チリ・イースター島ラパ・ヌイ国立公園のモアイを訪ねる!いまだ謎多き、巨大な石像を目の当たりに

絶海の孤島、ラパ・ヌイ。通称イースター島には、世界の七不思議のひとつに必ずと言っていいほど挙げられる巨大な石像「モアイ」が並びます。誰がどのような目的で造ったのか?多くの謎がまだ解明されていませんが、ひとつだけはっきりしているのはモアイがこの島の歴史を見つめてきた、ということ。そんなモアイに会いにいきませんか?

ラパ・ヌイは、モアイで有名なイースター島のこと!

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チリの首都サンチャゴから約4,000km離れた絶海の孤島、ラパ・ヌイ。現地の言葉で「大きな島」を意味しますが、面積はおよそ180平方キロメートルで、決して大きい島ではありません。この島の最大の見どころは、巨大な顔の石像「モアイ」がずらりと並ぶ様!
あれ?でも、モアイがあるのは「イースター島」では…?

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1722年、オランダの提督ロッヘフェーンがラパ・ヌイにたどり着いたとき、この日はちょうどキリストの復活祭、つまり「イースター」だったのです。それからは、島民以外はこの島をイースター島と呼ぶようになりました。今日こちらの名前のほうがよく知られているのは、そんな理由があったのです。

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ロッヘフェーンの到達から50年後、今度はイギリスのキャプテン・クックがこの島にやってきます。そのとき、クックは航海日誌でラパ・ヌイをこう評しました。「これほど船のための新鮮な食料や、便宜を与えることの少ない島はほとんどない…」

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クックに評されたように、食糧にも乏しく機械の知識も持たない未開の地の人々が、どうやってこんな巨大な石像を何体も造り、運んだのか?またその目的はいったい何だったのか?さまざまな仮説が立てられていますが、どれもまだまだはっきりとしたことはわかっていません。

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モアイはすべて、集落のあった方角を向いて立っているのだそう。このことから、現在では集落の守り神として造られ崇められていたのではないか、という説が有力です。平均で高さ4m、重さ20tの巨像が、今でも約900体残っています。

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そんな切ない顔でこちらを見ないでください…。モアイの顔は多種多様。さまざまな形や表情を持ち、個性豊かです。亡くなった人の顔に似せて造り、村を守ってもらおうとしたのでしょうか。モアイとして祀られた祖先は、やがて集落の守り神となっていくのです。

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お地蔵さん?
いえいえ、モアイです。手前で草を食む馬と比べると、その大きさがよくわかるでしょう。
そして、右から2番目のモアイに注目してください。頭に何か載せられています。

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どうやら赤い石のようですね。これは嫌がらせではありません。「髷(まげ)」を表現する、巨大な赤色凝灰岩なのです。
それにしても、完成させたモアイを運ぶだけでもひと苦労なのに、こんな大きな石をどうやって4mもあるモアイの頭上に乗せたのでしょうか…。謎は深まるばかりです。

ラパ・ヌイの歴史を見守ってきたモアイ

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こちらのモアイは、目に何か白いものがついています。鳥のフンではありませんよ。実は造られた当時のモアイには、すべて目があったのです!白目の部分は珊瑚、瞳の部分は赤色凝灰岩で表現されていました。これはその名残。
しかし、今残っているモアイはどうしてどれも目がないのでしょうか。

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よく見ると、島には突然製造が中止されたモアイや、無残にも倒されたモアイが山のように残っています。
もともとは守り神として崇められたモアイは、やがて集落の権力誇示の象徴となり、競って造られるようになっていきました。モアイを造ることに人員を割くと農業に手が回らなくなります。そして、深刻な食糧不足は、ついに集落同士の戦争へと発展してしまいます。

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モアイの「力」が宿るとされた目はくり抜かれ、多数のモアイが倒され、やがて戦争が終結した頃には、数万人いた島民が数百人にまで減っていたのだとか。

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なぜか寂しげな表情、哀愁の漂う背中。これは、モアイがラパ・ヌイの凄惨な歴史を見つめてきたからなのでしょうか。

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地球の至るところで繰り広げられる、人間ドラマや人間と自然との関係。その縮図がラパ・ヌイの歴史にあると言われています。モアイはそれらを見つめ、何を思ってきたのでしょうか。岩を彫って造られただけの顔のはずなのに、そこに浮かぶ表情を見ていると、さまざまな想像力がかきたてられることでしょう。

ラパ・ヌイ国立公園(Rapa Nui National Park)

住所:
Easter Island, Chile
アクセス:
日本から北米のダラスやアトランタを経由してチリのサンチャゴまで飛行機で約27~36時間、サンチャゴからイースター島まで飛行機で約4時間半

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まだまだ謎が多く残るモアイには、今後のさらなる調査が期待されますね。1995年に世界遺産に登録されたラパ・ヌイ公園は、日本から行くには時間もかかりますが、ぜひ1度は訪れてみてくださいね。

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umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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