中国の蘇州古典園林で、日本の「わびさび」に似た情緒を味わう!

中国といえば、庭園のスケールも巨大過ぎて声を失います。広いだけ広くて趣とは無縁なのでは…?いえいえそんなことはありません。「東洋のヴェニス」と名高い水の都蘇州には、情緒あふれる世界遺産「蘇州古典園林」があります。ここをまわれば、中国の庭園の素晴らしさに度肝を抜かれますよ。

拙政園(Zhuozhengyuan)

出典:www.flickr.com

5ヘクタールという敷地を持ち、蘇州の庭園の中では最大規模だという拙政園(せっせいえん)。もとは唐の詩人の邸宅だったものが元の時代に寺となり、さらに明の時代に高官だった王献臣という人物が政治の世界に嫌気がさし、役人をやめて寺を買い取り庭園としたのだそう。

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拙政園は5ヘクタールの敷地のうち5分の3が池であり、水をテーマとした庭園になっています。池のまわりにはさまざまな建物が配置され、場所によって少しずつ違う趣が。ひとつひとつの区域が自然をうまく取り込んで、それぞれ優雅な世界を演出しています。

拙政園(Zhuozhengyuan)

住所:
中華人民共和国蘇州市東北街178号
電話番号:
0512-67510286
開園時間:
7:30~17:00(冬季は8:00~16:30)
入園料:
70元(夏季)、50元(冬季)
アクセス:
公共バス遊1、遊2、遊5、529、309、202など。「蘇州博物館(拙政園、獅子林)」下車。

獅子林(Shizilin)

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この穴だらけでうねるような形をした奇石は太湖石といって、ここ獅子林の景観を特徴づける最大の要素となっています。こんな岩がいくつも見られ、まるで迷路のように入り組んでいるそう。他の庭園は「水と緑」が多数である一方で、獅子林は「水と石」がテーマ。他とは一線を画したおもしろい趣ですね。

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元の時代の高僧、天如禅師の弟子が禅師のためにと造り上げた庭園で、敷地こそ小さいながらも中国庭園の傑作とされていて、拙政園、滄浪亭、留園とともに蘇州四大庭園のひとつに数えられています。

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園内には、獅子の形をした岩が99体もあるのだとか。でもそれを必死に探すだけの観光ではもったいない!ぜひ庭園の荘厳で優美な雰囲気をたっぷりと楽しんでくださいね。

獅子林(Shizilin)

住所:
中華人民共和国蘇州市園林路23号
電話番号:
0512-67278316
開園時間:
7:30-17:30(10月11日〜2月28日は17:00まで)
入園料:
40元(冬季20元)。
アクセス:
公共バス遊1、遊2、遊5、529、309、202など。「蘇州博物館(拙政園、獅子林)」下車。

滄浪亭(Canglangtíng)

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滄浪亭(そうろうてい)は唐末期、五代十国、宋の時代に造営や改築が行われた、蘇州古典園林で最古の庭園です。派手さのないすっきりとした風情を醸し出す滄浪亭は、たくさんの文人墨客が訪れては魅了されてきました。

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水や築山、ゆるやかな曲線を持つ回廊に、うっそうとした竹林が滄浪亭の景観を特徴づけています。その雰囲気はしめやかであり、かつ厳か。市街の騒がしさがうそのような静けさに、心が洗われ癒やされていくのが実感できるでしょう。

滄浪亭(Canglangtíng)

住所:
中華人民共和国蘇州市人民路滄浪亭街3号
電話番号:
0512-65194375
開園時間:
7:30~17:00(冬季は8:00~16:30)
入園料:
20元
アクセス:
公共バス遊2、遊5、308、309、321など。「工人文化宮」下車。

留園(Liuyuan)

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拙政園とともに「中国四大名園」のひとつとして数えられる、留園(りゅうえん)。拙政園は明代、留園は清代の最高傑作と言われています。もとは元の時代の個人庭園だったものが、後世拡張と修復がはかられ、現在の形になりました。

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敷地面積は2ヘクタールで、こちらも拙政園に次ぐ大きさ。蘇州にある他の庭園の「いいところどり」がされていて、ぜいを尽くした作りになっています。
建築物は密集していたり、逆に広がりを持たせていたりと、全体的にすっきりとした造りの拙政園とはこれまた対極。蘇州庭園の「二大双璧」と言われる理由もわかりますね。

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中国四大名著のひとつとされる『紅楼夢』の舞台の建物もいくつか見られたり、歴代の書道家の書や石碑が置かれていたりと、文化的価値の高い貴重な遺物も盛りだくさん。ぜひ拙政園とセットで見ておきたいですね。

留園(Liuyuan)

住所:
中華人民共和国蘇州市留園路79号
電話番号:
0512-65337903
開園時間:
7:30~17:00(冬季は8:00~16:30)
入園料:
60元(冬季30元)
アクセス:
公共バス遊1、85など。「留園」下車。

「蘇州古典園林」として世界遺産に登録されている9つの庭園のうち、「蘇州四大庭園」にも数えられる4つの庭園をご紹介しました。残り5つも、それぞれの風情がある素晴らしいものばかり。蘇州を訪れたなら、目指せ庭園全制覇!

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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