関東のおすすめ道の駅15選！人気のお土産や地元の食材もご紹介

関東県内には、観光情報の発信や地元でおすすめの食べ物やお土産を取り扱う「道の駅」が数多く点在しています。中には、昔は学校だった建物を利用した道の駅や、海鮮市場を併設した道の駅、花や果物を狩り取る体験が楽しめる道の駅と、特徴もさまざまです。これから、関東エリアで楽しく道の駅を満喫するために、選び抜いた15ヶ所の道の駅をおすすめポイントを含めて詳しくご紹介していきます。

千葉県鋸南町にある「道の駅 保田小学校」は、元々小学校だった建物を活用し、地元の名産品などの販売を行っている珍しい道の駅。2015年にオープンしたこの道の駅は、施設内に食堂や野菜の直売所が整備され、その他にも宿泊できる「学びの宿」や、身体の疲れを癒せる入浴施設「里の小湯」など、さまざまな楽しみが1つの建物に集まっています。そうしたことから、「道の駅 保田小学校」は小さなお子様から年配の方など、世代問わず満喫することができるの千葉県おすすめの道の駅と言えるでしょう。

さまざまな楽しみが詰まった「道の駅 保田小学校」の魅力はそれだけに留まらず、施設内には小学生が当時使っていて黒板や机などがそのまま活用されています。そのため、SNS映えするスポットとしても人気があるため、若い方にもおすすめできる道の駅となっています。一般的な道の駅と同じように地元のグルメや特産品を購入して帰るのもいいですが、「道の駅 保田小学校」には、黒板や机などをインテリアとして活用した学びの宿があるので、訪れる際には思い出作りに学校に泊まってみてください。

鴨川市に整備されている「道の駅 鴨川オーシャンパーク」は、ピラミッドの形をした変わった見た目の道の駅。2階建のこの施設は、ただ海を観ながら食事を楽しむために訪れるお客さんもいらっしゃいますが、併設された「ドッグラン」で愛犬を遊ばせにくる方もたくさんいます。そして、施設の2階で海を見ながら食事が楽しめ、1階で地元のお土産を販売。敷地内には、人工的に「磯場」が作られていて夏場では水遊びを楽しむご家族がたくさん足を運んでいます。また、無料WiFiを完備されているため、のんびりくつろぎたい方におすすめの道の駅となっています。

さらに、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の最大の魅力は、鴨川温泉なぎさの湯の源泉を使用した「足湯」です。この足湯は本物の温泉が使用されているため、疲労回復や健康増進など、源泉本来の効能も感じることができます。他にも、現在はコロナウイルス感染症対策のために開催されていませんが、季節ごとに満開に咲くきれいな花々の摘み取り体験をすることもできるので、再開された際にはぜひ花摘みを行ってみましょう。足湯や花摘みなど、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」最大の魅力をぜひ1度堪能してみるのはいかがでしょうか。

群馬県川場村の道の駅「田園プラザかわば」は、家族みんなで一日楽しめる施設をコンセプトにした大きな道の駅。5万ヘクタールの広大な敷地に数多くのお店を構えるこの道の駅は、お蕎麦やピザなどのお食事処やクレープが有名なカフェ、その他にも公園や体験工房と、いろいろな楽しみが詰め込まれています。「田園プラザかわば」の魅力は数多くのお店が軒を連ねているところですが、他の道の駅ではあまり見られない緑豊かな自然に囲まれた環境が心に安らぎを与えてくれるため、多くの方におすすめとなっています。

道の駅アワードで1位に輝いたこともある田園プラザかわばのおすすめ店は、「ピザハウス」です。このお店で作られるピザは、その日にしぼった生乳と天然水を使ってチーズが作られています。純粋な素材を使った本場イタリアのチーズは賞味期限がとても短いこともあり、田園プラザかわばを訪れた際にはぜひ、石釜で焼かれた濃厚なチーズと具材が乗せられたピザを味わってみましょう。他にも、サクサク食感と優しい味わいのパンを販売する「田園プラザベーカリー」に、地ビールが楽しめる「レストラン武尊」など、その日の気分によってお店を選べるのは、田園プラザかわばの最大の魅力と言えるでしょう。

茨城県日立市の道の駅「日立おさかなセンター」は、漁業組合が運営している海鮮市場のような道の駅。施設内にレストランや食堂を併設しているこの道の駅は、飲食店以外にも売店が出店していて、地元ならではのお土産を購入することもできます。日立おさかなセンターは、MAINITI常陸の海で水揚げされた魚介類がお店ごとに店頭に並べられ、陳列した魚介類の中には市場で高値で販売されている魚が、お求め安い価格となっているのは日立おさかなセンターのおすすめポイントとなっています。

