時の流れが造り出した芸術的景観の数々!中国南方カルスト

国土も歴史もスケールの大きな中国は、石灰岩を水が侵食して造り上げた地形「カルスト」もまた壮大な規模で存在しています。しかも、地域によってすべて異なる景観を見せてくれるというサービスっぷり!どんな景色に出会えるのか楽しみですね。

中国南方カルストとは

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中国南部に見られる典型的なカルスト地形は、総称して「中国南方カルスト」といい、世界遺産にも登録されています。カルストとは、石灰岩などの地層が水に侵食されてできた地形のこと。約50万年~3億年前というとてつもなく長い歳月の中で形成され、奇妙で奇抜な景観を見せてくれます。

そそり立つ岩の柱!

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雲南省石林で見られるカルスト地形は、30メートルほどの石柱が天に向かって無数にそびえ立つという「天下第一の奇観」。約2億7千万年前には海底だった地が地殻変動で陸地となり、侵食と風化でこのような景観を生み出したといいます。

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剣や塔のようにとがったものや、キノコのように丸まっているものなど、さまざまな形が見られるその様は、「造形地形の天然博物館」と称えられています。

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これだけのカルスト石柱が立ち並んでいるのが見られる地域は、世界でも類を見ません!まさに「石林」の名にふさわしい壮観ですね。

大地のエネルギーを感じる険しい地形!

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重慶の武隆では、さらに厳かとも言えるほどの圧倒的なカルスト地形が見られます。総面積3.7平方キロの原生林の中に、芙蓉洞、天生三橋、地縫などの景勝地があり、それぞれが息を呑む絶景!

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「地縫」はその名の通り、深い所まで侵食されて地を縫うような渓谷ができあがった地形のこと。両側に岸壁が迫りくる景観は圧巻の一言ですね。ここは貴重動物の宝庫にもなっている場所。何か、「地球が生まれた場所」という雰囲気でいっぱいです。

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こちらは武隆の「天生三橋」という地形。侵食によってできあがった洞窟が、天井部分を残して崩落し、橋のようになっています。一体どれくらいの歳月流れればこのような地形が造り出されるのか、想像するだけで気が遠くなってきてしまいますね。

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カルストといえば、真っ先に思いつくのが鍾乳洞。武隆にも「芙蓉洞」という全長2800メートルの長大な鍾乳洞があります。日本の秋吉台のほぼ3倍!さすが中国といったスケールですね。

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石林とは逆に、天井から垂れ下がる無数の石柱。こちらもまた、現実離れした景観ですね。この1本の石柱がこれぐらいの長さになるのに、やはりどれぐらいの歳月がかかったことでしょうか…。

壮大なカルスト原生林!

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貴州省東南部にある茘波(れいは)県は、県面積の9割以上が森林、また5割がカルスト地形。世界最大級のカルスト原生林となっています。石林や武隆とは違って緑の深いカルスト景観には、稀少な動植物と中国の少数民族が共存しているのだそう。

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茘波は「世界でもっとも美しい森林」と言われるほどの素晴らしい景観を要していますが、中でもカルスト地形独特のエメラルドグリーンの池には、見た人を魅了させる力が存分にあります。

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中国南方カルストは2007年に上記の3ヶ所が世界遺産に登録されましたが、この他にも桂林、施秉、金仏山、環江が2014年に追加登録されています。どこも中国らしいスケールの大きさと、地球の歴史の壮大さ、自然の造形の偉大さが感じられる地ばかりです。まとめて回るのは難しいですが、いつかすべてを自分の目で見てみたいですね!

中国南方カルスト

住所:
中華人民共和国雲南省石林、貴州省茘波、重慶市武隆
アクセス:
中国南方カルスト数か所を効率的にまわれるツアーを利用するのがおすすめです。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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