イギリス・ペンダーリン蒸留所ビジターセンターでウェールズ産ウェルシュウイスキーを試飲しよう!

100年以上も新酒が造られていなかったウェールズ地方。しかし2000年に復活して、ウェルシュウイスキーが蒸留されるようになりました。ウェールズ産のウイスキーをペンダーリン蒸留所で試飲してみませんか。

イギリス、ウェールズ地方

ウェールズの歴史

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ウェールズ人の祖先であるケルト人は、紀元前5世紀頃にはブリテン島に渡りました。自然を信仰の対象として考え、詩や音楽などの芸術が盛んでした。

紀元前100年頃、大ローマ帝国軍がブリテン島にやってきて、支配下におかれましたが、大陸のゲルマン人の一派であるゴート人との戦いに敗れ、大ローマ帝国軍は引き揚げます。

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7世紀にはケルト人は領土を奪われて、現在のウェールズ地方のある場所までやってきて定住します。

11世紀に入るとノルマン人からの侵略をうけて、1284年にウェールズの王子であるウェリン・アップ・グリフィスが戦死してしまい、事実上ウェールズ王国はなくなりますが、イングランド王であるエドワード1世によって、イングランドの支配下になりました。

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1485年イングランド王にヘンリー・チューダー伯爵が王位につき、ウェールズ人であった伯爵は、イングランドとの統合に力を入れます。

1536年には、法律も経済もイングランドのものに統一され、公用語は英語になってしまいました。

ウェールズ民謡SUO GAN”Welsh Lullaby”

ウェールズ地方に伝わる民謡で、子守歌としても歌われています。

1987年に公開された、スティーブン・スピルバーグ監督の映画、「太陽の帝国(Empire of the Sun)」の挿入歌としても使われました。

動画は、ウェールズ地方出身のシャルロット・チャーチ(Charlotte Maria Church)が、SUO GAN “Welsh Lullaby” を歌っています。

ラブスプーン

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男が木でスプーンを彫って、愛する女性に贈った愛の贈り物。

この風習は、16世紀には始まっていたようで、スプーンの柄の部分に彫る絵柄に意味が込められています。

ハートは愛、ベルは結婚式を意味し、ウェールズの花である水仙は、優しさと成長のシンボルとされていて、恋人を結びつける鎖は、誠実と忠誠を意味する。

かごの中にある玉の数は、欲しい子どもの数を表すなど、すべてのスプーンが、すてきな意味が込められて彫られています。

ウェールズのお土産としても売られているので、訪れたときは意味を込めて選んでくださいね。

ウェルシュウイスキー

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ウェルシュ地方では、ビールやワインなどの醸造酒は古くから造られていましたが、ウイスキーなどの蒸留酒が造られたと記録に残っているのは、中世になってからです。

19世紀になると禁酒運動が盛んとなって、ウェルシュウイスキーの生産が減少されていき、1887年には新酒が造られることなく終わってしまい、その後113年の間、ウェルシュウイスキーはこの世から消えていました。

しかし2000年に、ウェルシュ地方にペンダーリン蒸留所が設立され、ウイスキーの蒸留を始めたのです。

ペンダーリン蒸留所

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ブレコンビーコンズ国立公園は、原始的な風景が残る場所。そこからほどなくしてペンダーリン蒸留所があります。

最初の蒸留は、2000年9月14日。それから約4年後の2004年3月1日、シングル・モルト・ウイスキーのペンダーリンが発表されました。

セント・ディビットデーであった同日は、チャールズ皇太子も出席されての盛大なセレモニーでした。

その後、たくさんの称賛や評価があり、最高級のプレミアム・ウイスキーとなりました。

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ビジターセンターは、2008年の6月にオープンしました。

ビジターセンターを開設したのは、ウェールズのウイスキーの歴史を知ってもらい、スコットランド、アイルランド、アメリカのウイスキーの蒸留の違いを知ってもらうためです。

2016年には、ウェールズの観光としての地位を確立し、35000人の見学者を見込んでいます。

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世界で一つしかない蒸留器をもつ、ペンダーリン蒸留所。

この蒸留器をつくったのは、電気分解におけるファラデーの法則を発見し、陽極、陰極、イオンの言葉を定着させた、物理学者サー・マイケル・ファラデー博士の子孫、デビット・ファラデー博士です。

蒸留器は、単式と連続式の2つの型があるのですが、デビット・ファラデー博士が開発したのは、単式と連続式を組み合わせたもの。

2つを組み合わせたものなので、特殊な構造をしていて、一度の蒸留で92%のアルコール度数の蒸留液ができます。
その後加水して、アルコール度数を下げます。

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熟成樽は厳選されたバーボン樽を焼き、そのできた炭によって、蒸留中に発生した化合物を取り除きます。

ウェルシュウィスキーは、その後マデイラ樽で熟成させます。マデイラ島でのみ生産されている甘いワインで、そのワインを造った樽で、さらに熟成させるのです。

モルトウイスキーは、麦芽の質、良水、熟成中の気温や場所などいろいろなことが加味されてできあがっていきますが、ウイスキーの色や香りは、樽の種類やなんの熟成に使われていたかが大きな要因となるので、こだわって吟味しています。

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見学の後の試飲タイムは、2種類味わうことができます。

スモーキーさがないので、初心者でも飲みやすいウイスキーですよ。

ペンダーリン蒸留所ビジターセンター(Penderyn Distillery Visitor centers)

住所:
Pontpren,Penderyn CF44 OSX UK
営業時間:
9:30~16:00
アクセス:
ブレコンビーコンズ国立公園から車で17分
定休日:
不定期
電話番号:
+44 1685 810 650
料金:
大人1人£8.50(2種類の試飲あり)、上院議員市民・18歳以上の学生£6.50(2種類の試飲あり)、18歳未満のグループ訪問£6.50、保護者同伴の18歳未満無料
予約制:
上記の電話番号にかけて予約する、またはメールVisitor@welsh-whisky.co.uk
夜の蒸留所ツアー:
予約制で10人~20人まで可能、月~金£18、土日£22
マスタークラスツアー:
ガイド付き、シングルモルトウイスキーの試飲、所要時間2時間30分

まとめ

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ウェールズ地方は、大きな木が生えない土地で、低木ばかりなので、ずっと山が続いているように感じます。

どこまでも続く道のりに、星空もキレイです。

自然とともにあるペンダーリン蒸留所のウイスキーをぜひ、味わってみてください。

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