スリランカのおすすめ観光スポット15選!豊かな自然と仏教文化の美しい国

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スリランカはインドの南東に位置する島国です。自然豊かな国として知られ、また仏教寺院などたくさんの観光スポットがあります。日本ではスリランカ紅茶やアーユルヴェーダなどでも知られていますね。ここではそんなスリランカの観光スポットを紹介しましょう。この記事を参考にスリランカの旅を楽しんでください!

1. 天空の城 シーギリヤロック

シーギリヤは、スリランカの中部マータレーにある遺跡で、世界遺産に登録されています。
ジャングルに佇む巨大な岩の上につくられた宮殿で、まるで天空の城ラピュタのよう。
そのため、「天空の宮殿」とも呼ばれています。
スリランカの観光では、ぜひとも訪れてほしい場所です。

この宮殿は5世紀にカッサパ1世によって作られたと言われています。
しかし、権力争いのためここに住んだのはたった11年間だけだったとか。
高さ約100mという岩の上には、庭園や貯水池、水路などが作られまるで古代都市のようだったそうです。

シーギリヤロックは細い階段を使って上に登ることができます。
途中、シーギリアレディーと呼ばれるフレスコ画が壁に描かれているのを見ることができます。
かつてはは500体もの女性が描かれていたと言われていますが、今残っているのは18体のみ。
妖精や王宮の女性など美しい色合いの絵を見ることができます。

頂上には360度、さえぎるものが何もないパノラマビューが待っています。
渡す限りのジャングルはとても壮大!
1000段以上の階段を登って来たかいがありますよ。
この風景を眺めがら、王はどんなことを考えていたのか、ちょっと知りたくなりますね。

シーギリヤロック(Sigiriya Rock)
住所:
Sigiriya Rd, Dambulla
営業時間:
07:00~18:00
コロンボからキャンディを経由し路線バスで。キャンディからシーギリヤまでは約3時間。

2 .黄金の寺院 ダンブッラ石窟寺院

ダンブッラの石窟寺院は、コロンボの東にダンブッラに位置し、スリランカでは最も保存状態がいい石窟寺院として知られています。
ダンブッラ石窟寺院は、「黄金色に輝く」という意味のランギリという岩の上に作られていて、そのため「黄金寺院」とも呼ばれています。

ダンブッラの黄金寺院の歴史は紀元前3世紀まで遡ることができるそうです。
周辺には、確認されているだけで80以上の洞窟があり、中には寺院が作られているものも。
重要な洞窟寺院は5つあり、それぞれに聖像や絵画が祀られています。

最も美しいのは、第2窟の「マハラジャの石窟」と呼ばれるものです。
最大規模の石窟で、ヒンドゥーの神であるサーマン、ヴィシュヌの心臓や16体の釈迦の立像、40の釈迦の坐像が安置されています。
周囲の壁画もたいへん美しく、見ごたえがありますよ。この窟では天井から水がしたたり落ちています。
しずくが落ちてくる場所には壺が置かれ、「聖なる水」として儀式に使われているそうです。

「新僧院」と呼ばれる第3窟にもキャンディ王国時代に描かれた天井画と壁画が多く残されています。
「聖王の石窟」と呼ばれる第1窟には高さ14メートルの釈迦像が安置されています。

ダンブッラ石窟寺院(Golden Temple of Dambulla)
住所:
Kandy - Jaffna Hwy, Dambulla
営業時間:
07:00~19:00
コロンボからバスで約4時間

3. 仏教徒の聖地 キャンディの仏歯寺

キャンディはスリランカ中部に位置する都市です。
ここは、キャンディ王国(1469年~1815年)の最後の都があった場所で、「聖地キャンディ」として世界遺産に登録されています。
キャンディは仏教徒にとって重要な巡礼地の一つとされていて、特に仏陀の歯が納められている仏歯寺には多くの人が参拝に訪れます。

キャンディは標高450mの高原にあり、平地に比べてとても過ごしやすい気候です。
王宮や仏歯寺のほか、大理石や象牙で作られた美しい寺院が多くあります。
スリランカに来たら、ぜひ訪れてほしい観光スポットです。

仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院)には仏陀の犬歯が納められていると言われています。
仏歯は4世紀にインドから運ばれたとされ、王の権力を示すものとして、王都が移動するたびに仏歯も運ばれたそうです。
7月の満月の夜にはエサラ・ペラヘラ祭が行われ、仏歯が象の背中に乗せられ町を練り歩きます。
たいへん盛大なお祭りで、もしこの時期にスリランカを訪れたらぜひ見学してください。

キャンディにはキャンディ王国時代に造られた人造湖があり、名所として知られています。
のどかな風景が広がるキャンディの観光をお楽しみください!

