【南欧】バーチャルツアーができる美術館6選!お家にいながら世界を旅しよう

コロナウィルス感染拡大の影響により、世界的に行われている国境閉鎖や営業の一時停止など、海外旅行だけでなく、その土地でも様々な行動制限があります。そんな時でも、お家にいながら、その場所にいるような感覚を楽しめるのがバーチャルツアー。今回は、南欧の人気美術館で行われているバーチャルツアーをご紹介します。

旅行気分が味わえる、ヨーロッパの美術館のバーチャルツアーをご紹介します!

出典:www.facebook.com

皆さん、バーチャルツアーやオンラインビューイング、そしてオンラインツアーという言葉を聞いたことがありますか。この言葉は、以前からあったのですが、昨年から世界的に様々な場所で聞かれるようになりました。2020年初頭から発生したといわれているコロナウィルスの世界的な感染拡大の影響によって、今までの生活が一変しました。ひどい時には経済が止まってしまって、普段営業しているはずの場所に行けなくなってしまったり、各国が国境を封鎖して、海外旅行にも行けなくなってしまいました。そんな、今の環境になってから、これらの言葉がよく聞かれるようになったのではないかと思います。

出典:www.facebook.com

さて、バーチャルツアー、オンラインビューイング、そしてオンラインツアーという言葉ですが、どれもコンセプトは同じ意味の言葉です。オンライン上で、その場にいるかのように、画面の向こうに実際のものを見ることです。WEBが発達している今、そこに行かなくても、オンラインを通して、自分が今いる場所ではないところにあるものを見ることが出来ます。さらに詳しく説明すると、バーチャルツアーとは、グーグルストリートビューのように、事前に撮影された360度の画像をつなげて出来たオンライン上の空間の中を、移動可能なルートや範囲にそって自由に移動し閲覧できます。これは、美術館などの施設館内の見学によくつかわれます。

出典:www.facebook.com

オンラインビューイングとは、ある1つの空間の中を、1つのポイントを中心に360度見まわすことが出来るものです。拡大、縮小をすることも出来るので、展示室や遺跡などのある1つの場所を、自分を中心にぐるりと周りをみているように見学出来ます。そして、最後にオンラインツアーですが、こちらは、最近はやりのZOOMやSkype、Adobeコネクトなどのオンラインミーティングの仕組みを使用して、現地のガイドツアーをオンラインで配信するものです。現地ガイドは画面に向かって話し、参加者は画面を通してツアーに参加します。このように、どれも自宅にいながら、その場所ではないところへ簡単に行けてしまうのです。今回は、南ヨーロッパの人気の美術館でバーチャルツアーやオンラインビューイング、オンラインツアーを行っているものをご紹介します。

バーチャルツアーができる美術館:1.ルーヴル美術館(フランス)

出典:www.facebook.com

ルーヴル美術館といえば、美術にあまり関心がない人でもきっと聞いたことがあるくらい、誰でも知っている最も有名な美術館の1つではないでしょうか。世界で最も優れた芸術や美術が街中に広がっているともいわれているフランス、パリにあるルーヴル美術館。2020年10月29日以降、コロナウィルス感染拡大の影響で現在一時休館中となっています。ルーヴル美術館は、世界最大級、そして世界で最も古い美術館ともいわれ、収蔵品38万点以上もあります。もともと、フランスの王が要塞として建設したルーヴル城を美術館にしたことから、何度か建て直しや修繕が行われているものの、昔の面影の残る場所もあります。

Photo by Pexels

ルーヴル美術館といえば、皆さんもよくご存じの、レオナルドダヴィンチ作のモナ・リザや、民衆を導く自由の女神の絵画、サモトラケのニケや、ミロのヴィーナスなどの彫刻が代表作品としてあげられます。ルーヴル宮殿を美術館として使用することが決定された際、フランス国内で保有する優れた美術品や芸術品がここに集められました。その後も、遺贈や寄贈などによって、フランス以外の貴重な作品が集められたといいます。ルーヴル美術館は、以前は、年間500万人以上、最大で1日5000人以上もの来館者数があるほどの人気の美術館です。

出典:www.facebook.com

ルーヴル美術館の中を、お家にいながら楽しめる方法がいくつかあり、ルーヴル美術館公式ホームページなどで紹介されています。まず、館内を360度見まわせる「オンラインビューイング」や、グーグルストリートビューのように館内を決められたルートにそって移動することの出来る「バーチャルツアー」があります。(そのうちいくつかは、アップデートがされていないものもあります。英語のページからご覧ください。)これらは無料で閲覧することが出来ます。その他、オンライン専門の旅行会社で紹介されている、Zoomというオンライン配信を利用したガイドツアーもあります。こちらは、有料なのですが、フランス政府公認ガイドがオンラインでルーヴル美術館内の代表作品10点を紹介するものです。このようにして、お家にいながらルーヴル美術館を楽しむことが出来ます。

ルーヴル美術館:バーチャルツアーはこちら

ルーヴル美術館(フランス)

