博多で暇つぶしするならココ！おすすめスポット・観光名所10選

福岡県博多は、商業施設とオフィスが入り混じるエリアで、毎日のように多くの人が往来する場所です。この博多で空き時間ができたら、おすすめスポットや観光名所を訪れて、有意義な暇つぶしをしましょう。

博多には歴史を感じられる名所だけでなく、博多の本格的グルメを食べながら時間を過ごせる場所もあります。また、絶景が見ながら暇つぶしができるスポットもありますよ。時間や予算に合わせて、博多の暇つぶしスポットを探して出かけてみましょう。

博多駅博多口方面すぐにある「KITTE博多」は、初めて博多に訪れる人でも迷わずに行ける暇つぶしスポットです。地下1階から地上11階のビルには、ファッション店舗がたくさん入店しているので、見てまわるだけでも楽しいですよ。すてきなカフェで休憩したり、レストランで博多のおいしい料理もいただけます。

「KITTE博多」は「OIOI（博多マルイ）」が1階から7階のフロアを占めています。各階でレディースやメンズショップが分かれており、雑貨も取り扱われています。季節限定の商品の販売、イベントやセールも開催されいるので、のぞいてみましょう。

博多の街はグルメの街としても有名。「KITTE博多」の9階と10階は洋食・和食・中華がそろうレストラン街になっています。博多の地の食材を活かした料理のお店や、博多名物もつ鍋やラーメンのお店もありますよ。

レストラン街のフロアのお店をひととおり見てまわれば、自分が最も食べたい料理がわかることでしょう。ショッピングしながらおなかも満たして、博多を満喫してください。グルメの人にとって有意義な暇つぶし時間になりますよ。

福岡の空の玄関口である福岡空港。国内線ターミナルと国際線ターミナルに分かれていて、2つのターミナルの間を路線バスで行き来が可能です。福岡空港内を少し移動するだけで、たくさんの暇つぶしスポットが見つかりますよ。

国内線ターミナルには、ゆったりと時間が過ごせるリラクゼーションのお店やマッサージチェアが設けられており、暇つぶししながら旅の疲れを癒やせます。また、国内線・国際線ターミナルの両方に、カフェやレストランなども多いので、のんびりと時間を過ごしてみても良いでしょう。

福岡空港の国内線ターミナルの4階には、「福岡空港ビアマルシェSORAGAMIAIR（ソラガ・ミエール）」があります。こちらのお店は、ガラス戸や空調を備えた全天候型のビアホールで、ガラス戸を開けると展望デッキへの出入りが自由にできます。

展望デッキからは、開放感のある眺望が楽しめるだけでなく、飛行機が離着陸する大迫力も体感できます。また、店内に設置してある横13.5メートル・縦2.5メートルの大型のモニターには、滑走路のライブ中継が映し出されるので飛行機に詳しくなくても見入ってしまうことでしょう。

博多ふ頭に隣接している「ベイサイドプレイス博多」。博多と長崎県壱岐・対馬などの離島を結ぶ船の発着場所だけでなく、レストランや天然温泉まである施設です。海の心地よい風を感じながら、ゆっくりと暇つぶししたい人にぴったりですよ。

「ベイサイドプレイス博多」の中でも、多くの人が待ち合わせ場所として活用する「アクアリウム」は、人気の待ち合わせ場所です。直径9メートル、高さ8メートルのタワー型水槽の中に、ウミガメや熱帯魚など、30種類を超える魚たちが優雅に泳ぐ姿が見られますよ。

ショップやレストランが入っている「ベイサイドプレイス博多」。「湾岸市場」に足を運んで、新鮮な海産物や野菜を買い求めたり、博多のお土産を探してみましょう。また、おなかがすいたら、寿司バイキングが有名な「博多豊一（とよいち）」や、A5ランクの佐賀牛が食べられる「海王（かいおう）」で食事ができますよ。

お店巡りも楽しいですが、時間が許せば、「みなと温泉　波葉（なみは）の湯」での暇つぶしもおすすめ。地下800メートルから湧出する天然の湯が、日ごろたまっている疲れをとってくれることでしょう。

