京都で占いするならココ!本当によく当たると評判のお店ベスト5選!
1372624views- 住所:
- 京都府京都市上京区大宮寺之内上ル
- 営業時間:
- 10:00~17:00
- 電話番号:
- 075-431-2800
- 定休日:
- 水曜・日祝
- アクセス:
- 京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅から徒歩13分
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上品で落ち着いた雰囲気の京都にぴったりな和菓子は、京都土産にぜひ買って帰りたいもの。その種類も多く、伝統のものから華やかな現代風のものまでさまざま。作り立ての和菓子をお抹茶と一緒にその場で味わえるお店も多くあります。有名な人気店から老舗のお店まで、京都ならではの和菓子屋さんをご紹介しましょう。
1300年の京都の歴史をたどっていくと、京菓子は必ずその歴史に登場するほど歴史は古く、京都の歴史そのもの。有名社寺が多い土地柄、伝統の儀式や祭礼の際に神様への捧げ物や献上菓子として使用されていました。
和菓子には、年中行事や四季の移り変わりを表現した京都人の美意識が表現されています。昔から色鮮やかで目を引くものが多くあり、繊細でありながら優美で遊び心のある見た目は京都の和菓子の特徴で、関東と区別するために京都の和菓子は「京菓子」と言います。
優雅で上品な味わいの京菓子は、京都の歴史や風情、文化が息づいています。京都のお土産の代表格である八つ橋、生地にながいもを用いた蒸し菓子の薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)、求肥など、京都の和菓子の種類は豊富。
そんな京都には創業1000年を超える名店や、伝統の味を受け継ぐ老舗店、新進気鋭の職人が作る、時代に合わせた新しい和菓子を販売するお店までさまざま。そんな中でも特に地元の人や観光客に人気のある22店をご紹介します。
老舗の和菓子店が多い中「御菓子司 聚洸(じゅこう)」は、開業してからわずか十数年という若いお店。ご主人は京都の有名和菓子店の息子さんで、「御菓子司 聚洸」の和菓子は、上品さと優れたデザイン性が特徴です。
京都の街並みにそっと溶け込んだ京都らしい落ち着いた外観。「ここのがいちばん」と言う人もいるほど評価が高く、その季節にしか食べられない和菓子を求めて、全国からお客さんが集まる要予約の人気店です。
氷餅をまぶし焼き印を押した「花筏」は、淡いピンクと白の色合いと丸い形が何ともかわいらしい。水面に乗った桜の花びらが流れていく光景を表したという雅な京都らしい和菓子です。
わらび餅も聚洸の人気メニューの一つで、ふんわりやわらかいわらびの皮に、優しい甘さのこし餡が隠れた、ファンの多い一品。きめが細かく、口の中でふっと溶けるようなきなこがアクセントになっています。
京都の和菓子の中でも松露(しょうろ)の専門店と言ってもいいほど有名なお店が「亀屋友永」です。1934年創業、丸太町にお店を構え、その外観からも長年京都の人々に愛され続けた長い歴史が感じられます。
松露は卵型をした希少なきのこで、高級なものなので料亭などの料理店でしか見ることはできません。亀屋友永ではそのきのこを題材にして、餡を糖蜜衣で包んだ半生菓子「小丸松露」を看板商品として販売しています。
外衣を薄く均一に仕上げるまでに手間と技術が要されるお菓子で、箱にきれいに入れられた様子はまるで宝石のようです。 中でもおすすめは亀屋友永の松露を余すことなく味わえる小丸松露。ピンク色がかわいい梅、濃い白あんを包んだ栗、そして定番のこし餡など。細かな歯ごたえと上品な甘味が魅力です。
