業務スーパーのおすすめカレー10選！忙しい時の味方、レトルトや缶詰カレーをご紹介

皆さんは、業務スーパーと聞いてどんなイメージがありますか。業務スーパーといえば、普通のスーパーマーケットと違って、飲食店の経営者向けや大家族向けの大容量の商品があったり、普段買っている値段よりもお得に売っている商品があったりするなど、業務スーパーでしか買えない商品があるといった印象を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし以前は、飲食店関係の方やプロの方が主に利用するんだろうと思われていた業務スーパーも、今やとっても身近な存在となっていると思います。2020年10月時点で全国に約830軒にも及ぶ店舗数を誇り、現在もその店舗数を増やしています。

全国46都道府県に店舗があり、特に大阪、東京、埼玉など人口の多い県には約50～90軒以上もの店舗があります。普段使いのスーパーとして利用している方も多いのではないでしょうか。業務スーパーには、一般のお客様も気軽に利用出来るようなお得商品や便利商品が多数あります。今回は、業務スーパーで買える「カレー」に焦点を当てて、仕事などで日々忙しくしている方へ、おすすめのレトルトカレー、缶詰カレーを10選ご紹介します。業務スーパーのカレーは、種類の豊富さ、食材や質の高さ、そして低価格という点でとても人気です。

「カレー専門店のこだわりカレー」は、1食分のサイズで1袋84円（税込）、内容量は210gです。普通の市販のレトルトカレーの量は160～200gほどなので、平均的なレトルトカレーと比べると多いほうですね。辛さの種類は、甘口・中辛・辛口の3種類があります。お肉の種類はビーフ、特徴としては、4種類のきのこと赤ワイン、トマトをコトコト煮込んだ深みのある味で、特に辛口の辛味とトマトの酸味がぴったりでリッチな味わいになっています。具は溶け込んだ牛肉のかけらと存在感のあるホクホクのじゃがいもで、食べごたえのあるカレーに仕上がっています。

「カレー専門店のこだわりカレー」は、お魚やハンバーグなどをのせて食べる方もいるようです。しかし、カレーのルーの味や深みがしっかりとしていて、白米ととっても合うカレーのため、あまりいろいろとのせずに食べてみてください。カレー屋さんに置いてあるようなシンプルな福神漬けやらっきょをのせたり、パセリをふりかけてみたり、スライスしたゆで卵をのせてみるのが一番美味しいと思います。

「野菜がゴロゴロカレー」は、1食分の食べきりサイズのレトルトカレーで、1袋250gというたっぷり大盛りサイズのカレーが5袋セットになって、407円（税込）で販売されています。1袋当たり81.4円なのでとてもお得ですね。大人から子供まで幅広い年代に人気の、「野菜がゴロゴロカレー」は、その名前の通り、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもが、普通の市販のレトルトカレーよりも大き目のサイズでたっぷり入っています。辛味は少しありますが、昔懐かしいカレーの味がするので、お子様にも人気です。

「野菜がゴロゴロカレー」は、ポークエキスとビーフエキスを使用しており、お肉の風味はあるものの、やはりお野菜のゴロゴロ感に重点が置かれています。そのためお肉の入ったカレーが食べたい、という方には物足りないかもしれません。そこで、豚カツやソーセージなどをご飯の上にのせてみてください。その上にこのカレールーをのせれば、とってもボリュームのあるアレンジカレーが出来上がります。

業務スーパーのカレーで人気の「大人の大盛り」シリーズから、カレーライスではなく、カレーうどん用のスープカレーが入ったレトルトです。1食300gが3袋入って、212円（税込）で販売されています。カレーライスよりもカレーうどんのほうが好きという方にもうれしい一品です。カレーうどんのスープ用のカレーなので、普通のカレーよりもやはりゆるい感じなのですが、しっかりととろみがついていて、うどんの麺に絡みます。お醤油とかつお節でしっかりと味がきいている和風のカレーうどんという感じです。