「日立おさかなセンター」に出店しているお店は、新鮮な魚を仕入れて海鮮丼やお寿司を提供してくれる「久慈浜 みなと寿し」やその日に水揚げされた魚介類が味わえる「祥天丸漁業」をはじめ、味のバリエーション豊富なクレープが人気の「エィミーズキッチン」、こってりでボリューム満点のラーメン店「大盛軒」と、ジャンルの異なる飲食店がたくさんあります。そうしたジャンルの違う飲食店が軒を連ねているおかげもあって、「日立おさかなセンター」は世代を問わずたくさんの方が楽しめる道の駅となっています。

松尾横芝インターから10分ほどの場所にある「道の駅 風和里しばやま」は、地元の農家さん達の丹生込めた食品や植物などを購入することができる道の駅。大自然に囲まれた場所に位置することで四季を感じることもできるこの道の駅は、敷地内にテーブルやイスが置かれた「多目的広場」と「芝生広場」が整備されています。そのため、道の駅で購入した食べ物をピクニック感覚で味わうこともできるので、小さなお子様連れのファミリー層におすすめです。また、インターチェンジからのアクセスも便利なおかげで、県外の方も気軽に利用できるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

自然豊かな「道の駅 風和里しばやま」で販売されている食品は、お米や野菜、加工品にお惣菜など種類はさまざまで、地元でとれた野菜に関しては生産者さんの顔が分かるようになっています。どんな方が生産した野菜なのかを知りたい方には嬉しいサービスです。また他にも、きれいに咲いた花や植木を販売しているコーナーに、近隣の酒蔵で造られた地酒、さらには地元産のお米と、芝山町を代表とする生産農家産の物産品をお求めの方には、たまらない道の駅となっています。周辺で観光を楽しんでいる方は、お帰りの際に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。

宇都宮インターからも近い「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」は、東京ドーム10個分の広大な面積を誇る道の駅。カラフルな文字の看板が特徴のこの道の駅は、敷地内に農場や農産物の直売所、入浴施設にプールなど、1日中楽しめる設備が充実しています。他にも、愛犬を連れて訪れる方に向けた「ドックラン」も完備しているため、気軽に立ち寄ることができるのは、ろまんちっく村のおすすめポイントです。さらに、入浴施設のアグリスパでは「天然温泉」に入ることができるため、道の駅に立ち寄った際には温泉を堪能してみましょう。

さまざまな楽しみが詰まった「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」は、敷地内にイチゴハウスもあり、栃木名産の「とちおとめ」と「スカイベリー」が栽培されています。そして、この道の駅で大人気のイチゴは、見た目が真っ白な品種の「ミルキーベリー」で、口当たりの優しい甘さと見た目が女性に人気となっています。いちご狩り以外にも「道の駅 うつのみや ろまんちっく村」では、定期的に農業体験プログラムを開催しているので、食育や農業の理解を高めるためにも、お子様と一緒に道の駅を訪れてみましょう。

南房総にある道の駅「とみうら枇杷倶楽部」は、地元の特産品のびわを使った商品がたくさん並ぶ道の駅。地元の名産品をたくさん陳列しているこの道の駅は、施設内に観光案内スペースやイートインスペース、野菜や植物の直売所が出店しています。また、観光案内スペースにはタブレット端末が設置されていて、これから観光へと出発する方はすぐに観光情報を検索することができるのでとても便利です。野菜や植物にいたっては、今が旬の物だけを店頭に並べて販売されているので、自分の好きな食べ物やお花が旬の時期に訪れてみましょう。

南房総の特産物を中心に取り扱う「とみうら枇杷倶楽部」には、きれいな景色が楽しめるカフェレストランも完備されていて、店内にはたくさんのソファ席が設けられています。広々とした空間が広がるカフェレストランは、観光のちょっとした休憩に立ち寄ることができるため、くつろぎのひと時をカフェで過ごしてみるのもおすすめです。さらに、「とみうら枇杷倶楽部」のびわテラスでは、地元の名産びわを使ったソフトクリームやカップケーキなどを味わうこともできるので、美味しいびわグルメを堪能してみるのはいかがでしょうか。

千葉県千倉町にある「道の駅 ちくら潮風王国」は、大きな漁船のレプリカが目印の海に面した道の駅。房総半島に面したこの道の駅は、敷地内にご当地のお土産を販売する「潮風プラザ」や、季節のお花を販売する「売店」、じゃぶじゃぶ池に芝生広場と、ご家族みんなで楽しめる設備が整っています。また、この地域では昭和の時代にサンマ漁などが盛んに行われていたこともあって、70トンクラスの漁船「第一千倉丸」が道の駅ちくら潮風王国のシンボルとしてレプリカが飾られています。