仏歯寺(The Temple of the Tooth Relic)
住所:
Sri Dalada Veediya, Kandy 20000
営業時間:
05:30~20:00
キャンディはコロンボからバスで約3時間

4. スパイスの産地マータレーのスパイスガーデン

マータレーはスリランカの中部にあり、スパイスの生産地として知られています。
ここでは「スパイスガーデン」と呼ばれる大きな農園があり、多種多様のスパイスが栽培されています。
日本人観光客も多く訪れる人気観光スポットです。

まるで植物園のような「スパイスガーデン」。
日本語が上手なスタッフがスパイスの名称、効能などを詳しく説明してくれるほか、加工されたスパイスやオイル、薬などの説明も。
肩こりなど症状に合わせたスパイスも教えてくれます。
その後、別室に移り実演販売。ハーブを使ったコスメも販売されています。

スリランカといえばアーユルヴェーダオイルが有名ですが、「スパイスガーデン」でも希少なオイルが販売されています。
オイルに興味のある人はぜひ訪れてみてください!
カレー用のスパイスミックス「ガムラマサラ」、蜜とブドウにシナモンなどを加えた「媚薬」など、あらゆるスパイスが販売されています。

場所は、シーギリアからキャンディに向う途中にあるので、立ち寄り易いですね。
基本的には親切なところが多いですが、いくつもある「スパイスガーデン」の中には、押し売りをされたなどの口コミもあります。
お買物の際には品質を確かめるなど注意も必要です。

スパイスガーデン(Spice Garden)
住所:
No 31 Gannoruwa Kandy Sri Lanka
電話番号:
+94 -77-1351931
マータレーはキャンディとシーギニアの中間にあります。営業時間は各店舗にお問い合わせください。

5. パワースポット キャラニヤ寺院

キャラニヤ寺院は、正式名を「マハー・ラジャ・ヴィハーラ」といい、スリランカの西部州キャラニアにあります。
釈迦が訪れたとされる場所で、釈迦はここで沐浴と説教を行ったと伝えられています。
参拝をすると悪しきものが浄化され、幸運が訪れると言われていて、参拝者が絶えない人気の寺院のひとつです。

この寺院の歴史は古く、紀元前3世紀には白いダーガバ(仏塔)の原型が作られたと言われています。
その後、度重なる争いの歴史の中で幾度となく破壊と修復が繰り返されてきました。
現在も素晴らしいレリーフやフレスコ画が見られ、人気の観光地となっています。

本堂の外壁には美しいレリーフが飾られています。
聖域を守るガードストーン(守護神像)や鳥やゾウなど、力強い彫刻は目を見張るものがあります。
寺院の入口には浄めの石が置かれ、参拝者はこの石を踏むことで体を浄め聖域へ入ることができるのだそうです。

本堂では、スリランカの有名な宗教画家ソリアス・メンディスが描いたブッダの生涯や仏教史の重要な壁画を見ることができます。
黄金の仏陀坐像や巨大な涅槃像なども祀られ、本堂は厳かな雰囲気に包まれています。
なお、本堂内は写真撮影は禁止されているのでご注意ください。

キャラニヤ寺院(Kelaniya Raja Maha Vihara)
住所:
Kelaniya, Colombo
営業時間:
09:00~16:30
電話番号:
+94(0) 112 911 505
コロンボからバスで約40分

6. 聖なる山 スリー・パーダ(アダムス・ピーク)

スリー・パーダ(アダムス・ピーク)はスリランカ中央部のサバラガムワ州にある標高2,238mの山です。
スリー・パーダとは、シンハラ語で聖なる足跡という意味で、頂上付近にある1.8mの岩にある穴が足跡に似ていることから名付けられました。
仏教徒は仏陀の足跡、ヒンドゥー教徒はシヴァ神の足跡、イスラーム教徒は人類始祖のアダムの足跡、キリスト教徒は聖トーマスの足跡とそれぞれ異なった宗教の人びとが足跡を聖地として呼んでいます。

山の別名をスマナ・クータといい、ここには山の神のサマンが住んでいるとされています。
宗教を越えて多くの人々の信仰を集めている山岳信仰の山で、登山に訪れる人が絶えません。

