子どもが職業体験できる「キッザニア」がすごい！電車の運転手やハンバーガー店の店員まで

キッザニアとは、子どもたちがやってみたい仕事にチャレンジする中で、楽しく社会の仕組みや仕事について学べる職業体験施設。「子どもが主役の街」をキーワードに、屋内には本物そっくりの街並みが広がり、いろいろな仕事があり働く人々がいるから社会が成り立っていることが分かる仕掛けに。

本物そっくりの制服を着て目を輝かせている子どもたちが、キッザニアの楽しさを物語っているよう。そんな子どもの姿を見ながら自分の昔の夢に思いを馳せ、不思議な世界を楽しみましょう。

【すごいところ①】現実社会の約2/3の大きさで街並みを再現。屋内にいながら本物の世界にいるような体験できます。

【すごいところ②】銀行や警察署など出展企業のパビリオンが約60、なんと消防車や救急車まで走っています。

【すごいところ③】体験できる職業は消防士やモデル、弁護士など約90にものぼる。それぞれ実物そっくりのユニフォームが用意されています。

【すごいところ④】職業体験も本物に近く、例えば裁判所なら裁判官や弁護士などそれぞれの役割に分かれて実際の裁判を体験。消防署では力を合わせて火を消し、キッザニアの中を走る観光バスのバスガイドも子どもの仕事。

【すごいところ⑤】自分でスケジュールを組み、職業体験をした報酬をもらえます。報酬はキッザニアだけで使える独自の通貨「キッゾ」で支払われ、キッザニア内の銀行でカードを作ってもらえたり、デパートでお買い物ができます。

とても本格的でリアルに近い世界観が作られていることが分かります。働いて報酬がもらえること、それは自分の財産になることなど、社会の基本が自然と身につきます！

キッザニア東京は東京豊洲にあり、甲子園にはないパビリオンも展開されています。

キッザニア東京でのみ体験できるお仕事を例に挙げると、好きな色で絵具セットを作れる絵の具屋さん、車のデザインができるカーデザインスタジオなど。普段耳にしない職業が体験できたり、他にもエネルギー会社、ハンバーガーショップなど多種多様。

キッザニア甲子園は兵庫県の甲子園にあり、やはりこちらも企業のパビリオンが東京と少し違い、東京にはない日本初のパビリオンが展開されているのが特徴。

キッザニア甲子園でのみ体験できるお仕事内容は例えば、阪急電車の運転士などの体験、自動車工場で自動車の組み立て、他にもお寿司屋さんや証券会社、ペットショップなど。

キッザニア東京に行かれた方も、こちらに来たくなりますね！

ウェディングセレモニーや裁判所、ファッションショーなど「見せる」職業体験は、保護者がお客さんとして参加でき、一緒に楽しめます。

そして、まだお仕事体験ができない乳幼児にも温かい心配りが。乳幼児エリアでは絵本やおもちゃが置いてあったり、無料で粉ミルクやベビーフードを提供してくれたりと、安心してお兄ちゃんお姉ちゃんを待っていられる工夫も満載！

せっかく行くならちゃんと楽しみたいですよね。そこで先に調べておきたいポイントをいくつかご紹介。

①事前にHPで企業パビリオンや体験できるお仕事をチェックしよう。とにかく数が多いお仕事。当日に選んでいたのでは時間がもったいない！HPで事前にチェックし、スケジュールのイメージを立てておきましょう。

②チケットは予約販売がオススメ。当日も購入できますが数に限りがありますので、事前に購入しておきましょう。

③入場後のイメージを持っておきましょう。仕組みを理解しないまま子どもが進んでしまわないよう、事前に入場時の仕組みを知っておくと安心。まず入場の際に50キッゾがもらえるので、銀行で口座開設をしましょう。開設するともらえるお財布に、クレジットカードとお金をしまうことを忘れずに。

その後は入場時にもらう「JOBスケジュールカード」へ、職業体験をしたいパビリオンごとに予約。スケジュールが予約できたら、時間に合わせてアクティビティを体験しましょう。

④服装は厚着は避け、上からユニフォームが着やすい恰好で。そして、キッザニア内の銀行でもらったカードやスケジュールカードを入れておける小さなポシェットのようなものを肩から下げていくのがオススメ。職業体験をするときにしっかり両手が空き、ポケットから落ちる心配もありません。

⑤飲食は子どもの水筒以外持ち込み禁止。食べ物を作るアクティビティでは自分が作ったものを持ち帰ることができ、それ以外でもキッザニア内のカフェなどで購入可能です。

万全の準備をして、思いっきりキッザニアを楽しませてあげましょう。

いかがでしたか？キッザニアでは通常の職業体験だけでなく、英語でアクティビティを体験できたり短時間でアルバイトをできたりと多彩な働き方もできます。

キッザニアでの仕事を通して、お仕事やお金、社会の仕組みについて興味を持ってくれたら嬉しいですね。