横浜の名物と言えば？定番から変わり種グルメやお土産20選をご紹介！

横浜中華街の名物グルメの一つ「梅蘭焼きそば」は、知る人ぞ知るご当地グルメです。このお店の名前を取った名物料理は、豚肉・ニラ・もやしなどを炒め仕上げに餡をかけた上に、カリカリに焼きあげた中華麺を乗せて包んだ料理のこと。トロリとした餡とカリカリ麺の相性もよく、熱々で味わうのがベストです。

梅蘭ではこのほかにも、餡を辛口に仕上げた「辛口梅蘭焼きそば」や、イカ・ホタテなどの魚介類をたっぷりと炒めた「特製海鮮梅蘭焼きそば」もあり、どちらも食べごたえは十分です。またランチタイムには、エビチリやその他炒めものとのセットメニューもあり、平日限定の週替わりメニューとして人気です。

「梅蘭（ばいらん）」は中華街に本店を構え、名物の「梅蘭焼きそば」を求めて週末には多くのお客さんでにぎわう名店です。お店のこだわりは、使用する食材は全て安心・安全をモットーに厳選したもののみを使用していること。また点心の餡やモチモチした皮までも、スタッフが一つひとつ手作りで提供しています。

さらに美味しさを追求しつくしたメニューは、油分・塩分を控え自然な旨味を引き出しているものがほとんど。化学調味料は極力使用せず、素材の美味しさを引き出した調理法で健康的にも美味しいメニューが人気を呼んでいます。

横浜名物としても知られるお土産にぴったりな「レーズンサンド」は、フランス料理と洋菓子で有名な「横浜かをり」の銘菓です。カリフォルニア産のレーズンを高級ブランデーにたっぷりと浸し、時間をかけて作り上げたレーズンが味わいの決め手です。そのレーズンと相性のいい上品な甘さのクリームと合わせ、クッキーとサンドして出来上がった「レーズンサンド」はお店を代表する人気菓子。

市政100周年を記念してスタートした「横濱001」にも認定され、その美味しさは老若男女問わず楽しめます。1個から購入可能で、5個入りから32個入りまでシーンに合わせてチョイスできるのも魅力の一つ。横浜をたっぷりと感じられるお菓子となっています。

「横浜かをり」本店は山下町70番地にあり、ここはかつての外国人居住地となっていた場所です。その後、日本ではじめての外国人向けホテルが創業され、ヨーロッパやアメリカの商社が建ち並んだのもこのエリアだったのだそう。

そんな歴史ある場所で、現在は洋菓子の販売ショップのほかティーラウンジも併設され、当時を懐かしむような感慨深いひとときを過ごすことができます。ゆったりと横浜お土産を吟味しながら、美味しいケーキセットで会話を楽しみながら過ごすのもいいかもしれませんね。

「横濱ハーバー・ダブルマロン」は、横浜のお菓子メーカー「ありあけ」を代表する銘菓として知られています。船をかたどったマロンケーキはしっとりとした食感が人気で、ソフトなカステラ生地とやさしい甘さの栗餡が絶妙のバランス。常温で保存することが可能で、製造より60日間日持ちもするので横浜お土産にもぴったりです。

パッケージには船好きとして知られる柳原良平画伯のデザインを用い、2009年に横浜港に初入港した客船「クイーン・メリー2」をモチーフに描かれています。横浜をまるごと感じられる逸品は、横浜名物として人気があります。

お菓子メーカー「ありあけ」が誕生したのは、2000年10月のこと。創業当初は有明製菓という名前でしたが量販店の展開や合併の後、本館は中華街にも近い日本大通りに面しています。お店の外観・内観ともにおしゃれで、隣接するカフェスペースではスイーツや食事なども堪能できます。

横浜のお土産としても喜ばれるダブルマロンをはじめ、濃厚なガトーショコラや一口サイズのミルクモンブランなど人気商品も多数あります。一つから購入できるものをはじめ、ギフトやお土産にもぴったりな箱入りタイプもあるので、横浜名物をお土産品として購入してみてはいかがでしょう。

