池袋でおすすめのランチ10選！

JRやメトロなどの各種鉄道が乗り入れる池袋。JR池袋駅の東口はランドマークのサンシャイン60がそびえ、ショッピングやデートスポットが充実。西口は東京芸術劇場を中心として文化的な雰囲気が漂っています。

泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」や「アニメイト」などのスポットもあり、サブカルの街としても知られています。そんな熱い街池袋の駅周辺には、ラーメンなどのB級グルメや、ホテルのビュッフェなど多様な飲食店が軒を連ねています。その中で、ランチにおすすめのお店を10店舗紹介します。

つけ麺の元祖として伝説的な人気を誇る「大勝軒」。全国に系列店持つ大勝軒ですが、最初のお店はこの池袋の地でスタートしました。初代店主山岸一夫さんが1961年にオープンした「東池袋大勝軒」は瞬く間に人々の心をつかみ、日本でも一二を争う有名なラーメン店となりました。2008年には「東池袋大勝軒本店」として東池袋から南池袋に移転しましたが、東京メトロの池袋駅から徒歩1分とアクセスも良好。

ランチ時には平日でも行列が絶えない人気店となっています。店内には、つけ麺の神様と言われる山岸さんの写真も飾られており、発祥の地に来たんだという感動に包まれます。

多くの人が注文するのは、看板メニューの「元祖特製もりそば」。現在では多くのラーメン屋さんで食べれるポピュラーなメニューになったつけ麺ですが、濃厚なつけ汁のお店が多いようです。対して大勝軒のつけ麺は、あっさりとしたスープの中に魚介のパンチが効いているのが特徴で、しつこさを感じません。

スタンダードなもりそばのほかに、ヘルシーな「もり野菜」や、つけ汁につるつると喉ごしのよいワンタンが入った「もりワンタン」などのメニューもおすすめ。いずれも食券を購入して注文。1000円前後でおなかいっぱい食べられるのがうれしいです。

池袋のランドマークサンシャインシティの三階にある「マーケットレストランAGIO」。サンシャインのレストラン街の中でも、落ち着いた雰囲気のあるイタリアンのお店です。広々とした店内にはたくさんの席がありますが、テーブルとテーブルの間隔が広いためゆったりと落ち着いて食事ができます。

AGIOは三笠会館が経営しており、接客が行き届いているのも高ポイント。イタリアンレストランなので、店内に入るとまずピザ窯が眼に飛び込んできます。イタリア直輸入の窯で焼いた出来立て熱々のピザが食べられるのもうれしいです。

AGIOのランチメニューは、定番のピッツァランチ、パスタランチなどのほか、炭火で焼いたジューシーなお肉料理などからも選ぶことが可能。平日は全てのランチに本日のスープとドリンクがつきます。ランチのおすすめのピッツァは、生地から店内で手作りされたもので、大きめですが薄くて軽い食感。味付けもシンプルで生地と具材のうまみが引き立っており、ぺろりといただけます。

一品一品しっかりと作られたランチは、1300円～ですが、期待を裏切らない味と接客が楽しめるお店です。

池袋で焼き肉を食べたいなら「KollaBo池袋店」がおすすめ。池袋駅東口にあるヤマダ電機LABI1の7階レストラン街にあり、行きやすくて入りやすいお店です。KollaBo＝コラボという店名のとおり、韓国の人気かつ有名店15店がコラボして、その味を一つのお店で楽しめることをコンセプトにしているのが最大の売り。

お店のイチオシは焼き肉ですが、チヂミやビビンバと冷麺いった定番メニューも豊富に取りそろえているほか、韓国のスイーツも楽しめます。各有名店の人気メニューがいいとこどりできる、お得なお店です。

ランチでは、焼き肉定食やビビンバ定食などなじみのあるメニューのほか、牛の肉と骨を煮込んだソロンタンというスープや、渡り蟹を使ったカンジャンケジャンなどの珍しいメニューも楽しめます。

1000円でお釣りがくるというリーズナブルな焼き肉ランチは、セットとしてキムチ・サラダ・わかめスープのほかに、小さなお釜に入ったごはんがつきます。一つずつ釜で炊かれたごはんにはしっかりとおこげもあっておいしいです。ランチの時間帯にも、単品で人気のチーズタッカルビを味わえるため、グループで注文してシェアもおすすめ。

池袋サンシャインシティの1階にある「茶鍋cafe saryo」。2018年3月にリニューアルした店内は、木のぬくもりが感じられて、こぢんまりとしたアットホームな雰囲気です。神楽坂にある人気の和風カフェ「神楽坂茶寮」がプロデュースするお店で、「茶鍋」という店名のとおり鍋に特化したカフェです。

お出汁と茶葉で具材を煮込んだ茶鍋は、ボリュームもあるけれどヘルシーなため健康志向の人にもぴったり。ランチやティータイムには女子会やママ会でも利用されている、女性に人気のお店です。

「鶏と焼餅の湯葉茶鍋」「根菜としゃぶ豚のごま豆乳茶鍋」「小柱ときくらげの火鍋風茶鍋 」など、体が喜ぶ食材を使った茶鍋が楽しめます。丁寧にとられたお出汁に、お野菜とお肉もしっかり入っているため大満足。さらにうどんもしくはごはんがつくのですが、炭水化物が気になる方には「糖質コントロールうどん」がおすすめです。宇治抹茶をふんだんに使ったデザートも人気なので、お食事とあわせて、ぜひお召し上りください。

