コストコのワンデーパス注意事項10選！コストコ初心者必見、無料体験を楽しもう

会員制倉庫型スーパーマーケット「コストコ」は、日本を含む世界11ヶ国に展開し、日本では約27店舗、会員数は600万人以上ともいわれる人気スーパーマーケットです。コストコを利用するためには、当然のこと、コストコの会員になる必要があります。コストコの会員制度には、ゴールドスターメンバー（個人会員）とビジネスメンバー（法人会員）、エグゼクティブ会員の3種類があり、それぞれの会員証には、有効な主会員固有の会員番号と顔写真が載り、コピーの利用は禁止されているため、譲渡や貸与はもちろん出来ません。

厳密にいえば、いずれかのメンバーシップカードを家族もしくは知り合いが持っていれば、主会員1人に対して2名の同伴者は許可されているので、一緒に行くことはできますし、それぞれのメンバーシップには、家族会員カードが1枚無料でついてくるため、同居している家族が主会員であれば、自分を家族会員にしてもらい、家族会員カードで利用することは出来ます。では、会員になる以外には、コストコに行くことは出来ないのでしょうか。家族は誰も同居していないし、まわりにメンバーシップを持っている知り合いもいない、でもコストコに行ってみたい、しかし、行ったことのないコストコに行く前に年会費を払っても大丈夫かな、メンバーシップカードを持つか迷ってしまう、という方におすすめなのが「コストコワンデーパス」です。

「コストコワンデーパス」は、1日特別ご招待券と書かれた名刺サイズのカードのようなものだったり、コストコで配布しているチラシの記事の中に含まれていたりします。これさえあれば、会員カードを持っている人と一緒ではなくても、1日だけ無料でコストコへ入店してお買い物が出来ます。今回は、この「コストコワンデーパス」の入手方法や利用の際のルールなどと一緒に、注意点も併せてご紹介していきます。ぜひご参考にして下さい。

名刺サイズのカードにコストコのロゴと「INVITATION　1日特別ご招待券」と書かれたカードは、会員登録をした際に、「ご家族・ご親族やご友人の方にコストコを紹介してくださいね」という「紹介カード」のようなかたちで配布される場合と、会員がお買い物をするためにコストコに入店した際に、店内でイベント的に配布している場合があります。カードは、青色だったり、緑色だったりするのですが、特に違いはないようです。知り合いに、コストコ会員になったばかりの人がいた際には、この「1日特別ご招待券」をもらうことが出来ないか、こっそりと声をかけてみましょう。

また最近ではSNSが発達しているためか、Facebook上などで、コストコワンデーパスを譲りますという投稿をしている人も見かけますね。カード上には、必ず利用の際の有効期限が記載されているので、この期間内に使うように注意しましょう。

コストコワンデーパスの2つ目の入手方法が、コストコが発行しているチラシに、時々ついてくるワンデーパスを入手する方法です。毎回ついているとは限らないため、チラシが投函される度に、ぱっと見て捨ててしまうのではなく、ワンデーパスが付いていないか必ずチェックしましょう。こちらの入手方法は、ご自宅の近くにコストコがある場合のみ可能です。そのため、お知り合いに、コストコの周辺に住んでいる方がいる場合には、その方にお願いして、チラシが投函された際にチェックしてもらうようにするといいですね。

コストコチラシに載っているワンデーパスは、有効期限があったり、利用可能店舗が限られていたりする場合もあるので、その点は注意しましょう。また、最近では、転売をする人が多く、コストコでも利用される際には厳しいチェックを行っているので、転売からの購入は控えたほうが良さそうです。

コストコワンデーパスの入手方法の3つ目は、学研パブリッシングから発行されている、コストコLife (学研ムック)という雑誌の中に、時々、付録としてついている場合があるので、チェックをすることです。コストコLifeベストバイや、最近では、コストコLifeフェイバリットといったタイトルの雑誌が出ていて、アマゾンなどのオンラインショップでも購入することが出来ます。

