パリで憧れのブランドショッピング！フランス発のハイブランド本店めぐり

フランスの高級ブランドの代表格「ルイ・ヴィトン」は、世界各国から訪れる観光客でいつも賑わっています。シャンゼリゼ通りにある大きな建物なので、店舗の広さは世界一を誇り、品揃えが豊富。
財布、服、時計、ジュエリーのほかにも、通常では手に入りにくいバッグや小物、本店にしかないオリジナルアイテムなど品揃えはバツグン！価格も日本の店舗と比べると割安で手に入ります。

時期や時間によっては観光客が多く、入場制限がかかって並ぶこともあるため、時間に余裕をもって早めに行くことをおすすめします。
ブローニュの森には、ルイ・ヴィトン財団の美術館「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン（Fondation Louis Vuitton）」があります。こちらには過去のルイ・ヴィトンの商品が展示されているわけではなく、主に現代アートを中心に展示されています。ルイ・ヴィトン本店に訪れた際には、ぜひこちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。優雅な気分が味わえますよ。

「クリスチャン・ディオール」の本店はモンテーニュ通りにあり、創業60周年を記念してリニューアルされました。高級な邸宅をイメージした淡い建物に、高級感あふれるインテリアが印象的です。
1946年にクリスチャン・ディオールによって設立されたブランド。本店には服のほか、バッグ、人気の高いコスメや香水が販売されています。

そしてほかの店舗ではなかなか見ることができない食器、寝具などもディスプレイされ、広い店内はディオール好きのみならず、訪れたゲストのすべてが楽しめる内容になっています。周辺にはディオール・オムやベビー・ディオールのブティックが展開され、カップルや家族でも楽しめます。セールの時期に行くことができれば、日本と比較して半額ほどで購入できるものもあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

フォーブール サントノレは、長い歴史をもつ世界的ブランド「エルメス」の本店。セレブ愛用のバーキンという高級バッグが人気となりました。店内に商品が美しく展示されており、思わず身構えてしまうほど、世界中の女性の憧れのブランドです。
馬具職人であったティエリ・エルメスが、1837年にバス・デュ・ランパール通り56番地に馬具工房を開いたのがはじまり。ナポレオン3世の時代には、エルメスは皇帝御用達の馬具職人となり、上流階級の人々から愛用されるようになりました。

馬具商品がはじまりなので、革製品はお得意。職人によって丁寧に作り上げられるバッグや財布などの皮製品は人気があり、希少価値も高いものになっています。
バッグや財布のほかに、服やジュエリー、人気の時計やスカーフ、そのほか食器類も販売されており、大切な人はのプレゼント選びにおすすめです。高級店ならではの丁寧な対応が特徴的。クリスマス前になると商品が多く出揃うので、狙い時かもしれませんね。

モンテーニュ通りにある「クロエ」本店は、駅からも非常に近く便利な立地にあります。2002年に発売されたバッグ「パディントン」が人気となり、日本でもクロエの名前が広く知られるようになりました。ラグジュアリーでありながら、女性らしさや使いやすさを追求したウェアやアクセサリーなども魅力があり、比較的購入しやすい香水も人気で、フランスのお土産に好まれています。

セカンドラインのシー・バイ・クロエは、おしゃれなカジュアルブランドとして若い女性に支持されています。
クロエは、1952年にエジプト系ユダヤ人ギャビー・アギヨンにより設立されたブランドで、プレタポルテ（既製服）の先駆けとしても知られています。歴代のデザイナーには、カール・ラガーフェルドの名前もあります。

「シャネル」の本店はサントノーレ通りからコンボン通りに入った場所にあり、100年以上も歴史のあるハイブランドショップです、本店で商品を購入すると、他店でもらえる紙袋の白と黒のコントラストが逆になっている特別仕様。服や財布、ジュエリー、香水、化粧品など人気のアイテムが数多く揃っています。1910年にガブリエル・シャネル（ココ・シャネル）が設立したブランドです。

シャネル・モードという女性向け帽子専門店を開店したのがはじまりで、1913年にドーヴィルにモードブティックの1号店を開店しました。ツイードの襟なしスーツやキルティングとゴールドのチェーンが特徴のバッグ「カンボンライン」「シャネルNo.5」などはあまりにも有名です。
おしゃれな店構えがシャネルらしく、2階にはココ・シャネルが住んでいた住居が今も残されています。いつも観光客でにぎわっていますが、オープン直後であれば比較的すいています。 新作コスメは先行販売され、クリスマス限定品など、プレミアムはぜひ本店で手に入れたいですね。

黒を基調としたセクシーでエレガントな印象を与える商品が中心の「サンローラン」。シックなインテリアの店舗で、おしゃれで洗練されたアイテムが揃っています。ほかのブランドの本店に比べこぢんまりとした店舗ですが、服や小物、スカーフや化粧品などのレディースアイテムだけではなく、メンズファッションやバッグも注目です。
1961年に、サンローランとピエール・ベルジェと共同で、イヴ・サンローランのオートクチュールブランドを設立しました。

その後1966年には、プレタポルテブランド、イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュが誕生。日本でも多くの芸能人やモデルなどに支持されています。サンローランの1号店はスポンティーニ通り30番地にオープンしましたが、現在はホテル・デ・カスティリオーネにあります。近くにはエルメスをはじめハイブランド店が集まっているエリアなので、ショッピングやお土産探しにおすすめです。

フランスを代表するジュエリーブランド「カルティエ」。本店はヴァンドーム広場の近くにあります、宝飾の素晴らしいディスプレイに目を奪われるかもしれませんが、中は落ち着いた雰囲気でゆっくりと買い物することができます。シャンパンを飲みながらの品定めは、高級店ならではのサービス。

ジュエリーにとどまらず、高級時計やバッグ、財布や革製品などのアイテムが揃っています。革製品は使い込むほどに味が出て手になじみます。カルティエのおしゃれなリングは人気で、ぺリングとしてもおすすめで、3連リングは大変人気となりました。

ローマ数字の文字盤と四角形が特徴のタンクウォッチは定番の人気アイテムです。
1847年にルイ・フランソワ・カルティエがアドルフ・ピカールからジュエリーのアトリエを引き継ぎ、高級宝飾品のブランドを立ち上げました。
凱旋門近くの店舗はシャンゼリゼ店で本店ではありませんのでご注意ください。

シューズブランドの頂点といっても過言ではない「クリスチャン・ルブタン」。海外セレブや日本の芸能人など、愛用者は多く、女の子なら一度は履いてみたいと憧れる、レッドソールが目印の高級店です。本店はパリのブランドショップ街からは少し離れた場所にあります。最近ではハイヒールだけではなくスニーカーも手掛けており、人気になっています。ルブタンのレッドソールはスニーカーにも施されており、とてもおしゃれ。

バッグやコスメなども洗練されたデザインです。メンズ商品も豊富で、シューズやバッグ、財布やレザー小物まで揃っているので、カップルでショッピングも楽しめますよ。時期によっては品薄な場合もあるため、これはと思ったものはすぐに購入するのがおすすめです。1991年にクリスチャン・ルブタンが設立した女性用の高級靴のブランド店としてジャン・ジャック・ルソー通り19番地に最初のブティックをオープンしました、シャネルやサンローランのデザイン学校で学び、デザイナーとして活躍、その後、ブティックをオープン。モナコ王女や世界的に知られる女優、セレブから愛されています。

シックなデザインで、使いやすいアイテムが多く、リーズナブルでありながらおしゃれで機能性に優れたものが多いため、日本でも大人の女性に愛されています。本店では、ロンシャンの人気アイテムの品揃えが豊富。ル・プリアージュのバッグは日本でも人気で、トートバッグやブリーフケース、財布などデザインやカラーもさまざま。他店舗では見ることがない本店だけの限定品もありますが、常に品薄状態なので購入できたらラッキーです。

ソルドの期間中は混雑していますが、お得に購入することができます。ソルドは、フランスで夏と冬の年2回開催される特別なバーゲンで、フランス人はこの時とばかり目をつけていた商品を購入するため、期間の初日には長い行列ができます。ソルドは夏冬の決められた5週間のみで、それ以外のバーゲンはプロモーションなどと呼ばれます。
ジャン・キャスグランが1948年にフランスでパイプのメーカー「LONGCHAMP」を創業。レザー張りのパイプが戦後のアメリカ人駐留兵たちに人気だったことから、革製品などの生産も開始されるようになりました。

バック、靴、アクセサリーなど幅広い取扱いがある「セリーヌ」の本店ですが、落ち着いた雰囲気とシンプルで洗練されたデザインが魅力です。場所はシャンゼリゼ通りの近くのモンテーニュにあり、パリの街を散策しながら周辺にあるブランドのお店でショッピングが思い切り楽しめます。タイミングがよければ限定品が手に入るかもしれませんよ。

セリーヌ・ヴィピアナが夫のリチャードとともに、子供靴店を設立したのがはじまりです。上質な素材を使い、靴職人によって丁寧に作られ、洗練されたデザインなので上流階級の人たちに好まれました。

その後レディースの靴、バッグ、香水、スカーフなどを展開し、種類が豊富で良質で上品なアイテムが特徴になっています。クラシックなブランドイメージが強かったセリーヌですが、モダンで機能性に優れた日常でも使いやすいデザインも誕生したため、若い女性にも受け入れられています。日本でもバッグや財布が特に人気があります。