北陸新幹線「はくたか」の自由席利用方法10選!料金・買い方・予約・注意点などポイントごとにご紹介

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2015年に開通した北陸新幹線。首都圏から北陸地方へのアクセスが格段に良くなり、日帰り旅行で北陸へという新しい旅スタイルも生まれました。中でも利便性の高い北陸新幹線「はくたか」の知っておきたい基礎知識についてご紹介しましょう。

北陸新幹線「はくたか」の自由席について紹介!

青と白、金のコントラストが美しい車体、北陸新幹線には4種類あります。東京から金沢間を運行する「かがやき」と「はくたか」、富山から金沢間を運行する「つるぎ」、東京から長野間を運行する「あさま」です。今回ご紹介するはくたかは準速達タイプで、ビジネスはもちろん観光旅行にもおすすめです。

はくたかは、JR東日本とJR西日本が共同で北陸新幹線の東京金沢間を運行している特別急行列車です。かつて東京と金沢を結ぶ特急列車の名称でしたが、廃止後新幹線の名前に使用されています。車両により停車駅が異なりますが、東京から金沢間を3時間から3時間20分で結んでいます。

北陸新幹線開業時の名前は公募によって決められました。「スピード感があり、首都圏と北陸をつなぐ列車として親しまれている」ことから「はくたか」が選定されました。はくたかの名前は、黒部市や魚津市の各地区に伝わる佐伯有頼の「立山開山伝説」に登場する「白い鷹」からきています。

車体はJR東日本の「E7系」とJR西日本の「W7系」で運行され、外観や内部はほぼ同じに作られています。見分け方は車体に「JR EAST/WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」と表記されているので興味があれば確認してみてください。

「はくたか」の料金はどのぐらい?

はくたかは特急列車なので運賃と特急料金があわせて必要になります。例えば東京から金沢までの運賃が7,480円、東京寄りの1号車から4号車の自由席なら自由席特急料金6,370円がプラスされ総額13,850円になります。

5号車から10号車に設定されている指定席なら運賃プラス指定席特急料金6,900円と併せて14,380円になります。絶対に座りたいという人なら、自由席との差額530円を払って指定席を取るのがいいのではないでしょうか。

そして、はくたかには上位クラスのグリーン車両とグランクラス車両が接続されています。11号車のグリーン席なら総額19,100円、金沢寄り先頭車両12号車グランクラスになれば総額27,480円となり、よりハイグレードな列車の旅が楽しめます。

上記は指定席特急料金は通常期の価格ですが、閑散期は200円引き、GWや年末年始などの繁忙期は200円増しになります。すなわち指定席料金は通常期で520円、閑散期320円、繁忙期720円です。少しでもお得に利用したいなら割引切符があるので、のちほどご紹介します。

「はくたか」のエリアは?

東京から長野までのルートに加え、2015年に開業した金沢までのルートが北陸新幹線になります。そのうちはくたかは、東京から金沢までを一日14往復運行しています。ちなみに同じルートを速達タイプのかがやきが一日10往復走っています。

はくたかの停車駅は東京、上野、大宮、高崎、軽井沢、上田、長野、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉、富山、新高岡、金沢が基本で、列車によっては高崎や軽井沢を通過したり、佐久平に停まるものもあり、2時間から2時間20分ほど。

東海道新幹線でいえば、かがやきはのぞみ、はくたかはひかりといったところでしょうか。北陸新幹線にはこだまに該当する各駅停車はありませんが、長野から金沢まで全駅に停車するはくたか車両もありますので、そちらを利用します。

東京都、埼玉県、群馬県、長野県、新潟県、富山県と6県をまたぎ、季節を問わず観光スポットをおさえた最適なルートを運行しています。ちなみにかがやきは東京、上野、大宮、長野、富山、金沢に停車し所要2時間30分です。

「はくたか」自由席のチケット予約・購入方法

北陸新幹線のチケットは駅にあるみどりの窓口、券売機、旅行会社の窓口で購入できます。自由席なので極端にに言えば行先と枚数だけ伝えれば購入可能。券売機でも行先や乗車日、枚数を選択すれば簡単に購入できます。

インターネットを使えば駅まで行かずとも新幹線のチケットが予約・購入できます。事前に予約しておけば、行列に並ばなくても余裕で乗車できて安心。また、Suicaなどの交通系ICカードを使える新幹線IC乗車サービス「新幹線eチケットサービス」も大変便利です。

