中国・雲崗石窟で巨大な仏教遺跡観光!仏教芸術の世界に浸ろう

中国の北魏の時代に造られた大同の雲崗石窟は、中国初期仏教芸術の粋の結集です。巨大な仏教遺跡には東西の文化の見事な融合が見られ、その価値により世界遺産に登録されています。仏教美術の世界にあなたも足を踏み入れてみませんか?

北魏時代の最高傑作、雲崗石窟

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北京から鉄道で約6時間半、山西省大同にある雲崗石窟(うんこうせっくつ)は、敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)、洛陽の龍門石窟と並んで中国三大石窟のひとつに数えられる、巨大な仏教遺跡です。1902年に日本人の建築学者によって調査・研究がなされ、世界中から注目されることとなりました。

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武州山のふもとの断崖に約1キロにわたって、非常に多数の洞窟が掘られています。そこに刻まれている仏像は大きなものから小さなものまで合わせると、なんと5万1千体!

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雲崗石窟は、中国の南北朝時代に遊牧民族によってたてられた北魏の時代(386~534年)において、もっとも価値のある遺跡です。仏教を熱く保護した北魏の皇帝・文成帝が信頼を置いていた僧・曇曜によって、460年から造営が始められました。

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その後494年に北魏の都が洛陽に移されるまで、造営は続きます。たった数十年で、規模の大小があるとはいえ5万体を超える仏像が彫られたということは非常に驚異的ですね。これだけ大規模な国家事業が成されたのは、中国史上でも初のことでした。

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471年ごろから造られた第9~13窟は、五華洞と呼ばれています。華やかな彩色は、のちの清の時代になってからほどこされたもの。

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雲崗石窟の仏像は、豊満でふっくらとした姿が特徴的。漢民族の伝統的な技術が見られる一方で、時代によってはガンダーラ美術や古代ギリシャのコリント様式が取り入れられているなど、東西の文化が織り交ざる様子も見られます。

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むきだしの仏像も多数。高い彫刻技術が見て取れますね。

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柱の向こうにも多くの仏像や壁画があります。環境汚染の影響で、像はかなり砂塵にまみれているものもあるのだとか。見学はマナーを守って!

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初期仏教美術の宝庫とも言える雲崗石窟は、その価値が評価されて2001年に世界文化遺産にも登録されています。

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「音楽窟」とも呼ばれる第12窟。刻まれているのは、さまざまな楽器を奏でる伎楽天(ぎがくてん)です。中国の音楽史を知る上でも貴重な史料となっています。

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精緻な彫刻に鮮やかな彩色は、そこにいるだけで悟りの境地を垣間見られるようですね。
こののち、北魏の洛陽遷都によって彫刻師や技術者たちも洛陽にその身を移していくことになり、石窟の造営は龍門石窟へと引き継がれていきます。

雲崗石窟(Yungang Grottoes)

住所:
中華人民共和国山西省大同市礦区市西16公里的武周山麓
電話番号:
+86 352 320 6818
営業時間:
ピークシーズン8:10~17:00、オフシーズン8:30~16:30
アクセス:
北京から大同まで鉄道で約6時間30分、大同市内から雲崗石窟まで車で約30分

仏教芸術の粋が結集したとも言える雲崗石窟。仏教史の観点からも、芸術史からの観点でも大変貴重な遺産となっています。「キング・オブ・世界文化遺産」と称される莫高窟、そして雲崗石窟から造営が引き継がれた龍門石窟とともに、ぜひ中国の三大石窟の制覇にチャレンジしてみてください。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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