山のふもとから山頂までは数時間かかるそうです。
山頂には神祠と寺院があり、特に聖なる日である3月の満月の日には山頂まで行列が続くほどの人が参拝に訪れるとか。毎年7月~8月にかけて麓のカタラガマでは大祭があり、苦行やファイアーウォーク(火渡りの儀式)、水切りの儀式などが行われます。

スリー・パーダは日本の富士山ど同じようにご来光を拝むのがいいとされ、気候がいい12月から5月には夜中から山頂を目指す人が多くいます。
足に自信のある人はぜひチャレンジしてみてください。

スリー・パーダ(Sivanolipatha Malai)
住所:
Sivanolipatha
コロンボからバスで9時間

7. シンハラ王朝の首都 ポロンナルワ

ポロンナルワはスリランカ北中部州にある中世の古都です。
1017年から1255年までスリランカの首都がここにおかれていました。
仏教都市として繁栄を極め、全盛期にはタイやビルマなどからもたくさんの僧たちが訪れていたそうです。
ポロンナルワはアヌラーダプラに次ぐ、スリランカ史上第2の古代都市と言われていて、多くの寺院や遺跡が残されています。

その中のひとつ「ガル・ヴィハーラ」は、この時代に作られた仏像の中で最高傑作と言われています。
巨大な一枚岩に刻まれた仏像群で、4つの仏像があります。
涅槃像や立像など、穏やかなお顔をしている仏像をぜひ拝顔してください。

ポロンナルワにある「ランカティラカ」は13世紀にパラークラマ・バーフ3世によって建てられた寺院です。
高さは17mと大きなもので、中には大きな仏像が鎮座しています。
この仏像は頭が壊れてしまっているのですが、それでも13mと大きなものです。

仏教遺跡の中心地は「クワドラングル」と呼ばれる広場で、城壁に囲まれた中に11の建築物が集まっています。
中には7階建ての宮殿跡があり、現在は半壊していますが当時は1000を超える部屋が作られていたそうです。
室内の装飾が分かるか所もあり、ポロンナルワの繁栄を今に伝えています。

ポロンナルワ(Polonnaruwa)
住所:
Polonnaruwa
営業時間:
07:00~17:00
コロンボからバスで5~6時間。鉄道で約6時間30分

8. ゴール旧市街

ゴール旧市街はスリランカ南部に築かれた要塞と、その城壁内に作られた歴史的地区のことで、ユネスコの世界遺産に登録されています。
ゴールは古くから交易の拠点として栄え、16世紀にはポルトガル人が拠点を築きました。
その後、オランダ帝国の一部となり、旧市街を囲む城壁や要塞が作られました。

ゴール旧市街には植民地時代の街並みが残っていて、コロニアル調の美しい建物が並んでいます。
スリランカで最も古いプロテスタント教会である「オランダ改革派教会」や、イギリス国教会「オール・セインツ教会」など白い漆喰やサンゴ石で作られた教会はとても美しく、一見の価値があります。

ゴール旧市街には博物館がいくつかあり、それらを訪れてみるのも楽しいでしょう。
「ヒストリカル・マンション(Historical Mansion)」は私営の資料館で、植民地時代の生活用品などが所狭しと並べられています。
中には海中から発掘された掘り出し物も!
中庭ではレース作り、宝石の研磨、銀細工の工程などを見学することができ、スリランカの伝統文化を知ることができます。

岬の先端には白亜の灯台があり、ここからの風景は絶景!
ゴール旧市街のシンボルとして親しまれている灯台で、ここからインド洋の荒波と青い空に映える旧市街の街並みを望むことができます。

ゴール旧市街(Old Town of Galle)
住所:
Church Street, Galle 80000
コロンボからバスで約4時間

9. スリランカの仏教発祥の地 アヌラーダプラ

アヌラーダプラはスリランカ北中部にある古都。
シンハラ王朝最初の都であり、スリランカの仏教はここから始まりました。
紀元前4世紀に都が置かれ、後9~10世紀に南インドのチョーラ朝による侵略を受けるまで1400年もの間、首都であった場所です。
シンハラ王朝は仏教を国教としたため、ここからスリランカ全土へと仏教が広がりました。

アヌラーダプラには仏教との聖地として多くの人が訪れます。
イスルムニヤ精舎は、スリランカ最初の仏教寺院と言われているもので、寺院につながる岩山には古いレリーフも見られます。

本堂には大きな涅槃像が祀られています。
たいへん色鮮やかな涅槃像で、その煌びやかさに驚くかもしれません。
周囲にはカラフルな仏像が立ち並び、天井も壁も極彩色に彩られています。
この寺院は、日本の浅草寺の援助で塗り替えが行われたとか。

