セブンイレブンのカップラーメン10選！有名店の味を再現したものから定番商品までご紹介

セブンイレブンにはたくさんのオリジナル商品が販売されていますが、中でも加工食品を中心に力を入れているのはご存じでしょうか？セブンイレブンのカップラーメンは、メーカーとの共同開発や、様々なプロフェッショナルと共に商品が作られています。そのため、安いのにお店顔負けの美味しいカップラーメンが食べられるのです。今回はセブンイレブンのカップラーメンを、有名店の味を再現したものから定番商品まで10選ご紹介します。

セブンプレミアムゴールドから、「山頭火　旭川とんこつ塩」を紹介します。こちらの商品は名店「山頭火」の「しおラーメン」を再現した商品ですが、カップラーメンマニアや「山頭火」を愛する人をもうならせるほど完成度が高いカップラーメンとなっています。豚骨スープですが豚骨特融の臭みやどぎつい感じが一切無く、塩のおかげで後味さっぱりとした仕上がりになっています。柔らかくツルっとした麺と肉厚のチャーシューが、このコクのあるスープによく合います。具材はチャーシュー、小梅、メンマ、キクラゲ、ナルトが入っています。

このスープはまるで豚骨の良いところだけを引き出し、塩や練りごまなどの調味料を加えただけのように感じますが、これがとても美味しいのです。豚骨のエキス、辛すぎない塩加減、練りごまのまろやかな甘みがバランス良く引き立て合っているのがこのカップラーメンの美味しさの秘密だと言えるでしょう。もし麺に飽きたな、と感じたらアクセントの小梅を少しかじってみてください。すると再び麺をすすりたくなる…といった無限ループにはまっちゃいます。非常に食べやすいので女性でも気軽に手に取りやすい商品です。税込278円です。

こちらもセブンプレミアムゴールドの商品で、札幌の名店「すみれ」の定番商品である「味噌ラーメン」を再現した一品です。タイトルにある通りカップラーメンの中でも群を抜いた濃厚さで、生麺を感じさせるような弾力とこしのある麺がスープと良く合います。チルド麺タイプもあるので、食べ比べてみても面白いかもしれません。具材は肉そぼろ、メンマ、ネギ、フライドオニオンが入っています。

とんこつのうま味に、濃厚なみそや、時折感じられるニンニクや山椒のキレがクセになります。すりごまも多く入っているので薬味の香りと見事に調和し、トロっとした深みあるスープに華やかさが加えられました。カロリーは583kcalで、塩分は8.1％と結構なカロリーと塩分の量です。ですが、濃厚でこってりとしたただのみそラーメンではなく、他の商品と差別化を意識した商品なので、ぜひ食べてほしいカップラーメンです。税込278円です。

博多ラーメンの名店といえば「一風堂」です。セブンイレブンは、「一風堂」の「赤丸新味博多とんこつ」をカップラーメンで再現しました。フタを開けると小袋の多さにびっくりします。とてもこだわっている証拠ですね。「辛みそ」と「黒マー油」を入れると雰囲気が変わってインパクトがあるビジュアルになります。細めで少し固めの麺は博多ラーメンらしいです。具材は肉厚のチャーシュー、きくらげ、ネギが入っています。

スープは豚骨の甘みとコク深さが感じられまろやかな印象を与えますが、これだけでは終わりません。「辛みそ」には豆板醬やコチュジャン、「黒マー油」には焦がしニンニクが入っていて、これらのパンチを加えると一気に香り高くキレと奥深さが出てきます。豚骨スープは土台となり、味は一変しましたが、しっかりと豚骨のうま味も感じることができます。カップラーメンにしては少し高めのお値段ですが、まさに一風堂のこだわりぬいた味を再現されていると思えば安いかもしれません。税込278円です。

セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本」シリーズは種類も豊富で、どこのセブンイレブンに行っても必ずと言っていいほど見かける人気商品です。「蒙古タンメン中本」シリーズの一つで、チーズをトッピングした商品がこちらです。この食べ方はネットでも美味しいと話題になっていて、蒙古タンメンのファンなら商品化するのを待ち望んでいた人も多かったかもしれません。具材は、キャベツ、チェダーチーズ、豆腐、キクラゲ、味付け豚肉が入っています。

フタを開けると、香辛料がたくさん入っていて辛そうな色をしています。さらに「辛味オイル」を加えると、一段と辛さが増します。自分でお好みの辛さに調節できますね。具材にブロックのチェダーチーズが入っていて、時間が経っても大きく形が崩れることはない上に、スープにもゴーダチーズを使用しているので辛さでチーズの味が消える心配はありません。濃厚なチーズが加わったことで、味に深みとコクが出てクセになるカップラーメンとなっています。残りのスープにご飯を入れても美味しそうですね。税込213円です。

「鳴龍」の担担麺は、「ミシュランガイド東京2017」で一つ星を獲得した商品で、この担担麵といえば醤油ベースのスープとコクのある芝麻醤（練りごま）です。セブンイレブンはこれを見事にカップラーメンで再現し、ミシュランの味を気軽に味わえることに成功しました。麺は細めですが生麺のようなコシがあり、スープや具材と良く絡みます。五香粉という中華系のスパイスの香りがわずかに感じられます。独特なので苦手な方もいるかもしれませんが、カップラーメンに入っているのは本格的だといえるでしょう。具材はそぼろ肉、ネギが入っています。

醤油ベースのスープには豚や昆布、オイスターの風味も閉じ込め、芝麻醤には練りごまの甘みとラー油の辛み、黒酢とリンゴ酢といった酸味が入っています。このスープと芝麻醤が複雑に絡み合うと、うなるほど美味しく仕上がります。食べ方のコツとしては、スープに芝麻醤を混ぜすぎないことです。麺をすする時に少し混ぜる程度に留めておけば、練りごまのまろやかなコクは風味を最大限に感じることができます。辛さはピリ辛程度なので本当に辛いものが食べられないという人以外はペロッと食べられてしまいます。税込278円です。

博多の名店「博多だるま」を再現したこちらのカップラーメンは、背脂の甘みを活かした豚骨ラーメンです。セブンイレブンでは2017年から発売されていましたが、2020年3月にリニューアルされました。固めのストレート麺はクリーミーでとろみのあるスープと相性抜群で、付属の「特製オイル」を加えれば味に立体感が生まれます。麺が見えない程たっぷり入っている具材は、ネギを主役にチャーシュー、キクラゲが入っています。

豚骨の肉らしさや「特製オイル」の重厚感は十分出ているにも関わらず、全然しつこくなくあっさりとしているのが驚きです。チャーシューは小さくカットされてはいるものの、噛むとちゃんと豚の風味が感じられ、スープの味を引き立てています。このカップラーメンをアレンジするならキムチを入れて食べるのがおすすめでしょう。キムチの辛さとスープのまろやかな甘味がとてもよく合います。税込224円です。

「野菜たくさん　タンメン」はセブンイレブンの中でも安くて食べ応えのあるカップラーメンのうちの一つとして挙げられます。麺が50gと他のカップラーメンより少ないですが、野菜がたくさん入っているので物足りないと感じることはありません。野菜の甘みが強く感じられる上に食物繊維は3.9gと、レタス約1個分以上の量に相当するのも女性には嬉しいポイントです。気になる具材はキャベツ、コーン、ニンジン、キクラゲが麺を覆い隠すほどたっぷりに入っています。

動物系と魚介系のエキスが混ざったスープに、たまに見え隠れする白ごまとコショウのアクセントが効いています。塩系のスープに野菜の甘み、油揚げ麺の出汁が見事に調和し、シンプルかつ統一感が出されています。野菜が水分を吸っていくので気持ち多めにお湯を注ぐといいかもしれません。ニンニクやネギなど匂いが気になる具材も入ってないので、外出先でも気軽に食べられます。定番ですがとても美味しいカップラーメンなので、アレンジなど何も加えずにそのままの美味しさを味わってもらいたい商品です。税込105円です。