住所:
Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
営業時間:
09:00~18:00
最終入館時間:
午後5時半
定休日:
火曜日
※2020年10月29日以降コロナの影響で一時休業中、再開未定(要確認)

バーチャルツアーができる美術館:2.ヴァチカン美術館(イタリア)

出典:www.facebook.com

イタリア、ローマ市内にある独立国家ヴァチカン市国にある美術館、ヴァチカン美術館は、歴代のローマ皇帝の収集品を集め、展示している世界最大級の美術館です。ローマからヴァチカン市国に入るには、入国審査などはなく、誰でも自由に訪れることが出来るため、ローマ訪問の際には必ず訪れたい場所として人気です。世界にも誇れる数の展示物や貴重な作品などがあり、いつ行っても混雑すると言われているほどです。また、海外旅行先としても人気のイタリア、ローマですから、なかなか美術館をじっくりと回る時間が取れない、という悩みもありますね。

Photo by nekotank

そんな時にも便利なのがやはり、バーチャルツアーではないでしょうか。混雑や長蛇の列を避けて館内を見学することが出来、自分のペースで作品をみることが出来ます。ヴァチカン美術館をお家で楽しむ方法としては、公式ホームページで紹介されているバーチャルツアーを使用することです。ヴァチカン美術館内全14か所を360度見渡せるグーグルアート&カルチャーを使用しています。自由に館内を動き回ったり、作品を拡大してみることも出来ます。

Photo by nekotank

ヴァチカン美術館の代表作といえば、イタリアの彫刻家、画家、建築家、詩人であるミケランジェロの「ピエタの像」(レプリカ)や、システィーナ礼拝堂の壁に描かれた「最後の審判」、イタリアの画家、建築家であるラファエロ・サンティの「ラファエロの間」の壁の絵などがあげられるのではないでしょうか。これらもすべて、バーチャルツアーを利用して、無料で見学することが出来ます。

ヴァチカン美術館:バーチャルツアーはこちら

ヴァチカン美術館(イタリア)

住所:
Viale Vaticano, 00165 Rome
営業時間:
08:30~18:30
最終入館時間:
午後4時半
定休日:
日曜日

バーチャルツアーができる美術館:3.ウフィッツィ美術館(イタリア)

出典:www.facebook.com

イタリアの芸術の都とよばれる街、フィレンツェにあるウフィッツィ美術館は、文芸復興期とされるルネサンス時代の巨匠たちが残した絵画が多く飾られている美術館です。イタリア国内の美術館の中でも、展示されている作品の質や量、ともに最大級の美術館で、フィレンツェに観光に行く際には、ぜひ訪れたい観光スポットとして人気です。ウフィッツィ美術館の代表作品といえば、イタリアの画家サンドロ・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」あは多くの人が目にしたことがあるのではないでしょうか。その他、やはり多くの人が聞いたことがある名前の画家レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」など、ウフィッツィ美術館に名立たる芸術家たちの作品が展示されていることがわかります。

出典:www.facebook.com

ウフィッツィ美術館のバーチャルツアーは、Google Arts and Cultureを利用して、無料で閲覧することが出来ます。約150点の作品が閲覧可能で、グーグルストリートビューのように、自由に館内をめぐることも出来ますし、31か所のサムネイルから好きな場所へ簡単に移動することも出来ます。Google Arts and Cultureは、世界の有名な美術館と提携し、世界中の文化遺産や、芸術作品をオンラインで紹介しているオンラインサービスなので、誰でも、どこでも、無料で利用できます。

ウフィッツィ美術館:バーチャルツアーはこちら

ウフィッツィ美術館(イタリア)

住所:
Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI, Italy
定休日:
月曜日(通常営業時)
※2020年11月以降コロナの影響で一時休業中、再開未定

バーチャルツアーができる美術館:4.オルセー美術館(フランス)

Photo by bortescristian

フランスの芸術の都パリにあるオルセー美術館は、19世紀美術の専門の美術館です。印象派といわれる、クロード・モネの作品「印象・日の出」に由来して名付けられた画家たち、ゴッホやゴーギャン、セザンヌ、ルノワール、そしてもちろんモネの作品が多く展示されています。絵画だけでなく、彫刻や装飾美術、写真など、常設で4000点ほどと、さほど大きくはありませんが、展示されている芸術作品の数々は、特徴的なものが多いため、芸術に関心を寄せる人々からの人気は高いです。また、オルセー美術館の特徴的な内観として、もともとオルセー美術館は、オルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルだったため、天井などの様子は、ターミナル駅の面影を残しています。

Photo by imgdive

オルセー美術館に展示されている作品の代表的なものは、ゴッホの「自画像」や「ローヌ川の星月夜」、トマ・クテュールの「退廃期のローマ人たち」、ミレーの「落ち穂拾い」、ルノワールの「ピアノに向かう娘たち」などがあげられます。昔、私の自宅にもルノワールの「ピアノに向かう娘たち」のコピーが飾られていたのを思い出しました。オルセー美術館のバーチャルツアーも、Google Arts and Cultureを利用して、無料で閲覧することが出来ます。その中には、美術館館内の閲覧だけでなく、オルセー美術館の歴史の紹介もあるので、興味のある方は、じっくりとご覧いただくのがいいかと思います。

