独創的なユニークモービルも有名です。

プチ パン(Petit Pan)
- 住所:
- 39 Rue Francois Miron - 75004 Paris
- アクセス:
- M1番線セントポール(Saint-Paul)駅
- 営業時間:
- 10:
- 30~14:00、15:00~19:30(月)、
- 10:
- 30~19:30(火~土)、
- 10:
- 30~14:00、15:00~19:30(日)
- 定休日:
- なし
- 電話番号:
- 01 42 74 57 16

いかがでしたか?モンマルトルは昔と今が混在した、魅力あふれる地区です。
入り組んだ路地で迷子になるのもまた楽しい……とはいえ、治安の不安な場所もありますので、訪れる時間帯には注意して散策やお買い物を楽しんで下さいね。
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