春はさくら、抹茶、夏はさわやかな塩、秋は焼き栗、冬は柚子、そしてバレンタインにはハート形の松露が登場する、季節限定の松露も見逃せませんね。ちょっとした贈り物に最適です。
「二条駿河屋」は御所や二条城から近く、二条通りにあります。周辺はかつて皇室や将軍家、諸大名からの御用を勤めたお店が軒を連ねた地域。現在でも老舗の和菓子店が集まる界隈で、甘いもの好きな人におすすめのエリアです。
二条駿河屋は、観光客目当てといった雰囲気ではなく、近所の人や、お得意さんが買いに来るような店構え。ただ店頭に掲げられた立派な看板を見ると、総本家から受け継ぐ200年以上伝統の味を守り続ける老舗店だと理解できます。
看板商品は下町のイメージがある松露ですが、宝石箱のように美しく、贈り物にも使われる逸品。そんな松露もいいのですが、もう一つ人気を集める和菓子があります。それは夏にうれしい涼しげなフォルムの「竹流し水羊羹」です。
竹流し水羊羹は、青々とした本物の青竹に入れられた水羊羹です。竹の後ろに空気穴を開けてパンパンと何度か叩くと、中からつるっと羊羹が出てきます。上品な甘味と優しい食感は、寒天と小豆、砂糖のみで作られているからでしょう。夏の和菓子に欠かせない水羊羹をぜひ本物の味で確かめてみませんか。
「嘯月」は、最寄り駅から歩いて10分ほどの住宅地の一角にある和菓子店です。どっしりとした歴史が感じられる店構えで、完全予約制の商品を受け取るだけのこぢんまりとした店内。創業から80年以上、店舗には一切商品は置かないという方針を貫いてきた和菓子店としては特異な存在。
生菓子がおいしいのは作ってから1日くらいのため、来店時間に合わせて、食べごろを持ち帰られるように作られる気配りがうれしいですね。そのため、予約時間より早く行っても、まだ用意ができていないことが多いのでご注意ください。
とらやで修業された先代にちなみ、嘯月という店名は、月に向かって虎が吠えるさまを表す「月に嘯く虎」という言葉から名付けられたとか。嘯月で作られる和菓子は季節感を先取りした上品なものばかりで、はんなりとした京都らしい色合いと、昔ながらの和菓子らしい優しい甘さが感じられます。
お茶会などで使用される上生菓子が有名で、特にきんとんは、見とれてしまうほど繊細で芸術品のような美しさ。ぜひ目と舌で存分に堪能してください。人気のわらび餅は3月のみの販売なので、5月には扱いはありません。
「大黒屋鎌餅本舗」は、1897年に創業し、現在の店主で3代目という老舗の和菓子屋。京都らしい町屋の建物の店内には所狭しと木箱に入れられた手作りの和菓子が並んでいます。長い歴史の中で、地元の人に愛され続けてきた名店です。
店に並ぶ和菓子は丁寧に作られた、素朴でおいしいと評判。なかでも名物は、餡を薄い皮で包んだ鎌のような形をした鎌餅で、お店の名前にもなっています。鎌餅は江戸時代から鞍馬口近くの茶店で作られていたもので、旅の厄を払うという意味が込められていました。
鞍馬口にあった茶店はなくなりましたが、明治になって創業者である先々代がその味を復活させました。包んである松のヘギの香りがほんのりする作り立ての鎌餅は、薄い求肥皮に甘さを控えたお餅で、軟らかくてモチモチの食感。
中に包まれたこし餡は黒糖が混ぜ込まれているため、口溶けがよくコクがあるおいしさ。数日の日持ちが可能ということもあり、お取り寄せができるのもうれしいですね。やはり出来立てが最もおいしいので、お店に行って味わってみるのが一番です。
鴨川に架かる四条大橋からさらに南へ、松原橋から数分東へ行くと「松寿軒」があります。京都の老舗和菓子店ではありませんが、建仁寺や高台寺ご用達のお店。地元に密着したお店ながら、全国から甘いもの好きが集まる、知る人ぞ知る人気の和菓子店です。
