業務スーパーの人気からあげ5選！【おまけ】おすすめ活用レシピも5つご紹介

業務スーパーの特徴の1つは「コスパが良い」こと。その業務スーパーが最近大人気です。店舗数はどんどん増え、現在は800店舗以上、46都道府県で展開されています。

業務スーパーの冷凍食品コーナーで人気商品の1つが「冷凍からあげ」。一度揚げてある調理済の冷凍からあげです。電子レンジで温めることができる手軽さに加え、500gや1kgなど大容量で400〜600円とコスパの良さがうれしいポイント。

しかし、業務スーパーの冷凍からあげは数種類あるので「どのからあげが良いのか迷う」という方も多いでしょう。また大容量だからこそ「食べ飽きそう」「1kgも使い切れるか分からない」という心配もあるかもしれません。今回はそのような方のために「業務スーパーでおすすめの冷凍からあげ」と「簡単レシピ」を紹介します。

最初にお伝えしておきたいのが、業務スーパーの冷凍からあげの「温め方」です。全体的に揚げた方がおいしいという声が多いのですが、人によって好みがあるでしょう。衣のカリッと感を特に味わいたい人は「少量の油で揚げる」のがおすすめです。また手早く食べたい方やお肉のジューシーさを特に味わいたい人は「電子レンジ」での加熱を推奨します。 調理法は各商品の裏面に記載されています。ぜひ参考にして、ご自身の好みのからあげを見つけてみてください。

業務スーパーでおすすめのからあげ1つ目は「和風鶏もも唐揚」です。和風鶏もも唐揚は、醤油メインの和風味で、ほどよく衣が固いので食感も良く人気を集めています。「オーソドックスなからあげを味わいたい人」におすすめです。

和風鶏もも唐揚の値段は375円（税抜）です。からあげ100gあたりの値段は約75円と、ほかの商品に比べると価格は高め。内容量は500gで、約15〜16個の大きめなからあげが入っています。「1日〜2日で食べ切れる容量」なのもうれしいポイントです。

「からあげ単体で食べても普通においしい」のが和風鶏もも唐揚。別料理にしっかりアレンジするというよりは、レモンや大根おろし、ソースなど「トッピングを加えるだけ」で食べるのがおすすめです。

和風鳥もも唐揚は「食べ切りやすい量と単体でもおいしい味」が魅力です。ただ業務スーパーのほかのからあげ商品と比べると「値段は最安ではない」ので、コスパ重視の方は同じような傾向の味である「鶏ももからあげ（ブラジル産）」（1kgで税抜598円）も推奨します。

業務スーパーでおすすめのからあげ2つ目は「若鶏あっさり唐揚げ」です。商品名にあっさりと記載があるように淡白な味で食感も少ないですが、業務スーパーの冷凍からあげの中で最もコスパが良いのがポイント。「価格重視」の方向けと言えるでしょう。

若鶏あっさり唐揚げの値段は570円（税抜）です。からあげ100gあたりの値段は約57円と、ほかの商品と比べると最安値。内容量は1kgで、パッケージによりますが33個前後の小ぶりなからあげが入っています。「大容量なのに格安」なのがうれしいポイントです。

おすすめの食べ方は「別料理アレンジ」。味や食感が淡白なので、「からあげ単体で食べると物足りなさを感じる」かもしれません。親子丼や酢豚にするなど別料理にすると、食感も気にならず味がしっかり感じられます。手早く食べたい場合は、サッと揚げるかレンジで温めてビールのお供になるでしょう。

若鶏あっさり唐揚げは「コスパが良い」のが最大の魅力です。ただ業務スーパーのほかのからあげ商品と比べると「味や食感は物足りないと感じやすい」ので、アレンジやお酒のつまみにすると良いでしょう。

業務スーパーでおすすめのからあげ3つ目は「鶏竜田揚げ」です。鶏むね肉にかたくり粉で包んだスタンダードな竜田揚げですが、こちらは安定の大人気商品。衣が厚くサクッとした食感と、しっかりとした醤油ベースの味が人気の秘密。「ご飯の主役」におすすめです。