パウチの中には、カレーうどんのスープだけが入っているので具はほとんどありません。お好みで、炒めた玉ねぎや豚バラ肉を入れてみたり、たっぷりのネギを入れてみたりしてください。また、パッケージにも書いてありますが、カレーうどんだけではなくて、具材を用意して、カレー鍋にしてみたり、うどんではなくてお蕎麦と一緒に食べたりしてもとっても美味しいです。

「ホテル・レストラン用業務カレー」は、手軽に本格的なカレーが食べたいという方におすすめのレトルトカレーです。内容量は1食分200gで普通サイズ、値段は1食84円（税込）です。「ホテル・レストラン用業務カレー」とほかのカレーとの違いは、独自の製法で29種類もの様々なスパイスをバランス良くブレンドしていること。そのためカレールーの深くてリッチな味わいが堪能できます。そして、ココナッツペーストを使用したマイルドな口当たりも特徴です。

一口食べると辛さとスパイスが口いっぱいに広がり、本格的な濃厚なカレーを楽しむことが出来ます。具材は、玉ねぎとにんじんが、溶け込んだあとのように少量入っているだけですが、ルーとご飯を味わうには丁度良いでしょう。ゆで卵のスライスや、目玉焼き、フライドオニオンなどのトッピングを用意して一緒に食べるのがおすすめです。

「バターチキンカレー」は、インドカレーが好きな方におすすめのレトルトカレーです。使用しているスパイスが日本のカレーとは違いますよね。1食170gと少量ですが、ルーの味はしっかりしているので、食べごたえはばっちりです。3食セットで198円（税別）。今日は一味違ったカレーを楽しみたいな、という方はぜひ自宅にストックをしておくといいと思います。中身の具材はあまりなく、溶け込んで残った玉ねぎのかけらと鶏肉が入っています。

「バターチキン」はインドカレーの大定番、人気カレーともいえるので、ご飯と一緒に食べるだけでなく、インドカレーっぽくナンと一緒に食べてみてはいかがでしょうか。業務スーパーには、インドから直輸入された冷凍のナンが販売されています。冷凍のナンをトースターで焼けば、まわりはカリッと中はモチモチとしていて、バターチキンカレーとの相性もぴったりです。業務スーパーで手に入るもので、簡単にインドカレーが楽しめます。

「カレー専門店のインド風カレー」は、黄色とインド象のイラストのパッケージが目を引く商品です。エスニックなスパイスと辛さ、少し甘めの味が特徴的です。パッケージには、ひき肉とガルバンゾとマッシュルームのカレーと書いてあります。ガルバンゾとは、日本でもよく食べられている「ひよこ豆」のことで、スペインでの呼び名です。内容量は1食200g、1袋84円（税込）というお手頃価格。日本のカレーとは違って、ひき肉、お豆を使ったカレーというのも特徴ですね、

「カレー専門店のインドカレー」をより美味しく食べるためのおすすめレシピは、いつも食べている白米をインド料理専門店のように「ターメリックライス」に変えてみることです。「ターメリックライス」のターメリックとは、日本でいう「ウコン」で黄色いパウダーです。作り方はとても簡単で、炊飯器でご飯を炊く際に、このターメリックのパウダーとバターを一緒に入れるだけです。ターメリックがお米の甘みを引き立てて、スパイスの辛味が効いたインドカレーとぴったりです。

「LEE麻辣ビーフカレー」は、辛いものがとにかく好きという方におすすめのカレーです。「麻辣（マーラー）」とは、中華料理の定番の味付けで、花椒（中華山椒）と唐辛子を混ぜ合わせたスパイスで、舌がヒリヒリするようなしびれる辛さが特徴です。「LEE麻辣ビーフカレー」のパッケージにも書いてあるように、「辛さ×10倍」。辛いものが得意でないという方も、この麻辣のしびれる味はクセになるかもしれません。しかしこのカレーは、辛さが通常よりも強いため、辛いものが大丈夫な方のみお試しください。1食180gで1袋84円（税込）です。