中華料理に欠かせない「チャーシュー」は、中華菜館・同發（ドウハツ）が有名です。お店の名物としても知られるチャーシューは豚肩ロース肉を用い、焼き方・タレ・香辛料など全てが秘伝のもの。「中華街のチャーシュー」というと香辛料が強いイメージがありますが、こちらのお店では八角を少なめに日本人好みの味付けが人気です。

チャーシューは一本売りで、大きさなど好みがあればピッタリと合ったものをチョイスしてくれます。シンプルでジューシーな味わいが特徴のため、そのままでも十分美味しく、チャーハンや餃子の具材としても重宝します。

「中華菜館・同發（ドウハツ）」は、中華街にて明治に創業した広東料理店として有名です。焼き物店の店先には、窓越しに焼きあがったばかりの焼き物が吊るしあげられている光景はお店の名物としても知られ、焼き物のほか、中華まんや中華菓子などの販売もしています。

本館は伝統を感じさせる堂々とした外観が特徴で、別館は煌びやかなエントランスと木目調の内装が目を引きます。各種パーティは別館が適していて、贅を尽くした個室も一見の価値があるのだとか。食事はもちろん、お土産購入などにも利用してみてはいかがでしょう。

横浜名物の一つ「番餅（バンピン）」は、コクのある黒餡をソフトなカステラ生地で包んだ中華菓子です。その昔、中国の種族・番人（ばんじん）が餡を皮で包み、細長い筒状にして焼き上げたお菓子がルーツ。このお菓子を重慶飯店オリジナルにアレンジしたものが番餅で、カステラ生地には牛乳・卵が練り込まれているためよりソフトに、また表面にはローストした香り高い胡桃（くるみ）をまぶしてあるのが大きな特徴です。

過去には名菓コンクールでも受賞し、現在の新パッケージには香港出身の有名デザイナーAlan Chan（アラン・チャン）がデザインを担当。常温で60日間日持ちもするので、横浜お土産としてもぴったりな一品ですよ。

「重慶飯店（ジュウケイハンテン）」は、1959年に創業した四川料理の老舗店として有名です。横浜中華街にある本店をはじめ日本全国に9店舗を展開し、本格的な四川火鍋が味わえる名店としても知られています。本店1Fには売店があり、焼き物をはじめ季節の中華菓子、ボリューム満点の点心などを求め多くのお客さんでにぎわう一軒。

レストランでは各種コース料理のほか、人気のアラカルトメニューなど四川料理をたっぷりと味わえます。ランチタイムには平日限定で週替りのランチメニューがあり、メインを一品チョイスしライス・スープ・デザートが付くランチセットが人気です。

「横濱ミルフィユ」は神奈川限定のため、横浜のお土産としてもぴったりな一品です。フレーバーは香り高い紅茶クリームをパイ生地でサンドした「紅茶」と、さわやかな甘さのピーチティークリームを合わせた「ピーチティー」の2種類。どちらも紅茶クリームをベースとし、チョコレートでコーティングしてあるため甘さも控えめなところが人気の秘密です。

「紅茶」は芳醇なクリームとミルクチョコレートがよく合い、「ピーチティー」は、レモン風味のホワイトチョコレートがより一層甘酸っぱさを引き立てています。製造より80日間の日持ちもうれしく、お土産としても喜ばれる一品ですよ。

「洋菓子のフランセ」では、ミルフィユやビスキュイ、レモンケーキやブランデーケーキなどさまざまな商品を取り扱っています。本店は表参道にありますが、そごう横浜や高島屋横浜店でも取り扱いがあるので、ショッピングのついでにお土産品としても購入できます。

各百貨店の横浜店のみならず、神奈川県内にはほかにも取り扱いがあるため、限定ミルフィユはそちらでも購入が可能。紅茶をベースとしたミルフィユは珍しいので、神奈川へ立ち寄った際には、お土産品として購入したいですね。

誰もが大好きな横浜には、たくさんの名物グルメがあります。開港を機に欧米からさまざまな食文化が伝わり、横浜独自のグルメが日本全国へと発信された歴史はとても感慨深いもの。有名な名物グルメはもちろん、自分だけの名物グルメを探しに横浜を旅してみるのもいいですね。