池袋駅東口から徒歩1分のところにある「喃風池袋駅前店」は、兵庫県姫路のご当地グルメであるどろ焼きが食べられるお店。どろ焼きは、お好み焼きの生地にたっぷりのお出汁を加えて作られます。外側は鉄板でカリっと焼かれて、中はとろとろとした食感が楽しめるため、お好み焼きとももんじゃ焼きとも違う食感が癖になるとリピートしたくなること必至。普段なかなかなじみがないどろ焼きを、池袋で食べられるのがうれしいですね。

どろ焼きの中身は、定番の牛すじのほかに、豚肉、チーズ、ハバネロなどの変わり種も。各種800円前後で楽しめます。ふわふわとしてまるでオムレツのようなどろ焼きはお出汁につけていただくのですが、ほろほろと口の中でほどけていく食感が最高です。どろ焼きのほかにも、ランチにはお好み焼き・もんじゃ30種類の食べ放題もあるため、リーズナブルにおなかも心も満たせるお店です。

JR・メトロ・西武鉄道・東武鉄道が乗り入れる池袋駅の周辺にはホテルが林立しており、高級感あふれるホテルビュッフェも楽しめます。池袋駅西口からすぐのところにある「ホテルメトロポリタン」1階のクロスダインでは、モーニング、ランチタイム、ディナータイムにビュッフェを開催。オープンキッチンのため、コック帽を被ったシェフが目の前で調理をしてくれる姿も見られます。

平日のランチビュッフェは3100円で、3歳以下は無料です。和洋中の50種類以上の料理に加えて、見た目にも美しいデザートも自由にセレクト可能。時間制限もないため、ゆったりとお食事を楽しめます。ビュッフェの1番人気は、目の前で好みの厚さに切り分けてくれるローストビーフ。人気のお店なので、ランチタイムには予約をしてから来店されることをおすすめします。

「麺創房無敵家」は、池袋駅東口から歩いて3分のところにある人気のラーメン店。ガツンとした豚骨ラーメンを出すお店ですが、店内は落ち着いてシックな雰囲気。外国人の観光客にも人気のお店で、メニューも日本語のほか英語や中国語にも対応しています。こくのある豚骨スープ＝「とんコクスープ」が売りで、質の高い背脂を使うことにより甘みとフレッシュさを醸し出しています。臭みやしつこさもないため、ついつい飲み干したくなってしまう味わいです。

お店の前にはまだランチには早い時間でも行列が並び、ラーメンにトッピングされた海苔に三か国語で「ようこそ無敵家へ」と書かれていることからも、海外のお客さんからの人気が高いことが伺えます。とろりとしたチャーシューと中太麺が、コクがあるけれどしつこくないスープとマッチして、相性抜群。ラーメンの価格は、いずれも1000円前後で、お会計は食券制ではなく食後の後払いです。

JR池袋駅東口の新しい複合施設WACCA IKEBUKUROの5階にある「TUCANO'S Churrascaria Brasileira 池袋」は、ブラジルのお肉料理シュラスコを食べ放題できるお店。ブラジルの国旗が飾られている店内は、にぎやかで活気に満ちあふれています。

平日のランチメニューは、シュラスコ食べ放題90分に、サラダビュッフェ・デザートビュッフェとドリンク飲み放題がついて2500円。チキンステーキやポークロインに、サラダ食べ放題とフリードリンクがついたコースも選べます。

本場のシュラスコ職人が作るシュラスコは、お店の人が各テーブルの前に来て切り分けてくれるためライブ感満載。11種類のいろいろな部位のお肉が楽しめるので、普段なじみのないお肉にもチャレンジできます。サラダバーの種類も豊富で、アイスクリームコ、ケーキ、コーヒーゼリーなどのデザートも楽しめるので、コストパフォーマンスも抜群です。

池袋のサンシャインシティプリンスホテルの地下1階にあり、ビュッフェが楽しめる「レストランバイエルン」。ホテルのビュッフェのため、気持ちの良い接客を受けながら、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。平日のビュッフェは時間無制限で2300円。休日は90分入れ替え制で2500円です。未就学児は無料なので、お子さんを連れて利用されるとお得です。

ビュッフェは洋食がメインで、サラダ、お肉料理、パン、天ぷら、パスタなどのメニューが並びます。アイスクリームやケーキ、和スイーツなど、デザートメニューも充実。ハンバーグやフライドポテトなど、子どものためのビュッフェコーナーも設置されており、サービスが行き届いています。

WACCA IKEBUKUROの1階にある「キリンシティ池袋WACCA店」。ビール会社のキリンが手掛けるビアレストランで夜はお酒を楽しむ人に人気ですが、ランチも営業しています。ランチメニューは、「煮込みハンバーグ」「こがね鶏の竜田揚げ」「ラムの甘辛炒め」などのお肉メニューのほか、パスタやオムライスの中から選べます。全てのメニューに、野菜スープ・ドリンク飲み放題・サラダビュッフェ（90分間）がつくのでたいへんお得。

サラダビュッフェのみの注文もOK。平日は980円、休日は1180円で、ビュッフェに加えてバゲット・ライス・パン・トルティーヤ・ランチビールの中から一品をセレクトする仕組みです。ビュッフェは90分間おかわり自由で、各地から届く新鮮な野菜のサラダを堪能できます。野菜をたっぷりと食べたい人や、主食を控えて軽めのランチを摂りたい人におすすめです。

池袋は東京でも有数のターミナル駅のため、駅から歩いて行ける距離にたくさんのショッピングスポット、デートスポット、ホテル、飲食店があります。また、学校が点在しているので若者も多く、エネルギーに満ちあふれた活気のある街です。

そんな池袋ではラーメンなどのB級グルメからホテルのビュッフェまで、幅広いシーンに応えるようなお店がいろいろとそろっています。若者が多く訪れる街のため、リーズナブルでおなかも心も満たされるランチが楽しめる街池袋。気になるお店があったら、ぜひ訪れてみてください。