「LEE麻辣ビーフカレー」には、その他の種類として、「LEEトムヤム風チキンカレー」や、「LEE麻辣ビーフカレー」の辛さ20倍、30倍というものも販売されています。どれもすべて江崎グリコから出ているものです。辛いものが好きな方は、ぜひこの辛さにチャレンジしてみてください。カレー皿の真ん中にご飯をよそい、そのご飯を区切りとしてそれぞれのスペースに、辛さの違うルーやトムヤムのルーを入れて、様々な辛さを楽しんでみましょう。

インドやスリランカの定番カレーといえば、お肉ではなく、お豆のカレーですよね。「ひよこ豆のスパイシーカレーチャナマサラ」は、インドから直輸入されたレトルトカレーで、インドでは定番のひよこ豆がたっぷりと使用されています。1箱167円（税込）で特盛サイズ、内容量300gというのも人気の理由ですね。たくさんの種類のスパイスが混ざり合い、刺激とコク、深みのある味わいに、甘みのあるひよこ豆が全体をマイルドにしています。

1袋のサイズがたっぷりサイズなので、カレーのスパイスの味とひよこ豆を楽しむために、普通のカレーのように白米をしっかりと食べるのではなく、インドならではのナンにつけて食べたり、チャパティというナンよりも薄いパンのようなものと一緒に食べたりするのがおすすめです。業務スーパーでは、冷凍のナンだけでなく、冷凍のチャパティも販売しているので、インドカレーを購入する場合には一緒に買うといいですね。

業務スーパーで人気のカレーといえば、こちらの缶詰カレーも忘れてはいけません。本場タイの味をレトルトやスパイスとして世界へ送り出している「Real Thai」から出ている「グリーンカレー缶詰」です。1缶400ml（2食分）で199円（税込）。2人分と考えるとお値段も丁度良いですね。缶の中には、タイカレー特有の、ココナッツミルクを使ったまろやかなルーと、グリーンカレーの特徴的な細切りのたけのこが入っています。

このままでも美味しく食べられますが、海老やイカ、鶏肉など先に炒めた具材を缶のカレーを温める際に一緒に鍋の中に入れて味を染み込ませれば、さらに本格的なタイのグリーンカレーが楽しめます。食べる際には、日本のお米よりも、タイやインドで食べられているジャスミンライスやバスマティライスなど細長い形をしたお米のほうが合いますよ。

「Real Thai」から出ているレトルトカレー缶詰は、グリーンカレー以外に、レッドカレー、マッサマンカレー、そのほかトムヤムスープがあります。その中でおすすめなのが、マッサマンカレーです。マッサマンカレーは、タイ南部でよく食べられているタイカレーで、レッドカレーよりもオレンジ色に近いカレーです。鶏肉や牛肉などで作られることが多く、じゃがいもやにんじんなどのゴロゴロの野菜と一緒に食べるのもマッサマンカレーの特徴。1缶400ml（2食分）で199円（税込）です。

缶詰カレーのマッサマンカレーにも、タイカレーの特徴であるココナッツミルクがたっぷりと使用されていて、しっかりとした味のスパイスをまろやかな刺激に変え、とても美味しいです。鶏肉とじゃがいもがゴロゴロ入っているのですが、お好みでにんじんや玉ねぎなどを炒めてさらに野菜を増やしたり、焼いた牛肉をマッサマンカレーのルーで、さらに煮込んだりして食べるのもおすすめです。

業務スーパーのおすすめレトルトカレー・缶詰カレー10選はいかがでしたか。皆さんが日々食べているカレーや、気になるカレーはありましたか。業務スーパーでは、ご紹介をしたように日本風のカレーだけでなく、各国独自のテイストを持つカレーや、変わり種カレーが多数あります。いろいろと食べ比べてみて、あなたの好きなカレーを見つけてみたり、複数の種類のレトルトカレー・缶詰カレーをストックしたりしてみましょう。忙しいときや今日はご飯を作りたくないな、というときにぜひ活用してみてください。