鶏竜田揚げの値段は648円（税抜）です。からあげ1個あたりの値段は約65円と安め。内容量は1kgで、パッケージによりますが40個前後のサイズの違う竜田揚げが入っています。若鶏あっさり唐揚げに続き、「大容量なのに安い」のがうれしいポイントです。

おすすめの食べ方はシンプルに「ご飯のお供」。すでにしょっぱいくらいに醤油ベースの和風味がついているので、アレンジはいらないでしょう。しいて言えば、「ユーリンチーのタレ」をかける程度。

調理方法は、170度の油で6個あたり3分揚げた後、余熱で数分火を通して完成です。レンジで温めもできますが、衣が厚いので食感が重くなりがちです。レンジ後にトースターを使えば少しカリッとしますが、早く食べたいとき以外は「揚げて調理」した方が問題なく食べられるでしょう。

鶏竜田揚げの魅力は「しっかりとした味」と「コスパが高い」ことです。主役の一品をコストや手間をかけずに食べられる優秀な食材と言えます。味が濃いめなので、もう少し薄味で主役級のからあげが欲しい場合は、 和風鶏もも唐揚が良いでしょう。

業務スーパーでおすすめのからあげ4つ目は「鶏とろの唐揚」です。鶏とろは手羽元とむね肉の間にあり、1羽から取れる量が少ない希少なお肉。食感はむね肉に似て柔らかく、皮には甘い脂がのっていて柔らかい口当たりがします。「非常に柔らかく優しい味わい」が印象的なからあげです。「お子様や固いものが食べられない方」にもおすすめ。

鶏とろの唐揚の値段は375円（税抜）。からあげ100gあたりの値段は約75円で、和風鶏もも唐揚と同じ価格帯です。内容量は500gと「使い切りにはもってこい」で感覚としては、1つ目に紹介した和風鶏もも唐揚と同じくらいの価格と量であると考えて良いでしょう。

おすすめの食べ方は「温めた後そのまま」もしくは「柔らかめの料理にアレンジ」です。鶏とろの肉質は柔らかいので、親子丼や酢鶏、トッポギと一緒にヤンニョムチキンにアレンジするとおいしいでしょう。コショウなどで少し味付けされているので、素朴な味が好きな方はそのままでも楽しめます。

鶏とろの唐揚は「柔らかい食感」「味の主張は弱いけど肉質はぜいたく」なのが魅力と言えます。使い切りやすい量で、そのままでもアレンジしてもおいしいのが鶏とろ唐揚。ただし、味付きや歯応えが欲しい方はほかのからあげを選びましょう。

業務スーパーでおすすめのからあげ5つ目は「やげん軟骨唐揚げ（肉付き）」です。鶏むね肉とその周辺の軟骨を揚げてできています。軟骨のコリコリとした食感と、衣のザクザクとした歯応えが最高のバランス。スパイシーな味が助長し「おつまみ」としておすすめです。

やげん軟骨唐揚げ（肉付き）の値段は378円（税抜）です。からあげ100gあたりの値段は約95円と比較的高め。内容量は400gで、20個前後のからあげが入っています。小さめの一口サイズなので、揚げやすい点が時短になってうれしいです。

おすすめの食べ方はズバリ「お酒のおつまみ」「おかず」です。皮のザクザク感とスパイシーな味付けが特徴の1つなので、アレンジ料理をして消してしまうのはもったいでしょう。

こちらはほかのからあげと異なり「油で揚げる調理法のみ」です。少なめの油で、10個あたり片面1分半ずつ揚げれば完成。食べる度に揚げると面倒なので、一度の調理時に全て揚げて余った分は冷凍保存し、食べたい時にレンジで温めてもおいしくいただけます。

