スリランカの世界遺産ホートンプレインズ国立公園でトレッキング

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スリランカはトロピカルアイランドなのですが、実は標高が高い地域はとても涼しく、一年を通して気温が朝晩は約12℃、昼間は約20℃くらいにしかなりません。長袖のカットソーに、ユニクロのウルトラライトダウンを羽織るくらいが丁度くらいの気候です。 その中でも紅茶の産地として有名なのがヌワラエリア。この地域では、紅茶のプランテーションがとても盛んに行われています。今回はこのヌワラエリアから、スリランカのとても美しい自然に直に触れる事ができるホートンプレインズ国立公園をご紹介します。

ホートンプレインズ国立公園

標高2,100mに位置し、3,169ヘクタールの広さがあるホートンプレインズは、スリランカで最も高所にある高原であり、2010年7月30日にユネスコの世界遺産に指定された国立公園です。

この高地は19世紀初めころにイギリスのトーマス ファールによって発見され、1834年に当時のセイロンの総督、ロバート ウィルモット ホートン卿の名前から、ホートンプレインズ(大平原地帯)と名づけられました。

いざトレッキングに出発

ヌワラエリアの中心から1時間ほど車で走ると、ホートンプレインズの入口に到着。そこからまた車で10分ほど走って、トレッキングのスタート地点に着くと、立派な角を持った大きな牡鹿がお出迎えをしてくれます。

基本的には野性のはずですが、とても人に慣れていて近付いても恐くありません。朝ごはんの残りのバナナをあげようとバックから取り出したら、匂いを嗅ぎつけゆっくり私の方にやって来くると、私の手からバナナをパクリ。満足そうに食べていました。至近距離で見ると、なかなかの迫力です。

ドイツからのお客さんと一緒にガイドさんの後をついて、いざトレッキングに出発!9キロ、所要時間約3時間で、主要な名所を回ります。

前日の雨で道が少し濡れていましたが、ほとんど平らでとても歩きやすいです。目の前に大きく広がるのは、豊かな緑ときれいな小川、その奥には深い緑の森。深呼吸をすると、少しひんやりとした空気が体の中に染み渡ります。

トレッキングを始めて少しすると曇りはじめ、木々が幻想的な姿に変わって行きます。天然ミストを浴びながらマイナスイオンの中を散策。ひんやりとしたミストが体を包み、お肌がしっとりしてとても気持ち良いです。

World's End (世界の果て) 絶景のはずが…

Cloud Forest(雲の森)というだけあって、雲がいっぱいで何も見えません。いえいえ、本当は晴れていれば、美しい景色が見えます。
World's Endは標高2140mに位置し、900mの切り立った断崖のことを言います。ここから美しい景色が見えるはずなのですが、こちらも曇っていて見えず、残念。
晴れた日でも午前10時ころから霧が発生するそうです。また特に5月から7月は、より霧が濃くなるそうなので、どうしても絶景を見たい!という方は、良い時期を見計らって訪れるのも良いでしょう。

ほら、晴れていればこんな絶景が!

ベーカーズフォール

ワールズエンドから少し歩くと、とても水量の多い迫力ある滝が見えてきます。これは、サミエル ベーカー卿によって発見された、その名の通りベーカーズフォール。しぶきが浴びられる所まで近づけますので、ぜひマイナスイオンをたっぷり浴びに行って下さい。

チムニープール。ベーカーズフォールからの水が流れ込んでくる池です。

ちなみに、晴れている日はこんな感じです。素敵ですね。

無事トレッキングを終えて、ただいま~

「お帰り~」と言ってくれているように、ちょっとだけ近づいて来てくれました。
他にも野性の動物は生息しているようですが、私が行った時は、結局この牡鹿くんにしか出会いませんでした。スリランカサンバーという種の鹿だそうです。
ホートンプレインズにも1世紀前までは、多くの象が生息していたそうですが、植民地時代の乱獲によって現在は1頭も生息していません。象をとても大切にするスリランカの人たちは大変残念に思ったことでしょう。

ほぼ平坦な道を歩きますので、距離は9キロありますが難易度は低く、普段トレッキングをされない方でも、十分楽しめると思います。ただ、ガイドさんは付けた方が良いと思います。広いので、道を外れたりしたら危険です。
靴はトレッキングシューズか運動靴をおススメします。肌寒い時もありますので、長袖にもう一枚羽織れる上着を持って行くと良いでしょう。

いかがでしたか?

ヌワラエリアでは紅茶工場巡りをするのもとても楽しいのですが、緑と水がとても豊かなスリランカの自然にもぜひぜひどっぷり触れて頂きたいと思います。珍しい植物や、美しい花々、時折聞こえる鳥のさえずり、そして霧に進まれた幻想的な森、澄んだ空気。それらを楽しんでいたら、9キロの道のりはあっという間でした。
私は残念ながら見れませんでしたが、高地から見下ろす絶景の数々。スリランカの自然が作り出す営みは、こんなにも美しいのだと実感できる、そんな所です。チャンスがあれば、私も今度こそ絶景を見に行きたいと思っています。

ホートンプレインズ国立公園(Horton Plains National Park)
住所:
Central province, Sri Lanka
営業時間:
6:00am~6:00pm
アクセス:
ヌワラエリアの中心から車で約1時間
定休日:
事前確認要
電話番号:
+94 52 3 539042
料金:
3,750 スリランカルピー
M Lanka

世界遺産のシギリヤロックをどうしても観たく訪れた
スリランカで、スリランカ人の主人と出会い結婚してしました。現在、日本でアーユルヴェーダのリラクゼーションサロンを開業しています。
ぜひ訪れて頂きたいスリランカの世界遺産などの観光地、またスリランカの素朴さや素晴らしさを、少しでもお伝えしていければと思います。

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