地元の名産品を購入することができる「道の駅 ちくら潮風王国」には、漁協直営の海鮮店や魚問屋のお店が新鮮な魚を販売しています。複数の鮮魚店の店先には活きいきした魚を販売するために「いけす」が設置され、中には伊勢海老やアワビなども販売。他にも、加工品や干物など、千倉を代表する魚介類を好きな分だけ購入することができます。「道の駅 ちくら潮風王国」の前には、千田海岸の磯辺やきれいなお花が咲き誇る花畑もあるので、美味しい海鮮と合わせて自然の景色を鑑賞してみるのはいかがでしょうか。

埼玉県吉見町にある「道の駅 いちごの里よしみ」は、いちご狩り体験が楽しめるスポットとしても有名な道の駅。落ち着いた雰囲気漂うこの道の駅は、子供達が楽しめる遊具設備に芝生広場が広がり、お弁当を持参すればピクニック気分で食事を楽しむことができるでしょう。また、敷地内ではうどん打ち体験ができる設備も整っているため、「道の駅 いちごの里よしみ」でははじめての経験をお子様に体験してもらうこともできます。そして、現在政府が行うGoToキャンペーンも対象となっているため、関東エリアでおすすめの道の駅です。

「道の駅 いちごの里よしみ」のおすすめは、5月まで行われている「いちご狩り体験」です。参加費は、小学生以上が1500円と3歳以上は700円と、料金設定もリーズナブルとなっています。ただし、この道の駅のいちご狩り体験は土日のみで50名限定の開催となっているので、いちご狩りをする際には早めに来店しましょう。ちなみに、入場の整理券は朝の9時からハウス前で配布が行われています。いちごで有名な吉見町を訪れた際には、「道の駅 いちごの里よしみ」へ立ち寄ってみてください。

群馬県みなかみ町にある「道の駅 たくみの里」は、東京ドーム70個分の広大な敷地内に、伝統文化の体験工房が建ち並ぶ道の駅。20種類以上の体験工房が軒を連ねるこの道の駅は、「木工」「竹細工」「和紙」など、日本の伝統工芸を気軽に体験することができます。そして、周辺には豊かな自然が広がっているため、秋には紅葉を楽しむこともできるんです。ただし、「道の駅 たくみの里」の体験工房は、お店ごとに営業時間や定休日などが定められているので、訪れる前に事前に確認するようにしましょう。

他にも道の駅たくみの里では、リニューアルした「森のおもちゃの家」が子供達に大人気となっていて、木のおもちゃや手作りカスタネット体験など、たくみの里でしか味わえない体験は、お子様におすすめです。手作りカスタネット体験は、4種類の材料から好きなものを選び、絵付けや焼き付けをすることができるので、オリジナルのカスタネットを作ってみましょう。群馬県の豊かな自然の中で、日本の伝統工芸品や自分オリジナルの工芸品を制作してみるのはいかがでしょうか。

群馬県藤岡市にある「道の駅 ららん藤岡」は、四季折々の花々が咲き誇るきれいな道の駅。藤岡インターからすぐの場所にあるこの道の駅は、300人以上の生産者が協力をして、トマトにほうれん草やいちごなどの農産物が販売されています。また、敷地内には色鮮やかな花々が目の前に広がる「アトリウムガーデン」もあって、訪れた方の心の癒しとなってくれるでしょう。他にも、施設内では展示会が行われたり、さまざまな体験教室なども開催されているので、多くの方が楽しめる道の駅となっています。

多くの楽しみが詰まった「道の駅 ららん藤岡」の中でも特に人気なのが、レトロなメリーゴーラウンドや観覧車が整備された「メルヘンプラザ」です。昔ながらの遊園地のアトラクションの数々はSNS映えすることもあって、若い女性を中心に大人気となっています。ほとんどのアトラクション料金は1回100円と安いので、童心に返る思い出作りに体験してみましょう。レトロな遊園地を併設した「道の駅 ららん藤岡」で、丸一日使ってご家族みんなで道の駅を満喫してみるのはいかがでしょうか。

秩父の道の駅「両神温泉薬師の湯」は、町が運営する温泉施設と農作物の直売所が併設された道の駅。入浴施設が中心のこの道の駅は、天然掛け流しの温泉を楽しむことができます。施設内は、男女ともに40名が入れるほどの大浴場が整備され、温泉以外にも大中小の畳の休憩室と身体の疲れを癒せる「健康休憩室」、「カラオケ」やお土産を販売する「売店」など、いろいろな設備を完備。中学生以上の大人は600円、小学生は240円、小学生未満の幼児は120円と、ご家族みんなで訪れた観光客のお財布にも優しいお値段となっています。

