インド世界遺産アジャンタ石窟群の観光スポット特集!美しすぎる仏教遺跡からアナタは何を感じるか

19世紀初頭、地元藩主の催す虎狩りに招かれたひとりの英国人士官が仲間とはぐれてしまい、虎から逃げ回るうちにワゴーラ川ほとりで崖に刻まれている「何か」を発見します。それが今日「仏教美術の白眉」と呼ばれるアジャンタ石窟群。1000年ぶりに人の目にさらされた瞬間でした。今回はそんな世界最高峰の仏教遺跡をご紹介します。

世界最高峰の仏教美術が残る、アジャンタ石窟群

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1819年、虎狩り中の英国軍士官が虎に追われ、身を隠した際に偶然発見したというアジャンタ石窟寺院群。インドのデカン高原の谷間、ワゴーラ川の断崖にいくつも彫られた石窟は、見る人の目をくぎ付けにしてしまう魅力にあふれています。

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石窟の数は30ほど。高さ約70メートルの断崖に600メートルにわたってうがたれる石窟は、僧侶の修行の場となる僧院(ヴィハーラ)と仏塔を中心とする塔院(チャイティヤ)から成っています。

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石窟の中には優美な壁画や仏像が数多く残され、まさに仏教遺跡の白眉とたたえられるほど。インド仏教の歴史とともに、仏教美術の源泉をたどれる素晴らしい遺跡となっています。

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建築様式は古いものほど簡素で、時代が進むにつれて装飾が増え、構造も複雑になっていきます。石窟には通し番号がふられていて、第8~13窟がもっとも古いとされているもの。いくつか見ていきましょう。

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第9窟は、紀元前1世紀ごろの塔院です。

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奥に仏塔が置かれていて、礼拝のできる空間となっています。

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同じく初期の頃の第12窟。装飾はほとんどない簡素な空間となっています。

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僧侶たちが一切の煩悩を断ち切って瞑想を行うための僧院なのですが、いくら簡素といってもこれだけの仏像が自分を見つめている空間で瞑想を行うというのは、なかなか緊張しそうですね。だからこその瞑想空間なのでしょうか?

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後期石窟を代表する第26窟では、まず入り口に並ぶ大小さまざまな仏像に目を奪われます。非常に精緻な彫刻で、神秘的な雰囲気。全てが石を彫って造られたものとはにわかに信じがたいほど。

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死の床についた釈迦の、大きな涅槃像が横たわっています。穏やかな、優しい顔をしていますね。

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奥に彫られているのは、瞑想中に誘惑してくる悪魔と戦う釈迦の姿です。天井や柱上部の装飾も見事ですね。

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6世紀に造られたこちらの第1窟は、30の石窟の中でもっとも華麗な壁画で彩られた僧院だと言われています。

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壁や天井などいたるところが壁画で飾られ、気が遠くなるほどの美しさ。画の題材も仏伝や本生譚(仏陀の前世の説話集)など多彩で、その時代の人々の生活が写実的にとらえられています。当時の文化の高さがうかがえることでしょう。

アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)

住所:
Hiranya Resorts , Aurangabad431117, India
電話番号:
919766008389
営業時間:
8:00~17:00
定休日:
毎週月曜日
アクセス:
アーマダバードからバスで約2時間30分、またはジャルガオンからバスで約2時間

インドではやがて仏教は衰退し、アジャンタ石窟群は19世紀に発見されるまで人々から忘れ去られてしまいます。しかし1983年にその文化的価値が認められ、世界遺産にも登録されました。インドにおける仏教の発達と、仏教美術の隆盛の双方の面で非常に貴重な遺跡として、現在も世界中の人々を魅了し続けているアジャンタ石窟に、一生に一度は訪れて実物を見てみたいですね。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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