パラオ共和国ぺリリュー島・戦争遺跡観光スポット4選

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パラオ共和国のペリリュー島はダイビングスポットや釣りが盛んな観光資源の島です。そんなのどかな島に、第二次世界大戦の戦跡が島の各所に残っています。美しい島の自然に残る凄まじい戦争のつめ跡を間近に見て、平和について考える一日があっても良いでしょう。今回は第二次世界大戦の激しい戦闘で、多くの方々が亡くなった洞窟やビーチ、森の中に現存する戦跡を紹介します。

多くの日本兵が潜伏した洞窟・千人洞窟

ぺリリュー島には洞窟や防空壕、トーチカなど日本兵やアメリカ兵が使った場所が多くあります。その中でも千人洞窟は千名近くの日本兵が命を落とした場所として知られています。場所は北の波止場から南に数百メートルのところ。岩山を掘って作られています。

中に入ると当時のビール瓶や缶詰、追撃砲の弾などがそのままの状態で置いてあります。割れたビール瓶もあるので、洞窟内はビーチサンダルではなくスニーカーなどを履いて見学しましょう。

千人洞窟 (Thousand Man Cave Japanese WWII War Relic Ruins)
住所:
Peleliu Island
アクセス:
ツアー・ボートが着く北波止場からすぐ
オススメの時期:
春〜秋

在りし日の姿が残る海軍指令部跡、戦争博物館

海軍指令部跡、戦争博物館は互いに近い場所に位置しています。

海軍司令部跡は海軍航空隊の司令部だった所で、コンクリート造りの建物の骨格は爆撃で穴が空いているものの、外形はしっかり残っていて、お風呂場やトイレなどを見ることができます。

戦争博物館は武器弾薬庫をそのまま使っている博物館で、日本・アメリカの資料や武器、遺留品など多くが展示されていて、ケースに入っていないものは直に手に取ってさわることができます。

海軍指令部跡、戦争博物館(Navy headquarters mark、War museum)
住所:
Peleliu
アクセス:
-
オススメの時期:
春〜秋

日米両軍が激戦を広げたオレンジビーチ Orange Beach

ペリリュー島の滑走路近くにある、のどかなオレンジビーチ Orange Beachはアメリカ軍が上陸した場所です。

アメリカ軍が上陸した際に日本軍と激戦を繰り広げた場所で、多くの兵士が亡くなりました。当時アメリカ軍はオレンジビーチの北から上陸する予定でしたが、激しい日本軍の攻撃により南側から上陸したという話が残っています。現在はただ1キロに渡る静かなビーチです。

オレンジビーチ(Orange Beach)
住所:
Peleliu
アクセス:
ペレリウ飛行場から車で4分(1.5km)
オススメの時期:
春〜秋

島を見渡せるブラッディーノーズリッジ展望台

ブラッディーノーズリッジ展望台(Bloody Nose Ridge Monument)は島の最も高い標高にあります。そのため島の全景だけでなく隣の島まで見渡すことができ、戦時中にも利用されていたことが覗えます。

ブラッディーノーズリッジ展望台までは、115段ある急な階段を登って向かいます。登ると頂上には整備されたウッドデッキがあり、そこには米軍が建てたペリリュー戦のモニュメントがあります。

ブラッディーノーズリッジ展望台(Bloody Nose Ridge Monument)
住所:
Pelelieu
アクセス:
ペレリウ飛行場から車で11分(4.5km)
オススメの時期:
春〜秋

いかがでしたか

今回紹介したのはペリリュー島の主な戦場や戦火跡の建物・遺留品が残る場所でしたが、まだまだ多くの戦跡が存在しています。島のきれいな森や海を観ていると、当時の地獄のような戦場を想像し難いものがありますが、間違いなく忘れてはいけない歴史の一つです。現在のパラオはリゾートアイランドですが、ペリリュー島を訪れた際は慰霊に出かけ、戦争で命を落とした方々に花を手向けてください。

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