大阪で人気のお化け屋敷＆ホラー系アトラクション10選！暑い日にヒンヤリ体験はいかがですか

現代で再現できるお化けやホラーは、実際に役者が演じる方法だけでなく、VR技術を駆使した方法まであるため、人間の五感をさらに増幅させて怖がらせられます。例えば従来のお化け関連のアトラクションは、利用者が能動的にお化けがいる場所に行き、恐怖心を感じていましたが、現代技術や演出方法を工夫すれば、利用者が強制的に恐怖を感じてしまう空間を作れるので、逃げられる場所が無い分余計に恐怖を感じてしまいます。その一方で日本の妖怪にいる腹出しや海外のピエロの様に、笑わせることを生きがいにするお化けもいるので、今回は人間の感情を刺激することに特化したお化け屋敷と、ホラーアトラクションやイベントを紹介していきます。

生き物を轢き殺して返り血を浴びているようなバスですが、これはバスに特殊ペイントを施したもので、痛車ならぬホラ車です。お化け屋敷はこの中に存在し、観光ツアーを楽しみながらホラーの世界を楽しめます。「心霊バスお化け屋敷【オバケバス】アドバス・ゾンビ」というこのサービスは、バスガイドさんは勿論運転手までゾンビやお化けが担当するオプションもあるため、これから地獄に行きたい方は、交通ルールを守った上で楽しくホラーツアーを漫喫しましょう。

皆さんは映画やテレビの1シーンに、返り血を浴びたバスを見たことはありませんか？この「心霊バスお化け屋敷【オバケバス】アドバス・ゾンビ」のサービスは、即席お化け屋敷としてだけでなく、宣伝目的やメディア出演のための運行もしているため、各所から注文が来ている人気サービスとして有名です。またご覧のバスの反対側には、ゾンビやお化けを防ぐ防御シールドの特殊メイクを施しているため、人間が住む場所の最後の防御壁といった危機感溢れる演出も可能です。

映像と動きがリンクしているアトラクションに乗り、本物のハリーポッターの世界にいるような感覚になれるのが、USJの「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」です。3Dゴーグルを使用しない状態で遊べるため、リアリティが非常に高く、空を飛ぶシーンでは実際に空を飛んでいるような感覚になれます。なお、人気アトラクションなので長時間並ぶこともありますが、待っている時間は画像に映っているホグワーツ城を観覧できるので、アトラクションに乗る前から自然に没入感を高められます。

「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー 」のおすすめは、掲載画像のドラゴンが火を噴くシーンとディメンターが息を噴きかけるシーンです。双方共に演出力を高めるために、温風と冷風が吹いてくるので、実際の戦闘シーンに登場人物として居合わせたような感覚になれます。また映像機材も4K3Dで出力しているため、初めて乗る人は、映像なのか人形が火を噴いているだけなのか区別がつかない方もいるようです。特に「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー 」が開発された当初、映像フレームレートが120FPS出たことが各メディアでも話題になりました。映画よりも滑らかな映像表現になるので、映画のハリーポッターを見た人には是非乗って欲しいアトラクションです。

恐怖心を感じる状況はお化けだけでなく、自身が意図せぬ状況に遭遇してしまった時にも発生します。「時解（ときとき）escape cafe」で感じられる恐怖心は人に大きな迷惑を掛けてしまった時のそれで、プレイヤーは新築物件を見学しにきたけれど、不動産屋の手違いで別の家に来てしまった設定です。そこで問題が大きくなる前に家にあるセキュリティ装置を解除して、脱出する必要があります。難易度は初めて脱出ゲームを体験する人でも解決できる物から、思考をフル回転させないとできない物まであるので、謎解きが好きな方は行ってみましょう。なお、難易度が高くなるとピエロやお化けがでてくるので、緊張感のある状況でいかに冷静な判断を下せるかがクリアのポイントになってきます。

誰でも真剣に謎解きに参加できるように、「時解（ときとき）escape cafe」では一部アトラクションがリピート禁止になっています。またネタバレも禁止なので、掲載画像に内装を乗せることはできませんが、恐怖を感じるアトラクションの中ではJOKER'S ROOMからの脱出がおすすめです。舞台はとある街の廃墟ビルの中で、謎解きをしながらある事件の真相を追っていくのですが、プレイ時間が30分以上かかるため、大阪旅行の暇つぶしスポットとしてもおすすめです。価格は2350円のチケット制で、e+だけでなく電話予約もでき、最大6人までプレイできるため、家族旅行の行先として検討してみましょう。