地元の人から「お櫛田さん」の愛称で親しまれている「櫛田神社」。アクセスの良い場所にあるため、地元の人だけでなく、観光名所としても多くの人が立ち寄る人気スポットです。見どころも多くあるので、丁寧に見てまわると1日だけでは時間が足りないほどですよ。

「櫛田神社」は、博多名物の夏祭り「博多祇園山笠」や、秋の例祭である「博多おくんち」の中心地としても有名です。祭りが直接見られないとしても、「博多祇園山笠」で使う豪華な装飾が施された「飾り山笠」が奉納されているので、一年を通して見学できますよ。

毎年2月の「節分大祭（せつぶんたいさい）」が近づくと、高さ約5メートルの巨大なお多福のお面が鳥居に飾られます。見ているだけにもユニークですが、幸運を呼ぶ仮面として知られているので、ぜひ、お多福の口を通り抜けてみてくださいね。

そのほかにも、日本語・韓国語・英語・中国語・台湾語のおみくじが販売されていたり、飲むと長生きするといわれている3羽の鶴に囲まれた霊泉もあります。櫛田神社の中をぶらぶらと散策するだけでも、いろいろな楽しい発見がありますよ。

映画館やアミューズメントなどが入っている複合商業施設「キャナルシティ博多」。建物自体が都市劇場となっていて、運河沿いの5つの空間からできています。季節やイベントに合わせて、建物全体に装飾が施されるので、歩き回るだけでも十分楽しめますよ。

また、昼の時間帯は噴水ショーやステージショーも行われています。夜になると約2,500インチの施設壁面及びガラス面を活かした、巨大な3Dプロジェクションマッピングのエンターテインメントショーが始まります。子供から大人まで楽しめるこれらのショーは、ゆっくりベンチに座って鑑賞できますよ。

お店の多くは建物の中に入店していますが、屋外に面しているお店があるのも「キャナルシティ博多」の魅力のひとつ。散歩するように屋外のお店を見てまわれます。食べ物を扱っているお店もあるので、食べ歩きをしてみましょう。

また、おなかが空いたらキャナルシティ博多5階にあるフードテーマパークの「ラーメンスタジアム」に行ってみましょう。日本を代表するおいしいラーメン店が集結しているので、好みのラーメンが見つかるはず。お店をはしごして食べ比べる人もいるほどです。

美術鑑賞しながら暇つぶしができる「福岡アジア美術館」。地下鉄中洲川端（なかすかわばた）駅直結なので、移動が非常に便利です。あまり歩きたくない人や、複雑な移動を好まない人の暇つぶしにぴったりです。

こちらの「福岡アジア美術館」は、美術に詳しくない人でも気軽に訪れて、楽しめるように工夫されています。主に、東アジア・東南アジア・南アジア23カ国の作家の作品が集められ、どことなくなつかしさが感じられる風景や人々の生活を描いた作品を鑑賞できますよ。

「福岡アジア美術館」の7階には「アートカフェ」があります。お店には1万冊ものアジアやアートに関する書籍がそろっているので、本を見ながらゆっくり時間を過ごしてみましょう。ランチやカフェの提供もあるので、一人でも暇つぶし時間が楽しめます。

美術館内では、イベントも開かれています。映画を鑑賞したり、音楽を聴いたりできるため、いろいろな方向から芸術に触れてみましょう。子供も楽しめるイベントもあるので、一緒に訪れて楽しんでくださいね。

博多の街の中にある「アサヒビール博多工場」も、おすすめの暇つぶしスポットです。事前に博多で空き時間があれば、アサヒビール博多工場のサイトから予約を入れて工場見学を楽しみましょう。工場見学は参加費無料、試飲もできるのでビール好きにはたまらないスポットです。

工場見学は、9:30～15:00まで。予約時間に工場に到着すると見学コースの案内が始まります。所要時間は90分。ビールができる工程を、子供たちにも理解できるようにわかりやすく説明してくれますよ。質問もできるので、ビールについて尋ねてみましょう。

工場見学の工程の中には、原料のホップの見本に触ったり、事前に用意された試食用のホップを食べる体験型の見学もあります。また、でき立てビールが瓶詰め、缶詰にされている製造工程を見学するコースも組み込まれています。

