北海道・苔の洞門に観光へ!時の流れと自然が造った芸術品

このまま進んだら、絶対異世界に行ってしまう…!そんなワクワクする一本道の正体は、苔むした岩壁によって造られた洞門です。自然の生み出す造形物に奇跡と神秘を感じずにはいられないスポット、苔の洞門を訪ねてみましょう。

苔むす渓谷の神秘的な景観

出典:www.welcome-to-chitose.jp

北海道千歳市にある支笏湖から車で約20分の地に、「苔の洞門」というミステリアスなスポットがひっそりと隠れています。長さおよそ400メートルにわたって両側に苔むした岩壁が立ちはだかっていて、一歩踏み出せば異世界か夢の世界に迷い込んだような気分に。

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1739年の樽前山噴火によって流れ出た火砕流が固まって堆積し、そこに流れ込んだ土石流が侵食して造り上げたこの渓谷は、その特異な地形だけではなく染め上げられたような緑の色合いにも大きな特徴を持ちます。この緑色の正体は、無数の苔!

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こちらが苔の洞門の入口。すでにダンジョンの入口としか思えない雰囲気です。

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苔の濃い緑が、まるでビロードのよう。日光の加減で変化する陰影が、またたまりません。「苔」というものがまさかこんなに美しいとは…と新たな発見をもって思い知らされる光景ですね。足を踏み入れるのは恐ろしい気がしつつも、誘われるがまま近寄りたくもなります。

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これはまさに芸術!中国の奇岩特集みたいなものでよくこういうのは見かけますが、そこにだってこれだけ美しい色合いのものはなかなかないでしょう。この岩の下をくぐって奥に行くと、どこか知らない世界につながっているのかも…と想像が広がります。

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一口に苔といっても、さまざまな種類のものが一緒に生えているんですよ。その数はなんと35種類。これは、この苔の洞門の特殊な地形、日光の量、気温や湿度が絶妙に作用して発生してきたもの。樽前山の噴火から300年弱の間に形成された芸術品といえます。
この左側に見える、もしゃもしゃとした苔はエビゴケといって、この場所でもっとも広く分布している苔です。

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完全に異世界に通じる一本道状態の雰囲気です。このまま先へ進んでいいのか迷ってしまいますね。あちらこちらで壁に手を当てて、苔の手触りの違いを感じてみてください。

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岸壁の高さは場所によって変化しますが、もっとも高いところで10メートルにも達するのだそう。小さい頃に読んだ童話や、冒険物語で出てきた洞窟を思い出しますね。少し怖いのに、神秘的で超常的な何かを感じる気がする…そんな不思議な雰囲気を持つ、あの場所です。

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毎年冬に開催される支笏湖の氷濤まつりでは、苔の洞門を雪で再現した作品を見ることができます。人工的な美しさではありますが、こちらも十分幻想的。本物とはまたちょっと違った趣を楽しむことができるでしょう。

苔の洞門

住所:
北海道千歳市支寒内
電話番号:
0123-24-3131(千歳市観光水産課)
入場料:
無料
営業時間:
9:00~17:00(6~10月)ハイシーズンは18:00まで
※平成28年7月現在、洞門内への立ち入りは禁止、展望台までの入場となる。詳細は要問合せ
アクセス:
支笏湖畔から約13キロ、車で約20分。または北海道中央バスで「苔の洞門」下車
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現在は洞門内の一部が崩落しているため立ち入り禁止となっていて、展望台からしかその美しさを見ることができないという苔の洞門。この芸術的で神秘的な空間を心ゆくまで堪能できる日がいつかまた来るのを、気長に待つことにいたしましょう。

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umi

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