映画やゲームに登場してくるゾンビの多くは、元は人間だったため、状況によっては触れられるだけでゾンビになってしまうと考えられることの多いお化けです。「VR ZONE OSAKA」で体感できるゾンビはこの設定を地で行くアトラクションで、ゾンビにならないためには、銃を使ってゾンビの活動を停止させなければなりません。また、武器を持った人がゾンビになってしまうと、ゾンビが武器を持って襲い掛かってくるため、より難易度が高くなります。難易度を上げないためにはゲームのプレイヤースキルが高くないといけない理不尽な設定ですが、熱狂的なファンも多く、「VR ZONE OSAKA」は大阪の観光名所として広く認知されています。

ホラーアトラクションの中でも対象年齢が13歳以上、身長制限無しと緩い設定になっているため、お子さんと一緒に真剣に楽しめるところが「VR ZONE OSAKA」の魅力。プレイ時間も10分と短いので、三半規管が弱い人でもVRゲームを思いっきり楽しめます。さらに車椅子の方も、付添人や自身の力でゲーム筐体に乗ることができればプレイできるので、遊園地のアトラクションでは体の固定に難があると感じる方もVRゲームで恐怖体験をしてみましょう。

アニメ調の妖怪キャラクターが多いので、お子さんへ与える恐怖心蓄積度が非常に高い特徴があります。また、ライドアトラクションなので怖くても逃げることができず、登場してくる妖怪との距離も近いため、お子さんを連れて遊んだ大人の方からも臨場感を高く評価する声が多数存在します。また、アトラクション内部は、照明の点灯タイミングが微細なコントロールによって成り立っており、盛り上がる場所と落ち着く場所がジェットコースターの様に変化するため、乗った後は程良い疲労感を感じられます。

暗闇にいる人形は感情が無い分余計に怖く感じることもあり、それを人間自身が操作しているとなると、怖がらせるための動きをするので、余計に恐怖心が高くなります。「ひらかたパーク」のナイトパレードでは、お化け屋敷に登場してくるマスコットも参加しているので、お化け屋敷後のアフターケアでも恐怖心を感じられる大サービスが印象的！特に画像左のピエロのマスコットは、コミカルな動きをしてきて行動が予測できないため、大人でも恐怖を感じる方がいるようです。

ホラー系アトラクションの中でも最も人間らしさを感じられるタイプが、この「吉本おもろお化け屋敷」です。学校の七不思議という多くの方に浸透しているワードを様々な視点から独自解釈し、アトラクションとして成立させているため、開催時期になると予約が殺到する人気イベントの一つです。2019年度開催時のおすすめお化けは、お笑い芸人の和牛が演じた女子高生の幽霊で、鉄板ネタのスカート着用を披露しているため、業界各所でも期待の声が上がったネタです。

お化け屋敷の名前を聞いただけで、身構えてしまう人も多く、あまりに程度が過ぎると人から判断されると、ビビりだ！と言われることがあります。これを笑いに変えてしまうところが、吉本おもろお化け屋敷の魅力で、参加するお笑い芸人が如何にして人を楽しませるかを真剣に考えているアトラクションです。ある意味感情の扱いに関しては、専門家がアトラクション制作に関与しているため、驚きや笑いのツボを的確に押してほしい方に是非参加して欲しいです。

こんな顔のお化けがいきなり出てきたら悲鳴を上げますよね？その悲鳴を実際に上げてみたい方は、「箕面まつり　お化け屋敷」に行ってみてください。大阪で開催されるお化け屋敷の中でも突出してリアリティが高く、参加費用も一人300円と非常に安いので、大阪へ弾丸旅行を計画している方におすすめ。また開催時刻も21時30分までで、実際にお化けが出やすいとされる時刻への参加もできるため、度胸がある人は自ら夜の世界に足を踏み入れてみましょう。

「箕面まつり　お化け屋敷」では、ハリウッド顔負けの特殊メイクアーティストがお化け制作を手伝っているので、ご覧のようにどんな方でも簡単にお化けに変身できます。お化けを演じるのは地域の方々で、このイベントを生きがいにしている方もいるため、お化け屋敷では本格的に驚かしてきます。またご年配の方が演じるお化けの中には、素の動きが既にお化けの方もいるため、文字通り生と死の境界線が「箕面まつり　お化け屋敷」で観覧できます。