コストコLifeベストバイやコストコLifeフェイバリットでには、コストコで販売されてる商品のおススメや魅力、便利品などの活用術など、様々なコストコの情報が載っているので、雑誌を買ってみているだけでも、とても面白いです。雑誌を購入する際は、ワンデーパスの付録が付いていない場合もあるので、パス目的で購入をされる際には、必ずチェックをしてくださいね。

コストコワンデーパスの入手方法の4つ目は、他のものと比べるとあまり使わないほうがよさそうという意見もあるのですが、メルカリやヤフーオークションなどのオンラインショッピングサイトで販売されているものを利用するケースです。

こちらはいわば転売、もしくは使わなくなったプリペイドカードを必要な人へ販売しているもので、利用の際に、店舗にて利用を断られるケースや、厳しい場合には、販売した会員が会員の権利をはく奪されてしまうケースもあるので、あまり利用しないほうがよさそうです。このように入手出来ますよ、という情報程度に認識しておくくらいがちょうどいいでしょう。

コストコワンデーパスは、1枚につき、18歳以上の大人が3名まで一緒に入店し、お買い物をすることが出来ます。この大人3名とは、ご家族でもいいですし、ご友人同士でも一緒に入店出来ます。1家族に1枚あれば、3人で一緒に行くことが出来ます。

また、一緒にお買い物に行く方が18歳未満の場合は、利用人数の制限がありません。18歳未満の利用者だけでは入店することが出来ないので、必ず18歳以上の大人が1名と18歳未満のお子様で来店する必要があります。お子様が2名以上いるお母さん、お父さんは、お子様を連れて入店出来るのでご安心下さい。

コストコワンデーパスはその名前の通り、1日だけ無料で利用出来るチケットとなります。今までコストコを全く利用したことがなかったお客様に一度使ってみてもらうとうコンセプトのもと作られたものです。その利用回数の制限は、1人あたり1回というのはもちろんのこと、1世帯あたり1回しか利用出来ません。知り合いから譲り受けた紹介用のカードに記載されている有効期限内で、何度も利用できるわけではないので注意しましょう。

また、過去に1度でも利用したことがある場合、その時と違ったチケットを持っていても利用することが出来ません。コストコワンデーパスを利用する際に、コストコの名簿に記載した名前や住所等の個人情報は、その後もずっと保管され、コストコワンデーパスが利用される際に、過去に利用したことがないかチェックする仕組みとなっています。住所も登録されているため、1世帯の中で違う人が利用しようと思っても使うことが出来ないのですね。

コストコワンデーパス利用時に、特に注意して頂きたいこと、つい忘れがちなことが、商品の購入価格です。ずばり言いますと、コストコワンデーパスの利用者と、コストコ会員とでは、商品購入時の金額が違うのです。コストコワンデーパスの利用者は、コストコ会員になる前のいわば非会員ということになります。そのため、コストコ店内に表示されている販売価格に、さらに5％の金額が上乗せされてくるのです。

様々なジャンルの商品が格安で買える、というコストコの良さを覆すような条件に驚いてしまうのですが、コストコワンデーパスをもっていざ買い物をしたあとにレシートをみて、びっくりということにならないように、この購入価格に関してはしっかりと覚えておきましょう。コストコの商品ラインナップ、そしてその価格を魅力的に感じて、年会費を払って会員になることを選ぶのでは、と思うので、ワンデーパスのルールのように、そもそもワンデーパスでは割引が受けられないとなると、会員になるための一押しになるのかな、と疑問に思ってしまいます。ただ、コストコ側としては、ワンデーパス利用者が、1度だけ利用した際に、割引を受けて満足して、それきりとなることを防ぎたいのでしょうか。

前に説明した、販売価格に関する注意点と同じくして、価格や割引に関する注意点です。それは、コストコワンデーパスとは別に、コストコのチラシなどで配布されている割引クーポンや、店内でさらに割引がされている商品（割引クーポン）、コストコガスステーションの割引などのお得なものが、すべてコストコワンデーパスでは利用出来ません。やはりこれは、会員になる前のお試しの1日であるため、認識は非会員と同じ扱いということになるのですね。

