南アフリカ・サファリで出会える動物ガイド!草食動物編②知ってるだけで10倍楽しいサファリ観光

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アフリカといえばゾウ、キリンなどの大型草食動物が花形です。その他にも多種多様なウシ科動物が群れをなして待っていますよ。彼らの特徴は、なんといってもツノ。形も違えば長さも異なる!ツノを見ているだけでも楽しい草食動物たちをご紹介します。

・オグロヌー -Blue wildebeest-

鳴き声が「ヌー」と聞こえるということが名前の由来となったヌー。
オグロヌーはその名の通り黒いしっぽを持ちます。体つきは牛とカモシカを足した感じ、ひげはヤギ。生き物の造形のアイデアが尽きた神様が、困り果てて「寄せ集め」の形状にした、と伝えられているのだとか。

時には100頭にも達する大きな群れで、乾季になると水や食べ物を求めて大移動!1,500kmもの長旅になった記録も残っています。

・オジロヌー -Black Wildebeest-

こちらはしっぽが白いオジロヌー。体の黒い色とのコントラストが見事ですね。湾曲したツノも計算されたような曲線を描いています。

野生のオジロヌーは、1936年に1度絶滅しています。現在は、農場に残っていたオジロヌーを少しずつ繁殖させて生息数を増やし、野生に戻す試みがなされています。

・ハーテビースト -Hartebeest-

スラリと伸びる脚を持つハーテビースト。シカレイヨウとも呼ばれます。体重は200kgを超えることもある大型のウシ科。体は大きいけれど、基本的には温和な性格をしています。

ツノはオス・メス両方にあり、竪琴のような複雑な形をしています。これだけ並ぶと美術館の芸術品のようですね。多い時で200頭ほどの群れをなします。

・オリックス -Beisa Oryx-

長くてまっすぐに伸びるツノが特徴的なオリックス。環状の凹凸がまた美しく、こちらも自然の芸術品です。このツノが人間に狙われ、乱獲により絶滅した種類も多くいるのです。

横から見ても何とも見事!伝説上の生き物ユニコーンのモデルも、このオリックスではないかという説があるのだとか。
まさにアフリカの環境に順応しているためか、長い期間水を飲まなくても平気です。

・インパラ -Impala-

数が多く、サファリではもっとも会いやすい動物であるインパラ。シカやガゼルに似たかわいらしい顔つきに、優美な体つき、オスだけがS字型のツノを持ちます。

インパラといえば、なんと言ってもこのスーパージャンプ!高さはなんと3m、距離はおよそ10mにも及ぶ驚異のジャンプ力です。天敵に襲われた時には、群れ全員が四方八方に跳びまわり、敵を撹乱して逃げおおせます。

・シャープグリスボック -Sharpe's Grysbok-

ウシ科だけれど、どちらかというとシカを連想させるシャープグリスボック。生息域の環境破壊が進んでいるために生息数が減っていて、サファリではなかなか会えない希少種です。人間と動物の関係について考えさせられますね。

・クリップスプリンガー -Klipspringer-

愛くるしい顔に小鬼のような短いツノのギャップがたまらないクリップスプリンガー。岩場だけに住んでいるので、なかなか会えません。

小柄な体型なのに脚は太めで、岩場で生きるための脚力を備えています。縦長のひづめの先っぽだけで立ち、そこから驚異のジャンプを繰り出して岩場を自在に跳びまわるのです。その高さは何と6m!「岩を飛ぶ者」という名前にふさわしい跳躍っぷりです。

・リードバック -Southern reedbuck-

優美な体型に細長い耳、雄だけにある反り返ったツノ。そのたたずまいはまるで神話に登場する動物のようです。このリードバックも生息数は多くないので、サファリではなかなかお目にかかれません。会えたらラッキー!

・コモンダイカー -Common Duiker-

丸みのある体型に、短めのツノを持つダイカー。「duiker」とは、英語で言うところの「diver」と同じで、危険を感じると茂みにダイビングするかのように逃げ込むところから、その名がつけられたといいます。

・トピ -topi-

スラリとスマートなトピ。キュートな名前なのに体の大きさは2m近くにもなり、体重は160kgを超えることも。ツノも最大70cmほどまで伸びます。多い時で100頭ほどの群れを作って生活をし、シマウマやハーテビーストなども一緒に群れていることがあります。

ウシ科なのに、このすんなりとしたフォルム。ツノがなければまるで馬のようなたたずまいです。

ブッシュバック -Bushbuck-

草食動物には珍しく、群れを成さずに単独で生活するブッシュバック。オスだけに螺旋状のツノがあります。
名前の通り、生息域はブッシュ(やぶ)などの森林域。警戒心が強く、足音を立てずに歩き、危険を察知しても逃げずにじっと立ち止まってやり過ごします。

バンビのような外見で、一見か弱く頼りない感じですが、追い詰められると獰猛になるという一面を持ちます。警戒心は強いけれど人間には比較的近寄ってくるので、見つけたら刺激をしないように!

サファリで出会える草食動物を11種ご紹介しました。どれも似ているようで、実はそれぞれにたくさんの特徴があります。前もって知っておくと、サファリが何倍にも楽しくなるでしょう。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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