食べ物が食べられるだけマシだと思ってください！この「監獄レストラン ザ・ロックアップ OSAKA」では入場時に手錠がかけられます。その上で食事やホラーを体感してもらうサービスなので、思い通りに動けない恐怖心が極限まで高くなります。そのため通常生活ならば理不尽なことがここでのテーブルマナーにもなることもあるので、非日常的な生活体験を希望している方からは、聖地と崇められる程の高い評価を獲得しています。

「監獄レストラン ザ・ロックアップ OSAKA」のおすすめメニューは、合コンやデートでも頻繁に利用されている3600円の監獄バラエティコース！料理が10品もついている上に、3時間飲み放題なので、過酷な環境で男女交友を深められます。また300円の追加料金でオリジナルカクテルが注文でき、理科の実験で使うビーカーに入って運ばれてくるため、自身が人体実験されている感覚になれます。なお、食べ物も飲み物も一部ドクロ等の形状をしていますが、美味しく食べられるものなので、安心？してください。

ヘッドマウントディスプレイを付けていると、ご覧の様に目の前にまでゾンビやお化けが接近してくるので、臨場感のある戦闘が体験できます。ご覧いただいているのは、ZERO LATENCY VRというゲームで、オーストラリアにある仮想現実アトラクションの専門会社が開発しました。海外のゲームなので、ゾンビやお化けに気持ち悪い動きをしてくる物が多く、背景も日本には無いテイストなので、より新しい仮装世界を体験できます。

開発元のSEGAは国内でも比較的早い段階で、ヘッドマウントディスプレイを販売していたため、ホラーアトラクションのゲーム性の高さが非常に高い特徴があります。それをゲームセンターとしてサービス提供しているのが、SEGA VR AREA ABENOです。プレイスタイルはゲーム筐体のように体を固定しないタイプで、自由にゾンビやお化けがいる世界を駆け回り、好きなだけそれらを攻撃できます。これをVRウォーキングシステムと呼び、ご覧の様に銃型の専用デバイスを持って敵を攻撃します。ヘッドマウントディスプレイ上ではダメージが表示されるので、初心者の方でも敵を倒す目安が把握しやすいため、大阪に行く際には是非プレイしてみてください。

VRゲームと脱出ゲームを融合させたものが、「VR ZONE Portal namcoイオンモール大日店」でプレイできるこちらの「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」です。FPS視点のホラーゲームなので迫力があり、体験会では各所で悲鳴が聞こえるゲームとして有名になりました。また、家庭用ゲーム機のように座ってプレイしますが、あまりの迫力で体を傾けながら遊ぶというゲームあるあるを頻発させていることでも有名です。ゲームの難易度は複数人の同時プレイでようやくクリアできるレベルなので、比較的高いと評価されているようです。さらにゲームが得意な人でも、スペランカー並みにプレイアブルキャラクターが脆いので、無理に突撃しようとせず、確実に敵キャラクターを倒していくのがおすすめです。

「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」の舞台は病院なので、臓器や血液、意味深なカルテ等、細かい小道具でもプレイヤーを怖がらせてきます。特に恐怖心を感じるのは、水道や薬品棚等水分がある場所です。粘着質のあるものが散布されていたり、人間の想像力を超えた何かがあるため、理解できない怖さを感じてしまいます。しかしプレイが終ると近未来的な内装の「VR ZONE Portal namcoイオンモール大日店」が視界に広がるので、この幻想から現実に回帰するタイミングに快感を覚えるファンも多数いるようです。なので、普段ゲームをプレイしたことのない人も、是非「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」でゲームプレイの切っ掛けを掴んでみてください。

ホラーやお化けが与えてくれる非日常系の刺激は、専用の施設や器具を使って増幅させる方法が、最も効率的に恐怖心を感じられる方法です。また使用する器具も、一昔前と比較してハイレベルな物が多く、ゾンビやお化けの再現度が高くなっているため、心霊現象を信じない人でも思わず声を上げてしまいます。よってストレス発散に声を思いっきり出してみたいという方は、今回ランキングで紹介したお化け屋敷やホラーアトラクションやイベントに参加してみてはいかがでしょうか？