世界遺産の街ドイツ・リューベックを観光!バルト海の女王と称された地の魅力とは?

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ドイツ北東部に位置する「リューベック」。13~15世紀、自由都市としてハンザ同盟(北海・バルト海沿岸の商業都市同盟)の盟主となるほど繁栄した街。中でも当時の繁栄の面影を残す、世界遺産である美しい旧市街地は必見です。早速訪れてみましょう♪

ホルステン門 (Holstentor)

1464~78年に建てられた、リューベックのシンボルとされるレンガ造りの建物。門の上部には金色でCONCORDIA DOMI FORIS PAX(内は団結、外には平和を)とラテン語が彫られています、

よく見ると門が少し傾いているのですが、それは厚さ3.5mにもなる壁の重みでもともと地盤が弱かったこの土地にめり込んでしまったため。内部は市歴史博物館になっています。

ホルステン門 (Holstentor)
住所:
Holstentorplatz, 23552 Lübeck
開館時間:
月~日10:00~18:00(4~12月)、火~日11:00~17:00(1~3月)
休館日:
1~3月の月曜、1/1、12/24・25・31、一部の祝日
料金:
€6、学生€3
電話番号:
0451-1224129

市庁舎 (Rathaus)

12世紀半ばに建てられたゴシック様式の建物。その後19世紀までに風穴の壁やファサードなどがさまざまな様式で増改築され、素晴らしいハーモニーを見せています。

出典: www.jt.de

リューベック独特の黒レンガの重厚な造りと緑色の尖塔は圧巻。ハンザ同盟都市の市庁舎のお手本になったとされています。

市庁舎 (Rathaus)
住所:
Breite Str. 62, 23552 Lübeck
開館時間:
ガイドツアー月~金11:00、12:00、15:00/土・日13:30スタート、ドイツ語のみ
料金:
€4、学生€2
電話番号:
0451-1220

マリエン教会 (Marienkirche)

1350年にゴシック様式で建てられたドイツで3番目に大きな教会。第二次世界大戦時に空襲を被った際、割れ落ちて地面にめり込んだ鐘が平和のモニュメントとして遺されています。

出典: view.stern.de

また、天才音楽家バッハも聞きほれた8512本の世界最大のパイプオルガンも有名ですよ!

マリエン教会 (Marienkirche)
住所:
Marienkirchhof 1, 23552 Lübeck
開館時間:
4/1~10/3 10:00~18:00、10/4~10/31 10:00~17:00、 11/1~3/31 10:00~16:00
料金:
€2、学生€1.50
電話番号:
0451-397700

ニーダーエッガー (Niederegger)

リューベック名物といえば、マルチパン(アーモンド粉と砂糖を混ぜ込んだもの)!日本では英語読みのマジパンと言われていますね。ドイツを旅行すると、とにかく甘いものにはマジパンが混ざっていることが多いことに気づかれることでしょう。

1806年創業のこのお店は、展示用のマジパンの迫力もさることながらいろいろな種類のマジパンがあって驚いてしまいます。2階はカフェになっているので、気になるケーキがあれば是非味わってみてくださいね。

ニーダーエッガー (Niederegger)
住所:
Breite Str. 89, 23552 Lübeck
営業時間:
月~金9:00~19:00、土9:00~18:00、日10:00~18:00(4~10月)、月~金9:00~17:00、土9:00~14:00(11~3月)、11/29~12/23 9:00~20:00
定休日:
11~3月までの日曜、12/25、年末年始
電話番号:
0451-5301127

トラヴェミュンデ (Travemünde)

リューベックから北東へ列車で20分ほど行ったところにある、バルト海に面するリゾート地。カジノやヨットハーバー、クアハウス、魚介の美味しいレストランなどがあり、夏は観光客や地元の人でにぎわいます。

この地域は風が強いため、風除けの籐のパラソルチェアーがビーチには並べられていて独特な風景が広がって可愛らしいですよ。

トラヴェミュンデ (Travemünde)
住所:
Bertlingstraße 21, 23570 Lübeck
アクセス:
リューベックから普通列車で約25分
◇観光案内所
営業時間:
月~金 9:30~17:30、6~9月の土・日10:00~17:00、復活祭~5月末・10月 土10:00~15:00、日11:00~14:00、他シーズンの土日は休業
休業日:
12/24・25、1/1
電話番号:
0451-8899700

ハンザ同盟衰退後、再び経済の中心になることはなかった「リューベック」。そのまま街で近代化が進んでいたら、今の旧市街地の姿はなかったことでしょう。
盟主となって君臨した、その黄金時代の面影を今でも見ることができるとは…。ぜいたくで素晴らしい世界遺産です。

maorun

旅行と食べ歩き大好きの神戸っこです☆センス溢れる記事を目標に頑張ってます!

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