JR東日本の「えきねっと」は、切符の受け取りは、自動券売機かみどりの窓口で行い、指定割引も受けられます。指定席を1席購入するごとにポイントがたまり、Suicaポイントやびゅう商品券に交換できてお得。JR西日本の「e5489」でも購入でき、クレジット決済・コンビニ・金融機関支払い、駅窓口支払いが選べます。

「新幹線eチケットサービス」では、「えきねっと」もしくは「e5489」に交通系ICカードを登録し、新幹線のチケットを予約すれば、新幹線自動改札に交通系ICカードをタッチするだけで乗車できます。えきねっと、e5489とも会員登録が必要です。

「はくたか」自由席の注意点

東京から金沢間を結ぶ北陸新幹線の区間には「はくたか」と「かがやき」の2種類の新幹線が運行しています。はくたかとかがやきは同じルートを走っていますが、メリットとでデメリットがあります。最速型のかがやきは停車駅が少なく早く目的地に到着できますが、全席指定で自由席がありません。

そのため、より安く自由度の高い準停車型のはくたかに自由席特急券で乗る人が殺到しやすいという傾向があります。長距離なら所要時間に大きな差がありますが、中距離から近距離ならはくたかに乗るメリットが生まれます。

また、東海道・山陽新幹線なら乗車しようと思った列車の自由席が満席の場合、次の列車がすぐ出発するので、待ち時間も少なくて済みます。しかし北陸新幹線の場合それほど本数が多くありません。はくたかは1時間に多くて2本、それ以外は1本しかなく、時には1時間も待つことになります。

小さい子供連れなら予算的にも自由席に乗りたいものですが、満席で1時間近く待つのは大変。乗る時間に余裕をもつか、自由席に立って乗るのは絶対に嫌だという人は、小学生未満の子供も子供料金がかかってしまいますが、やはり指定席を予約することが賢明でしょう。

「はくたか」自由席のおすすめポイント:① 手軽さ

まず、自由席のメリットはその自由度の高さでしょう。自由席は、乗車日と乗車区間のみが定められており、指定日であれば、時間の指定がなくどの列車に乗っても良いというメリットがあります。もし満員だったり遅れて乗れなくても、次の新幹線の自由席に乗れば大丈夫です。

座席も自由席エリアなら自由に決められること、座席変更も自由に行えることです。これははくたかに限ることではありませんが、こだわる人も多いのではないでしょうか。また、自由席のメリットといえば、指定席に比べて料金が安いこと。

しかし劇的に安いわけではないと思われる人もいると思いますが、小学生未満の幼児の場合、指定席に乗れば子供料金がかかってしまうところ、自由席に乗れば子供料金はかからず無料です。小学生未満の子供と一緒に乗る時には最大のメリットになります。

新幹線に乗っていて意外にわずらわしく感じるのが車内改札です。北陸新幹線では、基本的に車内改札は行われません。指定席の発売データが車掌の端末に送信されており、それをもとに車掌が指定区間外で座っている人をチェックするということになります。

「はくたか」自由席のおすすめポイント:② 車内設備

北陸新幹線の車体は、「和の伝統美と最新技術の機能美を」がキャッチフレーズになった青と白そして金の美しい車体が目印。車内の雰囲気も和が強調された落ち着いた造りになっています。普通車のテーマは「彩の和」で、赤とグレーを基調とした格子柄があしらわれた明るい雰囲気。

車内設備も充実しており、新幹線ではまだ少ない各座席にモバイルコンセントを設置、大きめのテーブルで食事やPC作業も楽にこなすことができ、ビジネス活用にも問題ありません。座席の前後の間隔も広々としており、普通車でも窮屈さは感じられず快適です。

女性や子供にも優しい設備やサービスも充実しています。北陸新幹線には女性専用トイレ・洗面所、車椅子対応多機能トイレも自由席車両に設置されています。通路と仕切られているので、男性の目を気にせずに利用できます。

おむつ交換台や授乳室にも使える多目的室など、小さな子供を連れた家族に嬉しいサービスも。また、通路側の全ての椅子のグリップ部分には、座席番号の点字表記をするなど、バリアフリーなデザインになっており、みんなにやさしい快適な時間が過ごせます。