やげん軟骨唐揚げ（肉付き）の魅力は「コリコリ・ザクザク食感」と「ピリッと辛い味」のやみつきになる味です。軟骨に加えて肉もついているので全体的に柔らかめです。コリコリが苦手だけど歯応えが欲しい場合は、鶏竜田揚げや和風鶏もも唐揚がマッチするでしょう。

業務スーパーのからあげを使った簡単レシピ1つ目は「甘辛丼」です。絶妙な甘辛味はからあげにピッタリ。甘辛ソースは4つの調味料を混ぜるだけなので、非常に簡単です。甘辛丼1つで「メイン料理になる」だけでなく、丼にせず「からあげ単体に甘辛ソースをかけるだけ」でも楽しめます。

【材料】（1人分）
・からあげ：5個くらい
・水：大さじ1
・醤油：大さじ2
・酒：大さじ1
・みりん：大さじ1
・砂糖：小さじ1
（あれば青ネギや玉ねぎ、ノリ、キャベツなど）

甘辛丼の作り方は簡単です。まずフライパンに調味料を全て入れ、青ネギや玉ねぎがあれば15分ほど浸しておきます。次に蓋はせずに弱火で加熱。トロミがでてきたら野菜は皿にあげ、からあげを入れて調味料をからめます。最後に玉ねぎやノリ、キャベツをしいたご飯にからあげを乗せて完成。面倒な方は、業務スーパーの「スイートチリソース」をかける方法もあります！マヨネーズをかけてもおいしいです。

甘辛丼にあう業務スーパーの冷凍からあげは、和風鶏もも唐揚や若鶏あっさり唐揚、鶏とろの唐揚など「味が薄めなもの」が良いでしょう。食感はそれぞれ異なるので、上記で紹介した各からあげの特徴をふまえてチョイスしてみてください。

業務スーパーのからあげを使った簡単レシピ2つ目は「和風おろしポン酢」です。ご飯のおかずに最適な一品で、大根おろしとポン酢というシンプルさが、からあげのうまみを引き立たせます。さっぱりとした味わいなので「油っこいのが苦手な方」におすすめです。

【材料】（1人分）
・からあげ：5個
・大根おろし：大さじ2（お好みで）
・ポン酢：大さじ1（お好みで）
・刻みネギ：小さじ2（大葉もおいしい）

作り方はシンプルです。まず最初に大根をおろしておくか、業務スーパーにある大根おろし（冷凍・1kg・税抜235円）を用意しましょう。ネギ細かく刻んでおき、大葉は下から上に巻いて千切りにしておきます。その後、からあげに、大根おろし、ネギや大葉、ポン酢の順にトッピングして完成です。

和風おろしポン酢にあう業務スーパーのからあげは、和風鶏もも唐揚や鶏竜田揚げなどです。単体で食べてもおいしいからあげですが、大根おろしポン酢をプラスすると「サッパリ感」がでます。味に飽きてきて「”アジヘン”をしたい時」にもピッタリでしょう。

業務スーパーのからあげを使った簡単レシピ3つ目は「酢鶏」です。豚肉を使う酢豚の鶏肉バージョンで、メインのおかずに最適。業務スーパーのからあげを使うことで、衣をつけてからあげにする工程が省けます。普通の酢よりアミノ酸やミネラルが含まれている「黒酢」を使うとさらに健康的です。腹持ちが良いので「おなかいっぱいにしたいとき」におすすめと言えます。

【材料】（2人分）
・からあげ：4個（半分に切る）
・ピーマン：1個
・玉ねぎ：1/4個
・にんじん：1/3個
A・ケチャップ：大さじ1
A・酢：大さじ1
A・砂糖：大さじ1
A・しょうゆ：小さじ1
A・かたくり粉：小さじ1
A・水：大さじ3
・油：適量

作り方は通常の酢豚と変わりません。まず最初に野菜をカットしておき、Aの調味料は混ぜ合わせておきます。熱したフライパンに油をひき、野菜と温めたからあげを入れて炒めます。野菜に火が通ったら調味料をからめ、水溶きかたくり粉でトロミをつけて完成です。