スリー・マハー菩提樹はスリランカの聖地ともいうべき場。
このスリー・マハー菩提樹の菩提樹は、仏陀が悟りを開いた場所にあった菩提樹分け木を植樹したもの。
元祖の菩提樹は枯れてしまいましたが、このスリー・マハー菩提樹は紀元前3世紀から現在まで枯れることなく人々を迎えています。

アヌラーダプラ(Anuradhapur)
住所:
Anuradhapur
コロンボからバスで約5時間30分

10. レオパードの生息地 ウィルパトゥ国立公園

ウィルパトゥ国立公園はスリランカ最大の国立公園です。
「ウィル」は「自然の水」を意味で、園内には池や湖が60か所も点在しています。
レオパード(スリランカヒョウ)の生息数が多いことでも知られていて、そのほかにもナマケグマやスイギュウ、サンバーなど30種類以上の動物が生息していることで有名。
スリランカの西海岸に接しているため、海辺の野鳥も多く観察されています。

ウィルパトゥ国立公園への入場は、専用のジープに乗り換える必要があるため、送迎付きのツアーを利用するといいでしょう。
園内を回るジープサファリは早朝と夕刻の時間帯がおすすめです。

ウィルパットゥ国立公園は、長く続いたスリランカ内戦の影響で整備が遅れていて訪れる人が少なく、のんびりとした雰囲気を味わうことができます。
周囲にはホテルも少ないのですが、スリランカの自然を楽しむにはおすすめのスポットです。

ウィルパットゥ国立公園は、ビーチリゾート地のカルピティヤからは車で1時間、アヌラーダプラーからは車で2時間ほどのところに位置しています。
年間を通じてサファリを楽しめますが、ベストシーズンは1~3月です。
5月にはクマを多く見ることができます。

ウィルパトゥ国立公園(Wilpattu National Park)
住所:
off Chilaw Anuradhapura road
営業時間:
06:00~18:00
アヌラーダプラーからは車で2時間

11. ピンナワラの象の孤児院

ピンナワラの象の孤児院は象を保護している施設で、スリランカのサバラガムワ州ケーガッラにあります。
親が死んだり、仲間とはぐれてしまった象を保護し飼育していて、その数は100頭以上になります。
生育した象は寺院やゾウ使いの元へ引き取られていくそうです。

スリランカにはもともと3万頭以上のアジアゾウが生息していたのですが、自然破壊や密猟などで激減し、1960年代には絶滅寸前にまで減ってしまいました。
スリランカの独立後、政府は象の保護に乗り出し、1975年にこの施設を設立。
象たちが少しでもストレスを感じないよう、広々とした空間で育てています。

この施設の見所はなんといっても、水浴び!
午前と午後に1回ずつ、象たちは施設の外に出されます。
商店街を通り、大きな川へ連れ出され、しばらくの間水浴びを楽しみます。
この時間は、観光客だけではなく地元の人も一緒になって水浴びの様子を楽しみます。

川と孤児院の間にある小さな商店街には、土産物屋が並んでいます。
象をデザインしたTシャツや、象のフンをリサイクルして文房具やアクセサリーを作っていることも!
象のフンは繊維質が多く、良質の紙が作れるのだそうです。
お土産にいかがですか?

ピンナワラの象の孤児院(Pinnawela Elephant Orphanage)
住所:
B199, Rambukkana 71100
営業時間:
08:30~18:30
電話番号:
+94 35 2 265284

12. 紅茶体験

スリランカといえば紅茶!
スリランカは紅茶の産地として知られていて、高原ではいろいろな種類の紅茶が栽培されています。
紅茶工場もあちらこちらにあり見学をすることができます。

スリランカでも最も生産量の多いのはローグロウンエリアと言われるエリアです。
この地域は現在、サバラガムワ、ルフナと2つのエリアに分かれているのですが、ここでも紅茶の工場見学をすることができます。
その一つ、ニュービターナカンダ ティーファクトリーは最新システムを備えた工場で、質の良い紅茶を製造しています。

ヘリタンス・ティー・ファクトリーはヌワラエリヤにある紅茶工場を改装してつくられたホテルで、スリランカの紅茶を体験したい人にぴったりです。
邸宅のようなこぢんまりとしたホテルで、部屋の窓を開けると茶畑が広がっています。

茶摘み体験、紅茶工場見学、アフタヌーンティー、紅茶列車でのフルコース・ディナーなどのプログラムも用意されています。
また、朝と夕方にエコ・ガイドによるネイチャーツアーも。
ガイドによって茶畑を2時間かけて散策し、スリランカの自然を楽しむことができます。
人気のホテルなので、予約はお早目に。