「スープが決め手　中華そば」はセブンイレブンで2013年から販売されている商品です。10年近くも店頭に並び続けているということは定番商品であり、多くの人に愛されているカップラーメンという証拠です。プリっとした麺、コリっとしたメンマなどの食感も楽しめます。具材はチャーシュー、ナルト、メンマ、ネギと中華そばでは定番の4種類が入っています。

見た目はクリアで薄そう？と思いきや、「液体スープ」を入れると強めの鶏のエキスがスープと混ざり、しっかりと中華そばの味に仕上がります。麺にはなんとソースが混ざっており、このソースのおかげでより一層中華麺らしさが増しているのではないかと思われます。塩加減とわずかに感じられる甘味のバランスも良い上に、コショウのおかげでキレが生まれ、後味すっきりと食べられます。138円と安いのにこのクオリティー、しかもどこか昔懐かしい味がする…これは店頭で長年売られていることに納得がいきますね。税込138円です。

セブンイレブンの「スープが決め手」シリーズのカップラーメンで私が一番おすすめするのが、「豚骨醤油」です。突出した面は見られないですが、味は適度に濃いのに塩辛すぎなくて、「ザ・カップラーメン」を食べている満足感を味わえるからです！豚骨のエキスがしっかり効いた出汁に「液体スープ」の醤油がとてもマッチします。具材はチャーシュー、メンマ、ネギが入っています。

豚骨感が強い割に脂っぽくないのでギトギトの嫌な感じは一切無く、むしろ醤油の塩分が豚骨のミルキーでまろやかな出汁に混ざり、コクはあるけどさっぱりと食べられるような味に変化します。塩分加減がそこまで強く感じないのも好印象です。「スープが決め手」なだけにとても美味しいスープなので、白ご飯と一緒に食べて完食してしまいたいほどです！税込138円です。

「スープが決め手」シリーズから「担々麵」を紹介します。こちらはどこのセブンイレブンに行っても見かける定番商品ですが、人気の秘密はなんなのか気になりますよね。それは、計算しつくされた味のバランスによって生まれるようです。カップラーメンにはたくさんの担々麺がありますが、この商品は定番であるために一周回ってまた「スープが決め手」シリーズに戻ってくる…という感じです。

具材は肉そぼろ、チンゲン菜、ゴマ、唐辛子が入っています。みその濃厚さに香辛料の辛さ、そして練りごまの甘みがバランスよく混ざり、濃厚で奥行が感じられるスープになります。なんと練りごまにはおからパウダーやきな粉が入っているんです！これらの隠し味やバランスによってオードソックスなのに完成度が高い担々麺が出来上がるのです。もし辛いのが苦手な人は、お湯ではなく熱めの牛乳を入れても美味しいですよ！辛さが抑えられ、みそやゴマのコクが強まります。税込138円です。

いかがでしか？どれも美味しそうでおなかが空いてきますね！有名店とのコラボ商品はお店ごとの個性があってこだわりが感じられます。個人的にコラボ商品で最も好きなのは「山頭火　旭川とんこつ塩」です。とても食べやすく、男性も女性も満足できるカップラーメンだと思います！セブンプレミアムといったプライベートブランドは安いので質素なイメージがつきやすいですが、そんなことは一切無く、とてもクオリティーが高い商品であることが分かりますね。

お湯を注ぐだけで簡単に食べられるだけでなく、アレンジ次第でさらに美味しくなるところもカップラーメンの魅力です。皆さんも小腹が空いたときにはぜひ、セブンイレブンに立ち寄って気になる商品を手にとってみてください。あなたのお気に入りのカップラーメンが見つかりますように！今回はセブンイレブンおすすめのカップラーメンを10選ご紹介しました。

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