オルセー美術館:バーチャルツアーはこちら(Google Arts & Culture)

オルセー美術館(フランス)

住所:
Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris, France
営業時間:
09:30~18:00(通常営業時)
定休日:
月曜日(通常営業時)
※2021年1月現在、コロナの影響で一時休業中、再開未定

バーチャルツアーができる美術館:5.ダリ劇場美術館(スペイン)

出典:www.facebook.com

スペインにあるダリ劇場美術館は、その名前の通り、サルバドール・ダリという画家のために作られた美術館です。サルバドール・ダリは、スペインのカタルーニャにあるフィゲーラス出身の画家で、「シュールレアリスム」という芸術作品の代表ともいえます。そのため、この美術館の外観についても「世界最大のシュールレアリスムのオブジェ」といわれるほど。「シュールレアリスム」は、独特な感性で非現実感を描写した芸術で、ダリ以外には、ルネやピカソなどもその代表です。ダリの代表作といえば、「記憶の固執」という作品で、溶ける時計が印象的です。

出典:www.facebook.com

ダリ劇場美術館のバーチャルツアーは、公式ホームページ内のリンクから閲覧することが出来ます。そのページに入ると、ダリ劇場美術館内の3Dレプリカが出てきて、どの場所から見学を開始するか決められます。ブラウザによって閲覧できないものもありますが、ほとんどの場合、館内のすべてを、まるでそこにいるかのように見学出来ます。コーティヤードに飾られた巨大絵画や、メイ・ウエストの部屋、ダリが愛したガーラという女性とダリが空に浮かんでいるような天井など、間近に見る感覚と臨場感は素晴らしいものです。各ポイントで説明文も出てきますので、解説付きで館内見学をするように楽しめますよ。

ダリ劇場美術館:バーチャルツアーはこちら

ダリ劇場美術館(スペイン)

住所:
Plaça Gala i Salvador Dalí, 5, 17600 Figueres, Girona, Spain
※2021年1月7日以降、コロナの影響で一時休業中、再開未定

バーチャルツアーができる美術館:6.ティッセン・ボルネミッサ美術館 (スペイン)

出典:www.facebook.com

スペインのマドリードにある三大美術館のうちの1つ、ティッセン・ボルネミッサ美術館は、その名前の通り、ティッセン=ボルネミッサ男爵が個人的に集めたコレクションをもとに設立された美術館です。ティッセン=ボルネミッサ男爵とは、美術品収集家として知られたハインリヒ・ティッセンの次男で、父親が亡くなった後もその意思を継いで、美術品の収集を続けたと言われています。個人のコレクションとしてはイギリスのエリザベス女王に次ぐ世界第2位の数で、その質や、作品の幅広さは驚くべきものと言われています。プラド美術館、ソフィア王妃芸術センターとならび、マドリードでは見逃せない美術館、観光スポットとなっています。

出典:www.facebook.com

古代絵画、中世絵画、近代美術など幅広い年代や、アメリカ、スペイン、フランス、オランダなどの世界的に評価される芸術作品の数々が展示されています。ティッセン・ボルネミッサ美術館のバーチャルツアーは、公式ホームページの「Visit」から閲覧出来ます。常設展示のバーチャルツアー以外に、様々なテーマ別にバーチャルツアーが用意されているので、見る人の好みによって選ぶことが出来ます。360度ビューの館内の移動や、展示物の解説などもあり、ゆっくり、じっくりと楽しむことが出来ます。

ティッセン・ボルネミッサ美術館:バーチャルツアーはこちら

ティッセン・ボルネミッサ美術館 (スペイン)

住所:
Paseo del Prado, 8, 28014 Madrid, Spain
営業時間:
火曜~日曜 10:00~19:00/月 12:00~16:00
最終入館時間:
閉館時間の30分前迄

バーチャルツアーで特別な旅に出かけよう!

出典:www.facebook.com

南ヨーロッパの人気美術館で、バーチャルツアーやオンラインビューイング、オンラインツアーが利用できる場所を6つ、ご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。気になるものがありましたら、早速チェックしてみて下さいね。パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスと、Wi-Fi環境があれば、どこでも参加出来ます。有料のものもありますが、そのほとんどが無料のものが多く、また、有料でもさほど値段は高くありません。海外旅行が出来ない今、ヨーロッパの美術や芸術を、お家のパソコンから楽しむことが出来るなんて、とっても素敵ですよね。ご自身のペースで、好きな時に好きな場所へ、オンライン旅行をしてみて下さい。また、バーチャルツアーやオンラインツアーを楽しむ際には、好きな飲み物やお菓子、もしくはワインやチーズなどを準備して、優雅な気持ちで楽しむのもおすすめですよ。それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※美術館の営業情報やバーチャルツアーの配信状況は、予告なく変更となる可能性がございます。各美術館の公式ホームページでご確認下さい。

この記事を読んだあなたにオススメの記事

このエリアの新着記事