松寿軒の看板商品は、その場で包んでもらって食べられる「最中」です。出来立てなので皮はサクサクで、小豆は瑞々しくすっきりとした上品な甘さが癖になる味。気取りすぎないちょうどいい感じが人気なのでしょう。
安心・安全をモットーとする店主の愛情が感じられるお菓子が、ほかにも多く見られます。定番の最中とどらやき以外に、京都の四季に合わせて日々買えて目を楽しませてくれる生菓子もおすすめ。
例えば、秋に菊を表現した上用饅頭の「万寿菊」も定番の人気和菓子です。尾形光琳の菊の文様といえば光琳菊ですが、その文様をテーマにして作られており、中ほどをくぼませて菊の花をイメージ、葉を織部で表現しています。
カフェやベーカリー、レストランが建ち並ぶ、京都のお洒落スポットとして知られる北山に「洛叉庵(らくしゃぁん)」があります。一見お洒落なアンティークカフェに思いますが、実は完全予約制のわらび餅の専門店です。
わらび餅の超有名店で、国内外からも予約が殺到している人気店。作り置きはせず、出来立てを提供してもらえるため、前日までの予約が必須。賞味期限は翌日なので、取り寄せは難しいようですが、どうしてもという人は、お店に相談してみてください。
洛叉庵では、わらび餅のパックと箱2種類の全部で3種類のみを提供。ふたを開けると、たっぷり入ったきな粉の香りが広がります。お餅は大きめでとてもやわらかく、ぷるぷるとした食感が楽しめます。
わらび餅はすべて丁寧に手作りされており、一切添加物は使用しておらず、原材料はわらび餅粉、砂糖、抹茶のみで作られています。作り立てだからこそ、この柔らかさや口溶けの風味が味わえる逸品です。
北野天満宮の門前に本店を構える「粟餅所・澤屋」は、1682年の創業で、屋号の通り栗餅一筋で330年以上、京都を代表する老舗の名店です。歴史を感じられる建物は味わい深く、門前の茶屋の風格が感じられます。
注文が入るごとに職人さんが粟餅を仕上げるので、出来立てのおいしさが楽しめるのがうれしいですね。店内で食べられる粟餅は3個入り「紅梅」と5個入り「白梅」があり、梅の名所ならではの名前が付けられているのも風情を感じます。
作り立ての粟餅はほんのり温かく、甘さ控えめのこし餡に包まれています。栗の独特な食感も楽しいです。こし餡との絶妙なコンビネーションが魅力のお餅です。そして、棒状の粟餅にはたっぷりのきな粉をつけて味わいます。
夏限定で、粟餅とかき氷が一緒に食べられる「粟餅氷」がおすすめです。粟餅の上にたっぷりの氷をかぶった上に抹茶蜜やみぞれ蜜をかけたもので、京都の暑さを一時忘れさせてくれます。お土産には種類豊富な粟餅をぜひ持ち帰りましょう。
塩芳軒は、1882年創業、西陣で130年以上の間、季節や文化に合った京都の和菓子を作り続けています。京都の良さを知ってもらいたいという想いを込めて丁寧に作られる和菓子は、地元の人のみならず、和菓子通の人たちにも愛され続けています。
塩芳軒は、中国からはじめて饅頭を日本に伝えた菓祖・林浄因の流れをくむ名店・塩路軒から別家した初代当主が創業したお店。塩芳軒を代表する和菓子の一つの聚楽は、豊臣秀吉が築城した聚楽第の名に由来しています。そこから見ても塩芳軒は、老舗と呼ぶにふさわしい名店と言えます。
塩芳軒の生菓子は二十四節季に合わせた上品で繊細さが特徴で、季節限定のものから四季の移り変わりが感じられます。季節の変わり目、あちらこちらで春の兆しが感じられるころの京の様子を表したお餅「雨水」。
どのお菓子も厳選した素材を使用し、素材の良さを十分に生かし、伝統を守りながら時代の流れを取り入れたお菓子作りに取り組んでいるそう。二十四節気に合わせた和菓子は毎年内容が変わるので、いつ行っても新しい発見ができるのがうれしいですね。
