8つの世界遺産も!スリランカが魅力的過ぎる!

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スリランカとはシンハラ語で「光り輝く島」という意味だそうです。 2009年に26年に亘った内戦が終結、その後経済が急成長し、観光のニーズが増えているスリランカ。 北海道ほどの大きさの島に、8つの世界遺産や、紅茶のプランテーション、美しいビーチ、濃く茂ったジャングルに野生動物などなどと魅力いっぱいなんです。 今回はそんなスリランカの魅力をご紹介したいと思います。

スリランカの魅力☆8つの世界遺産

出典: america.pink

北海道ほどの国土ながら、シギリヤロックをはじめ6つの文化遺産と2つの自然遺産を有しています。
スリランカのほぼ中央部に位置する文化三角地帯には、文化財、特に古代遺跡が集中しており、三角形はポロンナルワ、キャンディ、アヌラーダプラの3つの都市で結ばれていて、三角形の中には、世界遺産であるシーギリヤロックのほか、ダンブッラの石窟寺などの多くの見どころがあります。

1.シギリヤロック (文化遺産 1982年登録)
2.ダンブッラ石窟寺院 (文化遺産 1991年登録)
3 キャンディ仏歯寺(聖地キャンディとして 文化遺産 1983年登録)
4.ゴール (文化遺産 1988年登録)
5.アヌラーダプラ (文化遺産 1982年登録)
6.ポロンナルワ (文化遺産 1982年登録)
7.シンハラジャ森林保護区 (自然遺産 1988年登録)
8.スリランカの中央高地 (自然遺産 2010年登録)

そんな多くの世界遺産から抜粋してご紹介します。

狂気の王カッサパが地上200mに築いた宮殿跡で、ジャングルの中を歩いて行くと姿を現す要塞のような四角い岩山、これが有名な「シギリヤロック」です。
鉄製の急な階段を登って頂上の宮殿跡に立つと360度下界を見渡すことができ、まるで天空の城にいるような気分になります。また、途中の岩壁には美女の壁画が残り、1500年を経た今も穏やかな微笑みをたたえています。一度は訪れたいスリランカ隋一の絶景ポイントです。

出典: albinger.me

聖地アヌラーダプラ。
スリランカ最古の都で、この地にインドから伝わった仏教が各地に広まりました。
仏教都市として発展した聖地アヌラーダプラには、シンボルであるルワンウェリ・サーヤ大塔の他にも見どころが多く、イスルムニヤ精舎の寝釈迦像、紀元前1世紀に大乗仏教の総本山として信仰を集めたアバヤギリ大塔、インドのブッダガヤから運ばれてきた、その下で仏陀が悟りを開いたとされる菩提樹の分け木などがあります。

仏陀の歯が安置された世界遺産キャンディの仏歯寺(ぶっしじ)は、スリランカを代表する仏教寺院です。
紀元前543年にインドで仏陀が火葬された際にその歯がスリランカに運ばれ、以来王権の象徴とされて都と共に国内を移動し、キャンディには1590年に運ばれたといいます。伝統的なシンハラ建築の様式で建てられた八角形の堂に安置された仏歯の部屋は1日3回の礼拝の時間のみ開放され、敬虔な人々が花を捧げ、真剣に祈る姿を見ることができます。

スリランカの魅力☆紅茶のプランテーション

セイロンティーで有名なスリランカ産の紅茶。
1972年にスリランカという国名に変わるまでのセイロンという旧国名の名残の名称。
紅茶の産地、高原のヌワラエリヤでは紅茶畑が広がっています。
もともとはコーヒー栽培が盛んな土地でしたが、コーヒーの病害やイギリス植民地時代の影響によって、130年ほど前から紅茶の栽培がスタートしました。スリランカは中央山脈を境に、西と東で雨季と乾季が正反対となる独特の風土をもつ国です。このような気候や標高の高さの違いによって、産地ごとの風味に異なる特徴をもたせています。
今や、紅茶の世界的産地にまで成長したスリランカは、世界有数の紅茶の輸出国(輸出量は世界第2位)としても知られています。日本はもちろん世界中で、身近な紅茶としてセイロンティーが親しまれています。
このエリアでは紅茶工場を見学や、テイスティング、高級紅茶を産地価格で買うこともできます。
紅茶工場跡を利用したホテルなどの宿泊施設もあり観光者を楽しませてくれます。

車では通れない茶畑の中をゆっくりと進む「紅茶列車」というニックネームで親しまれている、キャンデイーヌワラエリア路線。徐々に登り坂を上がるにつれ、茶畑で茶摘みをする人々の姿も見ることができます。

スリランカの魅力☆サファリ

スリランカではなんとサファリも楽しめてしまうのです!
スリランカの国立公園ではサファリが出来る場所が数か所あります。
ミンネリア国立公園では時期によっては、象の大群が見られることもあります。
国立公園としては規模が小さいですが、野生の象に会えるチャンスが非常に高く、シギリヤやダンブッラから近い場所にあるため、世界遺産の観光後に、夕方からのジープサファリが楽しめます(訪れる時期は、象が多く集まる乾季がお勧めです)。

南に位置する広大な敷地のヤーラ国立公園でのサファリは、ワイルドにサファリを楽しみたい方にお勧め。 ヤーラでは、象の大群、水牛、ワニ、イノシシ、野鳥などスリランカに生息する数多くの動物が見られ、希少なレパードにも出会える確率が高い場所なのです。
このようにスリランカで本格的なサファリが楽しめるのです!

スリランカの魅力☆ビーチリーゾート

インド洋に浮かぶ島国のスリランカは、国土全体が海に囲まれているのでビーチパラダイス!!
特に南の世界遺産の街ゴール付近では手つかず美しいビーチが多数あります。
白い砂浜に海岸線をどこまでも続くヤシの木、透明度の高い海ではダイビングやシュノーケルも楽しめるほか、サーフィンにホエールウォッチングなどのアクティビティも満載です。
南西のビーチではインド洋に沈む夕陽を眺めたりと魅力盛り沢山です!

出典: www.luex.com

そしてスリランカにはラグジュアリーな素敵リゾートもたくさんあるのです。
あのアマンリゾートもスリランカには2か所もある他、リゾート建築の父と言われるジェッフリー バワが手掛けたホテルも多数あり、究極のビーチリーゾートでの休暇が過ごせること間違いなしです。

こちらはビーチリーゾートではないのですが、スリランカが誇るトロピカル建築の第一人者として多くのホテル建設を手掛けた、ジェッフリー バワの最高傑作と言われている「ヘリタンス・カンダラマ」森と一体化したそのホテルは、時の経過と共に建物が緑に埋もれてゆくよう設計されており、ジャングルとカンダラマ湖を見渡す高台に建設されました。建物の全長は端から端まで約1km。ランドスケープ、インテリアともに見どころ満載で、まるでホテル自体が観光名所のような存在となっています。オープンから20年以上の月日が経過していますが、衰えるどころか深みを増している素晴らしいホテルです。

魅力的過ぎるスリランカですが...

スリランカの魅力を少しでも伝えることができたでしょうか?
他にも首都のコロンボやアーユルヴェーダー、ジェッフリー バワ、天然石などスリランカが誇る魅力はいっぱいです。
発展中の国なのでインフラ整備はまだまだ整っていませんが、その分手つかずの自然があふれるスリランカの魅力を感じることが出来るかもしれません。
仏教の信仰が根強い国なので、人々は正直で親切です。
親日国で日本との繋がりも深い国でもあります。
是非、次の旅の予定地候補にスリランカを入れてみてはいかがでしょうか。

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