旅行で食べたい!フランス・ニースの郷土料理6つ

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南仏ニースは地中海に面していて、隣国イタリアまでは車で三十分弱で行ける距離にあります。郷土料理は、こってりしたクリームを使ったものよりも、さっぱりとオリーブオイルを使うものが多いのです。その中からいくつかをご紹介いたします。

ニースについて

ニースは、フランスのいちばん南に位置する街。いわゆるコートダジュール(青い岸壁、という意味)のほぼ中央に位置しています。地中海に面していて、フランス国内ではいちばん湿気の多い土地柄としても知られています。隣国イタリアには、車で三十分弱。郷土料理にもイタリア料理の影響が強く見られ、クリーム系のこってりソースよりもオリーブオイル系のさっぱりソースのお料理が多いようです。

一年を通じて降水量が少なく、温暖な気候が続く気候のせいでしょうか、人々ものんびり、おだやか。季節を問わずビーチでピクニックを楽しむ人たちもめずらしくありません。それが理由なのかどうかはわかりませんがニースの郷土料理はピクニックにも最適、気軽に食べれるものばかりです。

pistou ピストゥ

ピストゥはバジルの葉っぱをペースト状にしたもの。にんにくとオリーブオイルがバジルのおいしさを引き立てます。パンにぬるのはもちろん、じゃがいもとの相性も抜群。淡白な味のチーズにたらして食べたりも。料理の定番はミネストローネに似た野菜スープにピストゥをたっぷりとかけた soupe de pistou スップ・ドゥ・ピストゥ、熱々のパスタにかけて食べる pâte de pistou パット・ドゥ・ピストゥなどがあります。

pain bagnat パン・バァニャー

ニースのサンドイッチといえば、これ。丸いパンにたっぷりのサラダをはさんだパン・バァニャーです。具は、これでもか、というほどの量の野菜たち。玉ねぎやピーマンが定番です。塩辛いアンチョビがゆで卵や野菜たちのアクセントになっています。パン屋さんのサンドイッチコーナーには必ずといっていいほど並んでいます。ソースはオリーブオイルなので食べながら口周りや手がオイルでべとべとしてきます。そうなったらもう、海の中へ飛び込むしかありません。これこそぜひ、ニースのビーチで食べてみてください。

pissaladière ピッツァラディエール

見た目は地味なのに一度食べたらやみつきになるおいしさ、それがピッツァラディエールの魅力です。ピザ生地の上に一面にしきつめられているのは、甘みが出るまでじっくりと炒められた玉ねぎ。その甘いことといたったら!塩っけの強いオリーブがアクセント。アンチョビがのっていることもあります。

tourte de blettes sucrée トゥト・ドゥ・ブレット・シュクレ

ブレット、という野菜、わたしは日本ではお目にかかったことがないのですが、日本でもふだん草、おいしい菜、などと呼ばれていて、あることはあるらしい。葉っぱ自体に甘みがあって、胡麻和えなど、和風のおかずにも重宝する野菜。これはその野菜を使った甘いデザート。干しぶどうや松の実が入っていておいしい!

socca ソッカ

ソッカ、とはヒヨコマメのお粉で作るクレープ状の食べ物。塩、こしょうをふりかけたらビールのおつまみにぴったり。癖のない味だから小さな子どもからお年寄りまでソッカはファン多いのです。かくいうわたしもソッカの大ファン!高温の釜で焼き上げられたカリカリの生地は一度食べだしたら止まらなくなるおいしさ。ぜひお店で熱々のソッカを味わってみてください。

panisse パニス

パニスも上記したソッカ同様、原料はヒヨコマメ。こちらはイタリアの生麺を売るお店でまるい形状で売られていることが多いようです。火を通してソースをかけて食べるのが一般的のようですが、なんといってもおススメはパニスのフライ。ポテトとはまた違ったおいしさが後を引くことまちがいなしです!

最後に

glace italienne グラス・イタリエンヌ

ここにご紹介した料理はどれもこれもたいていの日本人が好む味のはず。そしてこれは「郷土料理」とは呼べませんがニースの自慢といえばなんといってもイタリアンジェラート。街中を歩いているとジェラートを食べながら歩いている人の多いこと多いこと。夏はもちろんのこと、冬でもお天気のいい日にはジェラートを食べている人たちを見かけることはめずらしくありません。

それだけ街の人たちに愛されているということなのでしょうね。どのお店をのぞいてもそのフレーバーの数は数えきれないほど多く、毎回どれにしようか迷ってしまいます。こんな街ニースに、ぜひ一度、お出かけください!

出典: www.cofman.de

ニース(Nice)
住所:
France, Nice
アクセス:
パリから飛行機で1時間半程度
おすすめの時期:
通年
トリシャール美保

南仏ニースに住んで十二年。地元人だからこそお伝えできる情報があります。

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