見学の最後は、ビールの試飲です。でき立てビールをその場で飲める時間はは20分間。1人タンブラー3杯まで試飲可能です。運転手や子供たちのために、ソフトドリンクも用意されているので、皆が楽しめますよ。

博多で演劇や歌舞伎を鑑賞して暇つぶしをしませんか。「博多座」は格式高い建物ですが、演劇や歌舞伎に詳しくない人でも気軽に観劇できるのが「博多座」の素晴らしいところです。多くのファンがいる「博多座」は、地元の人だけでなく、遠方からわざわざ足を運ぶ人をも魅了しています。

公演の演目や時間は、インターネットや劇場インフォメーションで調べられます。博多座のチケットはインターネットや博多座2階にある博多座チケット売場で購入可能。急に空き時間ができた人におすすめです。

開演1時間前から博多座に入れます。開演時間が近づくにつれて、人気のお弁当から売り切れてしまうので、まず先にお弁当を買いましょう。購入したお弁当は、幕間に席でゆっくりと食べられますよ。

観劇も楽しみですが、時間があれば館内も見てまわりましょう。自分の座席がある階数にとどまるのではなく、1階から3階まで歩いて、あちらこちらに飾られているアートもじっくりと見たいものです。少し値段が高くつく暇つぶしスポットですが、一生の思い出に残ることでしょう。

「JR博多シティ」は、博多駅ビル・大型商業施設です。博多駅直結なので、アクセスも便利。また、ショッピングモールの「アミュプラザ博多」や、大型百貨店の「博多阪急」も入っているため、あちらこちらと歩いているうちに、時間があっという間に過ぎますよ。

博多駅直結の「シティダイニング くうてん」は、全国のうまいものが集まっていて、グルメもうなるほどのおいしい料理が食べられます。博多名物のもつ鍋や明太子（めんたいこ）料理のお店もあるのでいただいてみてくださいね。「アミュプラザ博多」では、博多ならではの名物お土産なども購入できます。

天気の良い昼間であれば、「JR博多シティ」の屋上にある「つばめの杜ひろば」に行ってみましょう。展望テラスからは、博多の街を一望できます。また、鉄道神社があり、花と緑で囲まれた空間が広がります。ミニトレインもあるので、子供たちの暇つぶしにぴったりです。

「JR博多シティ」は、冬の時期のライトアップがきれいなことでも有名です。期間などは毎年異なっていますが、定番はクリスマス時期のイルミネーションです。「JR博多シティ」の入り口にある「JR博多駅前広場」に無数の電球が設置されキラキラ輝きます。神秘的な雰囲気に包まれますよ。

最後に紹介する博多の暇つぶしスポットは、「川端通り商店街」です。地元の人に愛されている「川端通り商店街」の歴史は長く、博多どんたく・博多祇園山笠に加え、商人の感謝祭である儲け抜きの「せいもん払い」でも知られている有名なスポットです。

全長400メートルのアーケード街の中には、130を超えるお店が軒を連ねています。川端中央商店街と上川端商店街の2つから成り立っているので、ゆっくり見てまわると時間が足りないほど。「川端通り商店街」の気になるお店に時間をかけるようにしましょう。

商店街の中には老舗のお店が数多くあります。その中でも足を運んでほしいのが、川端名物の「川端ぜんざい」のお店です。甘めのぜんざいで、地元の人に愛されている味です。ぜんざい1杯500円で食べられます。見逃さないでくださいね。

そのほかにも、生活雑貨や服飾のお店に加えて、博多土産を調達できるお店などもあります。ぶらぶらと商店街の中を散策しているだけでも、子供も大人も十分に楽しめるスポットです。暇つぶしにかけられる時間に合わせて散策してみてくださいね。

博多で時間が余ったら、情報を参考にして暇つぶしのおすすめスポットに出かけてみましょう。ご紹介した暇つぶしスポットは、いずれも外れなしです。ショッピングや芸術鑑賞など、好みのスポットに出かけることも可能。子供連れであれば、子供たちも楽しめるスポットに出かけてみましょう。

博多は地下鉄やバスなどを利用すると、おすすめスポットへのアクセスが、たいへんスムーズです。便利に移動できるスポットが多くあるので、短い時間であってもおすすめスポットや観光名所で暇つぶしをしてみてくださいね。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。