中国・廬山の観光名所特集!山水画そのままの絶景を味わおう

幽玄な山々、激しく落ちる瀑布、雄大な自然と過ごしやすい気候で、古くから多くの人を魅了してきた廬山。ここで生まれた詩歌は4000首以上!いにしえの文人墨客にならって、この風光明媚な地でちょっと一首詠んでみませんか!?

廬山

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遠く歴史をさかのぼること2100年以上、紀元前126年に司馬遷の「史記」において登場してから数多の文人墨客に描かれてきた廬山(ろざん)。断崖絶壁に囲まれた険しい峰が連なり、滝や渓谷、湖沼から成る廬山の景観はまるで山水画を凝縮したかのようで、古くから多くの人を魅了してきました。

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「雄、奇、険、秀」と称えられてきた廬山。雨が多いため霧や雲のかかる日が多く、神秘的な雰囲気にあふれます。そのため景勝地としてだけではなく、宗教の聖地としても崇められるようになっていきました。

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4世紀後半、中国浄土教の祖となった慧遠(えおん)が建立した東林寺。「南無阿弥陀仏」とひたすら念仏を唱えれば救われる、という易しい教えは日本でもよく知られています。失明しながらも苦難を乗り越え、日本に仏教を広めた僧・鑑真も、この寺の僧を引き連れて来日したのだとか。

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慧遠と親交があり、日本でもよく名の知られている詩人、陶淵明(とうえんめい)は隠遁生活の地をこの廬山のふもとと決め、居をかまえました。「菊を採る東離の下、悠然として南山を見る」(『飲酒二十首』其の五)と詠ったのをはじめ、廬山の景観を前に数々の作品を残しています。

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同じく国語の教科書でもおなじみの大詩人、白居易は左遷されてこの廬山に庵を結びました。彼は「人間四月 芳菲尽き、山寺の桃花始めて盛開」(世の中ではすでに散ってしまった桃の花がこの涼しい山寺では満開に咲いている)と詠ったと伝えられています。

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やはり日本でも名の知れた詩人のひとり李白は、廬山の滝を見て「疑うらくは是れ 銀河の九天より落つるかと(まるで銀河が降ってきたかのようだ)」と称賛。
他にも蘇軾(そしょく)や王安石など名立たる詩人が4000首以上の詩を残し、また数えきれないほどの書画も残されました。

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こちらは唐の時代に李渤・李渉(りぼつ・りしょう)という兄弟が隠棲していた書院、白鹿堂書院です。宋の時代には多数の著名人が集まる場所となっていました。

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のちに戦乱のため焼失してしまった書院を再建したのが、朱子学の祖である朱熹(しゅき)です。多くの学者がここで講学を行い、書院は活気に満ちていたのでしょう。

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近代に入ってからは、夏のさわやかで涼しい環境を利用して避暑地として利用されることが多くなりました。19世紀末、清に西洋諸国が進出するようになると、イギリス、ドイツ、ロシアなどの国々がこぞって別荘を建て始めます。

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こちらは蒋介石の妻、宋美齢の別荘だった美廬(びろ)別荘。「夏の首都」と呼ばれるほど、蒋介石はよくここに通い詰めていたのだとか。

廬山( Lushan)

住所:
中華人民共和国江西省九江市大月山路
アクセス:
北京から南昌まで飛行機で約2時間30分、南昌から九江まで鉄道で約2時間、九江から廬山までバスで約1時間
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数々の名立たる文人墨客、世を儚んだ隠遁者を魅了し続けてきた風光明媚な地、廬山。中国文化の歴史をたどるでもよし、リゾート気分で避暑に訪れるでもよし。雄大な景観を満喫しに行ってみてはいかがでしょうか。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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