「はくたか」自由席の利用時のコツ:① 乗る位置やタイミング

はくたかと同じ経路を走るかがやきには自由席がないので、自由席を求める人がどうしてもはくたかに集中してしまいます。自由席に乗るメリットはありますが、当然「混む」「座れない」という可能性もあり迷うところです。できるだけ負担にならずに移動する方法はないのでしょうか。

まず、自由席のどの車両が比較的空いているのでしょうか。4車両のうち3号車と4号車はホームの階段やエスカレーターに近くなるので混雑しやすいです。しかも繁忙期には4号車は指定席になることもあるので避けたほうがいいでしょう。

残る1号車と2号車ですが、1号車は運転席があるため座席数は少なくなり、空席を見つけやすい確率となれば、2号車が最もおすすめです。そして空いた時間に乗る、発車時刻より30分以上早く並ぶ、次の列車にするなど、時間に余裕を持つなどすれば、当然希望の自由席に座れる確率が高くなります。

また、年に数本運行される臨時列車を利用するのも一つの方法でしょう。ただすべて階段やエスカレーターから遠い車両なので、移動に余裕を持つ必要があるのと、年末年始などの繁忙期の特に混む時間帯は、この限りではありませんのでご注意を。

「はくたか」自由席の利用時のコツ:② お得に乗ろう

通常料金より少しでもお得に利用したい!というのは誰しもが思うこと。現在いろいろな方法で通常よりお得な金額で乗ることができるので、いくつかの方法をご紹介しましょう。まずJR東日本のサイト「えきねっと」の会員限定・新幹線eチケット専用の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」です。

片道の乗車券と指定席特急券がセットになった切符で、はくたかは大体10パーセント程度の割引になります。また、長野県の各都市から東京方面へ向かうなら「首都圏週末フリー乗車券」もおすすめ。往復の普通列車の乗車券と、東京エリアでのJR線乗り放題のチケットが付いています。

乗車券のみの割引で大体10〜15パーセント。週末のみ有効で前日までの販売です。特急券は別に必要になり、全部で5~7パーセント引きです。JR西日本の予約サイト「e5489」のJ-WESTネット会員限定のチケットが「WEB早得1」です。

片道の乗車券と指定席特急券がセットになっており、10パーセント程度の割引率に設定されています。最も手軽なのが回数券ですが、設定区間があり全線ではありませんが、設定区間であれば5から7パーセント程度安くなります。

「はくたか」自由席の混雑状況

それではビジネスや観光で利用するはくたかの自由席の混雑状況はどのようになっているのでしょうか。まず、平日はビジネスで利用する人が多いので朝の時間帯は混雑します。特に高崎から大宮間での乗車率が高く、自由席は在来線同様の混雑ぶり。

週末は土曜日の午前中の上りと、日曜日の午後の上り・下りともに自由席の空きが少なくなります。特に上りは始発からなら空席もありますが、富山駅以降から自由席に乗るのは難しくなります。時には9割を超えるほどの混雑が見込まれるので、指定席を取ることをおすすめします。

区間別に見てみると、下り方面では上野駅から大宮、高崎駅はほぼ満席状態です。始発の東京駅からなら空席がありますが、上野駅を過ぎるとほぼ座れないほど込み合い、軽井沢駅や長野駅で多くの人が下りるので金沢まで座って行けます。

反対の上りでは、長野駅以降徐々に混み始め、軽井沢駅から高崎駅が最も混みあう区間になります。やはり週末は人気の観光地に訪れる人が多いので混みあうのは当然でしょう。子供連れで自由席に座りたいのであれば、時間をずらして早めに帰るのが賢明ですね。

北陸新幹線「はくたか」に乗って快適な時間を

さらに割引率が高いチケットもあり、13日前までに購入必須の「えきねっとトクだ値」は、人気が高く席数が少ないので早めの予約が必要になります。宿泊を伴うのであれば、北陸新幹線と宿泊施設がセットになった旅行会社のパック旅行もお得に楽しめます。

季節を問わず人気の観光地を網羅している北陸新幹線。自由席は混むこともありますが安い料金で移動できるので人気があります。車両編成や利用のコツや注意点、混雑状況などを知ったうえで、自由席を上手に使いこなしてください。

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