コストコ店内の商品とその種類の豊富さ、そしてそれぞれの商品についているとってもお得な値段を見て、嬉しくなってしまう気持ちを抑えて、コストコワンデーパスではその嬉しいお得な値段が利用出来ないことをしっかりと認識しておきましょう。このワンデーパスを使って、その日にお得なサービスを得るというよりは、コストコにどんな商品が売っていて、自分に合ったサービスなのか、自分が日常のお買い物に使えるのかを見極める日ということですね。

コストコにはなんと、「神対応」とも言われるほどの「返品サービス」があるのだそうです。そのサービスとは、ほとんど全商品に対して、購入者が満足がいかない場合は、ある一定のルールを守り、かつ購入した会員本人であれば、返品が可能というものなのです。例えば、食品などは、賞味期限が切れていないものであれば、返品をしに行く前に電話をいれて許可を取っていれば、買った時の箱に入っていなくても返品可能だったり、テレビなどの家電は90日以内であれば返品可能です。その他の商品は、貴金属などの高価なものでない限りは、会員証の有効期限内であればなんでも返品が可能なのです。驚くような返品サービスですよね。

この「神対応」の返品サービスですが、やはりコストコワンデーパス利用者である非会員のお客様は、会員になる前の状態という扱いになるので、この日に購入したものを返品したいと思っても同様のサービスは受けられないことになります。そのため、コストコワンデーパスを使用して、コストコに初めて訪れる場合には、やはり、何かを買わなければ！と思うことよりも、コストコではどんなものが売っているんだろう、とチェックをすることに注力したほうがよさそうですね。

コストコワンデーパスは、1度使用すると次に利用することが出来ず、また、1世帯としても1度限りなので、一緒に住んでいるご家族が使ったことがある場合は、利用することが出来ないとご説明しましたが、コストコワンデーパスを利用しようとする人が、過去1年の間に、コストコ会員であった場合にも、使用することは出来ません。

コストコワンデーパスを利用する際に、名前や住所で、過去の会員情報と照らし合わせて確認がされるため、過去に会員であったことが確認出来た場合、利用をお断りされます。利用する人の名前や住所などの個人情報は、もちろん、安全に取り扱われていますが、ある一定期間は保持され、ワンデーパス利用の際には、必ず確認されるので注意しましょう。

さて、ここまで、コストコワンデーパスについて、入手方法や利用方法、利用の際のルールや注意事項をご紹介させて頂きました。ここ最近では、やはりコストコワンデーパスやプリペイドカードの転売や悪用などが多くみられるため、コストコワンデーパスの入手自体が、若干困難になっているようにも感じられます。しかし、コストコは、現在でも日本全国に店舗を拡大し、新規オープンも続けているので、いつか皆さんの街にコストコが出来た際、もしくは知り合いの方のお住まいの近くにコストコが出来た際に、ご紹介カードをもらったり、コストコが配布しているチラシについてくるワンデーパスを入手するのが一番確実で簡単な方法かもしれません。

また、2020年10月現在では、コロナウィルス感染拡大防止対策のため、全店舗の営業時間の変更や65歳以上の方、妊娠されている方、お体が不自由な方を対象に、特別営業時間を設けるなど、通常の営業とは異なる点もあるので、コストコワンデーパスなどで利用される場合には、事前に最寄りのコストコの営業時間を確認してから、来店するのがいいでしょう。また、同伴者は主会員1名に対して、その家族1名および18歳未満のお子様のみと限定され、しばらくの間は非会員の同伴者の入店は禁止されているようです。店内では、店員のマスク、衛生手袋の着用が徹底され、お客様同士のソーシャルディスタンスも推奨されるなど、コロナウィルス感染拡大防止策も強化しているので、会員の方は安心してお買い物をして頂けますし、ワンデーパス利用者は変更点に注意して、お買い物を楽しみましょう。それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました。