中国世界遺産巡り「黄山」の絶景特集!山水画の世界が広がる幽玄の地に足を踏み入れよう

中国の伝説の帝王・黄帝が不老不死の薬を飲んで昇天した地であることからこの名がついた黄山。山水画のように幽玄な景観は古くから多くの人を魅了してきました。見渡せば仙人がいるかもしれない…そんな幻想的な世界に足を踏み入れてみませんか。

山水画のような絶景・黄山

出典:www.flickr.com

天に向かってそそり立つ険しい岩山、そこにからみつくような霧や雲。
中国安徽(あんき)省南部に連なる名峰・黄山で眼下に広がるものは、まさに山水画がこの世に現出した絶景です。

出典:pixabay.com

「天下の名勝は黄山に集まる」と、古くから多くの文人墨客を魅了してきたこの景観。1990年には、ユネスコの世界遺産にも登録されることとなりました。

出典:www.flickr.com

全てが現実離れした幽玄な光景…たしかに、ここにだったら仙人のひとりやふたりいたって、全くおかしくないような気さえしてきます。

出典:www.flickr.com

黄山を形成する岩石は約6億年前から2億5千万年前にかけてのもの。それらが約2億年前の地殻変動によって山を作り、気の遠くなるような長い年月の風化や侵食によってこのような奇観を生み出したと言われています。

黄山の「三奇」

出典:www.flickr.com

黄山の景観を特徴づけている要素のひとつに、この松の木があります。よくこんなところから生えているなと思いませんか?

出典:pixabay.com

岩棚を目ざとく見つけ、切り立った断崖絶壁に貼りつくように、とんでもないところから生えています。これは黄山松といって、黄山の固有種。標高の高さ、土の少なさ、それら厳しい条件の中で生き抜く、タフな松なのです。

出典:www.flickr.com

黄山の奇岩中の奇岩である、飛来石。まるで天から飛んできて突き刺さったかのような佇まいです。一体いつからこの場所で、山々を見下ろしていたのでしょうか。

出典:www.flickr.com

そして濃くも薄くも高山を白黒の世界に染め上げる雲海。
この黄山松、怪石、雲海が、黄山の「三奇」。全てがそろうことで、たぐいまれで見事な絶景を生み出します。

黄山を登る

出典:www.flickr.com

よくよく目を凝らして見てみると、黄山の断崖絶壁に道が設けられています。石段が敷き詰められ、ぞろぞろと人が登っていますが…つくづくとんでもないところに登山道を作ったものですね。

出典:www.flickr.com

人々を容易に寄せつけない黄山は、古い時代には相当の苦難を乗り越えなければたどりつけませんでした。だからこその秘境、だからこその絶景でしたが、20世紀も半ばを過ぎたころからこのように登山道が整備され始めました。約90キロ、延々2万段以上の石段が続きます。

出典:www.flickr.com

上方で眺める高山の景観には、絶句するしかありません。人の身でこの景色を拝めるとは。
山水画とは、人の精神世界を投影した絵画だと言われています。だとしたらこの山が山水画に例えられるのも、精神的な高み、理想の境地を重ねられているからかもしれませんね。

黄山(Huangshan)

住所:
中華人民共和国安徽省黄山市屯渓区
電話番号:
+86 559 558 0033
アクセス:
成田空港もしくは羽田空港から北京を経由して屯渓空港へ。その後車で約1時間半

出典:www.flickr.com

「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と言われてきたほど、古くから多くの人の心を惹きつけてきた黄山。風や水が侵食して作り上げた山に、霞や雲がかかって幾多の絶景を生み出す黄山は、まさに自然の芸術品です。訪れてみたなら、人生観にも深い影響を与えてくれるかもしれませんね。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

この記事を読んだあなたにオススメの記事

このエリアの新着記事