酢鶏にあう業務スーパーのからあげは、和風鶏もも唐揚や若鶏あっさり唐揚、鶏とろの唐揚などです。酢鶏には味付けがしっかりされるので、「味が薄めなもの」を選ぶと良いでしょう。酢鶏はどうしてもサクサク感が失われがちなので、少しでもカリッと感をアップさせたい場合は、和風鶏もも唐揚を油で揚げて温める方法がベター。

業務スーパーのからあげを使った簡単レシピ4つ目は「からあげサラダ」です。シンプルな生野菜とからあげのサラダですが、からあげ自体がエネルギー源になります。そのため「ダイエット中の方」や「ヘルシー料理を食べたい方」におすすめです。

【材料】（1人分）
・からあげ：2〜3個
・レタスやサニーレタス：お好み
・トマトやミニトマト：お好み
・ベビーリーフ：お好み
・くるみや砕いた無塩アーモンド：お好み
・お好きなドレッシング
（代替野菜：キャベツ、パプリカ、きゅうりなど）

作り方は乗せるだけです。からあげは好きな大きさにカットしておき、くるみやアーモンドは食べやすく砕いておきましょう。そして用意した野菜サラダの上にからあげを乗せて完成。そのほかの代替野菜としては、キャベツやキュウリ、パプリカなどもおすすめです。チーズを乗せてもよいでしょう。

からあげサラダは各からあげの特徴でアレンジできます。やわらかい食感が良い方は「鶏とろの唐揚」にしたり、ドレッシングは控えめにしたい方は味付きの「鶏竜田揚げ」「やげん軟骨唐揚げ」にしたり。上で紹介した各からあげの特徴を参考に、好みに合わせて種類を選ぶのも楽しいですね。

業務スーパーのからあげを使った簡単レシピ5つ目は「油淋鶏（ユーリンチー）」です。油淋鶏とは揚げた鶏肉に、刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた中華料理の1つ。タレを作るだけなので簡単に中華の味を楽しめます。「ユニークなトッピングを知りたい」方におすすめ。

【材料】（2人分）
・からあげ：8個
A・長ネギ（みじん切り）：1/4本
A・おろししょうが（またはペースト）：少々
A・砂糖：大さじ1
A・酢：大さじ1
A・しょうゆ：大さじ2
A・ごま油：大さじ1/2

作り方はソースを作って上からかけるだけです。からあげは、お好みの調理法で温めておきます。Aを全て混ぜて電子レンジで1分加熱し、からあげにかけて完成です。一緒にキャベツの千切りやトマトも添えると、ソースがドレッシング代わりになるので一石二鳥です。

油淋鶏（ユーリンチー）に特にあう業務スーパーのからあげは、和風鶏もも唐揚や鶏竜田揚げあたりの「単体で食べてもおいしいからあげ」です。油淋鶏（ユーリンチー）はトッピングのような役割なので、ある程度味がついているからあげの方がうまみを感じやすいのではないでしょうか。

業務スーパーの人気からあげ5選と、おすすめ活用レシピを紹介しました。気になるからあげ商品やレシピはありましたでしょうか。各冷凍からあげの特徴は異なるので、ご自身の好みに合う商品を選んでみてください。

業務スーパーの冷凍からあげの良いところは、なんといっても「コスパが良い」「使い勝手が良い」ことです。500gや1kgの大容量なのに価格は400〜600円前後と、普通のスーパーに比べて格安。調理法は温めるだけなので、からあげ単体で食べても、アレンジ料理をして、ほかの味にしても楽しめます。冷凍からあげは、業務スーパーの隠れた万能商品です。

温め方は2つあり、「カリッと感を味わいたい人は少量の油で揚げる」「ジューシーさを味わいたい人は電子レンジ」と好みによって使い分けてみましょう。ぜひ業務スーパーの冷凍からあげを使って、手軽においしくからあげ料理を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。