「能登椽 稲房安兼(のとのじょう いなふさやすかね)」は、宇治にある世界遺産・平等院の表参道の中ほどに店を構える和菓子屋。1719年創業、かつては落雁(らくがん)を御室御所(現在の仁和寺)に納めていました。
1849年に御室御所より「掾(じょう)」の使用が許されて、店名が付けられたとのこと。現在まで300年以上にわたり、茶どころ宇治ならではの上品な和菓子を、代々受け継がれた独自の製法と厳選素材で作り続けています。
能登椽 稲房安兼の看板商品は、抹茶の風味とまろやかな味わいの「茶だんご」です。白米を日光に乾かして石臼でひいた粉を使用した団子に、抹茶と砂糖を加えて蒸した和菓子。シンプルな素材だからこそ、気温や湿度に合わせて細心の注意をして作られています。
まろやかな甘さともちもちの食感は癖になるおいしさで、京都・宇治のお土産に最適です。そのほかにも最中や羊羹、厚焼き煎餅など、秘伝の製法で作られた和菓子が所狭しと並んでいます。昔ながらの風情を感じながら、お買い物を楽しんでください。
幕末の京都に創業した和菓子の老舗「仙太郎」。京都を代表する和菓子の老舗と言ってもいいほど、長く京都の人に愛されてきました。自社農場で作られる小豆、もち米などこだわりの材料を使っているのにもかかわらず、お手頃な値段で伝統の味が楽しめるのが魅力。
人気の仙太郎の「おはぎ」は、中のご飯に刻んだ青じそが入り、甘さ控えめの餡との相性はばっちり!少し変わった味で癖になりますよ。1個がかなり大きめなので食事代わりにもなりそう。また、七穀に黒豆がプラスされた八穀おはぎは伊勢丹限定!
そしてもう一つのおすすめは、本店と山科店限定の「ご存じ最中」です。丹波大納言を炊き上げた仙太郎自慢の餡をたっぷりともなか皮に挟んだ一品です。初めて見ると餡の多さに驚きますが、甘いものが好きな人にはうれしいかぎり。
餡が多すぎるという人には、自分の好きな量をもなか皮に挟んで食べられる「お好きに召しませご存じ最中」はいかがでしょうか。こちらは全店で購入できます。餡にアイスクリームやバターをプラスして楽しんでみるのもいいのでは?
京都の寺社や茶人から絶大な信頼を得る和菓子司「京菓子司 末富」。 本店は松原室町にあり、1893年に亀末廣で修業した先代が創業して以来、東本願寺をはじめ、寺社や茶道家元の御用達として和菓子を作り続けてきた格式のある店構えです。
二代目が日本画の池田遥邨画伯とともに完成させた、有名な包装紙「末富ブルー」。多くの京都人を魅了する末富ブルーは、見た目にさわやかで、上品、あくまで和を感じる魅力のある包装紙。お菓子だけではなく包装紙にまでこだわる末富の美意識の象徴でしょう。
木の芽、ごぼう、蓮根の3種が味わえる野菜煎餅や、お湯をかけるとぜんざいになる懐中善哉など、末富を代表するお菓子がさまざまありますが、京都の季節の移り変わりを最も感じさせてくれるのが生菓子です。季節や行事に合わせてさまざまな形の和菓子がお目見えします。
ジャンポール・エヴァンオリジナルのチョコレートを白餡と求肥で包み、花の形に仕上げたコラボ和菓子「HANA」は、京都地区限定。伝統を守りつつ、新しい試みも多く手掛ける末富から目が離せません。
「蕪村菴本店」は京町家が軒を連ねる六角堂前に店を構え、名前にもあるように与謝蕪村にちなんだおかきやお煎餅が人気のお店です。江戸後期の織物屋さんの仕事場だった京町家を改装した建物で、カド脇に友待、梁、井戸跡など、当時の暮らしぶりをあちらこちらに感じることができます。
蕪村庵という店名は、経営する会社が蕪村が生まれた大阪都島の毛馬で発祥したことから名づけられたのだとか。商品も蕪村の句によせた素朴さや味わい深さが感じられるお菓子が定番。ゆったり広い店内にはおかきやせんべい、あられが並べられています。
