世界的に評価の高いインド産ワインツアーとインドのお酒事情

アジア最高のワインと評されるワインが、インドにあります。太陽のロゴで知られるスラヴィンヤーズ。ヨーロッパのワイン産地と似た気候を利用して、1997年に創設し、2000年には初のワインを完成させました。そのワインが世界で高い評価を受けたスラヴィンヤーズでは、試飲もできるワイナリーツアーを開催しています。

1.世界で認められたワイン

スラ ヴィンヤーズ

出典:take4-san.cocolog-nifty.com

アジア最高のワインと評されるワイナリーが、インドにあります。
その名も、スラヴィンヤーズ。
ワインの瓶に描かれた太陽のロゴが、スラヴィンヤーズのワインである証です。

ソムリエ 友田晶子氏も絶賛!

この太陽ワイン(あ、マッサンのワインじゃありません)、正式名称は「SULA Vinyards(スラ・ヴィンヤーズ)」。
1997年創設。インド産ワインという物珍しさが売りではなく、ヨーロッパやカリフォルニアといったワイン国の、レストラン、専門家、ジャーナリストからその味わいやワイン造りの哲学を高く評価され、「世界に通用するアジア最高のワイン」として、今や世界のワイン市場に一大センセーションを巻き起こしているワイナリーなのだ。

出典:http://www.akikotomoda.com/lecture/?p=4767

出典:ccphotosearch.com

日本ではスラヴィンヤーズのワインは、インド料理店で味わうことができます。
しかし、ネット販売などもありますので、試してみてはいかがでしょうか。

2.スラ ヴィンヤーズ ワイナリーツアー

出典:ccphotosearch.com

ワイナリー見学は有料で、4種類のワインのテイスティング付きで150ルピーになります。
2016年1月中旬の為替レートで、1ルピーが1.75円くらいなので、現地円にして270円くらいでしょうか。

ワイナリーの様子

出典:www.mumbaitravellers.in

ワイナリーは、一面に広がる畑、事務所、ファクトリー、レストランと4つに分かれています。またホテルも所有しているので、ワインを堪能した後は、ゆっくりとくつろぐことができますよ。

テイスティング

出典:mobile.dreyfusashby.com

試飲できるワインは、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、ロゼの4種類です。
けれど、試飲できる量がハンパじゃない!
どの種類もグラスたっぷりなので、お酒に弱い方はご注意ください。

出典:www.tripadvisor.com

薄暗いテイスティングルームでの立ち飲みなので、グラスを傾けながらゆっくりといただく、といったことはできませんが、醸造や熟成の具合も完璧な工場内でいただくワインは格別ですよね。ワインについてのうんちくもお話ししてくださるそうです。

レストラン

出典:sulawines.com

お料理はフレンチとインディアンが選べ、なおかつ、オールベジタブルかノンベジタブルかも選ぶことができます。
スラのワインに合うお料理の数々に、大満足すること間違いなしですよ。

ワインのお味は?

スラ ヴィンヤーズ (Sula Vineyards)

住所:
Gat36/2,Govardhan Village,Off Gangapur-Savargaon Road,Nashik
営業時間:
11:30~22:30
アクセス:
ムンバイから車か列車で3時間ほど
電話番号:
+91 253 302 7777

3.インドのお酒事情

古代インドのお酒

出典:www.flickr.com

インド最古の文献に、古代のインド人がソーマという、お酒なのかお酒ではないのかわからないが、飲むと快感になる飲み物を飲んでいたことが記されています。なぜ解明されていないかというと、ソーマという植物が現在は存在しないので、発酵していたのかどうなのかの実験ができないためです。
しかし、その他の材料が牛乳、バター、麦粉なので、当時としては栄養があった飲み物になります。文献には、心身を強くし病気も治すと書かれていますが、それもうなづけます。

17世紀~19世紀にかけて

出典:www.flickr.com

1760年代にイギリスから支配されると、イギリスからビールが持ち込まれました。
長い船旅に耐えられるように改良された一層おいしいビールは、19世紀の初めごろまでには市場を伸ばし、現在も同じ形で販売されています。ただし、ポップの量や苦みは当時よりも抑えて作られているようです。
イギリス植民地記録によると、島民がラム酒を飲んで酔っぱらっていたとの記載があり、ラム酒ができたいきさつは諸説ありますが、17世紀に西インド諸島で作られていたことは間違いないようです。

お酒についての教え

出典:ccphotosearch.com

インドで飲酒が快く思われていないのは、宗教の影響もありますが、アーユルヴェータの医学書であるチャラカ・サンヒターの教えが大きいのではないかと考えられます。インドでは、「お酒はインド人のモラルに反する。」と教えられ、2000年にわたって実用されてきた医学書に、「適量であれば疲れを取り機嫌をよくするが、限度を超えると判断力や記憶力を喪失させる。」と飲酒による記載があります。

アーユルヴェータでは、朝に何cc、昼に何cc、夜に何ccを飲めばいいかの記載もあるのです。
インドではお酒を飲むという行為自体ではなく、泥酔してやらかしてしまう行為を軽蔑したのだと考えられます。インドでは現代でも泥酔行為は許されません。

出典:www.flickr.com

『疲れを取り除くもののなかでは酒類が

上機嫌を生ずるもののなかでは酒類が

判断力と忍耐力と記憶力を喪失させるもののなかでは

酒類に溺れることが(最も顕著である)』

――― チャラカ・サンヒター総論25章 ―――

出典:http://ameblo.jp/ayurveda-prasada/entry-11581139859.html

現代では

出典:www.fwdlife.in

州によっては多国籍企業が多く存在する場所もあり、またネット社会の昨今では、若者たちはお酒を飲むことが悪いことという意識は薄まっているようですが、お酒を飲む場所が限られている上に、日本のようにスーパーでお酒が売られているわけではないので、まだおおっぴらにお酒を楽しむことはできないようです。

まとめ

出典:www.thrillophilia.com

スラ ヴィンヤーズのワインは、ブドウの栽培に適した気候や土壌を利用し、ワイン造りの知恵を集めて醸造された最高のワインです。

禁酒国のイメージの強いインドですが、おいしいお酒をつくる企業があります。
世界に羽ばたく、カレーのとてもよく合う、最高のワインをどうぞご賞味ください。

この記事を読んだあなたにオススメの記事

このエリアの新着記事