「道の駅 両神温泉薬師の湯」の施設内では、お風呂上がりにお腹を満たすことができる「食堂」です。この食堂は食券を自分で購入するセルフサービスで、メニューの中では大きなカツが2枚乗せられた「わらじカツ」と「手打ちそば」が大人気となっています。他にも、「道の駅 両神温泉薬師の湯」の施設内には、完全予約制でそば打ち体験が楽しめる「ふるさと体験処」があります。自分の手で打ったそばを食べることができるのは、「道の駅 両神温泉薬師の湯」のおすすめポイントの1つとなっています。

木更津インターからすぐの道の駅「木更津うまくたの里」は、大きなピーナツのオブジェが目印の道の駅。千葉の名産品を大きく掲げたこの道の駅では、地元の食文化と観光を推進するために、地元の生産農家さん達が作った野菜や卵、牛乳や果物、お土産にスイーツなどを販売しています。販売する商品の中には、行列のできる有名スイーツ店のせんねんの木とのうえんカフェがプロデュースした「& TREE」が誕生し、地元の方をはじめ観光客などが連日足を運んでいます。

食品やお土産など数多くの物産品を販売する「道の駅 木更津うまくたの里」では、野菜やお花を購入するために訪れるお客さんがたくさんいらっしゃいます。販売されているお花は、今が旬できれいに咲くものばかりなので、日頃から花を育てている方にはおすすめの道の駅となっています。「道の駅 木更津うまくたの里」は、木更津インターから2分で行くことができるので、遠方から訪れる方も気軽に立ち寄ってみましょう。地元の名産品やきれいなお花を購入するために、木更津の道の駅を訪れてみるのはいかがでしょうか。

埼玉県の杉戸町にある道の駅「アグリパークゆめすぎと」は、花や野菜の苗や園芸用品を中心に取り揃えている道の駅。幸手インターから10分でアクセスできる便利な道の駅では、花や野菜の苗の販売だけではなく、今が旬の野菜の収穫体験ができる畑が整備されています。そのため、訪れた小さなお子様も楽しむことができるため、ご家族みんなが楽しめる道の駅として「アグリパークゆめすぎと」はおすすめです。さらに、平成28年には大きくリニュアルされ、加工品の販売が行われるようになりました。

他にも道の駅の敷地内には、バーベキュー広場やじゃぶじゃぶ池、子供が遊べるたくさんの遊具などが整備されています。とくに、ローラー滑り台やブランコが設置された「ぴかるの城」に、真っ白でふわふわのトランポリンが設置された「ふわふわドーム」など、お子様が笑って楽しめるスペースをたくさん完備。さらに、「ふれあい農園」に「カントリー農園」、「体験水田」といったスペースも敷地内に揃っているので、ご家族みんなで杉戸町周辺を訪れた際には、ぜひ「道の駅 アグリパークゆめすぎと」へ立ち寄ってみましょう。

「道の駅 八王子滝山」は、東京でたった一つしかない道の駅。八王子のインターから5分の立地にあるこの道の駅は、地元で育てられた野菜や果物がたくさん集められています。どの食材も生産農家さんが丹精込めたものばかりのため、スーパーではなかなか手に入れることができません。中でも八王子で作られた野菜は、300年もの歴史を誇る「江戸野菜」と呼ばれ親しまれているので、訪れた際には購入してみましょう。また敷地内には、地元の牛乳を使った濃厚なミルクアイスを味わうこともできます。

東京に1つしかない「道の駅 八王子滝山」の魅力はたくさんありますが、とくに大人気なのが名産品のトマトを使った「トマトゼリー」です。八王子で育ったトマトは、甘くて水分も豊富なため、トマト好きにはたまらない逸品となっています。また他にも、お菓子や美味しいグルメも取り揃えられているので、観光の途中休憩などにもおすすめです。「道の駅 八王子滝山」は、政府主導のGoToトラベルの地域共通クーポンが使えるスポットにもなっているので、東京観光の際にはお土産購入に足を運んでみてください。

関東でおすすめの道の駅を厳選して15ヶ所ご紹介していきました。関東の道の駅の多くは、北関東に集中していますが、埼玉や東京などにも美味しい特産品や植物を取り揃えた道の駅がたくさんあります。ご家族みんなで関東エリアを観光し、地元の名産品や工芸品などをお土産として購入するために、選び抜いた道の駅のおすすめ情報を参考に、周辺に点在する道の駅を巡って楽しんでみてください。