Heritance Tea Factory
住所:
Kandapola, Nuwara Eliya, Sri Lanka
電話番号:
+94 52 5555000,

13. 野性動物の宝庫 ヤーラ国立公園

スリランカでサファリといえばこのヤーラ国立公園。
スリランカの南東部に位置する国立公園で、国内では2番目の広さを誇ります。
ヤーラ国立公園には、215種類の鳥類と44種の哺乳類が確認されていますが、中でもレパード(スリランカヒョウ)の生息地としてして有名。
その他にも、ゾウや水牛、クマなど多種多様な動物に出会うことができます。

サファリは一年を通じて楽しむことができますが、ベストシーズンは1~6月です。
8月末~10月中旬は国立公園は閉鎖されるのでご注意ください。

サファリは早朝がおすすめです。経験豊富なサファリガイドがいろいろな動物を探してくれます。レオパードはなかなか見ることができないのですが、ゾウ、イノシシ、ペリカン、クジャク、ワニ、水牛、マダラジカなど多様な動物や鳥を身近に観察することができます。サファリは一般的に2~3時間ほど。公園内の景観も素晴らしく、撮影スポットがたくさんあります。

ヤーラ国立公園の近くには快適なホテルが数軒あります。リゾートホテルやサファリの余韻を楽しめるロッジ風のホテルなどが揃っています。

ヤーラ国立公園 (Yala (Ruhuna) National Park)
住所:
Kiranda Tissamaharama,Moneragala,Colombo,Southern Province,
キャンディから車で6時間半

14. 「地の果て」ホートンプレインズ国立公園

ホートンプレインズ国立公園はヌワラエリヤから車で約1時間、標高2,000mに広がる高原地帯です。
ナックルズ森林保護区、ピーク・ウィルダーネス保護区と合わせて「スリランカの中央高地」として世界遺産にも登録されています。

この公園の最大の見どころはワールズ・エンドと呼ばれる絶壁。
これは「地の果て」という意味で、なんと1,000m以上もの高さがあります。
また「ベイカーズ・フォール」と呼ばれる大きな滝も必見!
トレッキングコースが整備されていて、自然を楽しむことができます。

トレッキングは午前中がおすすめ。
午後になると霧が出て視界が悪くなります。
自然公園に入るには厳しい規則があり、ビニール袋やたばこの持ち込みはできません。
途中、「ベイカーズ・フォール」を見て、「ワールズ・エンド」までは2時間のウォーキング。
ここからの風景は絶景と言われています。
「リトル・ワールズ・エンド」という小さな絶壁を回って、全行程は約3時間。

高原なので平地よりは気温が低いとはいえ、準備を万端に整えてお出かけになってください。

ホートンプレインズ国立公園(Horton Plains National Park)
住所:
Colombo Ratnepua wellawaya Batticaioa
電話番号:
+94 52 3 539042

15. マリンスポーツが盛ん ヒッカドゥワ

ヒッカドゥワは、スリランカの南西海岸に位置します。
スリランカのビーチリゾートとして知られ、サーフィンなどのマリンスポーツやナイトライフが楽しめます。
ヒッカドゥワはスリランカでも一大観光スポットで、シーズン中はたくさんの人が訪れます。
特にヨーロッパからの旅行者が多く、ビーチでのんびりと過ごす姿が見られます。

ヒッカドゥワのベストシーズンは10月〜4月。
ホテルや安価なゲストハウスなど宿泊施設もたくさんあります。
なお、オフシーズンはビーチがなくなるほど海水が押し寄せるので、東側のアルガンベイがおすすめです。

ヒッカドゥワはサーフィンで知られていて、多くのサーファーが楽しんでいます。
海沿いにはショップや食堂もあり、一日中楽しむことができます。

ヒッカドゥワのビーチ沿いには多数のレストランがあり、ビーチ沿いでお酒も楽しめますよ。
開放的な雰囲気のする街で、南国のリゾート気分をたっぷりと味わうことができます。

ヒッカドゥワ(Hikkaduwa)
住所:
Hikkaduwa
コロンボ国際空港からタクシーで2〜3時間

最後に

スリランカの見所をたっぷりと紹介しましたがいかがでしたか?スリランカは仏教寺院や遺跡などが多くあり、とても魅力的な国です。またサファリやビーチなど自然の中でアクティビティも楽しめます。この記事を参考にスリランカの旅を楽しんでくださいね!

MINK

いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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