まずおすすめなのが、「丹波の黒豆おかき」です。丹波産の大粒の黒豆と、風味のよい佐賀県産の餅米がベストマッチ。見た目もとてもシンプルなのですが、飽きのこない素朴さが人気。食べ出したらやめられなくなってしまうおいしさです。
アオサ、黒豆、海苔、紫芋など色とりどりのあられが10種類も詰められた「つらね詩」も人気。蕪村庵のおかきや煎餅は多彩な詰め合わせがそろっているので、お土産はもちろん、地元の人から贈答用としても重宝されているようです。
京都には歴史のある老舗と呼ばれる和菓子店が数多く存在します。その中で歴史は浅いものの、若いセンスを生かし、老舗とは違った魅力を発信している和菓子屋さんがあります。有名和菓子店の老松で修業をされた女性店主が営む「和菓子店 青洋」です。
紫野泉室町の住宅街の一角に、和菓子屋さんとは思えないほどシンプルで、周りの風景になじんでしまっている雰囲気の工房があります。こちらは月に3日だけの営業で、そのプレミア感もあり、営業日にはひっきりなしに青洋ファンが訪れます。
和菓子は1個ずつお皿の上にレイアウトされているので、イメージがわきやすく、和菓子でありながら洋菓子のイメージも含んだ印象があり、とても身近に感じられます。伝統を大切にしながら新しいものを取り入れ現代のスタイルに合った和菓子が魅力です。
国産小豆、餅粉、米粉を使用し、季節感を大切にした和菓子は、その時のおいしい素材を使っているので、やさしい甘さと旨味がたっぷり感じられます。オーダーにも応じてもらえるので、世界に一つだけの和菓子を作ってみてはいかがでしょうか。
創業享保年間、約300年の間祇園の花街でお茶屋や料亭、社寺と南座から注文を受けてきました。「鍵善良房」は四条通り沿いの賑やかな場所にあるため、京都に訪れたことがある人は、一度は店の前を通ったことがあるのではないでしょうか。
長い歴史がうかがえる立派な佇まい、店内にはお菓子の販売はもちろん行器(出前用の容器)、千菓子の型、作家ものの器などの貴重なものが並んでおり、まるで博物館のよう。看板の揮毫(きごう)は武者小路実篤のものだそうですよ。
店舗の奥には喫茶スペースがありますが、祇園のど真ん中とは思えないほどの広さがあり、蔵を臨む中庭を眺めながらお茶や甘味を楽しむことができ、外の雑踏がうそのようです。鍵善良房と言えば極上のくずきりが有名です。
くずきりは吉野本葛粉と水だけで作られ、黒蜜は沖縄の波照間産を原料にしています。出来立てのくずきりはきれいな透明でもちもちの食感、つるっと入るのどごしは一度食べたら忘れられないおいしさ。夏以外にも一年を通して楽しめます。
「京菓子司満月」は、江戸末期の1856年(安政3年)創業の老舗の和菓子屋さんです。本店は出町柳にありますが、清水寺や金閣寺近くにもお店があります。満月で有名な和菓子はお店の看板にも掲げられている「阿闍梨餅」です。
阿闍梨餅の名前は、初代当主の出身地、滋賀県にある比叡山で、千日回峰行を行う天台・真言宗の高僧の名前に由来しているそうです。創業から変わらない味で、長年京都の人に愛され続けている定番のお菓子。慶弔事に使われることも多いそう。
もちもちとした食感の薄皮に、ちょうどいい甘さに炊きあげられた丹波大納言小豆の粒餡がたっぷり。一度に2~3個は食べてしまうほど癖になる素朴なおいしさです。今では観光客にも人気となり、京都駅や百貨店、お土産屋さんでも見かけます。
本店では出来立ての阿闍梨餅をお番茶と一緒に味わえます。出来立ての阿闍梨餅はまったくの別物。明治期に旧九條家御用達だった看板菓子の「満月」も、本店で土日祝のみ購入できます。ぜひ本店で出来立ての阿闍梨餅と銘菓を味わってください。
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