北海道十勝でおすすめのカフェ・スイーツ店5選！絶対外せないスイーツ王国の名店巡り

1947年創業の柳月は、帯広でアイスキャンディーの製造販売から始まりました。それから60年以上経ち、今では十勝のみならず北海道を代表するお菓子メーカーとなりました。三方六は柳月の代名詞をもいえるお菓子で、北海道土産の定番ですね。柳月のお菓子は、小麦の生産日本一の音更町のものを使用、小豆、砂糖、卵、乳製品なども厳選された北海道の素材を使っています。

十勝らしい広々とした田園風景の中にお城のような建物が！ここがスイートピア・ガーデンです。ここは柳月の工場で、ケーキや銘菓の販売はもちろん、お隣のカフェでは購入したものを食べることができるというお菓子のテーマパークです。カフェスペースには無料のコーヒーサービスがあり、ゆったりとくつろぎながらお菓子を楽しむことができますよ。

スイートピア・ガーデンでは工場見学ができ、三方六が作られていく過程をガラス越しに見学ができます。三方六はこんな風に作られているのか、と釘付けに！また、体験工房ではお菓子づくり体験も楽しめます。こちらは予約が必要になりますが、思い出づくりにぜひ！

これは開店20分後には売り切れてしまうという「三方六の切れ端」です。この切れ端は柳月スイートピア・ガーデンでしか購入できません。お値段はプレーン（1kg）470円、メープル味（1kg）550円です。正規の三方六は200gで600円。そう考えると切れ端はとってもお得ですね。切れ端とはいえ、三方六の味は変わりませんのでおすすめです。

こちらでは柳月のスイーツはもちろん、本格的なイタリアンを楽しめます。柳月の店舗は道内にたくさんありますが、スイーツとイタリアンを楽しめるのはここだけ！地元でも大人気店のため行列が絶えません。パスタやピザ、三方六を使ったパフェなどがあります。カフェスペースのお隣はケーキやお菓子売り場になっていて、トスカチーナ限定品も！

坂本直行による草花の絵が印象的な六花亭は、北海道帯広市に本社工場があります。六花亭の前身は札幌千秋庵から暖簾分けした帯広千秋庵。次々に商品開発を進めていき、その後屋号を六花亭に変更。現在の主力商品であるマルセイバターサンドを発売しました。現在では北海道全域に出店しており、北海道を代表する銘菓となっています。

北海道帯広市にある六花亭の本店。駅前から道道26号線に向かってまっすぐ歩くとお店があります。

店内はお菓子やケーキの購入はもちろん、その場で食べることができるイートインスペースがあります。帯広本店には「サクサクパイ」や「マルセイアイスサンド」などの限定商品が！「雪やこんこ」がトッピングされたソフトクリームもあり、六花亭ファンにはたまりません。そして、コーヒーの無料サービスもありますよ！

ゆっくりとお茶を楽しみたい方のために、2階には「喫茶室」があります。

こちらではスイーツのみならず、定番メニューのハヤシライス、ホットケーキ、ピザなどを味わうことができます！ほかにも春には苺を使ったパフェやミルフィーユ、夏には六花氷など、季節ごとに変わるおすすめメニューなどを食べることができますよ。

1972年、北海道帯広市で創業したクランベリー。当初はアンデルセンという店名でしたが、2000年8月にクランベリーに変更しました。現在は帯広市に5店舗あり、帯広では言わずと知れた有名な洋菓子店で、スイートポテトが人気です。

こちらがクランベリー本店。駅前から道道26号線に向かってまっすぐ歩くとお店があります。創業当初からの人気商品は、甘さひかえめのスイートポテトです。

上の切り分けた写真と見比べてみると、この大きさには驚きますね。美味しさもさることながら、さつまいもの皮を器にしているこのスイートポテトはインパクトがあり、人気が高いのも納得！開店と同時にスイートポテトを求めて行列ができるほどの人気なんです。

もうひとつのおすすめは「読谷（よみたん）ソフト」。紅芋の読谷を使用した濃厚なソフトクリームです。レギュラーサイズは140円、キッズサイズは108円とリーズナブルな価格も人気の理由！本店にはイートインスペースもあるので、ぜひ味わってみてはいかがでしょう。

創業1950年の十勝のパン屋「満寿屋商店」。十勝は小麦生産量が日本一ですが、ほとんどがうどん用の小麦で、パン用の小麦は1%もなかったのです。20年以上前、当時の社長が地産地消にこだわり、地元産小麦の普及を目指しました。そして2012年には全店舗全商品に十勝産小麦を100%使用し、こだわりのパンを作っています。

十勝産小麦を100%使用し、そのほかの食材も十勝産にこだわっているパン屋です。十勝平野の中心にあり、パン屋として敷地面積がなんと日本一！広大な土地では「ハルユタカ」や「ゆめちから」などの小麦を育てています。

店内には美味しそうなパンが並んでいて目移りしてしまいます。売り場はオープンキッチンになっていて、パンを作っている過程を見ながら買い物を楽しめますよ。

店内にはイートインスペースがあり、購入したパンをその場で食べることができるんです。暖かい日には、オープンテラスや芝生の上で食べてみるのはいかがでしょう。広い庭や小麦畑を見ながら味わうパンは格別ですよ。

こちらでは「あすなろファーミング」のソフトクリームを販売しています。甘さ控えめで牛乳の味が濃く、十勝でも人気の高いソフトクリームです。

1933年、富山県から北海道上士幌町に入植し、牧場を作り上げました。しんむら牧場の牛たちは、搾乳の時間以外は1日中放牧されています。ストレスなくおいしい草を食べてのびのびと育った牛の生乳は味が違います。

十勝しんむら牧場のど真ん中にクリームテラスはあります。

ウェルカムドリンクには牛乳が！低温で殺菌処理をしている牛乳は、さらりとした飲み口です。

しんむら牧場のミルクジャムと日本初という生乳で作ったクロテッドクリームをのせたワッフルです。ミルクジャムはミルクと砂糖のみを使用しており、口の中でなめらかにとろけます。販売もしていますので、お土産にいかがですか？

いかがでしたか？十勝はスイーツの激戦区だけあってたくさんのお店があります。今回はその中でもぜひ訪れてほしいお店を5つご紹介しました。十勝でしか食べることができないお菓子やケーキ、ソフトクリームを北海道の空気の中で味わってみてくださいね！